胡蝶蘭3本立

商品ID: 3067

胡蝶蘭3本立

3本立 大輪 紅白 胡蝶蘭
高さ 約85cm
約30リン以上 (つぼみ込)
※豪華ラッピング・御札等無料。


紅白の胡蝶蘭、3本立てです。

おめでたい印象の紅白の胡蝶蘭になります。清楚でピュアなイメージのある白に紅色が組み合わさり縁起も良く、繁栄を印象づけるイメージがありますので、贈られる方にたいへん喜ばれるのではないでしょうか。

華やかで縁起の良いお花ですので、さまざまなお祝いのシーンにおすすめできます。結婚・出産祝い、オフィスやお店などの新規開店、改装、周年のお祝いにもおすすめです。またアーティストの個展祝い、音楽家の演奏会開催祝いなどにもお使いいただけそうです。

価格: ¥11,000 (税込) 送料無料
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胡蝶蘭の歴史


特別な贈り物として重宝されてきた胡蝶蘭ですが、日本ではいつ頃から胡蝶蘭が贈答品として愛されるようになったのでしょうか。

19世紀にヨーロッパで「蘭ブーム」が起きたことにより発見された胡蝶蘭ですが、ブームのきっかけは、南米からイギリスに偶然持ち込まれた「カトレア」という蘭の仲間でした。南米から持ち込まれた荷物に偶然紛れ込んでいたカトレアの株が開花し、今までになかったその魅力的な色と形から、王侯貴族や富裕階級の人々を虜にして行きました。 彼らはもっと珍しい蘭やまだ見たこともない蘭を求めて世界各地に蘭ハンターを派遣し、東南アジアの熱帯ジャングルの中で胡蝶蘭の原種が発見しました。

そしてイギリスに持ち込まれた胡蝶蘭は、羽を広げた蛾のようだったことからギリシャ語で「Phalaenopsis(蛾のような)」と名付けられました。今では和名で胡蝶蘭と書くことからも、羽を広げた蝶のような優雅なイメージがありますが、原種の胡蝶蘭の花のほとんどは茶色いものなどが多かったことから「蛾のような」という名前になったようです。原種のなかでは1割程度しかなかった白い胡蝶蘭を中心に品種改良していくことで、今の私たちが知るような美しい姿へと変わっていったと考えられています。

胡蝶蘭が初めて日本に持ち込まれたのは明治時代と言われています。まだ栽培環境が整っておらず、栽培が非常に難しかったので、胡蝶蘭を扱う農家はごくわずかだったようです。そのため非常に高価で、裕福な人々だけが観賞できる嗜好品でしたが、徐々に安定した栽培するための設備、技術が発達していき、胡蝶蘭を栽培しようという農家も増えていきました。これにより日本国内での胡蝶蘭の栽培量と流通量は一気に増え、徐々に一般市民にも親しまれるようになっていったと言います。品種改良と栽培技術の進歩によって、胡蝶蘭そのものもより丈夫な植物となっていきました。

現在では、胡蝶蘭はハウスでの徹底した温度管理のもと、年間を通して鮮度の高い胡蝶蘭を安定的に生産できるようになっています。生産環境が安定していったことにより価格も比較的安価になり、胡蝶蘭はお祝い事に贈る定番の贈答品として、幅広い用途で利用されるようになったと考えられます。

胡蝶蘭のこのような歴史や背景を知っていると、気軽に楽しめるようになったありがたみを感じますよね。ぜひ歴史の詰まった胡蝶蘭を大切な方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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