トネリコ7号 (ラスターポット付)
トネリコ7号 (ラスターポット付)
高さ 約90~100cm前後
※こちらの商品は本州お届け限定商品となります。
※植物のため、形状や高さはお写真と多少異なる場合がございますのでご了承下さいませ。
トネリコは古くから日本に自生している馴染み深いグリーンです。小ぶりで控えめな葉はどんな空間にもマッチし、洋風のインテリアにも和室にも相性のよいおすすめのインテリアグリーンです。野球のバットや家具の材料として使われたり、樹液を煮詰めて墨と混ぜ写経に使われたりしていたことから「威厳」「偉大」といった花言葉がついています。
屋外でも育てることが可能ですので、ご家庭の庭木や玄関前のシンボルツリーとして、カフェやレストランの中庭やテラスなどに飾ってお洒落な空間づくりに、様々なシーンで飾った空間をワンランク上のお洒落な空間へと導いてくれます。
耐寒性に優れ、一年中青々とした姿を鑑賞することができます。頻繁な水やりの必要もなく、これから観葉植物を育ててみたいと考えている方にもおすすめできるグリーンです。
日本やヨーロッパで大切にされてきたトネリコ
それは、「トネリコ」です。本州の中部より北の産地に生息していまます。ツヤのある小さな葉をたくさんつけ、さわやかな雰囲気のある植物です。観葉植物以外には、公園に植えられたり街路樹に用いられたりしていますので、知らず知らずのうちに目にしているかもしれませんね。観葉植物以外にも、野球のバッド、テニスのラケット、農具、家具、傘の柄などにも使われています。古くは、トネリコの皮から採れるニカワを写経に使う墨と混ぜて使っていました。また、樹皮を薬の原材料としても用いられていたと言われています。
トネリコが親しまれてきたのは日本だけではありません。ヨーロッパにもトネリコは生息しており、特に北欧では聖なる木とされてきました。北欧神話を読むと、トネリコ「イグドラシル」の枝の上に世界が広がっていると考えられていたことがわかります。また、トネリコは魔除けとしても用いられてきました。例えば、古代ヨーロッパでは、悪意を持って人を睨みつけるとその人を呪えると信じられてきました。これを「邪視」といい、トネリコは邪視による呪いから身を守ってくれる効果があるとされていたのです。
日本では写経の墨に使われ、ヨーロッパでは魔除けに用いられるなどしているトネリコは、神聖視されてきたのかもしれません。そのためか、トネリコの花言葉は「威厳」「偉大」「荘厳」です。これらの花言葉はさわやかで穏やかな姿からは想像できないかもしれません。しかし、こうしたトネリコの歴史をひも解いてみると、こうした壮大な花言葉がつけられていることも納得できそうです。
日本に生息しており人々にとってなじみ深い植物ですから、トネリコは親しみやすい観葉植物ではないでしょうか。小さな葉を生い茂らせる姿は涼しげで、どのようなお部屋にもマッチしそうです。和室にはもちろんのこと、洋室やオフィスなど、場所を選ばずに飾っていただけるのではないかと思います。スケールの大きさを感じさせる花言葉が付けられていますが、気軽に飾ったり大切な方にプレゼントしたりしてみてはいかがでしょうか。