スタンド花を初めて贈ってみたい!そんな時どうしたらいいの?
スタンド花を初めて贈ることになった時に、『どこに注文したらいいの?』『相場はいくらくらい?』『スタンド花を贈る時に注意するポイントは?』などとわからないことがたくさんあるかと思います。ブーケを贈った経験がある人は多いかと思いますが、スタンド花を贈る機会はそう多くはないため、わからないことが沢山あるのは、当たり前のことです。
ブーケに比べて、スタンド花は贈る時の注意点がいくつかあります。
この記事でスタンド花について理解を深めることができ、スタンド花を初めて贈る時に相手に満足してもらえるようにポイントや注意点について紹介をしたいと思います。
スタンド花ってなに?
スタンド花とは、スタンドを用いた花装飾です。お店の開店の時に店頭に飾ってあるものを。よく見かけたりすると思いますが、スタンド花といっても種類は様々で、脚のついたスタンドに豪華で華麗な花やバルーンなどでの装飾がされていて、とても見応えがあります。
また、舞台やコンサート会場、公演などの入り口にも飾られていることも多いです。結婚式などの贈り物としてもプレゼントされています。
スタンド花は、花・オアシス(花器)と脚の3つで成り立っていて、高さもあって存在感もとても強い、花を使った贈りものです。
スタンド花の特徴
スタンド花はブーケに比べてとても大きくて存在感があります。そのことから、普段使いのプレゼントとしてではなく、セレモニーや人生における大事なイベントなどの多くの人に見てもらえるシーンで贈られることが多くなっています。
お店の開店お祝いや病院の開院祝い、発表会や公演などのシーンで贈られるスタンド花ですが、お祝いの気持ちを相手に伝えたり、感謝の気持ちを伝える手段として贈られることも多いようです。
スタンド花は種類もいろいろある!
スタンド花と言っても、大きく分けて4つの種類があります。スタンド花は種類でも見た目が全く異なってきますので、どの形のスタンド花を注文したいのかを種類別に見ていきましょう。
花装飾が1段のスタンド花
1番よく見かけることの多いスタンド花の種類です。スタンドの上に、花を装飾してあり、スタンド花の中では1番シンプルなものになります。
初めて贈る時には、シンプルなスタンド花から検討してみるのもおすすめです。1段のスタンド花でも、花材は華やかなものを選べば、存在感の大きい華やかなスタンド花にすることができます。少し物足りない時には、スタンドの部分を装飾することもできるので、見ごたえのあるスタンド花になるでしょう。
花装飾が2段のスタンド花
花装飾が2段になったスタンド花で、1段に比べてとても華やかに見えます。上下で同じ花を使う時もありますし、それぞれに花を選んで贈ることもあります。スタンドの脚部分がほとんど花で隠されるために、花だけで華やかにできるので、見ていてとても綺麗です。
モチーフデザインのスタンド花
キャラクターの形や、ロゴや贈る人の好きなものを形取ってモチーフを装飾するスタンド花です。モチーフの形のスタンド花は、存在感も大きくてとても目立つので多くの人の目を惹くことができます。
モチーフデザインのスタンド花は、オーダー対応できるお店もあれば対応していないこともあるので、事前にお店への確認をしましょう。
複数連結型スタンド花
いくつかのスタンド花を連結させて、華やかさを強く出せるスタンド花です。
花装飾の占める範囲が大きくなるだけ華やかを出すことができる点と、装飾したい場所を統一感を持たせて装飾できる利点があります。
1段と2段のスタンド花や、アレンジメントを連結させてスタンド花を作ることが多いです。モチーフデザインのスタンド花と同様で、お店によってはできるお店とできないお店もあり、打ち合わせの時にしっかり伝えたいことを伝えてアレンジ花をオーダーするようにしましょう。
スタンド花のシーン別の選び方
スタンド花を贈るシーンは特徴のところで紹介をしましたが、それぞれに贈る時の注意やマナーがあります。
シーンに合わせて相手に喜んでもらえるように、選ぶ時の注意点に気をつけながらスタンド花を贈るようにしましょう。
開店や開院・移転などの新しい門出のシーン
新しいお店の開店の時に、スタンド花がたくさん並べて飾られているのを見たことがある方も多いと思います。
お祝いとして開店時にスタンド花を贈ると、お店の開店を周りに知らせる効果や、自分自身とお店との宣伝になるので、喜ばれやすいです。
開店祝いや開院祝い、移転祝いなどのシーンには、お店のイメージに合わせたスタンド花を贈るようにしましょう。
ただし、真っ赤なスタンド花は、火事を連想させてしまうので、赤色は避けるのがマナーです。目立つ色で選んでしまいやすいのですが、避けるようにしましょう。
お店のロゴやイメージ、雰囲気に配慮してお店のテーマカラーや贈る相手のイメージを連想した色味でスタンド花のベースを決めていくと、喜ばれやすいです。
また、お祝いなので縁起の良い花を組み込むこともお勧めです。合わせて花言葉が『門出・よろこび』のスイートピーや、『希望』の花言葉のガーベラなどもお勧めです。
『幸せが舞い込んでくる』の花言葉の胡蝶蘭も最適な花材といえるでしょう。
開院時にお勧めなのは、奇抜ではない清潔感のあるデザインです。具体的には、赤やオレンジ・色味の濃い黄色などで、これらの花は患者さんやその家族に安堵を与えるのに適していないために、薄い色やグリーン・白などの花などが色味ではお勧めの花材になります。
色だけではなくて、花の種類も奇抜な形のものは避けた方が良いでしょう。
また、出血を連想させる色の赤は、できれば避けるようにしましょう。
公演やショーなど演出時の華やかなシーン
公演やショーなどの晴れ舞台でも、スタンド花を贈り物として選ぶことが多いです。
華やかなシーンでスタンド花を贈る時にも注意点があります。花の持ち込みが禁止の会場もありますので、ブーケも同じですが花を贈っても良いのか確認を行うようにしましょう。特にスタンド花は、スペースの問題もあるために事前に必ず確認してから搬入のタイミングや時間帯についても調整が必要となります。
会場へ迷惑をかけないように、贈る相手への負担にもならないような事前の確認を行ってから贈ることが大切です。
発表会などは、サイズの指定やお店の指定がある場合もあります。こちらも併せて贈る相手に確認を行ってから贈るようにしましょう。
公演では、演者の相手が好きなカラーや公演のイメージを伝えてスタンド花の依頼を行うとより喜ばれることが多いです。公演がより華やかになるように、比較的華やかな花材でオーダーを行うのもおすすめです。
発表会にスタンド花を贈る時にも、発表者のイメージや発表内容のイメージでスタンド花の依頼を行うとよいでしょう。
最近では、子どもの発表会のスタンド花としてバルーンを使ったスタンド花も人気です。子どもらしい可愛いアレンジになりやすくて子どもも喜び、会場も華やかになることが多いです。
ただし、バルーンを使ったアレンジが禁止されている会場もあるため、必ず確認は行うようにしておきましょう。
アレンジに挿すタイプのバルーンは良いのですが、アレンジの上に浮かばせるバルーンは場所が必要なことも多いために、会場でのスペースも忘れずに確認をしてください。
スタンド花を注文するにはどうしたらいい?
開店お祝いや公演の贈り物として、スタンド花を贈ってみたい!そう思った時に、どうやって注文したら良いのでしょうか?
普段なかなか贈る機会のないスタンド花は、どこにどのような方法で依頼をして良いのか?どんな情報が必要なのか?何に配慮して注文したら良いのか?そう思われることが多いと思います。
「いろいろ大変そうなので、花束にしておこうかな。「「いつもと同じ、胡蝶蘭の鉢でいいや」なんて思ってしまうかもしれませんが、せっかくなら存在感のある華やかなスタンド花を贈ってみましょう。
スタンド花の注文方法
意外と注文方法は簡単です。あまり知られていないスタンド花の2つのパターンの注文方法について紹介したいと思います。
スタンド花は、大きなアレンジになりますのでお店からトラックや配送車でお届けできる場所への配送と、エリアが限られてしまいます。そのために、注文時には配送できる地域なのかも必ず確認が必要になりますし、遠方の人にスタンド花を贈る時には贈る相手に近い店舗での注文を行うべきですので、それも合わせて注意したいポイントになります。
1.近所の花屋でスタンド花を注文する
近所の花屋さんでスタンド花を注文する方法ですが、花屋さんによってはスタンド花を扱っていない店舗が多くあります。
都内や大きな系列店では、スタンド花を扱っていることも多いですがなかなかスタンド花を扱っている実店舗は少ないために、あらかじめネットで調べて問い合わせを行う必要があります。
花屋さんを通る時に、店頭やお店近くでスタンド花のアレンジを製作されている店舗がありますので、普段からスタンド花を扱っているお店などを見かけたらチェックをしておくとよいでしょう。
近所の花屋でスタンド花を注文する方法の利点として、実際の花やアレンジのテイストを見て信頼できる花屋さんに依頼をできるといった点があります。
なので、もし近くにスタンド花を扱っている店舗があれば、直接のやりとりもできて実際のイメージにより近いスタンド花のアレンジを依頼できるチャンスです。
近所の花屋さんでもしスタンド花を扱っている店舗を見つけたら、是非来店をしてイメージを伝えて検討してみましょう。
2.ネットのサイトで注文する
近所の花屋でスタンド花を注文する方法よりも、一般的になっているのが花屋のネットのサイトで注文をする方法です。ネットショップも増えてきている時代で、花屋のショップもネットで購入できる店舗もかなり増えています。
ネットでスタンド花を購入する利点として、具体的な花のイメージができる写真がサイトに掲載されていたり、値段もきちんと表示されていることが多いです。
贈りたいときに、いつでもネット環境があれば注文できる利点もあったり、他の店舗との比較も容易になります。実際に来店して注文する必要がないために、手間も少なくて贈ることができます。
スタンド花の金額の相場
スタンド花の金額は、スタンド花の種類によって異なります。高いものでは10万円以上もするものもありますし、スタンダードなものであれば1万円程度の金額で注文をすることが可能です。
花の種類や花材でも異なってきますし、アレンジが1段なのか2段なのか、デザインモチーフのものかバルーン装飾などがあるかでも値段が異なってきます。
1段タイプで相場は1万円〜3万円のものが多く、1番人気なのが1万五千円くらいのものの店舗が多いです。2段になると、2万円〜5万円くらいの相場となり、1番人気のものは2〜3万円のことが多いようです。
ただし、華やかさをより見せたい時や芸能関係でのシーンでは5〜7万円のスタンド花も多くなっているようです。また、会社からのスタンド花の贈り物などは、会社の予算に応じて高めで設定されることも多くなっています。
スタンド花を注文するときには、予算を決めた上で実際に購入したいサイズやデザインで検討をしてから注文を行うようにしましょう。
スタンド花に立て札は必要?
スタンド花には、立て札を立てることが多いです。贈る相手の名前や店舗名、メッセージ、贈り主の名前や会社の名前などの3つのことを立て札に書くことでスタンド花の花と同じくらいの印象をスタンド花を見る人に与えるものです。
スタンド花を見てくれる人たちに、お店の名前を覚えてもらう宣伝効果があるのも、スタンド花の特徴です。そのため、贈る相手の店名の表記やつづりなどは間違いのないように、確認を行ってから注文をするようにしておきましょう。
スタンド花のイメージを崩してしまうような立て札は、飾る場所の雰囲気を壊してしまう恐れがあるために華美すぎない立て札を使うようにするのがマナーです。立て札についてわからない場合には、スタンド花を扱っているお店の人は、スタンド花や立て札について詳しいため、相談をして決める方法もあります。贈る相手にとっても、自分にとっても立て札がいかせるように立てるようにしておきましょう。
スタンド花を注文する時に伝えるべき情報は?
スタンド花を注文する時に、必要な情報を以下にまとめてみました。実際にスタンド花を注文する時に参考にしていただければと思います。
スタンド花の種類
1段なのか2段なのか?モチーフデザインなのか、複数連結型なのかなど、スタンド花の種類を伝えるようにしましょう。種類についてよくわからない場合には、イメージをお店に伝えた上で、予算と合わせた検討をお店に依頼することが大切です。
スタンド花を贈るシーン
どういったシーンでスタンド花を贈りたいのかを、具体的にお店の人に伝えるようにしましょう。また会場や贈る場所がある場合には、場所の情報や会場や贈る相手に確認をした内容もお店に伝えると、より安心です。
スタンド花を贈る相手や店舗のイメージや花の希望
スタンド花を贈る時に大事な情報として、スタンド花をどういうイメージにするか決める必要があります。相手のイメージや店舗のロゴ、ショーのイメージなどの具体的なイメージを連想してお店の人に伝えるようにしましょう。贈る相手のイメージに合ったスタンド花を依頼するための大事な情報です。贈る相手の好きな花なども伝えておくことで、組み込んでもらえることがあります。
スタンド花の予算
お店に希望を伝えた上で、叶えることのできる希望と実際には難しい要望も、予算に併せてお店の人が条件提示を行ってくれることがあります。希望だけを伝えて、気づけばなかなか高価なスタンド花になってしまっていた!なんてこともあるので、必ず予算は伝えるようにしておきましょう。
お店によっては配送料が別途必要なこともありますので、予算が決まっているのであれば配送料も併せて予算を立てて相談を行うようにするのがベターです。
スタンド花を贈る相手や企業名
スタンド花を贈る相手の情報も必要になります。立て札への記載にも必要になりますので、必ず誤字や表記ミスのないように、スペルの確認を行ってから伝えるようにしておきましょう。
スタンド花を贈りたい場所と配送の日時
配送時の情報として必要になります。また配送が可能なのかの確認のために、注文前に必ずお店に配送可能なエリアなのかの確認をはじめにしておきましょう。打ち合わせや注文をした後に配送が難しい場所だったなんてことがないように確認が必要です。
また、ホールや会場などは配送可能な時間の制限や配送ルートなどの規制もあります。事前にしっかり確認を行ってからお店に相談をするようにしましょう。
スタンド花を贈ってみましょう!
スタンド花は、普段なかなか贈る機会がなくてわからないことだらけと思う人も多いですが、ポイントや注意点に気をつけて注文を行えば容易に贈ることができます。
喜ばれるスタンド花を、相手のイメージやお店のロゴや雰囲気に合わせてオーダーしてみましょう。シーンに合わせたイメージに近い華やかなスタンド花を贈ることで、贈る相手が嬉しくなるようなスタンド花を贈ってみましょう。
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