フラワーギフトは贈る相手や目的で選ぼう！ギフトの種類や人気のお花もご紹介
華やかなお花を貰えば、自然と受け取った人の顔もほころぶものですよね。フラワーギフトは、老若男女に喜んでいただける贈り物です。しかし、いざフラワーギフトを選ぶとなると、迷ってなかなか選べない方も多いのではないでしょうか。
フラワーギフトはさまざまな種類があり、種類ごとに異なる特徴やメリットがあります。せっかくの贈り物ですから、贈る相手に喜んでもらえるギフトを選びましょう。
今回は、フラワーギフト選びにお悩みの方向けに、選び方のコツやおすすめのギフト種類、人気のお花などについてご紹介していきます。
贈り物に迷ったらフラワーギフトを選ぼう
食べ物のギフトですと、相手の好みや体質によってはあまり好ましくない場合もありますが、眺めて楽しめるお花のギフトにはそのような失敗もありません。美しいお花を目の前にすれば、自然と表情も華やぎ、気持ちも和みます。
また、お花はさまざまな種類があり、贈る季節や時期によっても旬のお花が変わります。
季節感を意識したお花や、相手の好きなお花をプレゼントすれば、もっと喜んでいただけるでしょう。
フラワーギフトに手紙やメッセージカードを添えてみたり、お花の持つ花言葉を添えて、さりげなく心を伝えるのもおしゃれですよね。
フラワーギフトは、お祝いや記念日以外のシーンでも、お見舞いやお悔やみなど、あらゆるシーンでも活躍する贈り物であることも、フラワーギフトが多く選ばれる理由です。
フラワーギフトの種類から選ぶ
フラワーギフトと言えば、まずは花束を思い浮かべる方がほとんどでしょう。
しかし、フラワーギフトの種類はさまざまで、目的や予算、相手の好みに応じて臨機応変に選ぶことができます。
花束をはじめ、カゴなどに生けるフラワーアレンジメント、箱の中にお花を敷き詰めたボックスフラワー、特殊な加工が施された水やり不要のプリザーブドフラワーなど、アレンジも多様です。忙しい方には世話をする必要がないボックスフラワー、園芸好きの方には鉢植えなど、贈る方に合ったものを選ぶとさらに喜ばれるでしょう。
相手の好きなお花や色から選ぶ
贈る相手の好みの色や、お気に入りのお花をご存知でしたら、相手の好みに沿ったフラワーギフトを贈りましょう。ピンク系のかわいらしい色合い、青系の落ち着いた雰囲気が好き、グリーン系のすっきりとした色など、相手の雰囲気や好きな系統を思い浮かべてギフトを探せば、きっと素敵な贈り物になります。
相手の方も、自分の好みを知っていてくれたのだなと嬉しく思うはずです。
もしはっきりと好みが分からなければ、その人が普段着ている服の色や、身に着けている小物、デスク周りのグッズなどを思い出してみましょう。
着用するものや普段から使うものには、必ずその人の好みが表れますから、参考になるはずですよ。
贈る目的から選ぶ
相手に手渡しすることが多い誕生日や記念日などには、花束・ブーケタイプが人気です。
ささやかなお祝いには小ぶりな花束、盛大にお祝いする日には豪華なブーケなど、お祝いの度合いに応じてボリュームが選べるのもポイントです。
入学や出産など、お祝いのシーンで花を贈るときは、鮮やかな色合いのものを選びましょう。
開店祝いやビジネスシーンでのフラワーギフトには、高級感のある胡蝶蘭がおすすめです。適しています。「幸せが飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持つ胡蝶蘭は、お祝いの気持ちを表現するお花としてぴったりです。
また、土地に「根付く」お客さんが「根付く」という願いも込めて、鉢植えで贈るとより喜ばれるでしょう。
送別会などの皆の前で渡すギフトとしては、ワンサイドブーケが適しています。
持ち手が長く作られたワンサイドブーケは、相手の方も受け取りやすく、手提げ袋などを用意すれば持ち帰りやすいのもメリットです。
このように、贈る相手の状況や贈るシーンに考慮して選ぶと、フラワーギフトは選びやすくなります。
花言葉で選ぶ
お花は、種類や色別に付けられた花言葉をそれぞれ持っています。
あなたから相手の方へ伝えたい気持ちやメッセージが決まっているのでしたら、その気持ちに近い花言葉を探してみましょう。フラワーギフトの際に花言葉を意識して贈る方は、意外と多いものです。
ただし、花言葉はポジティブな意味とネガティブな意味の両方を兼ね備えていることも多くあります。メッセージカードに花言葉を添えて贈れば誤解を生みませんし、受け取る嬉しさも格別ですね。
予算で選ぶ
とにかくたくさんありすぎて決められない！というときには、まずはざっくりと予算組みをしてみましょう。
だいたいの予算を決めれば、自ずと選択肢の幅は狭まりますから、ぐっと選びやすくなりますよ。店頭などで花束を作ってもらう際には、まず予算を伝えておくとお店の人も花材を選びやすくなります。また、使いたい花材があればリクエストしてみましょう。
ただし、予算内でバラなどの単価が高いお花をたくさん使うと、その分ボリュームダウンしてしまいます。
ボリュームを優先するのか花材にこだわるのか、お店の人ときちんと相談して、完成時のボリューム感の希望も必ず伝えておきましょう。
たくさんあるフラワーギフトの種類
ちょっとした日常的な贈り物から、記念日の豪華なお祝い、インテリアグッズとしてのささやかなプレゼントなど、用途に応じてフラワーギフトの種類を選ぶのも、ギフト選びのコツです。
ここからは、フラワーギフトのさまざまな種類と、それぞれの特徴について解説していきます。
花束・ブーケ
フラワーギフトの定番であり王道とも呼べる花束は、いかなるシーンにおいても活躍してくれるギフトです。
手軽に贈れるミニサイズのブーケから、両手で抱える大きな花束まで、お祝いの場を華やかに彩ってくれます。
花材の他に、葉物や枝物を使うことでがらりと雰囲気が変わりますし、ラッピングの包装紙やリボンにもこだわって選べば、贈る相手の好みに合わせた素敵なギフトに仕上がるでしょう。
メリットとしては、軽いため持ち運びができる、お花を活けて楽しめる、大きな花束はいくつかの花瓶に分けて飾っていただける、ドライフラワーにしても楽しめることなどがあります。
反対にデメリットとしては、花瓶などの器の用意が必要な点や、お花の手入れが不慣れな人や忙しくされている方にはお世話が大変かもしれないという心配があります。
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントとは、カゴなどの花器に入れた吸水スポンジにお花を生けたアレンジです。
メリットは、花束と違い花瓶へ移す必要がないこと、スポンジに水を吸わせるだけの簡単なお手入れで済むこと、貰ったままの形で美しく飾ることができる、デザイン性に優れておりインテリアとしても楽しめる点です。
デメリットとしては、花瓶に生けるお花と違いお手入れができないので、花もちが長くありません。
普段からお花を生ける習慣がない方や、花瓶を持っていなさそうな方、忙しくて家を空ける時間が長い方などには嬉しいフラワーギフトです。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーとは、特殊な液体によってお花の色を抜いてから着色し加工された、長く鮮やかな色を保つお花です。
触り心地もやわらかく、生花と間違えるほどの仕上がりになります。
鑑賞期間は5年以上にもなり、その間水やりなどは不要です。特殊加工されている分、生花に比べると価格は上がりますが、長く楽しめることを考えればお得な気もしますね。
ボトルに入ったものや箱に入ったものなど、生きて呼吸をする生花と異なり、アレンジの自由度が高まります。
デザイン性に優れているものが多く、インテリアアイテムとしても人気の高いギフトです。
ボックスフラワー
ボックスフラワーとは、箱の中に色とりどりのお花を敷き詰めたアレンジメントです。
見た目は普通のラッピングボックスで、開けるまで何が入っているか分かりません。
箱の中にお花が敷き詰められているとはなかなか思い浮かびませんから、驚かせるサプライズ演出もできるギフトです。
使われるお花には、先ほどご紹介したプリザーブドフラワーと生花の2種類があります。
中でもプリザーブドフラワーは、水やりが要らずに美しい花を長く楽しめるため人気です。
生花は長持ちしませんが、蓋を開けたときの生花ならではの香りや、みずみずしい色合いを味わうことができますので、どちらもおすすめです。
ボックスフラワーのメリットは、箱に入っており軽いため、持ち運びが簡単であるところです。
外出先や、レストランの食事の後に手渡すのもおすすめですよ。
ダイニングテーブルや棚の上、玄関先など、飾る場所を選ばない形状ですので、インテリアグッズとしても可愛らしいです。
鉢植え
お花や観葉植物を育てるのが好きな方には、鉢植えのギフトをおすすめします。
これまでご紹介した花束やフラワーアレンジメントなどの切り花とは異なり、お花本来の活き活きとした姿を長く楽しむことができますよ。
いちばん美しい状態で渡される花束も嬉しいですが、つぼみから育てて美しい花を咲かせるのもお花を育てる醍醐味ですよね。
大型の観葉植物ですと置き場所に困ってしまうかもしれませんが、小ぶりの花鉢なら室内でも育てられます。
初心者の方でも育てやすいお花の種類もありますので、お店の人と相談して選んでみてはいかがでしょうか。
スワッグ
スワッグは、近年人気が高いお花を使ったインテリアアイテムです。
ドイツ語で「壁飾り」の意味を持ち、束ねたお花を逆さにして飾ります。
このスワッグを麻紐などに吊るしたひも状のものは「ガーランド」と呼ばれています。
シンプルなお部屋でも、スワッグがひとつ飾ってあるだけでおしゃれな空間が生まれますよ。もともとドライフラワーで作られているスワッグもありますが、生花で作るスワッグであれば、風通しの良い場所で吊るしておけばそのままドライフラワーになってくれます。
最近では、お気に入りのお花を買って自分でスワッグを自作して楽しむ人も増えてきてい流ようです。
贈る相手の好きなお花を集めて、心を込めた自作のスワッグをプレゼントするのも喜ばれるかもしれません。
ハーバリウム
雑貨屋やインテリアショップなどで見かける機会が増えたハーバリウムは、瓶などに入れたお花をオイルに浸した「植物標本」です。
中に入れるお花には、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用します。
1年以上も美しさを楽しめるため、インテリアグッズとして人気のアイテムです。
専用のオイルを使えば誰でも手軽に作れるので、最近ではハーバリウムを手作りする人も増えています。瓶を揺らすとオイルの中でゆらゆらと踊るお花はとても美しく、幻想的な雰囲気もありますね。
長期間楽しむことができ、インテリアとしても映える人気のフラワーギフトです。お手入れなども不要なので、男女年齢問わず手軽に花を楽しめます。
プリザーブドフラワーで作られたハーバリウムはカラーバリエーションが豊かですので、より幻想的な印象になるでしょう。
フラワーギフトに人気のお花と花言葉
次は、フラワーギフトに欠かせない、特に人気が高いお花の種類をご紹介していきます。
フラワーギフト選びには花言葉も大切です。
お花には種類ごとの花言葉と、色別の花言葉もありますから、贈る相手の人柄や雰囲気、思い出深いエピソードなどを思い浮かべながら、ぴったりな花言葉を探してみてはいかがでしょうか。
バラ
| 全体の花言葉 | 「愛を持つ」「上品」「しとやか」 |
| 赤 | 「情熱」「熱烈な恋」 |
| ピンク | 「温かい心」 |
| 白 | 「純粋」「尊敬」「清らかな愛」 |
| オレンジ | 「爽やか」「無邪気」「愛嬌」 |
赤いイメージが強いバラですが、やわらかいパステル調の色合いや、色褪せたようなセピア調のものなど、さまざまなバリエーションがあります。
「愛情」を表す花言葉が多いため、プロポーズや恋人へのプレゼントにぴったりですね。
真っ赤なバラが苦手な方もいらっしゃるので、そういった方には少し控えめな色味のバラを贈ってみてはいかがでしょうか。
本数によるバラの花言葉
また、バラには本数によって異なる花言葉があります。
一部ではありますが、ギフトにぴったりな花言葉の本数をご紹介しましょう。
| 1本 | 「一目惚れ」「私にはあなたしかいない」 |
| 3本 | 「愛しています」「告白」 |
| 4本 | 「私の愛は死ぬまで変わらない」 |
| 5本 | 「あなたに出会えて本当に嬉しい」 |
| 6本 | 「あなたに夢中」 |
| 7本 | 「ひそやかな愛」 |
| 8本 | 「思いやりに感謝」 |
| 9本 | 「いつもあなたを想う」「いつも一緒にいてほしい」 |
| 10本 | 「あなたは完璧」「可愛い人」 |
| 11本 | 「最愛の人」 |
| 12本 | 「私と付き合ってください（妻になってください）」 |
| 13本 | 「永遠の友情」 |
| 14本 | 「誇りに思う」 |
| 25本 | 「あなたの幸せを祈っています」 |
| 99本 | 「永遠の愛」「ずっと一緒にいてください」 |
パートナーや恋人への愛情を伝える言葉も多いですが、5本の「あなたに出会えて本当に嬉しい」や8本の「思いやりに感謝」、13本の「永遠の友情」や、25本の「幸せを祈っています」などは、友人やお世話になった恩師などに贈る言葉としてもぴったりです。
ユリ
荘厳で豪華なユリは、ゴージャスなギフトを演出するのには欠かせないお花です。
ゆりは色ごとに花言葉が違うので、ご紹介しましょう。
| 全体の花言葉 | 「純粋」「無垢」 |
| 白 | 「純潔」「威厳」 |
| オレンジ | 「華麗 」 |
| 黄 | 「陽気」 |
百合はフォーマルな印象もありますから、ビジネスシーンでも利用できますし、お悔やみのお花としても贈ることができます。
また、ユリ科のカサブランカは「ユリの女王」とも呼ばれる風格を持つ、一際豪華な花姿です。豪華さや上品さ、優雅さを演出したいときには、ユリを使ったフラワーギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
「純粋」「無垢」「威厳」という花言葉から、結婚式や尊敬する方への贈り物にもぴったりですね。
カーネーション
母の日の定番でもあるカーネーションは、ナデシコ科ナデシコ属のお花で、フリルのような波打つ花びらがボリューミーに咲きます。
花言葉は色ごとに違いますが、赤の花言葉はやはり「母への愛」。愛に関する花言葉が多いので、恋人への贈り物にもぴったりでしょう。
| 全体の花言葉 | 「無垢で深い愛」 |
| 赤 | 「母への愛」 |
| ピンク | 「美しい仕草」「女性の愛」 |
| 白 | 「純粋な愛」 |
| 紫 | 「気品」「誇り」 |
カーネーションは、あまり知られていませんが和名で「オランダナデシコ」とも呼ばれるお花です。カラーバリエーションも多くあり、定番の赤以外にも多くの色を選べますし、花びらの縁が色付いたものや複色のものもあります。
花もちが良いお花ですので、贈った後も長く美しい姿を楽しめますよ。
ダリア
抜群の存在感がある大輪の花が美しいダリアは、メキシコ原産の花です。
白いダリアは「感謝」という花言葉があるので感謝の気持ちを伝えるのにぴったりですね。
| 全体の花言葉 | 「優雅」「気品」「栄華」 |
| 赤 | 「栄華」「華麗」 |
| 黄 | 「優美」「栄華」 |
| 白 | 「感謝」「豊かな愛情」 |
カラーバリエーションも豊富にあり、贈るシーンや希望に合わせて花色を選べます。
品種も多く存在しており、咲き方も一重や八重咲き、ポンポン咲き、カクタス咲きなどさまざまで、咲き方によってだいぶ印象が変わるお花です。
ダリアが一輪あるだけでアレンジがぱっと豪華になりますので、豪華なアレンジを作りたい場合にはダリアをメインに持ってきてはいかがでしょうか。
ガーベラ
明るい印象を受けるガーベラの花には、前向きな花言葉がたくさんあります。
| 全体の花言葉 | 「希望」「常に前進」「辛抱強さ」 |
| 赤 | 「前向き」「神秘」「チャレンジ」 |
| ピンク | 「崇高美」「思いやり」「熱愛」 |
| 黄 | 「親しみやすい」「優しさ」「究極の愛」 |
| オレンジ | 「冒険心」「我慢強さ」「忍耐強さ」 |
| 白 | 「希望」「律儀」「純潔」 |
ガーベラは咲き方によってかなり印象が違ってくるお花で、お祝いのシーンや、門出を祝う贈り物にはおすすめのお花です。
一重咲き、八重咲き、スパイダー咲き、カール咲きなど、咲き方によってはガーベラに見えないような花姿もあります。
ガーベラの魅力としては、とにかく色や品種が豊富なので、アレンジのイメージによって使い分けられる点です。伝えたいメッセージや、贈る相手の人柄を表す花言葉を添えて、ガーベラを贈ってみてはいかがでしょうか。
チューリップ
愛情を表現する花言葉の多いチューリップは、恋人やパートナーへ贈るには相応しいお花だと言えます。色ごとの花言葉をご紹介します。
| 全体の花言葉 | 「思いやり」「博愛」 |
| 赤 | 「愛の告白」 |
| ピンク | 「愛の芽生え」「誠実な愛」 |
| 紫 | 「不滅の愛」 |
| 黄 | 「正直」 |
| オレンジ | 「照れ屋」 |
| 白 | 「新しい愛」 |
春の訪れを感じさせてくれるお花ですから、貰うと温かい気持ちにもなれそうですね。
チューリップはすっきりとした花姿ですので、男性にも人気があるお花です。
本数によるチューリップの花言葉
また、チューリップにはバラと同様に、贈る本数によって異なる花言葉を持っています。
| 1本 | あなたは私の運命の人 |
| 3本 | あなたを愛しています |
| 4本 | あなたを生涯愛し続ける |
| 8本 | あなたの思いやりに感謝します |
| 9本 | ずっと一緒にいてください |
| 12本 | 恋人になってください |
| 40本 | 永遠の愛を誓います |
| 108本 | 結婚してください |
本数で愛情を伝えたり、8本のチューリップで感謝を伝えたり、込めたいメッセージや気持ちによって、贈る本数を選んでみてはいかがでしょうか。
ラナンキュラス
ラナンキュラスも素敵な花言葉を持っています。
| 全体の花言葉 | 「とても魅力的」「華やかな魅力」「光輝を放つ」 |
| 赤 | 「あなたは魅力に満ちている」 |
| ピンク | 「飾らない美しさ」 |
| 黄 | 「優しい心遣い」 |
| 白 | 「純潔」 |
ラナンキュラスは、ふんわりとしたやわらかい花びらが薄く幾重にも重なり、カップ状に包まる愛らしい花姿です。
英名ではButtercup（バターカップ）とも呼ばれており、薄紙が何枚も連なるような花びらは豪華で、どこか清楚さも持ち合わせています。
やわらかな雰囲気から、女性には特に人気の高いお花ですが、白や緑色のすっきりとした色合いのラナンキュラスは男性へのギフトとしてもおすすめです。
スイートピー
フリルのようにひらひらとした可愛らしい花びらと、パステルカラーの色合いが人気のスイートピーは、「門出」の花言葉を持つ、送別シーンには相応しいお花です。
| 全体の花言葉 | 「門出」「別離」 |
| 赤 | 「優しい思い出」 |
| ピンク | 「繊細」「優美」 |
| 紫 | 「永遠の喜び」 |
| 黄 | 「判断力」「分別」 |
| 白 | 「ほのかな喜び」 |
他にも、卒業祝いや入学祝いといった門出のお祝いにも適しています。
ほのかに甘い香りも漂わせるスイートピーは花色も豊富です。
パステル調でまとめても素敵ですし、元気の出る色でまとめるのもおすすめです。
胡蝶蘭
フラワーギフトシーンにおいて高い人気を誇る胡蝶蘭は、お祝い事にはもちろんビジネスシーン、フォーマルシーン、お悔やみなどにおいても活躍してくれるお花です。
蝶が羽を広げたような花姿は縁起が良く、「幸福が飛んでくる」の花言葉も、その咲き姿から由来します。
定番の白色以外にも、赤と白で紅白の縁起の良いリップカラーも人気があります。
温室栽培が主流となっているため、一年中どの季節でも美しい姿で入手できるのがおすすめポイントです。
また、花もちが大変良いお花ですので、1～2カ月は美しい咲き姿を楽しめるのもギフトとして人気の理由のひとつです。
比較的お手入れも簡単にできる丈夫な植物ですから、法人向けのギフトで贈るものを迷われた場合には、まず胡蝶蘭を選んでおけば間違いないでしょう。
ガーデニングが趣味の方や、お花や観葉植物を育てるのが好きな方へも、鉢植えの胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、フラワーギフトにおすすめの種類や、人気のお花と花言葉についてご紹介してきました。ギフト選びに迷ったときには、ギフトの種類や贈る用途、花言葉などから選ぶのもおすすめ。きっと贈る相手にぴったりものが見つかるはずです。
フラワーギフトを選ぶのは、相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらあれこれ悩める楽しい時間でもあります。素敵なお祝いや記念すべき日をより楽しめるよう、素敵なギフトで大切な日を彩りましょう。
