胡蝶蘭

ラ・メールコラム > 胡蝶蘭 > 胡蝶蘭の値段は意外と安い?サイズや本数別の予算を紹介!

さまざまなお祝いのシーンで贈られる胡蝶蘭ですが、自分で買って贈る機会は意外と少ないですよね。
いざ贈ろうと思っても“胡蝶蘭は高い”というイメージもあり、買うのに少し身構えてしまいます。

通販サイトでも胡蝶蘭の種類が多いので、何を選んでいいのか分からなくなってしまうのではないでしょうか。
たくさんある胡蝶蘭のなかから自分の予算に合ったものを選べるように値段・価格の比較をしながらご紹介したいと思います。

胡蝶蘭の値段の違いとは?

大きさ

胡蝶蘭は大きさによって「大輪」「中輪」「ミディ」と分けられています。

  • ・大輪…花の大きさが10~15cmと女性の手と同じくらいのサイズがあり、大きくて立派です。
  • ・中輪…大輪よりも一回り小さいサズのものですが、飾りやすさと見栄えの良さ両方を持っています。
  • ・ミディ…花の大きさは6~9cmと小ぶりでたくさん花をつけるのが特徴で、上品さと可愛さを兼ね備えたものです。

輪数

輪数によって値段の違いがあります。
輪数とは花茎1本に対して花の数を指します。
大輪の場合、輪数が多いほど華やかさが増すために値段も上がっていきます。
大輪に比べてミディは花がつきやすいので、輪数によって値段に違いがでることはありません。

本数

本数とは花がついた茎の数を指します。
3本立ちと記載があれば3本の茎がついていますし、5本立ちと記載ならば5本の茎があることになります。
本数が多いほど花の数も多くなるので豪華で華やかな印象にしてくれますが、本数が多いと飾るスペースも取るので相手の置くスペースや人が通る場所に置くのかなど状況を考えてから贈るようにしましょう。
日本は古くから奇数は縁起が良いとされてきており、お祝いごとには奇数を選ぶのが一般的です。
胡蝶蘭を贈るときのマナーとして「奇数の本数を贈る」「胡蝶蘭を飾るスペースと大きさを考える」を意識して選ぶと良いでしょう。
お供えとしても胡蝶蘭を贈ることができますが、枕花なのか供花なのか、贈るタイミングに気を付けて故人の好きだった色を選ぶというのも1つの選択肢ですが、色は基本的に白を選ぶと失敗しにくく宗教的な問題もクリアしやすいでしょう。

本数別!胡蝶蘭の値段相場

一般的な胡蝶蘭は白色・白赤・ピンクの3色がメインで販売されていて、よく目にするのはこの3色ではないでしょうか。
白色の胡蝶蘭は流通が多いこともあり若干色付きより安いことが多いです。

また、青や緑などカラフルな胡蝶蘭を扱っているショップもあります。
色付きの胡蝶蘭にするためには特殊な染色技術を使い染めることから白色に比べて値段が高くなる傾向にあります。

白色に比べて5000円前後プラスされるイメージです。
本数別の値段相場は以下の通りです。

1本立

10,000円以下で購入できることが多いです。
ミディサイズの10輪程で7,000円前後、小ぶりのものだと4,000円~用意することができます。

3本立

3本立ち大輪の胡蝶蘭の予算は以下の通りです。

約25輪 10,000円~15,000円 
約30輪  15,000円~20,000円 
約35輪 20,000円~25,000円
約40輪 25,000円~30,000円

ちなみに3本立ちミディ胡蝶蘭の場合は10,000円~15,000円程度で販売されるケースが多いです。

5本立

5本立ち大輪の胡蝶蘭の予算は以下の通りです。

約45輪 25,000円~30,000円
約55輪 30,000円~35,000円
約65輪 35,000円~40,000円
約70輪 40,000円~50,000円 

また、5本立ちミディ胡蝶蘭の場合は15,000円~20,000円で販売されるケースが多いです。

7本立

7本立の胡蝶蘭になるとかなり豪華になり、1人では運ぶのが難しくなる程です。
個人で贈ることはあまりなく、法人同士の大きなイベントごとに贈られます。

約65輪  40,000円~50,000円
約75輪 45,000円~50,000円 
約85輪 55,000円~60,000円 

こうして比較してみると値段の上がり方が大体分かってきます。
1輪につき700円~800円程度が相場で、輪数にこの金額を合わせてみると値段が分かります。
相場は上記で書いた通りですが、店頭で買うよりも通販で買うほうが比較的安く手に入ることがあります。
通販サイトだと産地直送方法で送ってもらうことで中間販売手数料が抑えられているからです。

高いイメージの胡蝶蘭が意外と安い理由とは?

高いイメージのある胡蝶蘭ですが、本数や輪数、立数で値段が変わるので一概に“高い”とは言えず、選ぶものによっては低予算で購入することが可能なのです。
輪数・立数によっても印象が変わりますが花束とは違った華やかさ・豪華さがありますね。
また胡蝶蘭は1か月半~2か月と花持ちが良いので、長い目でみるとそれほど高くないのではないでしょうか。

まとめ

胡蝶蘭=高い、という印象があったかもしれませんが、胡蝶蘭の値段の決め方を知ると意外とお安く購入できることが分かったのではないでしょうか。
お祝いのイメージが強い印象の胡蝶蘭ですが特に開店祝いや就任祝い、移転祝いで贈られることが多いです。
そのほかにもお供えとしても使われることもありいろんなシーンで活躍してくれるのでおすすめの贈りものではないでしょうか。
今度からお祝いに花を贈るときは胡蝶蘭も候補にいれてみてはいかがでしょうか。