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9月の誕生花リンドウを使った秋の花束特集|敬老の日に贈るブーケにも

リンドウ 花束 イメージ

秋の訪れを感じさせる花として人気の高いリンドウ。深みのある青紫の花色は、暑さが落ち着く9月にぴったりで、季節の花束や敬老の日のプレゼントとしても多く選ばれています。さらに、9月の誕生花でもあることから、誕生日フラワーとしても特別感のあるギフトになりますよね。

本記事では、リンドウの基本情報から、秋らしさが引き立つおすすめの種類、贈る相手やシーン別の選び方、リンドウと相性が良い秋の花、デザイン別のブーケスタイルまで幅広く紹介していきます。

秋らしいフラワーギフトを探している方は、ぜひ参考にしてください。

9月の誕生花リンドウとは?

リンドウは、古くから日本で親しまれてきた秋の代表的な花で、9月の誕生花としても広く知られています。

凛とした姿と深みのある色合いが魅力で、季節の移ろいを感じさせる花として多くの人に選ばれてきました。切り花としての持ちも良いため、花束やアレンジメントにもよく使われ、敬老の日のギフトとしても人気があります。

ここでは、リンドウの基本情報と、アレンジメントでよく使われる種類について紹介していきます。

リンドウの花の基本情報

リンドウはリンドウ科リンドウ属の多年草で、日本では山地や草原などに自生する品種が多く見られます。

秋に咲く花として有名で、濃い青紫色の花は特に代表的な特徴とされています。つぼみが筒状に閉じた姿から、開花の瞬間までの美しさを楽しめるのもリンドウならではです。

リンドウは8月から11月頃の間に咲きますが、9月が一番見頃です。そのため9月の花束に使われることも少なくありません。

爽やかな色味が秋の空気とよく合い、季節感を引き立てる花として親しまれてきました。

アレンジメントで人気なリンドウの種類

深い青紫色が印象的な「白寿(はくじゅ)」は古くから親しまれてきた代表的な系統で、花付きが良く凛とした佇まいが魅力です。落ち着いた雰囲気を演出してくれるため、フォーマルな贈り物にもよく用いられてきました。

また、近年はやわらかな発色が特徴の「すずか」シリーズのように、淡い色味を楽しめる品種も人気が高まりつつあります。

さらに、力強い色合いが映える「アサギリ」系統は、一本でも主役になる存在感があり、秋色のブーケをつくる際にも重宝されています。品種によって花のつき方や色の深さが異なることから、贈りたい相手のイメージや花束全体のトーンによって選び分けられるのもリンドウの魅力といえるでしょう。

リンドウが秋の花束に選ばれる理由とは?

リンドウは、秋を象徴する代表的な花として古くから親しまれてきました。

凛とした佇まいと深みのある色合いが、季節の移ろいを感じさせてくれるため、花束やフラワーギフトでも高い人気があります。特に秋はギフトシーンが増える季節でもあり、贈る相手の年代を問わず使いやすい点も魅力です。

ここでは、秋の花束にリンドウが選ばれる理由を「色」と「花言葉」から詳しく紹介していきます。

リンドウの色

リンドウは鮮やかな青紫や落ち着いた紫色を中心に、白やピンクなど品種によって幅広い色合いを楽しめる花です。特に青紫のリンドウは、秋の澄んだ空気によく映え、季節感をしっかり演出できるため人気が高い傾向があります。

近年では淡い色合いのグラデーション品種も見られ、シーンに合わせて花束の印象を柔らかくまとめられる点が好まれています。

リンドウは基本的には寒色系が主流とされ、落ち着きと品の良さを感じさせる色味が特徴だといえるでしょう。

リンドウの花言葉

リンドウの花言葉は「正義感」「勝利」「満ちた自信」「誠実」「悲しむあなたを愛する」など、相手を思いやる意味を多く持つのが特徴です。

リンドウは古くから薬草として利用されてきた歴史があり、リンドウの名前の由来もそこから来ています。

リンドウは漢字で「竜胆」と書き、漢方として使われてきたリンドウの根が「竜の胆のように苦い」と名付けられました。

花言葉もその強い生命力が由来だといわれています。

相手への敬意や感謝を表す意味合いが込められている花言葉が多いことから、敬老の日や誕生日など大切な人へ気持ちを届けたい場面に向いている花だといえるでしょう。

リンドウを贈る目的別おすすめシーン

リンドウは深みのある色彩と落ち着いた佇まいから、幅広い年代に喜ばれる花として親しまれています。

特に秋に旬を迎えることもあり、「季節を感じる花束を贈りたい」と考える人にとって頼れる存在です。

ここでは、リンドウを贈る場面として代表的なシーンを取り上げ、それぞれにどのような魅力があるのか紹介していきます。

敬老の日

敬老の日にリンドウを選ぶ最大の理由は、「長寿」や「健康」を願う意味がしっかり込められることにあります。

青や紫のリンドウは落ち着いた気品を帯びており、年代問わず受け取りやすい花だといえるでしょう。贈り物として派手すぎず、それでいて上質さを感じさせるため、ご自宅のリビングや玄関にもよく馴染みます。

リンドウが敬老の日の花で使われる理由として、リンドウの薬効にちなんで「元気でいてほしい」という気持ちを託す風習が広まったともいわれています。

誕生日

秋生まれの方への誕生日プレゼントとしてもリンドウは相性抜群です。9月の誕生花として知られ、季節感を添えながら特別感のある花束に仕上がるからです。

青系や紫系の落ち着いた色味は大人の雰囲気を演出し、男性へのギフトにも選びやすいのが魅力でしょう。

シックな花束にまとめると、普段あまり花を飾らない方にも自然と受け入れてもらいやすく、気負いなく贈れる点が喜ばれています。

秋のイベント

秋の行事は、一年の中でも季節の移ろいを強く感じられる特別な時期です。

中でも、お月見や秋のお彼岸は昔から人々の暮らしに寄り添い、家族の健康や自然への感謝を込めて花を贈る文化が根付いてきました。そんな場面にリンドウを選ぶと、凛とした佇まいが季節の静けさとよく調和し、飾るだけで場の空気を引き締めてくれます。お月見では月明かりに映える深い青色が趣を添え、お彼岸では落ち着きのある色味が故人を偲ぶ気持ちを優しく支えてくれるでしょう。

いずれの行事でも派手さよりも「心を伝える花」が求められますが、リンドウはその想いをそっと代弁してくれる存在として重宝されています。

リンドウと相性が良い秋のお花特集

リンドウと相性が良い秋のお花特集

秋の花束は、組み合わせるお花によって雰囲気ががらりと変わります。

リンドウは主張しすぎない上品な佇まいをもつため、色合いや質感の異なる秋のお花との相性がとても良いのが魅力です。

ここでは、リンドウと合わせることで季節感や華やかさを引き立ててくれる代表的なお花を紹介していきます。

バラ

バラは季節を問わず人気の高い花ですが、リンドウと組み合わせることで上品な秋の装いが生まれます。

深みのあるワインレッドやベージュ系のバラを合わせると、落ち着いた雰囲気がぐっと引き立ち、大人っぽい花束に仕上がります。

淡い色のリンドウと混ぜると優雅で柔らかい印象にも変わるため、贈りたい相手の好みに合わせて調整しやすい点も魅力です。

特に秋はシックな色合いのバラが多く出回る時期なので、季節感を楽しみたい方に向いているでしょう。

カーネーション

繊細なフリル状の花びらが特徴のカーネーションは、リンドウのすらりとした姿と並べることで自然なボリューム感が生まれます。

秋らしいブラウン系や落ち着いたピンクのカーネーションを選ぶと、花束全体に温かみが出て、優しさを感じるアレンジになります。色の種類が豊富なため、シックにも可愛らしくも仕上げられるのが利点で、年代を問わず贈りやすいお花と言えます。

リンドウの青みがかった花色との対比が美しく、季節を感じさせてくれる組み合わせです。

ユリ

ユリは一輪でも存在感があり、リンドウと合わせることで上品さと華やかさを兼ね備えたアレンジに仕上がります。

秋には香りの穏やかなユリも多く出回るため、香りが強すぎるのではと心配な方でも選びやすいでしょう。

ユリの大きな花びらがリンドウの縦ラインを際立たせ、メリハリのある花束になります。

特別感のあるギフトを演出したいときや、空間を華やかに見せたいシーンにもぴったりです。

ガーベラ

丸く可愛らしいフォルムのガーベラは、リンドウの落ち着いた風合いに軽やかさを添えてくれます。

秋には赤やオレンジ、深みのあるボルドーなど季節感のあるカラーが増えるため、リンドウと合わせるだけで自然と秋らしい表情に変わります。

明るく親しみやすい雰囲気のガーベラは、気持ちをストレートに伝えたい贈りものにもぴったりです。

花束のアクセントとして取り入れると、全体に動きが生まれてバランスの良い仕上がりになるでしょう。

リンドウの花束やブーケを使ったおすすめなスタイル

リンドウは、すらりとした花姿と深い色合いが秋の空気にぴったりで、スタイルによって表情が大きく変わるお花です。どのアレンジメントでも存在感が際立ちますが、組み合わせる花材や束ね方によって印象はがらりと変わります。

ここでは、リンドウをあしらった花束・ブーケをより魅力的に見せるためのスタイルをご紹介していきます。

贈る相手の雰囲気やシーンに合わせて選ぶと、より気持ちが伝わる贈り物になるでしょう。

小さめラウンドブーケ(かわいらしいスタイル)

小さめのラウンドブーケは、丸くふんわりとしたフォルムが特徴で、リンドウに柔らかさを添えたいときに向いています。

コンパクトなサイズ感は手に取りやすく、誕生日やちょっとした贈り物にも活躍します。

リンドウは直線的な花姿をしていますが、やわらかな花材と合わせることで優しい雰囲気が生まれ、ナチュラルな印象に仕上がります。

飾る場所を選ばないため、自宅や職場にも飾りやすい点が魅力です。

縦長ラインな花束(スタイリッシュ系)

リンドウのすらりとした姿を活かしたいなら、縦長のラインブーケがよく映えます。

茎の流れを生かしながら束ねることで、シャープでスタイリッシュな印象になり、大切な方へのフォーマルな贈り物としても適しています。

ラインを強調するデザインはモードな雰囲気も漂い、男性へのプレゼントやビジネスシーンのギフトでも喜ばれるでしょう。

同じ秋色でも、ラウンドとは違った大人の上品さが際立ちます。

秋色ミックスブーケ(季節感を出すスタイル)

秋ならではの深みのある色合いを楽しみたいときには、秋色の花材をミックスしたブーケが最適です。

リンドウのブルーやパープルが主役になり、そこへ紅葉を思わせる暖色を重ねることで、季節感がぐっと強まります。

色合わせの幅が広く、贈る相手の好みに合わせて雰囲気を変えられるのもポイントです。

秋の訪れを感じられる花束は、記念日や特別な日のギフトにもぴったりと言えるでしょう。

和モダンな花束

リンドウは和の雰囲気ともよく馴染み、落ち着きのある花束を作りたいときに重宝されます。

直線的なラインが美しく、きりっとした佇まいは和室にも洋室にも合わせやすいため、幅広い年代への贈り物に適しています。

飾ったときの端正な姿は、敬老の日や長寿祝いなどでも好まれ、落ち着いた雰囲気を大切にしたいシーンで選ばれることが多いです。

和モダンのデザインに仕上げることで、リンドウ本来の凛とした美しさが際立ちます。

リンドウの花をプレゼントする際の注意点

リンドウは秋を代表する花として親しまれ、贈り物にすると凛とした美しさがよく伝わりますが、選び方や配送方法には少し気を配っておくと、より良い状態で相手に届けられます。

せっかく贈るなら、花本来の色味や清らかな表情がきれいに残ったまま受け取ってほしいものですよね。

ここでは、リンドウを選ぶ際に押さえておきたいポイントや、遠方に贈るときの注意点をお話していきます。

リンドウを贈る際に気を付けること

リンドウはポジティブな花言葉を持つ美しい秋の花ですが、一方で「悲しむあなたを愛する」「寂しい愛情」という花ことばももち合わせます。

そのため、地域や世代によっては供花として扱われる場合もあるので注意が必要です。

そのため、大切な人へプレゼントとして贈るときには、組み合わせるお花の選び方に少し気を配っておくと良いでしょう。

たとえば、落ち着いた色味だけでまとめてしまうと、場面によっては仏花を連想させてしまうことがあります。

気持ちを明るく伝えたい贈り物なら、華やかさを添える花材を合わせて季節感や温かみを持たせると、ぐっと印象が変わります。

用途に合わせた色合わせを意識してくださいね。

リンドウを選ぶ時に気を付けるところ

ンドウは品種によって花色の深みや咲き方が異なるため、まずは色づきが均一で、茎にハリのあるものを選ぶのが安心です。

つぼみが固すぎると開花せずに終わることがありますし、反対に開ききった状態だとお届けした頃には花の寿命が短くなってしまいます。適度に色づき、ふっくらとしたつぼみが残っているものを選ぶと長く楽しめるでしょう。

茎が柔らかく曲がっている場合は水枯れの可能性もあるため避けたほうが良いとされます。

また、品種によっては色の出方に個体差があるという説もあるため、気になる方は店頭で状態を確かめたり、通販なら鮮度保証のあるショップを選ぶとより安心です。

配送で贈るときに気を付けたいポイント

リンドウは比較的日持ちの良い花ですが、衝撃や温度変化には影響を受けやすいため、配送で贈る場合は梱包や配達環境にも注意が必要です。

秋とはいえ昼夜の気温差が大きい時期でもあるので、品質管理が丁寧なショップを選ぶと安心できるでしょう。

また、輸送時に茎が揺れ続けると折れやすくなるため、花束ならしっかりと固定したうえで発送してもらえるお店がベストです。

相手が受け取る日時を指定しておくことで鮮度の落ちを最小限にでき、できるだけ咲きたての美しさをそのまま楽しんでもらえるはずです。

贈り先が不在がちであれば、事前連絡をしておくと受け取りがスムーズになります。

秋に花束を探すならフラワーギフトラボへ

フラワーギフトラボ HP画像

フラワーギフトラボでは、秋ならではの深みのある色合いの花束や、上品な雰囲気のアレンジメントや、スタンド花から胡蝶蘭、観葉植物まで多彩なスタイルのフラワーギフトをご用意しています。

ご用途に合わせて最適なサイズやデザインを選べるため、「敬老の日に贈りたい」「誕生日に季節感を添えたい」「ちょっと特別な秋色のブーケを探したい」という方にもぴったりです。

また、ひとつひとつ丁寧に仕上げたフラワーギフトを、新鮮な状態でお届けできるよう体制を整えており、大切な方へのギフトとしても安心してご利用いただけます。

贈りたい気持ちがきちんと届くよう、季節の美しさを生かしたフラワーギフトをご提案していますので、秋の花束選びで迷ったときには、ぜひフラワーギフトラボをチェックしてみてください。

まとめ

秋の深みを感じさせるリンドウは、誕生日や敬老の日はもちろん、さまざまなお祝いシーンに自然と寄り添う花です。

落ち着いた色味の中にも凛とした存在感があり、どんな花束やアレンジメントでも上品に仕上がるのが魅力でしょう。

さらに、旬の秋花と組み合わせることで、季節感をしっかりと演出できる点も人気の理由です。

ブーケのスタイルや贈りたい相手のイメージに合わせれば、世界にひとつだけの特別な花ギフトになります。

秋の花束を探している方は、ぜひリンドウを取り入れて季節の美しさを楽しんでみてください。