新築祝いの意味を持つ花言葉|引っ越し祝いに贈りたい花・観葉植物10選

新しい家の完成を祝う新築祝いや引っ越しは、人生の中でも大きな節目となる特別な出来事です。そんな新しい門出を祝う「新築祝い」には、幸せを運ぶ花言葉を持つお花や観葉植物を贈るのがおすすめです。
華やかなフラワーギフトは、インテリアとしても長く楽しめるうえ、贈る相手の幸運や繁栄を願う意味も込められています。
この記事では、新築祝いにふさわしい花や観葉植物の花言葉、贈るタイミング、マナー、予算の目安、人気のフラワーギフトまで詳しく紹介します。
新築祝いにぴったりな花言葉を持つ花5選
新築祝いや引っ越し祝いに花を贈るなら、見た目の美しさだけでなく「花言葉」にも注目するとよいでしょう。
花言葉には、それぞれの花が持つ象徴的な意味や想いが込められており、贈る相手へのメッセージとしても喜ばれます。
ここでは、新築祝いにふさわしい花言葉を持ち、贈り物としても映える5つの花を紹介していきます。
カーネーション
カーネーションは「女性の愛」「感動」「純粋な愛情」という花ことばを持っているため、「愛情」を象徴する花として知られています。
新築祝いでは、長年の努力が実り新しい住まいを構えた人への「敬意」や「温かな祝福」の気持ちを込めて贈られることが多い花です。特に淡いピンクは「感謝」 や「気品」「温かい心」の花言葉を持っているので明るく穏やかな印象を与えます。
また自然界にはない青色のカーネーションには「永遠の幸福」という花ことばがつけられていますので、新築祝いにはぴったりの花言葉です。
カーネーションは「家族の絆を深める花」ともいわれており、まさに新しい家庭の始まりを祝うシーンにふさわしい存在といえるでしょう。
バラ
バラは「愛」「感謝」「幸福」など、多彩な花言葉を持ち、贈る色によって意味が変わる奥深い花です。新築祝いには、温かみを感じるオレンジや上品な緑のバラが好まれます。
オレンジのバラは「絆」「信頼」「幸多かれ」、緑色の花言葉は「穏やか」「希望を持ち得る」の花言葉を持っており、家族の新しい生活を祝福するのに最適です。
華やかな見た目ながら上品さもあるため、フラワーアレンジメントや花束としても人気があります。
西洋では「バラは人生の節目を祝う象徴」とされ、長く幸福を保つ願いを込めて贈られることも多いといわれています。
コチョウラン
コチョウランの花言葉は「幸福が飛んでくる」で、まさに新築祝いにぴったりの縁起花です。
蝶が舞うような優雅な花姿は、空間を明るくし、インテリアとしても映えます。
特に白いコチョウランは「純粋」「清潔」の意味を持ち、新しい住まいのスタートにふさわしいお花です。
長持ちしやすく、鉢植えタイプなら数ヶ月にわたり楽しめるのも魅力のひとつでしょう。
諸説ありますが、風水の観点でも「運気を呼び込む花」とされ、リビングや玄関に飾ると良い気を取り入れるといわれています。
ガーベラ
ガーベラは「希望」「前向き」「常に前進」といったポジティブな花言葉を持ち、明るいエネルギーを与えてくれる花です。
色の種類が豊富で、それぞれに花言葉がつけられています。新築祝いおすすめな色は白のガーベラです。白のガーベラの花言葉は「律儀」「希望」「潔白」なので、新築祝いにぴったりです。お花をもらう人の気持ちを前向きにし、家庭内に温かな雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
ガーベラは「太陽の花」と呼ばれ、幸福のエネルギーを運ぶ象徴とされています。
カスミソウ
カスミソウの花言葉は「感謝」「幸福」「清らかな心」で、他の花を引き立てる存在としても知られています。
小さな白い花が無数に咲く姿は、まるで祝福の光のようで、新築や引っ越しといった新たな門出を彩るのに最適です。
単体でも上品で、花束やアレンジメントに加えることで柔らかい印象を与えます。
カスミソウは「縁を結ぶ花」ともいわれ、家族や友人との絆を大切にしたい人にぴったりです。
欧米では「幸運の象徴」として結婚式や記念日にも広く使われています。
新築祝いにぴったりな花言葉を持つ観葉植物5選
新築祝いや引っ越し祝いに観葉植物を贈る人が増えています。
観葉植物はインテリア性が高く、長く育てて楽しめるうえ、花言葉や風水的にも縁起が良いとされるためです。
花と同じように観葉植物にもそれぞれ花言葉があります。観葉植物を新築祝いとして贈りたい方は、観葉植物に込められた花言葉から選んでみるとよいかもしれません。
ここでは、新築祝いにふさわしい花言葉を持つ人気の観葉植物を5つ紹介します。
ドラセナ
ドラセナの花言葉は「幸福」「永遠の愛」「長寿」で、家族の絆や夫婦円満を願う新築祝いにぴったりの観葉植物です。
ハワイでは玄関先に飾ると幸福を呼んできてくれる木として昔から親しまれてきました。
風水では「気の流れを整え、良いエネルギーを呼び込む木」とされ、運気を高めたい家庭にもおすすめです。特に「幸福の木」と呼ばれるドラセナ・マッサンゲアナは、贈答用として高い人気を誇ります。
熱帯地域原産で生命力が強く、日陰にも比較的強いため育てやすい点も魅力です。
細長い葉が放射状に伸びる姿はスタイリッシュで、リビングや玄関に置くと空間が一気に明るくなります。
ガジュマル
ガジュマルの花言葉は「健康」「たくさんの幸せ」で、丸みのある根や枝が特徴的な観葉植物です。沖縄では“キジムナー”という精霊が宿る木として大切にされており、「幸運を呼ぶ木」として知られています。
新しい住まいに置くと家庭円満をもたらし、住む人の健康を守るといわれています。
耐陰性があり、比較的少ない日照でも育つため、室内でも管理しやすい点も魅力です。
モンステラ
モンステラの花言葉は「うれしい便り」「壮大な計画」などで、新生活のスタートに希望を与える観葉植物です。
大きな切れ込みのある葉が特徴で、熱帯的でモダンな雰囲気を演出します。
ハワイでは葉の切れ込みから差し込む光が「幸運の兆し」とされ、新しい環境に光をもたらす存在と信じられています。
成長力が強く、どんどん葉を広げる姿から「将来の発展」や「繁栄」を象徴するとされ、新築祝いだけではなく、企業や店舗の開業祝いにも人気です。
ハワイでは葉の切れ込みから差し込む光が「幸運の兆し」とされ、新しい環境に光をもたらす存在と信じられています。
ウンベラータ
ウンベラータの花言葉は「すこやか」「永久の幸せ」「夫婦愛」で、温かみのある大きなハート型の葉が印象的な観葉植物です。
「人間関係を良好にする木」とされ、特に結婚や同棲、新築など「新たな暮らしのスタート」を祝うギフトに選ばれています。
育てやすく耐陰性にも優れているため、初心者にもおすすめです。
明るい緑色の葉が空間を柔らかく彩り、優しい雰囲気を演出します。
オリーブ
オリーブの花言葉は「平和」「安らぎ」「勝利」で、ヨーロッパでは古くから幸運と繁栄の象徴とされています。
新しい家に飾ることで「家族の平和」「円満な暮らし」を願う意味が込められるため、新築祝いとして非常に人気の高い植物です。
古代ギリシャではオリーブの枝が神聖な象徴とされ、勝者への贈り物とされていました。現代でも「幸せを呼ぶ木」として、家庭に穏やかな空気を運んでくれる観葉植物です。
銀緑色の葉が美しく、屋外でも室内でも育てやすいため安心して育てられます。
新築祝いで植物を贈るのはマナー違反?
結論から申しますと、新築祝いにお花や観葉植物を贈るのはマナー違反ではありません。
むしろとても喜ばれるギフトのひとつです。
しかし、植物には縁起や言い伝えが関係するため、贈る際には注意が必要な点もあります。
さらに、贈るタイミングや贈り方にもマナーがあり、相手の新生活を祝う気持ちをしっかり伝えるには、それらを理解しておくことが大切です。
ここでは、新築祝いに植物を贈る際に気をつけたいマナーやタイミング、避けるべき品などを解説していきます。
新築祝いを渡すタイミングはいつ?
新築祝いを渡すタイミングは、引っ越し直後や新居完成の報告を受けてから1〜2週間以内が理想的です。
家の引き渡し日や引っ越しの日は慌ただしく、片付けも進んでいない場合が多いため、その直後は避けたほうが良いでしょう。
落ち着いた頃に、訪問時や郵送で贈るのが一般的です。
もし「新築披露パーティー」に招かれた場合は、その日に持参すると喜ばれます。
植物を贈る際は、引っ越し後の邪魔にならないタイミングを見計らうことが大切です。
諸説ありますが、地域によっては引っ越し前後の吉日(大安や友引など)に贈ると縁起が良いとされています。
引っ越しをしてからどのくらいでお祝いを贈るもの?
引っ越し後に新築祝いを贈る場合は、入居から1か月以内を目安にするのが望ましいとされています。
あまり早すぎると、相手が生活の準備で忙しく対応できないことがあり、逆に遅すぎるとお祝いの気持ちが伝わりにくくなってしまう為です。
タイミングとしては、生活が落ち着いてきた2〜3週間後が最も無難です。
もしも訪問の予定が立たない場合は、メッセージカードを添えて配送すると丁寧な印象を与えられるでしょう。
新築祝いで贈ってはいけないものとその理由
新築祝いでは、火を連想させるものや不吉な意味を持つ品は避けるのがマナーです。
たとえば「ライター」「キャンドル」「赤い花」などは「火事」を連想させるため縁起が悪いとされています。
また、ガラス製品や陶器などの「割れ物」も「関係が壊れる」という意味に捉えられる場合があるため注意が必要です。
また、宗教的な考えや地域の風習によって避けるべき品は異なるため、事前に相手の好みや信仰を確認しておくとよいでしょう。
新築祝いに贈らないほうが良い植物や花
新築祝いでは、見た目の美しさだけでなく「縁起」を考慮して贈り物を選ぶことが大切です。たとえば、サボテンなどのトゲのある植物は「災いを呼ぶ」「人間関係が険悪になる」といった意味を持つとされ、新居への贈り物には適しません。
また、ツルが長く伸びる植物も「縁がこじれる」とされることがあり注意が必要です。
お花では「赤い花」が「火」を連想させるため火事をイメージさせるとして避けられます。さらに、ユリやカサブランカなど香りの強い花は、好みが分かれやすく花粉が家具を汚す可能性もあるため控えたほうがよいでしょう。ドライフラワーや造花も生命力が感じられず、運気を下げると気にする方もいるので注意が必要です。
新築祝いの予算や相場はどのくらい?
新築祝いや引っ越し祝いを贈るときに、最も悩むのが「どのくらいの金額が適切なのか」という点でしょう。
あまり高価すぎると相手に気を遣わせてしまい、逆に安すぎると感謝の気持ちが伝わりにくいこともあるため「無理のない範囲で心のこもった品を贈ること」が大切です。
ここでは、関係性ごとの相場目安とギフト内容による予算の違いについて詳しくお話しします。
関係性別の相場目安
新築祝いの相場は、贈る相手との関係性によって大きく変わります。
たとえば、親や兄弟などの近しい家族には10,000円〜30,000円程度が目安です。
親しい友人や職場の同僚の場合は、3,000円〜10,000円ほどが一般的で、無理のない範囲で選ぶとよいでしょう。
取引先や上司などビジネス関係の相手には、あまり高額になりすぎないよう5,000円〜10,000円程度を意識するとバランスが取れます。
地域や慣習によっては「新築祝いは奇数金額が縁起が良い」とされる場合もあります。
どの関係でも大切なのは、金額よりも「心のこもったお祝いの気持ち」を伝えることです。
ギフトの内容で変わる予算
新築祝いの予算は、贈るギフトの種類によっても異なります。
お花や観葉植物などのフラワーギフトの場合は、3,000円〜10,000円が相場とされています。
また、花と雑貨や食品をセットにしたギフトでは、トータルで5,000円〜15,000円程度を見ておくとよいでしょう。
贈り物は「見た目の豪華さ」よりも「相手の住まいに合うかどうか」も大切なポイントになります。サイズやデザインなどを考慮して選ぶことが喜ばれるポイントです。
新築祝いの贈り方や注意点
新築祝いや引っ越し祝いでは、贈り物の内容だけでなく「贈り方」も印象を左右します。
特にお花や観葉植物を贈る場合は、熨斗の書き方や配送方法、渡すタイミングなど細かな配慮が必要です。
ここでは、新築祝いの正しい贈り方と、オンラインでギフトを選ぶ際に気をつけたいポイントについて詳しく解説します。
新築祝いや引越し祝いの熨斗(のし)の書き方
新築祝いや引っ越し祝いに贈るお花やギフトには、熨斗(のし)を付けるのが一般的です。
表書きは「御新築祝」「御引越祝」と書くのが基本ですが、賃貸やリフォームの場合は「御祝」とするのが無難です。
水引は紅白の蝶結びを選び、何度でも繰り返して良い祝い事という意味を込めます。
名入れは贈り主のフルネーム、または家族全員の名前を記載し、連名で贈る際は目上の人を右側に書くとされています。
配送で贈る場合は、掛け紙を選択できるショップも多いため、購入時に「外のし」「内のし」の指定を確認しておくと安心でしょう。
サイトから選んで花を贈る場合の注意点
近年では、フラワーギフトや観葉植物をオンラインで注文し、直接相手先へ配送するケースが増えています。
その際に注意したいのが、配送日時や品質保証の有無です。
新築祝いは記念日や引っ越し直後に贈ることが多いため、必ず到着希望日を指定できるか確認しておきましょう。
ラッピングや立札の無料サービスがある店舗も多いので、贈る気持ちを丁寧に伝えるために活用するのもおすすめです。
自社配送をしているサイトを選んでおくと安心できます。きちんとした配送会社に委託しているサイトを選ぶのもおすすめです。花の鮮度が保ちやすいともいわれています。
新築祝いおすすめなフラワーギフト
新築祝いに贈るフラワーギフトは、相手の新しい暮らしの門出を華やかに彩る特別な贈り物です。お花や観葉植物にはそれぞれに意味が込められており、花言葉や見た目の印象によって「幸福」や「繁栄」などの想いを伝えることができます。特に胡蝶蘭や観葉植物は、インテリアとしても長く楽しめるため、新築祝いの定番として人気です。ここでは、贈り物として特におすすめのフラワーギフトを2つご紹介します。どちらも見た目の美しさはもちろん、縁起の良さや手入れのしやすさでも喜ばれる一品です。
気品あふれる存在感で喜ばれる胡蝶蘭

上品で清らかな印象を与える胡蝶蘭は、新築祝いにふさわしい高級感と華やかさを兼ね備えています。胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という花言葉を持ち、家の完成や新しい生活のスタートを祝福する贈り物として最適です。
胡蝶蘭は花持ちがよく、1〜2か月ほど美しい姿を保てるのも魅力です。
3本立ちは、新築祝いだけじゃなく、式典会場やオフィスのエントランスにも使われます。
豪華なラッピングや立札を添えれば、フォーマルなシーンにもぴったりでしょう。
どんな人に贈っても間違いがない胡蝶蘭は、新築を豪華で上品に彩ってくれる特別なギフトです。
大切な人に贈りたい素敵な花言葉を持つウンベラータ
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やわらかな緑の葉が印象的なウンベラータは、インテリアグリーンとして高い人気を誇る観葉植物です。
大きくハート型を描く葉は「愛情」や「夫婦円満」を象徴するといわれ、新築祝いの贈り物にもぴったりです。
ウンベラータの花言葉は「永久の幸せ」「すこやか」「夫婦愛」で、その優しい姿と縁起の良い意味から、「幸せを育む木」とも呼ばれています。
高さ約60〜70cmと扱いやすいサイズで、リビングや玄関、オフィスの受付などにも自然に調和し、明るく開放的な空間を演出してくれます。
リビングや寝室など、人が集まる空間に置くと良縁を呼び込むとされており、新生活を始める方へのギフトとしても非常に喜ばれるでしょう。
新築祝いを贈るならフラワーギフトラボへ
大切な方の新築祝いには、特別な想いを込めたフラワーギフトを選びたいものです。
フラワーギフトラボでは、胡蝶蘭や観葉植物、季節の花束など、贈る相手やシーンに合わせた多彩なラインナップをご用意しています。
また、オンライン注文にも対応しており、自社配送も行っており遠方への配送もスムーズに行えるため、忙しい方でも安心してご利用いただけます。
さらに、花言葉や贈る相手に合わせたおすすめ商品から選ぶこともできるので、「どんな花を選べばいいかわからない」という方にも最適です。
新しい暮らしの門出を華やかに彩る一品を贈りたいなら、フラワーギフトラボをチェックしてみてください。
まとめ
新築祝いや引っ越し祝いには、花言葉や縁起の良さを意識してお花や観葉植物を選ぶと、より心のこもったプレゼントになります。
明るい未来を象徴する花や、幸福を呼ぶグリーンは、贈られる人の新生活を彩る素敵なギフトです。
贈るタイミングやマナーを守りながら、相手の好みに合ったフラワーギフトを選び、想いのこもったお祝いを届けましょう。
