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カラーの花言葉とは?色や本数でも変わる?育て方も要チェック!

スタイリッシュな立ち姿がとても美しい「カラー」。品のある美しさから、花束やブーケ、また切り花としてもとても好まれている花です。

店先で見かけることも多く、その美しさはつい手を止めてしまうほど一際際立っていますよね。

そんな魅惑的な美しさをもつカラーですが、花言葉ってご存知ですか?カラーには、色別、また本数によっても花言葉があります。

花言葉によっては、相手を嫌な気持ちさせてしまうことも…。

そこで今回は、真っ直ぐ堂々と存在する姿が非常に美しいカラーの花言葉、そして育て方のポイントやコツについて解説していきます。

カラーの特徴

名前 カラー
和名 和蘭海芋(オランダカイウ)
英名 Calla
原産地 南アフリカ
科名 サトイモ科
属名 オランダカイウ属
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
開花時期 6月~7月頃
花色 白、黄色、紫、ピンク、グリーンなど
草丈 30cm~1m程度
園芸分類 球根
難易度 初心者向け

 

カラーは、サトイモ科の球根植物です。

長くて力強さを感じさせる太い茎が特徴でもあります。

カラーは、そのスタイリッシュな姿や凛とした美しさから切り花やブーケなどで幅広く利用されています。

また、カラーは見た目の美しさから、育てるのが難しそうなイメージがありますが、初心者でも育てることはできます。

カラーには、先端にクルリと巻いたような花が咲いているように見えますが、これは厳密に言えば花ではありません。

「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれるもので、花とは違います。

名前の由来

カラーの名前の由来ってなにかご存知ですか?

カラーはギリシャ語が語源となっています。

ギリシャ語で美しいという意味を持つ「カロス」という言葉からカラーとなったようです。

カラーの見た目や雰囲気が美しいことから、そのままの美しい!という意味の言葉が由来となったのですね。

花言葉

カラー全体の花言葉は「乙女のしとやかさ」「清純」「華麗なる美」です。

凛とした美しいカラーのイメージそのままの花言葉ですね。

真っ直ぐ伸びるその美しさと、なんともいえない儚さを持つカラー。

まさに乙女のようなしとやかさを感じさせます。

カラーの花言葉は本数によっても変わる!

カラー自体の本数に花言葉があるわけではありませんが、花自体には本数によって意味が変わっています。

花の本数によっての花言葉は以下です。

1本 あなたは運命の人です
3本 愛しています
4本 一生愛します
6本 私はあなたに夢中です
8本 思いやり
9本 いつもそばにいます
11本 最愛の人
12本 告白
16本 不安な愛
17本 絶望的な愛
40本 永遠の愛を誓います
50本 永遠
99本 永遠の愛
108本 結婚してください

 

誰にどんな目的でプレゼントをするかで本数を選ぶと良いでしょう。

本数によっては、相手を傷つけてしまうこともあるため、しっかりと事前に確認しておきましょう。

カラーの花言葉は怖い?

カラーの花言葉は、女性らしい花言葉が特徴ですが、実はカラーの花言葉はもう一つあります。

それは「清浄」です。

実は、カラーは、葬儀の供花としても古くから親しまれてきた花であることから、カラーは葬儀の花だと思っている人たちもいるでしょう。

プレゼントにするには、とてもセンスのいい花ですが、贈る相手の年代によっては、喜ばれない可能性もあります。

必ず、プレゼントのときに花言葉や自分の気持ちを伝えることが大切です。

カラーの花言葉【花の色別】

美しく気高いカラーですが、カラーの花言葉は花の色でも細かく変わります。

プレゼントで贈る時や、自宅用に飾る時には、この花言葉によってカラーの花の色を決めるのもよいでしょう。

カラーの花の色は以下の5つです。

・ピンクのカラー

・白いカラー

・黄色いカラー

・オレンジのカラー

・紫のカラー

この項目では、この5つの色別に花言葉を解説します。

色の持つイメージとはギャップがある花言葉もあるため、確認しておきましょう。

ピンクのカラー

ピンクのカラーの花言葉は、「情熱」です。

ピンクって、その色のイメージだけでもとても幸せな気分にさせてくれますよね。

優しく包み込んでくれるイメージがあります。

そんなピンクの持つイメージにぴったりの花言葉です。

燃え上がるような情熱というよりは、優しく思いやりにあふれる情熱を感じさせます。

白いカラー

「白いカラー」の花言葉は、「清浄」です。

そのほかにも「清純」という花言葉もあります。

ウェディングでも使われる白という色は、やはり清純な色のイメージ。

そんな白が持つイメージそのものの花言葉です。

ウェディングの席や、親愛なる人への贈り物としてもぴったりでしょう。

黄色いカラー

黄色のカラーの花言葉は「壮大な美」です。

凛とした花姿がとても美しいカラーには、ぴったり花言葉ですね。

堂々と立ち振る舞うその姿がまさに壮大です。

贈り物としてあげるなら、特に憧れの女性や尊敬できる女性への贈り物にぴったりの花です。

オレンジのカラー

オレンジのカラーの花言葉は「熱血」です。

エネルギッシュでとても心が明るくなるオレンジの持つイメージにとてもぴったりの花言葉です。

大好きな友人や、先生への贈り物としていかがでしょうか?

可愛らしいビタミンカラーが、心を明るくさせてくれるでしょう。

紫のカラー

紫のカラーの花言葉は「夢見る美しさ」です。

紫色の花って、とても魅惑的で幻想的ですよね。

そんなイメージから、幻のような夢を見ているかのような美しさという意味合いでこの花言葉になったのかもしれません。

ミステリアスな雰囲気がとても魅力的です。

カラーの品種・種類

カラーといっても、その種類は様々。品種によっては、花びらの形が違ったり、草丈の長さが違ったり、さまざまな特徴があります。

さっそく、カラーの品種を見ていきましょう。

カラーの主な種類は下記の3つです。

・ガーネットグロー

・キャプテントリニティ

・ウェディングマーチ

この項目では、この3つの品種について解説します。

ガーネットグロー

ガーネットグローはピンク色をしています。

可愛らしいピンクというよりは、宝石が輝いているようなキラキラとしたピンク色をしています。

その美しさから、鉢植えでよく親しまれている品種で、背丈は一般的なカラーよりは少し小ぶりです。

キャプテントリニティ

 

キャプテントリニティはオレンジ色をしています。

キャプテントリニティは、グラデーションがとても美しく、黄色からオレンジと、徐々に、色づくグラデーションの美しさは見事です。

その美しさから、老若男女問わず、とても人気の高い品種です。

ウェディングマーチ

ウエディングマーチは、真っ白な純白が魅力的なカラーです。

名前の通り、結婚式でブーケや飾り花としてとても人気があります。

純白が与えるイメージが、結婚式にぴったりなのでしょうね。

カラーのおしゃれな飾り方

せっかくこれほどまでに美しいカラーですから、どうせならとってもおしゃれに飾りたいですよね?

カラーのおしゃれな飾り方は以下の3つです。

・一輪挿しでおしゃれに飾る

・コップに入れてポップな印象に

・ドライフラワーにして飾る

上記の3つの飾り方について詳しく解説します。

一輪挿しでおしゃれに飾る

カラーの飾り方に、「一輪挿し」があります。カラーは花束で飾るよりも一輪で挿すと、とても気品あふれる上品な印象になります。

また、一輪挿しだからこそより強調され、カラーの美しさを堪能できるでしょう。

一輪挿しなら、細い花瓶で飾るのがおすすめです。

コップに入れてポップな印象に

カラーのおしゃれな飾り方の2つ目は「コップ」に入れた飾り方です。

一輪挿しで少し短めに茎を切ってあげることで、家にあるコップを花瓶として使うことができます。

自分のお気に入りのコップやグラスを利用してみましょう。

ただし、カラーをコップにいれるときには、一輪挿しではなく、他の植物と一緒に飾るようにしたほうがいいでしょう。

ドライフラワーにして飾る

カラーを、ドライフラワーにして飾る方法もあります。

ドライフラワーはそれほど難しくありません。

直射日光の当たらず、また風通しの良い場所でまず乾燥させます。

カラーを用意し、いらない葉っぱは取り除きましょう。

乾燥させる時には、逆さにして吊り下げてください。このときには、一本一本吊り下げるようにした方が乾燥する時間を短縮することができます。

この状態で、数週間放置しましょう。気になるとは思いますが、ベタベタと触らないようにしてくださいね。花が痛む可能性があります。

カラーは乾燥させると、色合いがとても変色しますが、その雰囲気が味が出てよりおしゃれになります。

ドライフラワーができたら、室内の飾りたい場所に飾りましょう。

ただし、キッチンや水回りの近くはお勧めできませんので、水回り以外の場所を選ぶようにしてください。

カラーの育て方

せっかくなら、カラーを自分で育ててみたい!なんて思いますよね。自分で育てることができれば、いつでもカラーの美しさを堪能することができます。

カラーを育てることが自体は、そこまで難しいわけではありません。

しかし、カラーの育て方を間違えると、根が腐ってしまったり、花が咲かなかったり…さまざまなトラブルの原因になります。

ポイントをおさえ、健康で美しいカラーを育てましょう。

カラーの育て方のポイントは以下の4つです。

・置き場所

・水やり

・肥料

・害虫・病気対策

上記のポイントを抑えておきましょう。

この項目では、この4つのポイントについて詳しく解説します。

置き場所

カラーは日光を大変よく好むので、日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。

ただし、日当たりが良い場所といっても直射日光を当てるのはNG!直射日光は植物に負担をかけてしまいます。そのため、室内では出来るだけ窓際のレースカーテン越しで管理しましょう。

また、エアコンの風にも注意しなければなりません。カラーに限ったことではありませが、植物にエアコンの風は花が落ちる原因になるので大敵です。

なるべくエアコンの風が当たらない場所で管理するようにしましょう。

水やり

カラーには湿地性と畑地性のタイプとがあるため、水やりはタイプにより変わります。

湿地性のカラーである場合には、水やりをしっかりとやるようにしましょう。

水やりのやり方は、土が乾ききったらたっぷりと水をあげるようにしてください。

この時、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水をやるのがコツです。

受け皿にたまった水は必ずその都度捨てるようにしてくださいね。そのままにしているとコバエがわいたり、根腐れの原因になります。

肥料

カラーの肥料の与え方は、カラーの開花前と花が終わったあとです。

鉢植えの場合には、生育期である5月〜6月の間に、週1回程度肥料をあげましょう。

肥料の与えすぎは厳禁!植物が元気になるから!なんて与えすぎると、枯れてしまうこともあります。

また、庭植えの場合には肥料は与えなくてもじゅうぶん育ちますので、肥料は不要です。

害虫・病気対策

カラーが気をつけたい病気には、「モザイク病」があります。

モザイク病とは、葉っぱにモザイク状にまだら模様が現れます。モザイク病はウイルス病で、アブラムシやアザミウマが媒介します。

そのため、これらの害虫を発生させないことが大事です。

風通しの良い場所で管理すること、アザミウマに関しては終わった花をしっかり取り除くことが予防になります。

もし発生してしまったら、早急に駆除するようにしましょう。

アブラムシを駆除する時には、歯ブラシで擦り落とすようにします。

また、牛乳を霧吹きで吹きかけるという方法もあるので、試してみましょう。

アザミウマは、薬剤で駆除するようにしましょう。

カラーに関するよくある質問

カラーに関するよくある質問はこちらです。

カラーのことで、不明なことがある場合にぜひ参考にしてください。

育て方のコツはありますか?

カラーの育て方のコツは、「日当たり」のポイントをしっかり抑えること。

カラーは大変日光を好むしょくぶうですから、日照不足にならないように管理する必要があります。

カラーの切り花の長持ちする飾り方

カラーは切り花としてもとても親しまれている花です。

切り花を花瓶に飾り楽しんでいる人も多いでしょう。

カラーの切り花を長持ちさせるポイントは、「水切り」と「花瓶の水」です。

カラーを購入してきたら、まず水を張ったバケツなどの中で、茎を切るようにしましょう。

水切りをすることで、水圧で水あげが良くなります。

また、花瓶の水は少なめに入れるのがポイント。そして、水は毎日変えて新鮮な水で管理するようにしてください。

カラーのプレゼントならフラワーギフトラボへ。

カラーの花束をプレゼントしたい!ということなら、フラワーギフトラボをおすすめします。

新鮮で元気なカラーを使ったアレンジメントも可能ですので、花束を渡したい相手を思い浮かべながら、ご希望の花を選んであげましょう。

とてもみずみずしく元気なカラーを取り揃えています。

まとめ

今回は、可愛らしい花びらが特徴的なカラーの花言葉、そして育て方を徹底的に解説しました。

カラーのイメージ通り、とても素敵な花言葉がついています。

贈る相手のイメージと花言葉を考えて、カラーの色を選ぶようにしましょう。

また、カラーの飾り方も参考にし、お洒落に飾ってみてくださいね!

カラーの花言葉を参考に、プレゼントしたい相手に最高のお花の贈り物をしましょう!

フラワーギフトラボでは、カラーを使用したフラワーギフトを数多く取り揃えております。注文前のご相談も承るので、ぜひ困ったらご相談ください。