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秋の花で作る花束|おすすめの秋色フラワーアレンジ

花束 秋色 アレンジ イメージ

秋は紅葉や実りの季節だけでなく、花の彩りでも豊かな表情を楽しめる時期です。

9月から11月にかけて咲く花々は、深みのあるオレンジや赤、落ち着いた紫や黄など秋色のバリエーションが豊富で、花束やフラワーアレンジメントに最適です。

本記事では、季節感を生かした秋の花やおすすめの組み合わせ、花言葉やアレンジのポイントまで詳しく紹介します。

自宅で楽しむテーブルフラワーや記念日のギフト、オフィス用のアレンジまで幅広く提案しますので、秋色のフラワーギフトを作る際の参考にしてください。

秋の花で花束をアレンジしよう!秋に咲く花を紹介

秋は夏の暑さが落ち着き、植物が色づき始める季節です。

この時期に咲く花々は、鮮やかな赤やオレンジ、落ち着いた紫や黄といった秋色が豊富で、花束やフラワーアレンジメントに最適です。季節感を取り入れることで、贈り物としても自宅用としても華やかさを演出できます。

9月から11月にかけて見頃を迎える代表的な秋の花をご紹介し、それぞれの特徴や花言葉も含めながら、花束やアレンジに活かすポイントを詳しく解説していきます。

まだ暑さが残る9月に咲く花

9月はまだ残暑が感じられる時期ですが、夏の名残と秋の気配が入り混じるため、花の色や表情が移ろいで行く姿が魅力的です。

初秋の花々は、暑さに強く比較的長く楽しめる種類が多く、花束やアレンジメントに取り入れることで、季節の移ろいを感じさせる装飾が可能です。

ここでは、9月に咲く花をまとめました。

  • オミナエシ
  • キキョウ
  • コスモス
  • ヒガンバナ

といった、花の特徴や見頃、花言葉などを解説し、秋の花束にどのように活かせるかをご紹介します。

オミナエシ

オミナエシは日本原産の多年草で、薄黄色の小さな花をまとめて咲かせるのが特徴です。

オミナエシのの名前は漢字で「女郎花」と書き、平安時代には女性を連想させる美しい花として親しまれました。

開花時期は8月下旬から9月中旬で、秋の花束や盆花としても利用されます。

花言葉は「美人」「はかない恋」「親切」「約束を守る」で、繊細な見た目と相まって贈り物としても喜ばれやすい花となっています。

キキョウ

キキョウは秋の代表的な多年草で、星形に広がる青紫色の花が特徴です。

桔梗の漢字は「桔梗」と書き、和歌などでも古くから登場する歴史ある花です。

開花時期は8月下旬から9月末頃で、秋の庭や花壇、フラワーアレンジメントに向いています。

花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「誠実」「気品」で、特に記念日や大切な人への贈り物に適しています。

コスモス

コスモスは秋風に揺れる姿が印象的な一年草で、ピンクや赤、白などの花色が揃います。

名前はギリシャ語で「調和」を意味する「kosmos」に由来し、整った美しい形から名付けられました。

開花時期は9月から10月で、花束やアレンジメントに取り入れると秋らしさを強調できます。

花言葉は「調和」「謙虚」「乙女の真心」で、優しい印象を与えるためプレゼント向きです。

ヒガンバナ

ヒガンバナは日本各地の道端や田んぼのあぜ道に自生する多年草で、9月下旬から10月初旬にかけて鮮やかな赤色の花を咲かせます。

名前の由来は「彼岸花」と書き、お彼岸の時期に合わせて咲くことから名付けられました。花言葉は「独立」「情熱」「悲しい記憶」「諦め」で、秋の花として庭や切り花に取り入れると、深みのある色彩が季節感を際立たせます。独特な姿と鮮やかな赤色は、お彼岸の花束やアレンジメントにアクセントとしておすすめです。

涼しくなってきた10月に咲く花

10月に入ると、日中はまだ残暑を感じるものの朝晩は涼しくなり、秋の訪れがはっきりと感じられる季節となります。この時期に咲く花は、夏の暑さに耐えてきた花々と異なり、落ち着いた色合いや豊かな香りを楽しめる種類が増えてきます。

ここでは、10月に見頃を迎える花をまとめました。

  • ダリア
  • バラ
  • リンドウ

以上の花について、それぞれの特徴や開花時期、花言葉も含めて詳しくご紹介します

ダリア

ダリアはメキシコ原産の多年草で、球根から育ち、大輪や中輪、小輪などさまざまなサイズの花を咲かせます。

10月頃に最盛期を迎え、赤やピンク、オレンジ、紫など多彩な花色と豊富な種類が特徴です。

花言葉は「エレガント」「優美」「希望」「清々しい美しさ」で、華やかな見た目とたくさんの色バリエーションから、誕生日や記念日などのギフトに使われることが多い花です。

切り花としても人気で、開花時期が長く楽しめるためフラワーアレンジメントにも活用しやすい花となっています。

バラ

バラは世界中で愛される花で、春と秋の二回咲く種類があり、特に10月には秋バラとして庭園や花壇、切り花として見頃を迎えます。また、11月頃まで楽しめる遅咲き品種もあり、1年を通して長い時期で楽しめるのが特徴です。

赤や白、ピンク、オレンジ、黄色など色のバリエーションが豊かで、それぞれの色に応じた花言葉もあります。例えば赤色は「情熱」「愛情」、白色は「純潔」「深い尊敬」、ピンクは「上品」「恋の誓い」といった花言葉を持ちます。

秋の落ち着いた空気の中で咲くバラは、花束やアレンジメントとしても上品な印象を演出でき、特別なギフトに最適です。

リンドウ

リンドウは鮮やかな青紫の花が特徴的な多年草で、山野に自生しています。

リンドウは漢字で「竜胆」と書き、この名前の由来は、漢方として飲まれていた際「竜の胆(きも)のように苦い」ことから「竜胆(りゅうたん)」と呼ばれ、そこからリンドウと変化したとされています。

開花時期は9月から10月で、切り花として花束やアレンジメントに用いられることも多いです。

花言葉は「勝利」「正義感」で、フォーマルな贈り物や励ましのギフトにも適しています。

秋のおわりを楽しむ11月に咲く花

11月に入ると秋の深まりが感じられ、紅葉や落ち葉とともに季節の変化を楽しめる時期となります。この時期に咲く花は、晩秋の庭や室内に彩りを添え、寒さが増す前に楽しめる花々が多くあります。

その中でも11月に咲く代表的な花を以下の2つにまとめました。

  • ガーベラ
  • キンモクセイ

以上の花々の特徴や花言葉、開花時期を詳しくご紹介します。

ガーベラ

ガーベラはキク科の一年草で、11月に晩秋の花壇や切り花として楽しめます。

花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など多彩で、それぞれの色に花言葉があります。

全体の花言葉は「希望」「前向き」「常に前進」で、ピンクは「思いやり」「愛情」、白は「律儀」「希望」、オレンジは「冒険心」「忍耐強さ」、赤は「挑戦」「神秘の愛」、黄色は「親しみやすさ」「究極の愛」とされています。

秋色アレンジメントや花束に取り入れることで、温かみのある明るい印象を演出できます。

キンモクセイ

キンモクセイはモクセイ科の常緑樹で、11月初旬頃に小さな橙色の花を咲かせ、甘く芳しい香りが特徴です。

名前の由来は「金色の木に咲く花」という意味で、秋の風物詩としても知られています。

花言葉は「謙虚」「気高い」「初恋」「真実」「陶酔」「隠世」とされ、香りが特徴的なため庭や玄関先に植えたり、切り枝を小さなアレンジメントに使ったりすることで、秋の訪れを香りでも楽しめます。

秋色の花を使ったおすすめブーケの作り方

秋の花を使ったブーケは、季節感を演出するだけでなく、贈る相手や飾る場所に合わせて表情を変えることができます。色合いや花材の組み合わせを工夫することで、華やかさと落ち着きを両立させたアレンジメントが作れます。

ここでは、以下のシーンごとにまとめました。

  • 記念日を迎える夫婦に贈る秋の花束
  • 自宅で楽しむ秋のテーブルフラワー
  • オフィスに置きたい秋色の花束
  • 誕生日に贈る秋のフラワーギフト
  • ハロウィンやお月見に合わせた秋色アレンジ

以上のシーンに合わせたアレンジのコツを詳しく紹介します。

記念日を迎える夫婦に贈る秋の花束

記念日を祝う夫婦への花束は、色合いや花材の選び方が重要です。

深みのあるオレンジや赤、黄色など秋色を基調にした花材を組み合わせると、温かみと華やかさを兼ね備えた印象になります。

バラやダリア、リンドウなどの花をアクセントに加えることで、特別な日をより印象的に演出できます。

ラッピングやリボンの色を贈る相手が好きな色や思い出の色にすると、特別感が出てますます喜ばれるでしょう。

自宅で楽しむ秋のテーブルフラワー

自宅で秋の雰囲気を楽しむなら、コンパクトな花束やミニアレンジメントがおすすめです。

テーブルの上に置くだけで季節感を演出できる花材として、コスモスやキンモクセイ、オミナエシなどの秋らしい花を使うと彩りが豊かになります。

色のバランスを考え、暖色系と落ち着いたトーンを組み合わせることで、見た目にも安定感が生まれます。

秋らしい色の他にも、自身が好きな色を合わせて飾るのがおすすめです。

オフィスに置きたい秋色の花束

オフィスに置く秋色の花束は、コンパクトで邪魔にならず、かつ視覚的にリフレッシュできるデザインが求められます。

バラやガーベラなど明るめの色合いをアクセントに、落ち着いたグリーンを組み合わせると仕事場にも馴染みやすくなります。

花材を選ぶ際は香りの強さに気をつけて、周囲に配慮しながら季節感を楽しめるアレンジを心がけると、オフィスの雰囲気を柔らかく華やかにすることができるでしょう。

誕生日に贈る秋のフラワーギフト

誕生日に贈る秋の花束は、個人の好みやテーマカラーを意識することが大切です。

暖かみのあるオレンジやピンク、深い赤などを基調に、バラやダリア、リンドウなどボリュームのある花を組み合わせると特別感が増します。

花束の形やラッピングも工夫することで、受け取った人が一目で喜びを感じられる仕上がりになります。

誕生日のテーマや年齢に合わせて色や花材を選ぶこともポイントです。

ハロウィンやお月見に合わせた秋色アレンジ

秋の行事に合わせたアレンジは、季節の雰囲気を演出する花材選びが重要です。

ハロウィンにはオレンジや黒、赤をアクセントに、ガーベラやバラを組み合わせると華やかさと遊び心を両立できます。

お月見にはススキやコスモス、リンドウなど落ち着いたトーンの花を使い、和の雰囲気を演出すると季節感を楽しめるでしょう。

ラッピングや花瓶の色も秋色に合わせることで、より統一感のあるアレンジメントになります。

秋の花束やフラワーアレンジメントを長持ちさせるコツ

秋の花は色鮮やかで美しいですが、せっかくのアレンジメントも管理が不十分だとすぐにしおれてしまいます。

長く楽しむためには、水揚げや置き場所、環境への配慮が重要です。

ここでは、花の持ちを左右する水揚げの方法や置き場所、日常の水やりのコツを解説します。

手間をかけすぎず、しかし適切なケアをすることで、秋色のアレンジメントをより長く楽しむことができるでしょう。

持ちが違う|長持ちする水揚げの方法

花を長持ちさせるためには、購入後すぐに水揚げを行うことが重要です。水揚げとは切り口を斜めにカットし、花瓶に水を入れる前に茎の中の空気を抜く作業です。

特にダリアやバラ、リンドウなどの茎は空気が入りやすく、切り口の処理を丁寧に行うことで水を吸いやすくなり、花持ちが大きく変わります。

やり方は、まず切り口を斜めにカットし、茎の断面積を広げることで水の吸い上げをスムーズにします。

葉が水に浸かると腐敗しやすいため、下の葉は取り除いてください。水は清潔なぬるま湯を使いましょう。

切り口を軽く揺らすか水に浸けて数分置くことで、花が水を十分に吸収し長持ちしやすくなります。

置き場所や水交換の仕方に注意する

秋のフラワーアレンジメントは、直射日光やエアコンの風が直接当たる場所に置くと花持ちが短くなります。

涼しく風通しの良い場所に置き、室温の急な変化を避けることが必要です。

水は茎の状態に応じて適量を補充し、葉や花びらが水に触れて腐らないよう注意します。

水に花用の栄養剤を入れると長持ちしやすくなるのでおすすめです。花束を買うとついて来たり、花屋や園芸店で手に入れることができます。

また、枯れた葉や花はこまめに取り除くことで、他の花への影響を防ぎ、全体の美しさを長く保てます。

季節の花を使った旬な花束紹介

秋は色とりどりの花が豊富に揃う季節で、花束作りにも幅広いアレンジが可能です。

ここでは、フラワーギフトラボから秋の雰囲気を感じられる花材を使った旬な花束を2点紹介します。

どんな花束を購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

(こちらで紹介した商品は、時期やタイミングによりご用意できないことがあります。ご了承ください。)

秋の花で作る花束をお探しのあなたにおすすめ

花束スタンダードタイプ

商品ページ:花束スタンダードタイプ

長さ50cm、幅35cmのスタンダードタイプの花束は、赤やピンク、クリーム系のお花に爽やかなグリーンを組み合わせ、立体感のある華やかなアレンジに仕上がっています。

葉物や小さなグリーンのアクセントが、全体の動きを出し、アート作品のような美しさを演出します。

個性的でありながら落ち着いた雰囲気ですので、結婚式や個展祝い、恩師への贈り物など幅広いシーンに適しています。

派手すぎず上品に彩りを添えたい方に特におすすめです。

秋色のオレンジのバラでまとめた花束

オレンジバラの花束

商品ページ:オレンジバラの花束(Lサイズ 12本前後)

オレンジ色のバラ12本前後をふんだんに使用したスタンダードタイプの花束は、長さ約50cm、幅30cmのボリュームあるアレンジメントです。

オレンジのバラには「情熱」「熱望」「絆」といった温かみのある花言葉があり、バレンタインや母の日だけでなく、上司や男性への贈り物、結婚式や出産祝いなど幅広いシーンでも喜ばれるでしょう。もちろん、秋の誕生日や記念日、ハロウィンのギフトとして贈るのもおすすめです。

暖色系の色合いが空間を明るく華やかに彩るため、贈られた後はお気に入りの花瓶に移して長く楽しめます。

季節感と華やかさを兼ね備えた、秋色フラワーギフトとしておすすめの逸品です。

秋色のアレンジ花束を届けるならフラワーギフトラボへ

秋の彩りを楽しめる花束やアレンジメントを探すなら、フラワーギフトラボがおすすめです。

当店では、旬の花を使った秋色アレンジを豊富に取り揃えており、誕生日や記念日、ハロウィンなどさまざまなシーンに合わせて選べます。

お届け先まで丁寧に配送されるため、遠方の方へのギフトにも安心です。

季節感あふれるフラワーギフトを、フラワーギフトラボで手軽に注文してみてはいかがでしょうか。

まとめ

9月から11月にかけて咲く秋の花は、花色や種類が豊かで、フラワーアレンジメントや花束の魅力を最大限に引き出してくれます。

オミナエシやコスモス、ダリア、バラなど季節の花を組み合わせることで、贈り物としても自宅用としても華やかな彩りを添えることが可能です。アレンジ方法や花の持ちを意識すれば、より長く美しさを楽しめます。

秋色のフラワーギフトで、特別な日の雰囲気を彩ってみてはいかがでしょうか。