モンステラの花を咲かそう!観葉植物と風水で人気な理由と花言葉を紹介
モンステラは、美しい切れ込みのある大きな葉が特徴の観葉植物で、インテリアとして人気があります。そんなモンステラには花が咲くことを知っていましたか?そんなモンステラの花の特徴や、花を咲かせることがない理由も紹介しています。
またモンステラの花の咲かせ方のコツ、モンステラの育て方や、「希望の光を導く」といわれる理由や風水の効果まで、盛りだくさんな内容をまとめました。
モンステラの花はどんな特徴だろう?と考える人や、モンステラの観葉植物としての楽しみ方や育て方を知りたい方に、モンステラの疑問や魅力をお伝えしていきます。
モンステラの花の魅力と花言葉とは
モンステラは観葉植物として楽しむだけでなく、まれに花を咲かせることがあります。その姿を一目見てみたいですよね。
そんなモンステラの基本的な特徴や花の特徴、モンステラの花言葉についてもまとめました。
- モンステラってどんな植物?
- モンステラの花の特徴とは?
- モンステラの花言葉と由来
以上の3つに分けてそれぞれ詳しく紹介していきます。
モンステラってどんな植物?
モンステラ(Monstera)は中南米原産のサトイモ科の植物で、大きな葉が特徴です。名前の由来はラテン語の「モンスター」の意味から来ています。
和名は「ホウライショウ(蓬莱蕉、鳳莱蕉)」で、蓬莱山に生えていそうな神秘的な植物の意味から明治時代につけられたとされています。
特徴的な大きく厚みのある葉は、特有の切れ込みや穴があり、光を効率よく取り入れる構造をしています。
その葉の美しさから、室内のインテリアやオフィスなどで広く利用されており、癒しを与えています。
モンステラには、空気清浄効果があるとも言われていて、室内の有害物質であるホルムアルデヒドやベンゼンなどを取り入れ分解することができます。
モンステラの花の特徴とは?
モンステラは一般的に葉を観賞する観葉植物として知られていますが、稀に花を咲かせることがあります。
モンステラの花は「肉穂花序(にくすいかじょ)」と呼ばれる独特の形をしており、地下茎に近い部分に現れます。外側は白や淡い緑色の苞で包まれ、これが花の目に見える部分です。
中心には棒状の肉穂(スパッド)があり、苞の内側には小さな花が密集して咲き、開花後数週間で実に変わることもあります。
見た目は同じサトイモ科の水芭蕉の花に似ており、大きさはおよそ20センチほどです。
モンステラの花言葉と由来
モンステラの花言葉は「壮大な計画」「うれしい便り」「深い関係」とされ、葉の大きさや形状の特徴が由来とされています。
特に大きく切れ込んだ葉は「希望の光が導く」とされていて、繁栄や成長を象徴し「うれしい便り」の花言葉に由来です。
また、この葉の切れ込みが光を通すことから見通しがいいことや、ぐんぐんと成長する姿からも「壮大な計画」の花言葉の由来になったともされています。
モンステラの花を咲かせる方法とは?
モンステラは観葉植物として葉の美しさを楽しむことが一般的ですが、条件が整うと花を咲かせることができます。
しかし花を咲かせるのにはコツがいるのです。
ここでは、モンステラの花を咲かせる条件や、花を咲かせる方法など、開花させるための具体的な方法をご紹介しています。
- モンステラの花を咲かせるのは難しいの?
- どんな時に花が咲くの?
- モンステラの花の咲かせ方
- 花を咲かせるために大切な肥料の与え方
- モンステラの花を咲かせるための年間スケジュール
以上について詳しく解説していきます。
モンステラの花を咲かせるのは難しいの?
モンステラの花は、屋内での開花が非常に珍しいことで知られています。通常は観葉植物として葉の成長を楽しむことが多く、花を見ること自体が稀です。
特に鉢植えで育てている場合は、モンステラの花はほとんど咲きません。これは鉢植えだと花を咲かせるだけの栄養を蓄える根を張ることが出来ないからです。
花を咲かせるためには、株の年齢がある程度成熟していることが条件で、通常は5年以上育てた株でなければ咲きません。
また、温暖な気候や湿度、日照条件などが整っていることも必要です。
どんな時に花が咲くの?
モンステラの花は、株が十分に成長し環境条件が整ったときに咲くとされています。
根がしっかりと張っていることと、温度が20〜30度前後で安定し、湿度が高めの状態が続くと花が形成されやすくなります。
日光は明るい間接光が適しており、直射日光は避ける必要があります。また、植え替えや肥料のタイミングも開花に影響し、栄養状態が良好な株ほど花芽が出やすいと報告されています。
開花時期は夏から秋にかけて起こることが多いです。
モンステラの花の咲かせ方
モンステラの花を咲かせるためには、株の健康管理と環境調整が重要です。
まず葉が沢山ある十分に成熟した株を選びます。
次に、明るい間接光を確保しつつ、温度と湿度を一定に保つことが必要です。先ほど伝えた通り、20~30度前後の温度を保つようにしてください。
鉢植えの場合は根詰まりを防ぐために、一般的な観葉植物で適正とされる大きさより少し大きめなサイズに植え替えます。土は水はけがよく、有機質を含む肥沃なものを選ぶと株の体力向上につながります。水やりは土の表面が乾いたタイミングで行うとよいでしょう。
室内の湿度も高めにして、足りない場合は葉に霧吹きで水を与えます。
花を咲かせるために大切な肥料の与え方
モンステラの花を咲かせるためには、肥料の与え方が非常に重要です。
特に花芽形成期である春から秋にかけては、株が十分な栄養を吸収できるよう、観葉植物用の液体肥料や固形肥料をバランス良く与えます。
肥料は窒素が多すぎると葉の成長が優先され、花芽が付きにくくなるため、リンやカリウムを適度に含むものを選ぶと効果的です。特にリンが花芽の形成に役立ちます。
与える頻度は6~8月の成長期の間に、月に1〜2回が目安です。
夏の高温期や冬の休眠期は肥料の与え方に注意が必要で、特に冬は肥料を控えて株の体力を維持することが望ましいです。
モンステラの花を咲かせるための年間スケジュール
モンステラの花を咲かせるためには、年間を通じた管理が重要です。
春から夏にかけては株の成長期で、日当たりの良い場所に置き、水やりや肥料を適切に与えることで葉の成長を促します。
夏の終わりから秋にかけては、花芽を形成する準備期間となるため、肥料は花芽を促すタイプに切り替え、株に十分な養分を与えましょう。
冬は休眠期に入る株が多いため、室温を15℃以上に保ち急激な温度変化を避け、乾燥させないように気を付けてください。
春先になると、前年度に蓄えた栄養と適切な温度管理によって花芽が膨らみ、数週間で花を咲かせることがあります。
暖かく湿度が高い場所、レースカーテン越しの明るい光、肥料の与え方に気を付けてみてください。
モンステラの観葉植物としての楽しみ方とは
モンステラは独特の切れ込みのある大きな葉が特徴で、観葉植物として人気があります。
実はそのモンステラには観葉植物として人気な理由がいくつかあるのですが、ご存知でしょうか。
- 風水効果があるってほんと?
- 縁起の良い置き場所や組み合わせ
- インテリアとしてモンステラを楽しむ方法
モンステラが観葉植物として人気な理由を3つに分けて、モンステラを楽しむためのポイントをまとめました。
風水効果があるってほんと?
モンステラの大きな葉が邪気を払い、部屋の気の流れを整えると考えられています。
丸みを帯びた切れ込みのある大きな葉は「気を集め、家の中に良い運気を呼び込む」とされ、特に金運や健康運を高める象徴です。
成長が早く葉が大きく広がることから、家族の絆を強めたり、人間関係を円滑にする効果もあると伝えられてきました。
財運や健康運、金運に効果があるとされていることから、オフィスでも人気があります。
縁起の良い置き場所や組み合わせ
モンステラを置く場所によって、風水の効果が高まるとされています。
家の中でも外と最も繋がりやすい玄関は、邪気が入りやすい場所です。ここにモンステラを置くと、邪気を払いながら家庭運や仕事運を呼び込むと考えられています。
また、家族が集まるリビングや、仕事や趣味で使う書斎に置くことで、集中力やリラックス効果を高めることができます。
モンステラと相性がいいのが葉の形や色が異なるシェフレラやフィカス・ベンジャミナです。並べると空間に立体感や動きが生まれます。
シダ類や小型の多肉植物もおすすめです。葉の質感の違いがアクセントとなり、部屋全体がナチュラルで落ち着いた雰囲気に仕上がります。
インテリアとしてモンステラを楽しむ方法
モンステラは葉の形やサイズを活かすことで、さまざまなインテリアスタイルに取り入れやすい植物です。
大型の鉢に植え替えることで存在感を出し、部屋のアクセントにすることができます。
また、陶器や木製の鉢を使用すると、モンステラの緑と調和した落ち着いた空間を作ることが可能です。
白い壁はもちろん、最近はやりのくすみ色の壁紙にも合います。
玄関はもちろん、階段下、リビングなどどこに置いても絵になるでしょう。
その中でもやはりおすすめの置き場所はリビングです。テレビの横に置いたり、ソファの隣に置いたりと、おしゃれな空間作りが楽しめます。
モンステラの育て方のすすめ
モンステラは観葉植物としての人気が高く、室内で育てやすい植物として知られています。
しかし、葉の美しさや花の開花を楽しむためには、適切な環境や管理が欠かせません。水やりや光の量、土の種類や肥料の与え方など、日々のケア次第で健康に育つかどうかが決まります。
ここからは、モンステラを元気に育てるための具体的な方法やポイントを詳しく解説していきます。
モンステラの鉢植えや陶器の選び方
モンステラは根がしっかり張る植物であるため、鉢のサイズや素材を選ぶことが重要です。直径が広めの鉢を選ぶことで根が伸びやすく、健やかに成長することができます。
陶器の鉢は通気性と保水性のバランスが良く、土の乾き具合を安定させることが可能です。重さがあるため倒れにくく、葉が大きく広がっても安心して管理できます。
また、鉢底に水抜き穴があるものを選ぶと根腐れを防ぎやすいのでおすすめです。
モンステラはどんな場所で元気に育つ?
モンステラは明るい室内を好み、直射日光は葉焼けの原因になるため避ける必要があります。窓辺のレースカーテン越しの光や、北向きや東向きの明るい場所での栽培が理想的です。
空気の流れがある環境では、葉の成長が活発になり病気の予防にもつながります。しかし乾燥には注意が必要です。モンステラは湿度が50〜70%と高いところがよく、加湿器などの近くに置いてくとよいでしょう。葉っぱにお水を与えるのもおすすめです。
また、温度管理も大切で、15度以上を保てる環境で育てると、葉の色つやが良くなります。
モンステラの水やりの頻度は?
モンステラは高温多湿のところで育つため乾燥に弱く、水分が不足すると葉の先が茶色くなることがあります。しかし過湿も根腐れの原因になるため注意が必要です。
土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を鉢底から水が流れるくらい与えるのが目安です。
夏は成長期なのでやや頻繁に水やりを行い、冬は成長が緩やかになるため回数を減らすことで根の健康を保つことができます。
モンステラの土や肥料の選び方のおすすめは?
モンステラの生育には水はけと通気性の良い土が適しています。市販の観葉植物用培養土を使用すると管理が簡単です。
鉢底に軽石や小石を敷くと排水性が向上し、根腐れを防ぐことが可能です。
肥料は液体肥料や緩効性肥料が適しており、成長期に合わせて与えることで葉が濃く健康的になります。
モンステラの肥料はいつ与えればいいの?
モンステラの肥料は成長期である春から夏にかけて与えるのが効果的です。
歯の健康を保ちたいのであれば、観葉植物用の栄養剤を与えます。葉が急に広がる6月~8月の時期に栄養を与えることで、鮮やかな緑色の葉を維持できます。冬は休眠期に入るため、肥料は控える方が無難です。
肥料の与え方も簡単で、液体肥料を水やり代わりに与えるか、緩効性肥料を土に混ぜ込む方法が一般的です。
適切なタイミングで肥料を与えると、葉のツヤや株の安定性が増します。
モンステラの花についての質問
モンステラは観葉植物として人気が高いですが、初めてモンステラを迎えたい方や花を咲かせたい方は気になることが沢山ありますよね。
記事の中でまとめることが出来なかった質問を集めました。
- モンステラの高さはどのくらいになる
- モンステラに花が咲いた後はどうなるの?
- プレゼントにおすすめのシーンと贈り方
モンステラの花に関する様々な角度からの質問にお応えしていきます。
モンステラの高さはどのくらいになる
モンステラは屋内で育てる場合でも、適切な管理をすれば1.5メートル前後まで成長することがあります。
株が健康で日光や水分が十分に行き渡る環境では、葉柄も力強く伸び、縦方向の成長が活発になります。屋外や温室で育てる場合はさらに高くなることがあり、2メートル以上に達することも珍しくありません。
鉢のサイズなどで調節することは可能です。しかし大きく育ってしまった場合には、植え替えをしてあげたり、支柱を作って支えてあげるのがおすすめです。
モンステラに花が咲いた後はどうなるの?
モンステラの花が咲いた後その花が実になることがあります。花の真ん中にある肉穂花序が熟しポロポロと落ちたら完熟です。完熟するまでに1年以上の期間がかかります。完熟した実を多く食べると舌のしびれや痛みが出るので注意が必要です。
熟した果実は幻のスイーツとして楽しむことができます。その味はパイナップルのようなバナナのようで美味しいので、完熟させて果実にしてみるのもおすすめです。
また、モンステラの花が咲いた後、株自体は枯れず観葉植物として引き続き楽しめます。ただし、花序は咲き終わると茶色く変色し、自然に枯れて落ちるため、見た目を整えるためには切り取るとよいでしょう。
プレゼントにおすすめのシーンと贈り方
モンステラは新築祝いや開店祝いなど、門出を祝うシーンに向いており、相手の空間に緑を添えることで幸運や繁栄を呼び込むと考えられています。
また、結婚祝いや誕生日にも人気です。
贈る際は鉢やラッピングで見栄えを整えると、より特別感を演出できます。
陶器の鉢やおしゃれなバスケットに入れるとインテリア性も高まります。さらに、相手の部屋の広さや置き場所に合わせたサイズを選ぶと、受け取った方が置き場所に困らず楽しむことができるでしょう。
モンステラは独特の切れ込みのある大きな葉が特徴で、観葉植物として贈り物でも人気があります。
屋内で楽しめる植物として、長く飾れる点も魅力のひとつです。
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モンステラの花についてのまとめ
モンステラは葉や花の美しさだけでなく、花言葉や風水効果によって暮らしに彩りと運気アップをもたらす観葉植物です。
育て方や鉢選び、水やりや肥料の管理を工夫することで、花を咲かせる楽しみも味わえます。贈り物としても人気で、置き場所やシーンを意識すればより喜ばれる植物です。
モンステラの魅力を理解し、日々の生活やインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。