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観葉植物を食べると犬にとって危険!ペットに有害な植物の種類と安全対策

観葉植物を食べると犬にとって危険!ペットに有害な植物の種類と安全対策

観葉植物はインテリアとして人気がありますが、中には犬に有害な種類も存在します。ポトスやモンステラ、クワズイモなどの植物は、犬が誤って食べると中毒症状を引き起こす可能性があるので危険です。嘔吐や下痢、口の炎症を引き起こしてしまいます。また、時には命の危険もある植物もあるので、注意が必要です。

しかし、すべての観葉植物が危険なわけではなく、犬に安全な植物もあります。本記事では、犬に有害な観葉植物の種類や安全な選び方、安全対策について詳しく解説します。愛犬と一緒に安心して植物を楽しむためのポイントを学びましょう。

観葉植物と犬の関係とは

観葉植物がある部屋で犬を飼うのは実はとても相性がいいのです。というのも、観葉植物は空気を綺麗にして気になる匂いを緩和してくれたり、湿度を調整したりするので、犬にとっても快適な空間になります。

しかし、一部の植物には犬に有害な成分が含まれており、誤って食べると口内の炎症や胃腸の不調を引き起こすなどの中毒症状を引き起こすことがあります。また、触れるだけで皮膚に炎症を起こすこともあるので、観葉植物によって注意が必要です。

そのため、犬を飼っている家庭では、ペットに安全な観葉植物を選び、配置にも注意を払うことが大切です。
犬にとって有害な観葉植物と安全な植物を知って対策をすることで、犬を飼っていても観葉植物を飾ることができます。

人気がある観葉植物で犬に有害なもの

観葉植物には人気が高いものの、犬にとって有害な種類が存在します。家庭で育てやすい人気の観葉植物の為、どこにでもあるので注意が必要です。もし紹介している観葉植物が近くにあったら、犬を連れているときは避けるようにしてくださいね。

以下ではどんな植物が有毒なのかの紹介と、もし食べてしまったらどんな症状になってしまうのかなども詳しくみていきます。

ポトス

ポトスはツル性の観葉植物で、鮮やかな緑色の葉と育てやすさから人気があります。耐陰性があり、室内でも育てやすいことから、家庭やオフィスで取り入れられていることが多い観賞植物です。

しかし、ポトスの葉や茎にはシュウ酸カルシウムが含まれており、犬が誤ってかじると口内の炎症や強い痛みを引き起こす可能性があります。

摂取するとよだれを垂らしたり、吐き出そうとする仕草を見せたりすることがあります。また、胃腸に影響を及ぼし、嘔吐や下痢を引き起こすこともあるので注意が必要です。

モンステラ

モンステラは大きな切れ込みの入った葉が特徴の観葉植物で、インテリアとしても人気があります。熱帯原産で成長が早く、室内でも丈夫に育つため、多くの家庭で取り入れられています。しかし、モンステラの葉や茎にはシュウ酸カルシウムが含まれており、犬が誤って食べると強い口内の刺激や喉の腫れを引き起こす可能性があります。摂取すると口をこすりつける、泡を吹く、飲み込むのを嫌がるなどの症状が見られ、重症化すると呼吸困難を引き起こすこともあります。モンステラは床に直接置かれることが多いため、犬が簡単に触れられる位置にある場合は注意が必要です。対策として、高い棚の上に置くか、犬が入れない部屋で管理することをおすすめします。

クワズイモ

クワズイモは大きなハート型の葉と太い茎が特徴的な観葉植物で、存在感のある見た目からインテリアとして人気があります。しかし、クワズイモにはシュウ酸カルシウムが多く含まれており、犬が口にすると口内の炎症や強い痛みを引き起こします。

さらに、喉の腫れや飲み込む際の違和感を訴えることがあり、ひどい場合には呼吸困難に陥ることもあります。特に、クワズイモの茎には毒性が強く、かじっただけでも影響を受ける可能性があります。犬が興味を示して噛まないよう、鉢を高い場所に移動させるか、犬の生活空間とは別のエリアで育てることが安全策となります。

サンスベリア

サンスベリアは剣のように伸びる肉厚な葉が特徴の観葉植物で、空気清浄効果があることで知られています。

耐陰性があり、水やりの手間も少ないため、初心者にも育てやすい植物ですが、犬にとっては有害な成分を含んでいます。サンスベリアにはサポニンが含まれており、犬が誤って食べると嘔吐や下痢、食欲不振などの症状を引き起こすことがあります。

摂取量によっては脱水症状を引き起こすこともあり、特に小型犬や体調の悪い犬には深刻な影響を与える可能性があります。犬が葉を噛まないように、手の届かない場所に置くことが大切です。

ディフェンバキア

ディフェンバキアは、葉に美しい斑が入ることが特徴の観葉植物で、インテリアとしても人気があります。しかし、この植物にはシュウ酸カルシウムが多く含まれており、犬が誤って口にすると口内の炎症や強い痛みを引き起こします。さらに、舌や喉の腫れにより、飲み込むことが困難になることもあります。特に子犬や好奇心旺盛な犬は、葉をかじる危険性が高いため注意が必要です。犬の健康を守るために、ディフェンバキアはペットのいる家庭では避けたほうがよい植物のひとつです。

アグラオネマ

アグラオネマは、光沢のある美しい葉が特徴の観葉植物で、室内の装飾として人気があります。しかし、この植物にもシュウ酸カルシウムが含まれており、犬が誤って食べると強い口内の刺激や喉の腫れを引き起こす可能性があります。さらに、胃腸に影響を及ぼし、嘔吐や下痢を引き起こす場合もあるため、犬がいる家庭では管理に注意が必要です。摂取するとよだれを大量に流したり、口をこすりつける仕草を見せることがあります。

ゴムの木|ペンジャミン(フィカス類)

ゴムの木やペンジャミンなどのフィカス類は、光沢のある葉と丈夫な性質を持ち、室内のグリーンインテリアとして人気があります。しかし、これらの植物の樹液にはフィカスアレルゲンが含まれており、犬が触れると皮膚炎を起こしたり、口にすると胃腸の不調を引き起こす可能性があります。

特に葉や茎をかじると、口内の炎症や嘔吐、下痢の原因となるため、犬が誤って食べないように注意が必要です。

ドラセナ|スパティフィラム(ユリ科)

ドラセナやスパティフィラムは、スタイリッシュな葉の形が人気の観葉植物ですが、犬にとっては有害な成分が含まれています。特に、サポニンが含まれるドラセナは、摂取すると嘔吐や食欲不振、下痢を引き起こす可能性があります。また、ユリ科に属するスパティフィラムは腎臓に悪影響を及ぼす可能性があり、犬が食べると重篤な症状を引き起こすこともあるので、管理に十分な注意が必要です。

ゼブリナ

ゼブリナは鮮やかな紫色の葉が特徴的な観葉植物で、見た目が美しいことから室内装飾に人気があります。しかし、ゼブリナにはシュウ酸カルシウムが含まれており、犬が食べると口内の炎症や喉の痛みを引き起こします。

また、胃腸への刺激が強く、嘔吐や下痢を誘発することもあるため、犬が届かない場所に置くことが重要です。

犬には絶対ダメ!毒性がある危険な植物一覧

犬にとって有害な植物は多く存在し、誤って食べてしまうと深刻な健康被害を引き起こすことがあります。

その代表として知られているのが、ネギ類です。ネギ亜科の植物であるネギや玉ねぎ、ニラなどを摂取すると赤血球を破壊します。

また、ユリ科の植物も犬にとって非常に危険です。ユリ科(ユリ属)の植物である、ユリ、ヒメユリ、オニユリなどを摂取すると、例え少量でも腎不全を引き起こす可能性があります。また、チューリップやスイセンなどの球根植物も毒性が強く、食べると消化不良や神経症状を引き起こすことがあります。

実はアロエやディフェンバキアなどの観葉植物も危険です。犬の口内や消化器官に強い刺激を与え、嘔吐や下痢、食欲不振などの症状を誘発することがあります。

以上の植物は少しの量でも中毒症状を起こしてしまうため、お料理するときに落とさないように気を付けましょう。また、お散歩などで植物が沢山ある場所に行くときにも注意が必要です。

犬にとって害がない安心できる観葉植物

 

犬と一緒に暮らしていても、楽しめる観葉植物はたくさんありますので安心してください。犬にとって有害な植物がある一方で、毒性がなく安全な種類もたくさんあります。そのためペットがいる家庭でも観葉植物をインテリアとして飾ったり、育てたりすることができます。ここでは犬にとって害が少ない観葉植物を紹介していますので、ぜひ、観葉植物を選ぶ際の参考にしてください。

パキラ

パキラ

パキラ7号(ラスターポット付)

パキラは、丈夫で育てやすく、風水的にも金運アップの植物として人気があります。

他の観葉植物と異なり、幹が編み込まれたデザインのものが流通している点が特徴です。

比較的乾燥に強く、水やりの頻度が少なくて済むため、観葉植物を育てるのが初めての方にもおすすめです。

パキラの葉は大きく広がりますが、犬が誤って食べても毒性はないため、ペットと一緒に暮らす家庭でも安心して育てられます。

アレカヤシ

アレカヤシ

アレカヤシ7号(ラスターポット付)

アレカヤシは、細長い葉が優雅に広がる南国風の観葉植物です。耐陰性があり、室内でも育てやすいのが特徴です。

他のヤシ類と比べて成長が穏やかで、コンパクトな品種も多いため、インテリアとして人気があります。

アレカヤシは空気清浄効果が高く、特に二酸化炭素の吸収力が強いことが知られています。また、葉が柔らかくトゲがないため、ペットが触れても安全です。

エバーフレッシュ

エバーフレッシュは、夜になると葉を閉じるユニークな性質を持つマメ科の植物です。他の観葉植物には見られない就眠運動(夜間に葉が閉じる動き)が特徴的で、見ていて楽しい植物です。

葉が細かく繊細な印象ですが、育てやすく、室内でも元気に成長します。

また、エバーフレッシュは空気清浄効果が高いとされ、犬が過ごす空間に置いても安心な植物のひとつです。

ホヤ(ワックスフラワー)

ホヤは、肉厚の葉が特徴的なツル性の植物です。他のツル植物と比べて水分を多く保持できるため、乾燥に強く、頻繁な水やりが不要な点が特徴です。

また、ホヤは「ワックスフラワー」とも呼ばれ、ツヤのある葉がまるでワックスを塗ったように美しいことから、この名前がつけられました。犬が口にしても毒性がないため、ペットのいる家庭でも安心して育てることができます。

カラテア

カラテアは、鮮やかな葉模様が特徴的な植物です。他の観葉植物と異なり、品種ごとに葉の色や模様が大きく異なるため、インテリアに合わせて選ぶ楽しさがあります。

適度な湿度を好むため、乾燥しやすい季節には葉水を与えると美しい葉を保つことができます。カラテアは犬にとって無害な植物であり、また空気を浄化する作用があるため、ペットと暮らす環境に適しています。

ベゴニア

ベゴニアは、カラフルな花を咲かせる品種が多く、観葉植物としてだけでなく鑑賞用の花としても人気があります。

他の花と違い、ベゴニアの葉や茎には少し肉厚なものが多く、水分を保持しやすい性質を持っています。そのため、乾燥に強く、水やりの頻度を少なくできる点がメリットです。

ベゴニアの葉や花には毒性がないため、犬がいる家庭でも安心して育てることができます。

スパティフィラム

スパティフィラムは、白い仏炎苞(ぶつえんほう)を持つ美しい植物で、耐陰性が高く、室内でも育てやすいことが特徴です。

他のユリ科の植物と異なり、犬に対して有害な成分を含まないため、ペットのいる家庭でも安心です。

また、スパティフィラムはNASAの研究で空気清浄効果が高い植物として認められており、二酸化炭素やホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収する効果があります。

ペットがいるけど観葉植物を置きたいときの安全対策

犬にとって毒性がなくて安全な観葉植物を置いたとしても、犬は好奇心が旺盛で、葉をかじったり、土を掘ったりすることがあります。

また、観葉植物を倒してしまうと、土を食べてしまうことや、思わぬケガをすることもあるでしょう。

そのため、植物を安全に管理し、犬が誤って有害な植物を口にしないよう工夫することが大切です。ここからは安全対策の仕方をご紹介していきます。

置く場所を工夫する

観葉植物を犬が誤ってかじらないようにするためには、置き場所を工夫していくとよいでしょう。一番有効なのは、犬の手が届かない高い棚に置くことや吊り下げ式のプランターを活用する方法です。また、スタンド付きの鉢を使用すると、床に直接置かずに管理できるため、犬が触れるリスクを減らせます。

さらに、犬がよく過ごすスペースとは別の部屋に観葉植物を置くのもよいでしょう。ただし、そのためには植物の生育には適度な日光と風通しが必要なため、日当たりの良い場所を確保しつつ、犬の安全も考慮する必要があります。観葉植物を飾る際は、犬の習性を理解しながら、適切な配置を心がけることが大切です。

土にも注意しよう

観葉植物の土は犬にとって興味を引くものの一つであり、掘ったり口に入れたりすることがあります。そのため、誤食を防ぐためには土の選び方や管理が重要です。

特に、化学肥料や農薬が含まれている土は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、無害なオーガニックの培養土を使用するとよいでしょう。

また、鉢の表面を覆うことで犬が直接土に触れるのを防ぐことができます。例えば、ヤシ繊維やバークチップを敷いたり、小石や防草シートでカバーしたりすると、犬が土を掘るのを防ぐ効果があります。また、犬が鉢をひっくり返すのを防ぐために、安定感のある鉢カバーを使用するのも効果的です。重みのある鉢カバーを選ぶことで、犬が誤って倒してしまうリスクを減らせます。インテリアに合わせて使うのと、おしゃれになるのでおすすめです。

さらに、湿った土は虫を寄せつける原因にもなるため、水やりの頻度を適切に管理し、風通しの良い場所で育てることが大切です。

食べられる草を用意して愛犬のストレス発散させる

観葉植物を愛犬がかじってしまう原因の一つに、遊びやストレス発散があります。特に好奇心旺盛な犬は、葉の揺れや香りに興味を持ち、口にしてしまいます。そのため、安全に食べられる草を用意してあげるのも一つの手です。かじられる植物を用意してあげることで、観葉植物への興味をそらし、誤食のリスクを減らすことができます。

犬用の食べられる草として代表的なのが「犬猫用の無農薬栽培の猫草(エン麦)」や「小麦若葉」です。これらの草は消化を助ける働きがあるとされ、胃の調子を整えるのに役立ちます。

また、ハーブの一種である「レモングラス」も犬が好むことが多く、観葉植物の代わりに噛むことで満足感を得ることができます。ただし、与えすぎは消化不良の原因になるため、適量を守ることが大切です。

 

愛犬が観葉植物をかじる癖がある場合は、専用の草を育てることでストレスを軽減し、安全に植物と触れ合える環境を作ってあげると喜ぶでしょう。

もしも愛犬が有害な観葉植物を食べてしまったときの対処方法

犬が有害な観葉植物を食べてしまった場合、まずは落ち着いて状況を確認することが重要です。すぐに病院へ連絡をして、獣医師の指示を仰ぎましょう。出来ればすぐに病院へ連れて行ってください。

どの植物をどの程度食べたのか、可能であれば食べた量や部位を把握し、植物の種類を特定しましょう。食べた植物の写真や名前を伝えることで、適切な治療を受けやすくなります。

 

無理に吐かせることは逆効果になる場合があるため、自己判断で処置をせず、必ず専門家の指示を待つことが大切です。また、食べた量が少なくても、時間が経ってから症状が出ることもあるため、しばらくの間は愛犬の様子を注意深く観察しましょう。

普段から犬が観葉植物に触れないよう、手の届かない場所に置く、専用の柵を設置するなどの予防策を講じることで、誤食のリスクを軽減できます。

観葉植物でに危険なものと安全なもの・まとめ

観葉植物の中には、犬にとって有害な種類もあるため、誤食を防ぐ工夫が必要です。ポトスやモンステラ、クワズイモなどは中毒の危険性があるため、犬が届かない場所に置くか、お迎えするのは控えましょう。

もし観葉植物を育てたい場合は、パキラなどペットに安全な植物を選ぶとよいでしょう。また、土の管理や鉢カバーの使用など、安全対策を徹底することも大切です。万が一、愛犬が有害な植物を食べてしまった場合は、すぐに動物病院に相談してください。犬の健康を守りながら、観葉植物を楽しむためのポイントをしっかり押さえましょう。