アレンジメントフラワー

ラ・メールコラム > アレンジメントフラワー > 玄関に花を飾ろう。上手な飾り方や風水効果をご紹介

玄関に花を飾ろう。上手な飾り方や風水効果をご紹介

 

皆さんのご自宅では、玄関にお花を飾っていますか?部屋には飾っているけど、玄関には置いていないという方もいらっしゃるかもしれませんが、お花を玄関に飾ることで、たくさんのメリットや風水的な効果が得られることをご存知でしょうか。この記事を読んだら、きっとあなたのお家の玄関でも、お花を飾ってみたくなるはずですよ。

玄関に花を飾るメリット

玄関にお花を飾ることで、風水効果や、気持ちの切り替えなどが期待されます。人工的に作られた香料などではなく、ふんわりと漂う自然なお花の香りには、リラックス効果や疲労の軽減、ストレスを和らげる効果などもあるのです。私たちを視覚的にも嗅覚的にも楽しませてくれるお花を、玄関に飾るメリットについて詳しくお伝えしていきます。

風水的に良い効果がある

玄関は、運気の出入り口である重要な場所だと風水では考えられています。風水とは、古来の中国において、生活環境を整えることにより、運気を向上させる環境学です。最近の風水では、簡単に取り入れて実践できるインテリアアイテムなどの傾向が強くなっています。運気の入り口である玄関に風水効果がある花を飾れば、悪い運気を払ったり吸い取ってくれたりする良い効果が期待できるのです。

気持ちの切り替えになる

花が一本でもあるだけで、部屋が華やぎ、気持ちまで明るくなったという経験があると思います。生活にお花があると、丁寧な暮らしをしている気分にもなれますね。玄関先に花を飾れば、憂鬱な出勤日に元気をもらえたり、気合を入れる日に気持ちが上向きになれたりと、気持ちの切り替えに大いに働きかけてくれます。明るいビタミンカラーや癒されるピンク系など、なりたい気分に応じて色を選ぶのも効果的です。また、季節に合った旬のお花を飾れば、季節感を味わうこともできます。

花の香りでリラックスできる

生花の魅力は、何といってもみずみずしい香りです。外出先や仕事から疲れて帰ってきたときに、お花たちが出迎えてくれると気持ちが和らぎますよね。また、帰宅してすぐにふわりと漂う花の香りで、心や体の緊張がほどけやすくなるでしょう。花の香り=帰宅という意識付けをしやすくなり、オフモードへの切り替えを助けてくれます。

玄関に飾ると良いお花の紹介

玄関にお花を飾って風水効果を得るには、切り花が悪い運気を吸い込んでくれるため特に良いとされます。飾る際には、ガラスなどのクリアな花器を使い、下にコースターを敷いておくと良い気が逃げません。お家の玄関の方角によって、置くと効果的な花の色などがありますので、各方角に良い色や、色ごとにおすすめするお花の種類をご紹介していきます。

 

東の玄関にはブルーのお花がおすすめ

東は幸運を多く呼び込む方角と考えられており、東にある玄関は、風水的に最も良い位置だとされています。東の玄関には、ブルー系のお花が良いとされるため、爽やかな色合いのお花を飾りましょう。また、青には仕事運もアップさせるので、仕事を好調に進めたい、軌道に乗せたいという場合にも、意識して取り入れると効果的なカラーです。

アジサイ

青いアジサイの花言葉は「辛抱強い愛情」です。アジサイは、水分をたっぷり必要とする、日本の梅雨を代表する花です。その性質から、悩みや不安などの気を吸い取ってくれると考えられています。また、小花が集まって咲く姿から家族団らんなどを連想させ、家庭運の上昇や、玄関に置くことで金運をアップさせる効果もあります。

トルコキキョウ

バラにも負けないエレガントさを持ちながらも、比較的リーズナブルな価格で入手できるトルコキキョウもおすすめです。青いトルコキキョウの花言葉は「あなたを想う」です。白や紫がポピュラーですが、青や黄、ピンクなど彩りが豊富です。一重咲き、八重咲き、フリンジ咲きなど、品種によって咲き方もさまざまなので、いろいろな表情を楽しめます。

デルフィニウム

デルフィニウムには浄化作用があり、悪い気を清めて、厄払いをしてくれると考えられています。結婚式のサムシングブルーとしてもお馴染みのデルフィニウムの花言葉は「あなたを幸せにします」です。花色はライトブルーからインディゴブルーまで濃淡があります。

西の玄関にはピンク色のお花で運気アップ

西の方角は、恋愛運や金運を上昇させる効果があるとされます。特にピンクをメインに使うと、運気の上昇を促すことができますよ。愛らしいピンク色をベースとして、添え色に黄色を取り入れるのも効果的です。ピンク色は愛情や女性らしさの象徴でもあるため恋愛運アップに繋がり、黄色は金運上昇の効果が期待できます。

アルストロメリア

花の姿がユリに似ていることから、和名では「百合水仙(ゆりすいせん)」とも呼ばれます。しっかりした茎にたくさんの花を咲かせるアルストロメリアは、一輪でも華やかさがあります。花もちが良いため、玄関に飾るお花としてもぴったりです。ピンク色のアルストロメリアには「気配り」の花言葉があります。ピンク以外にも、さまざまな色のアルストロメリアをカラフルに飾ると、家の中のエネルギーを陽の気に変えてくれます。

チューリップ

風水において「火」の気を持つとされるチューリップは人気や対人運をアップさせ、仕事や商売、対人関係、恋愛運などに効果的です。ピンクのチューリップの花言葉は「誠実な愛」「愛の芽生え」です。人との繋がりや良縁を呼び込みたい場合におすすめです。また、寝室に飾ると、女性らしさや魅力を上げると言われています。

ガーベラ

ガーベラは長い茎先に、大輪の豪華な花を咲かせます。アレンジメントでも人気のお花で、一輪あるだけでも雰囲気が華やぎますね。風水では、茎の長いお花には縁結びの力があるとされています。特に結婚運や恋愛面での運気を上げたいときには、ピンクのガーベラを飾ってみましょう。ガーベラ全般には「希望」「常に前進」という前向きな花言葉があり、ピンク色には「感謝」「思いやり」の言葉が添えられています。

南の玄関には緑・黄緑のものを

南にある玄関は、陽の気が大きく働き、華やかさや名誉といった運気を上げやすい位置です。緑、黄緑などのグリーン系のお花を飾ると、より風水効果がアップします。グリーンの系のお花を爽やかに飾るのも良いですが、小さめの観葉植物を置いても効果的です。穏やかな緑色は、安らぎや癒しを連想させるので、リラックスしたい人やお疲れ気味の人にもおすすめです。

小ぶりの観葉植物

観葉植物は耐陰性を持ち、日陰でも元気に育ってくれる植物が多いので、育てやすいのもポイントのひとつです。中でも葉が細く尖っている種類には、邪気を払う効果があります。また、葉が上向きに伸びている観葉植物は、陽の気を持っています。厄除け効果のある観葉植物では、ドラセナ、サンスベリア、テーブルヤシ、カポック、オリヅルランなどがおすすめです。

ピンポンマム

ピンポンマムは「ポンポン菊」とも呼ばれ、名前のとおりピンポン球に似た。丸くコロンとしたフォルムが愛らしいマム(菊)です。アメリカの園芸品種であるポットマムを改良して生まれた種類になります。花言葉には「高貴」「君を愛す」「真実」があります。鮮やかな淡いグリーンのピンポンマムは、爽やかで清楚さを感じられます。和モダンな雰囲気も持っているので、和風のお家にもよく似合うお花です。

カーネーション

風水においてお花を飾ることは、気の流れを良くして浄化すると考えられるものですが、カーネーションには特に浄化作用があるお花で、悪い運気を流してくれます。玄関先はもちろん、悪い気が溜まりがちなトイレや鬼門へ飾っても効果的です。ピンク色のカーネーションには、「温かい心」「感謝」「気品」などのポジティブな花言葉が付いています。

北の玄関にはオレンジなどの暖色の花を

北の方角にある玄関は、家庭円満をつかさどる位置であり、人との信頼を築いて才能を発揮しやすい位置でもあると考えられています。飾るお花は、人間関係を良好に保ち、対人運をアップさせるオレンジや、黄色、茶色など、暖色系で温かみのある色を取り入れ、明るい雰囲気の玄関にしましょう。

オリエンタルポピー

オリエンタルポピーは和名で「鬼芥子(オニゲシ)」とも呼ばれます。大輪の豪華さが魅力で、大きなものだと花径が20センチになるものもあります。八重咲き、フリル咲きなど、咲き方の違いも楽しめる花で、花言葉には「繁栄」「優しい恋」があります。ポピーは繁殖力が強く、開花するときに大きくエネルギーを放出するので、風水的にも生の気の良いパワーを得られると考えられています。

マリーゴールド

オレンジや黄色系のマリーゴールドは、家庭円満に良い影響を与え、ネガティブな気を流して、前向きな気を取り入れてくれます。エネルギッシュなビタミンカラーのマリーゴールドは、見ているだけでも元気をもらえますよね。聖母マリアの祝日にいつも咲いていた花であることが名前の由来であり、海外でも大変人気の高い花です。オレンジ色には「予言」「真心」、黄色には「健康」の花言葉があります。

スイートピー

縁結びの効果が強いとされるスイートピーは、風水では「良縁を運ぶ花」と考えられます。甘い香りが漂うので、玄関に飾れば帰ってきたときに癒され、ホッとできそうですね。黄色のスイートピーには金運アップも期待できます。白い小花と一緒に飾ると、さらに良い効果が生まれます。水回りに飾るのも良いとされるため、洗面所やトイレにもおすすめです。

風水的に玄関に飾ってはいけない花はある?

風水効果を考えて玄関に飾るのならば、反対に効果を下げてしまうタブーとされるお花も知っておきたいところです。風水的に、玄関に飾ってはいけないお花には、どんなものがあるのでしょうか?今何気なく玄関に置いている花も、もしかすると良くない効果を及ぼしてしまうかもしれません。それでは詳しく見ていきましょう。

サボテン

サボテンは、悪い気を吸い込んでくれる植物ですが、同時に良い気も吸い込んでしまうと考えられ、玄関に飾るには風水的にふさわしくありません。他にも、トイレや寝室、キッチンに置くのも不向きとされています。これは、サボテンの棘が良いものも悪いものも払ってしまうと考えられているためなので、棘のない種類を選べば問題ありません。

造花

風水における花の効果は、生気があってこそものです。造花は生きておらず、作り物であるため、風水としては、良くも悪くも効果が無いものだと考えていいでしょう。中には、偽物の花であることから、ニセの気を流すと捉える考え方もあるようです。必ずしもタブーというわけではありませんが、生花の方が断然風水効果を得られます。

ドライフラワー

アンティークな雰囲気を演出できるため、インテリアにも大人気のドライフラワーですが、陰の気を持つと考えられており、風水的にはあまり良くありません。気の流れを作る玄関は、いちばん飾るのを避けた方がいい場所です。お部屋に飾る場合には、風通しの良い場所や窓辺に吊るして飾ると良いとされています。特に、西日が入る窓辺に吊るすと、西日が陰の気を払ってくれるので運気が上がります。

枯れた花はすぐに取り換えて

風水では、死んだ状態のものは悪い気を引き寄せてしまい、陰の気がこもると考えられます。枯れた花を玄関に置いておくと「生」の気が失われて、反対に悪い気を引き寄せます。取り入れた陽の気を打ち消したり吸い取ったりして運気が低下していくので、お花が枯れてしまったらすみやかに片付け、新しいお花に取り替えましょう。

玄関のお花を長く楽しむためのポイント

玄関のお花は、お家に帰ってからすぐに目に入りますよね。できれば長持ちさせて、長く玄関を彩ってほしいものです。風水的にも、元気なお花は効果が上がり、良い気を与えてくれます。ここからは、お花を長く楽しむためのポイントやコツ、お手入れの方法などをご紹介しましょう。

水はこまめにかえる

お花を長持ちさせるには、水や花瓶を清潔に保つことが重要です。お部屋の中は空調が効いているけれど、玄関までは行き届かないご家庭も多いでしょう。特に夏場などは、玄関が高温になりがちです。水はこまめに取り替えて、清潔な水分をお花に吸わせましょう。頻繁なお手入れが難しい場合には、延命剤を使うと殺菌効果があり、養分も含んでいるのでお花が長持ちします。

水切り・水揚げをする

切り花の茎先は、とても傷みやすいです。水を替えるタイミングで、こまめに水切り・水揚げをすることをおすすめします。切り口を新しくすることで、水分を吸い上げやすくなる他、茎先を清潔に保つ効果もあります。茎を切る際には、花バサミなどの刃が薄いハサミで、茎の道管を潰さないようスパッと切りましょう。切り口を斜めに大きくすると、水分を吸い上げる面積が増え、お花が元気になります。

余分な葉っぱは取り除く

葉っぱが水に浸かっていると、腐食の原因となり、水中に雑菌が繁殖します。茎先の腐敗や花の健康状態にも関わりますので、余分な葉っぱは前もって取り除いておきましょう。茎下に付いている葉はすべて取り除いても問題ありません。また、葉を減らすことで、花全体に充分な栄養が行き渡りやすくなり、お花の長持ちにも繋がるのです。

まとめ

今回は、玄関に飾るお花の上手な飾り方や、風水効果などをご紹介してきました。出入り口である玄関は、風水でも重要な役割を持つ場所だとされています。「お家の顔」でもある玄関を美しく彩り、風水効果で開運も手に入れてみてはいかがでしょうか。プレミアガーデンでは、さまざまなお花の種類や、ハイセンスなアレンジメント、観葉植物などのラインナップが豊富です。ご自宅の玄関を彩るお気に入りの花を、ぜひ見つけてみてくださいね。