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室内でも元気に育つ。おしゃれな観葉植物について紹介

昨今のボタニカルブームで、グリーンインテリアが人気を集めています。この記事では、家のインテリアに合わせて飾りたいおしゃれな観葉植物をご紹介します。観葉植物を飾ってみたいけど、何を買えばいいか分からず悩んでいる方は、選ぶ参考にしてみてくださいね。自分にぴったりで育てやすい、お気に入りの観葉植物を選んでみましょう。

室内で育つおしゃれな観葉植物の選び方

観葉植物の魅力は、室内に置いて手軽に楽しめる点です。部屋の雰囲気に合わせて選べば、インテリアとしても優秀な役割を果たしてくれます。ただし、植物は生き物なので、ただ置けばいいというものではなくお世話が必要です。置き場所や育てやすいポイントも考えて選びましょう。

どこに置くかで選ぶ

観葉植物を置く場所を決めて、その場所の日当たりを確認しましょう。観葉植物が元気よく育つには日光が欠かせません。飾りたい場所が、あまり日当たりの良くないポイントであれば、耐陰性を持つ観葉植物を選ぶことをおすすめします。常に日が当たらなくても、週2、3回程度日光浴をさせてあげれば、元気に育ちます。窓際の日光が強い場所に置く場合は、レースカーテンを引いたり、窓辺から少し離して置いたりと工夫しましょう。

育てやすさで選ぶ

観葉植物は生き物なのでお世話が必要です。自分の生活スタイルや、お手入れできる頻度などに合わせ、管理しやすい種類を選びましょう。特に、初めて植物を育てる人は、初めから難易度の高い種類を選ぶと負担になってしまうので、まずは育てやすさ優先に選び、徐々にお手入れに慣れていくのがいいかもしれません。もしくは、お気に入りの観葉植物を見つければ、自然と愛着が湧き、愛情をたっぷり注いで育てられるでしょう。

インテリア・雰囲気に合ったものを選ぶ

あなたが作りたい部屋のイメージや、演出したい雰囲気を思い浮かべてみてください。カフェのような癒し空間や北欧スタイル、コンクリート打ちのクールな部屋、カントリー、エスニック、アンティーク調など、家具やインテリア、部屋の雰囲気に合う観葉植物を選びましょう。また、広々とした店舗で植物を購入する場合、持ち帰って部屋に置くと意外と大きかった…ということもあります。置き場所の大まかなスペースやサイズ感を確認してから、購入しましょう。

風水効果で選ぶ

風水とは、人の生活環境を整えることで運気を上げるという、中国に古くからある環境学です。現在は、インテリアとして風水を取り入れ、手軽に楽しむスタイルが主流です。観葉植物には、大地や水、生命力や光のパワーの風水効果があり、厄除けや魔除けとしても効果的だと言われています。観葉植物の種類によって、より効果的な特徴があるので、風水効果で選んでみるのもおすすめです。生活に植物を取り入れて、元気に活き活きと育ててあげるのが、運気上昇のポイントですよ。

育てやすい観葉植物のおすすめ15選

観葉植物を育ててみたいけど、ガーデニングなどもしたことがないし、いきなり育てるのは不安…と感じている方もいるかもしれません。そんな初心者さんでも育てやすい、入門向けの観葉植物を15選挙げてみました。特徴や育てやすさもお伝えするので、観葉植物選びに悩んでいたら、ぜひ参考にしてください。

サンスベリア

尖った葉を上へと伸ばすサンスベリアは、マイナスイオンを出す特徴があります。空気清浄効果を期待できる観葉植物で、乾燥や日陰にも強いです。水やりが少なくても元気に生長してくれるので、初心者向けです。コンパクトなので、あまり場所を選ばずに置けるのも魅力の一つ。また、サンスベリアのように尖っている葉は、風水では邪気を払うと考えられているので、厄除けや魔除け効果を期待する場合は、玄関に置くのが良いでしょう。

シュロチク

ホテルや旅館でも見かけることの多いシュロチクは、ヤシ科の植物です。つややかな深い緑の葉が特徴的でモダンな印象があり、さらに竹に似た細い幹は、アジアンな雰囲気のお部屋作りにおすすめの植物です。日陰や寒さにも強いシュロチクは、直射日光に当たりすぎると、葉が焼けてしまいます。尖った葉先を下に向けているシュロチクは、良い気の流れを作る植物として風水効果も期待できるでしょう。

パキラ

光沢のある濃い緑の葉を星形に広げるパキラは、観葉植物の中でも特に人気の種類です。「Money tree(マネーツリー)」の英名もあり、開店、開業祝いでのギフトとしても人気です。また、パキラのサイズは大変豊富で、両手に乗せられる小さいサイズから、存在感のある大きいサイズまで展開されています。置き場所や部屋の雰囲気に合わせて好みのサイズを選べるのも魅力のひとつです。幹の種類も、どっしりとした太いものから縄のように編まれたくねくねとしたものなどがあるので、好みでチョイスしてみてくださいね。

ドラセナ

ドラセナとは、一般的にはドラセナ属の総称を指し、50種類以上もの多様な品種が存在しています。次にご紹介する「幸福の木」「ユッカ」もドラセナ属です。人気の種類には、良い花の香りを楽しめる「フレグランス」、レモンイエローの斑模様が入った葉をたっぷりと茂らせる「レモンライム」、光の当たり方で葉の色味が違って見える「カプチーノ」、葉にライム色のストライプアクセントが入った「ライムワーネッキー」などがあります。

幸福の木

幸福の木の名称で親しまれるドラセナは、正式には「ドラセナ・マッサンゲアナ」と呼びます。ハワイでは、玄関に置くと幸運を呼び込むとして愛されており、日本でも縁起の良い植物として広まりました。ストライプ模様の葉と太い幹姿の幸福の木は、観葉植物の中でも特に人気が高い種類です。直射日光と寒さに弱く、室温は最低でも10度以上必要です。寒さにさえ気を付ければ、基本的には丈夫で育ちやすい植物です。

ユッカ

ユッカは「青年の木」の名前で親しまれています。細長く尖った葉を、上向きに茂らせるのが特徴です。葉のボリュームはありますが、上に向かって伸びるので幅を取り過ぎることもありません。ユッカは乾燥にも寒さにも強い植物で、冬も2度以上あれば育ちます。あまり神経質に手入れをしなくてもいいので初心者向けです。もともとは乾燥地帯の植物ですので、お水のやりすぎに注意して適度な日光を当てれば、すくすくと葉を茂らせてくれるでしょう。

モンステラ

サトイモ科のモンステラは、つやつやとした光沢のある葉に、特徴的な切れ込みが入りエキゾチックな姿をしています。カフェなどでもよく飾られており、とても人気のある観葉植物です。自生地は熱帯雨林地帯なので、直射日光を苦手とし、明るい日陰を好みます。しかし乾燥や寒さにも強く、冬は5度くらいであれば耐えられる丈夫さも持っています。また、風水では大きな葉には邪気を払うとされ、開運にも効果的だと言われています。

サボテン

ボタニカルブームで人気の出た多肉植物であるサボテンは、ホームセンターや100円ショップでも売られている身近な観葉植物です。平たい形から玉型のもの、棘があるものやないものなど、品種も豊富に展開されています。砂漠に自生する姿が思い浮かぶとおり、乾燥した高温の環境が適しています。窓際や出窓、ベランダなどに置きましょう。ただし、品種によっては直射日光を苦手とするものもあるため、レースカーテンを引いておくと無難です。

ストレリチア

ストレリチアは、品種によってがらっと雰囲気が変わります。葉だけでなく花も楽しむのなら「ストレリチアレギネ」がおすすめです。ダークグリーンの大きな葉に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるレギネは、「Bird of Paradise(天国の鳥)」や「極楽鳥花(ごくらくちょうか)」の別名も持ちます。比較的花が咲きやすい品種で、トロピカルな味わいのある花は切り花でも人気です。ストレリチアのように大きな葉は蒸散作用が高く、加湿効果も期待できます。

ゴムの木

ゴムの木とはフィカス属に分けられる種類を総称する名前です。ゴムの木として一般的に呼ばれているのは「デコラゴムノキ」という種類になります。存在感のあるみずみずしい葉や育てやすさから、大変人気のある観葉植物です。太い幹から気根と呼ばれる根を足のように伸ばすガジュマルや、おしゃれな姿で人気の高いベンジャミンもゴムの木の仲間です。家族が集まるリビングにおけば、オフタイムのリラックス空間を作ってくれることでしょう。

カンノン竹

古くから日本で親しまれている植物です。味わい深く趣のある姿は、料亭や旅館、アジアンテイストにもぴったりです。名前に「竹」とありますが、実はヤシの仲間です。耐寒性に優れており、氷点下にならなければ冬を越せます。虫が付きにくいのも特徴なので、虫が苦手な人でも気軽に育てることができるでしょう。陶器製の鉢などに植えると、さらに情緒のある姿を楽しめます。シュロチクと大変似ているため間違われやすいですが、シュロチクの方がやや大型であるのが特徴です。

ウンベラータ

ウンベラータは、曲線を描いた幹に、大きく丸みのあるハート形の葉を付ける観葉植物です。熱帯地が原産なので寒さにやや弱く、最低でも8度は必要とします。あまり暗い場所にずっと置いておくと、葉が元気をなくしてツヤを失ってしまうので、なるべく暖かい窓際におくと良いでしょう。古い葉が黄色くなってしまったら、早めに摘み取っておくと、全体に栄養が行きわたりやすくなります。乾燥する時期は、霧吹きで水をかけて葉を湿らせてあげると喜びます。ただし、大ぶりな葉には埃が溜まりやすいので、気付いたら濡れた布で拭き取りましょう。

アレカヤシ

アレカヤシは、名前を聞くよりも植物の姿を見る方がピンとくるかもしれません。よくホテルやレストランのロビーで出迎えてくれる観葉植物です。放射線状に茂る葉は南国ムード満点ですね。背の高い姿が印象的ですが、原産地のマダガスカルで自生するアレカヤシは10メートルを超えるものばかりで、沖縄では街路樹として親しまれています。耐陰性は強いですが、寒さには弱いため気を付けて管理しましょう。風水で陰の気を持つとされるアレカヤシには、リラクゼーション効果もあります。

クワズイモ

クワズイモはサトイモに似ていますが、樹液が毒を持ち、食用に向かないことから名付けられた名前です。樹液の毒性は、体質によっては皮膚のかぶれや炎症を起こす可能性もあるので、お手入れや植え替えの際には、ゴム手袋などで皮膚を守っておくと良いでしょう。暑さや寒さにも強く育てやすい種類で、ハート型の大きな葉が可愛く魅力的です。品種によってはシルバーの葉色や、葉脈筋が個性的な姿のものもあるので、お気に入りのクワズイモを見つけてみてくださいね。

観葉植物はおしゃれ以外にもいろんな効果が

おしゃれな空間作りをしてくれる観葉植物ですが、観賞用のインテリアとして楽しむ以外にもさまざまな効果があります。近年では、観葉植物の持つリラックス効果やストレスを和らげる効果から、オフィスに置く植物としても人気が集まっているのです。次は、インテリア以外でも楽しめる観葉植物のおすすめな効果をご紹介していきましょう。

リラックス効果がある

植物が持つ緑色は、網膜の負担が少ないために目の疲労を軽減させます。また、植物が持つ「フィトンチッド」という化学物質によって、アルファ波を増やして精神を安定させる効果もあります。体の緊張状態を和らげるので、リラックス効果が期待できるのです。森林浴が良いとされるのは、植物が持つこのような効果のためです。

空気清浄の効果がある

植物は、有害物質であるホルムアルデヒドなどを分解してくれます。光合成によって、二酸化炭素を取り込み酸素を増やしてくれるので、空気清浄効果も期待できます。さらに葉が大きな観葉植物は、疲労回復の効果があるマイナスイオンを多く排出してくれたり、吸い上げた水分を葉から水蒸気として放出するため、加湿も助けてくれる優れものです。まるで「生きた空気清浄機」ですね。

生長を楽しむことができる

初めは上手く育てられるか不安だった観葉植物も、毎日お手入れをしていればどんどん愛着が湧き、愛情を注いでいくものです。こまめにお世話することで、葉が美しく輝いて育ってくれた姿には、嬉しさや満足感も得られますよね。また、室内で手軽に育てられ、いつでも眺められるのも魅力です。丁寧に間引きをしたり、葉の埃を拭き取ったりするのも楽しくなり、植物の生長を楽しむのが、立派な趣味のひとつにもなります。

風水の効果も期待できる

風水は、中国に古くから伝わる環境学です。人の生活環境を整えることで、良い運気を呼び込むと考えられています。観葉植物は、悪い気を払ったり吸収したりして、良い気を呼び入れる効果があるとされ、風水に欠かせない存在です。例えば効果としては、尖った葉は邪気を払い、丸みを帯びた葉は穏やかな気を持ちます。他にも、上向きに伸びる葉は活発な陽の気を持ち、下向きだと気を静める陰の性質があるとされます。

方角によっては運気が異なるので、おく場所にもこだわると良いでしょう。

ストレスを軽減させる

植物を眺めることで、ストレスホルモンの増加を抑える効果があるそうです。ただ室内に置くのではなく、いつでも眺められる位置や視界に入る場所に置くことで効果を発揮します。ストレスホルモンの軽減によって、勉強や仕事の効率が上がるという調査結果も報告されてるほど。自分のお気に入りの植物であるほど、ストレス軽減の効果は上がるので、気に入った植物は眺められる場所に飾っておきましょう。

観葉植物の正しい育て方

 

初めて家に迎えた観葉植物。お世話を頑張ろう!と意気込んでも、手入れに不慣れな方は、正しい育て方が分からず不安に思われるでしょう。ここでは、観葉植物が好む日光浴の方法や、置き場所、水やりのベストなタイミングなど、基本的な正しい育て方をご紹介していきます。参考にして、お気に入りの植物を元気よく育ててあげてくださいね。

直射日光に当てないように気を付ける

だいたいの観葉植物は、直射日光を苦手とします。適度な日光は必要ですが、当てすぎると「葉焼け」を起こして変色してしまいます。人が日に焼けすぎると肌が黒くなるのと同じ現象が起きるのです。葉の組織が破壊されることによって変色するので、色が元に戻らないうえ、植物自体が弱って枯れてしまう原因にもなります。特に、育ち始めた新芽や若い芽は葉焼けしやすいので、日光浴の際にはレースカーテン越しに置くなど注意しましょう。

風通しの良い所に置く

お花や観葉植物の育て方には、よく「風通しの良い所に置きましょう」とありますよね。これは、植物の光合成や呼吸をしやすくするためです。葉には、気孔と呼ばれる組織があり、風通しを良くすることで、この気孔が開閉しやすくなる効果があるのです。また、水分や温度の調節も促進されるので、植物が健康に育つうえでは非常に重要なポイントです。葉がさやさやと揺れる程度の風がちょうどいいですが、難しければ扇風機などの首振り機能で風を流すのもおすすめです。

水の頻度にも注意

乾燥した環境が適している種類は、土が乾いた状態になってから水やりをします。まだ土に湿り気があるのに水をあげると、根腐れを起こす可能性があるので、注意が必要です。鉢の土が白っぽく乾き、ぱらぱらとしていたら、お水をあげても大丈夫ですが、あげすぎにも注意が必要です。水やりの際には、底から水が流れ出るほどにたっぷりと水をやり、鉢全体の土に水分を行きわたらせましょう。

室内用の観葉植物はフラワーギフトラボへ

今回は、室内でも元気に育つ、おしゃれな観葉植物の選び方や育て方について、ご紹介してきました。インテリア以外にもさまざまな効果が期待できる観葉植物は、比較的初心者でも育てやすい種類が多く、手軽に挑戦できます。フラワーギフトラボでは、1800以上もの豊富な商品も取り揃えています。今後も継続して多数のラインナップを予定しているので、ご自宅のインテリアや、ギフト用としても、ぜひお買い求めください。