観葉植物ベンジャミンを飾ろう!育て方や種類、花言葉、風水効果などを解説
ベンジャミンはおしゃれな樹形と育てやすさから、人気の観葉植物です。
種類も豊富なため、自宅のインテリアやギフトに合うものを選びましょう。
この記事では、ベンジャミンの花言葉や風水、育て方などを解説します。葉が落ちる、枯れる原因などもご紹介しているので、ベンジャミンを飾りたいと思っている方は参考にしてみてください。
ベンジャミンの特徴と魅力
植物名 | ベンジャミン(フィカス・ベンジャミン) |
英名・和名 | Weeping Fig(Benjamin)・シダレガジュマル(ベンジャミンゴムノキ) |
原産地 | インド、東南アジアなど |
学名 | Ficus benjamina |
科名・属名 | クワ科・フィカス(イチジク)属 |
園芸分類 | 観葉植物 |
草丈・樹高 | 30cm~200cm |
耐寒性・耐暑性 | 弱い・強いが乾燥は苦手 |
ベンジャミンは白っぽい幹と艶のある葉が特徴の観葉植物で、ゴムの木の仲間です。高いものは2mほどになることもありますが、家庭用におすすめの30cm程度のコンパクトなものもあります。
幹を三つ編みにしたり螺旋状にしたりと個性的なシルエットを楽しめるのも魅力で、インテリアグリーンとして人気です。育てやすいので自宅用はもちろん、新築祝いなどのギフトにも多く選ばれています。
ベンジャミンの花言葉
花だけでなく、観葉植物にも花言葉が付けられています。自宅に飾るときやギフトとして贈るときには、込めたい気持ちに合っているかどうかも注目してみてください。
ベンジャミンの花言葉は「友情」「家族の絆」「永遠の愛」「夫婦愛」などがあります。家族の幸せや夫婦円満などを願って自宅に飾ってみましょう。また、新築祝いや結婚祝いで贈るのもおすすめです。
ベンジャミンの風水効果
生命パワーを重んじる風水において、観葉植物はラッキーアイテムとされています。観葉植物を飾るだけで良い効果が期待できますが、ベンジャミンの場合、特に以下の運勢アップが狙えるようです。
ベンジャミンを置いて風水効果も高めたい方は、以下の置き場所を検討してみてください。
リビング:家庭運・健康運
家族が集まるリビングは、テレビや冷暖房器具など家電も多く集まります。風水においては電化製品からは悪い気が発せられるとされているので、観葉植物を置くことで気を調和できるのです。
ベンジャミンのような丸い葉には、安心感を与えて人間関係を良好にする力があるとされています。家族が過ごす時間が多いリビングに置くことで、家庭円満と健康が期待できるでしょう。
リビングには存在感のある観葉植物がおすすめです。幹がねじれたスタイリッシュでやや大きめのベンジャミンを置いて、シンボルツリーにするのもおすすめです。
キッチン:金運・健康運
水と火という相対する気が混在するキッチンは、運気が低迷しやすいスポットと言われています。また、冷蔵庫や電子レンジなど家電も多く、悪い気が集まりやすくなっているのです。
そこに木の性質を持つベンジャミンを置くことで気を調和させ、運気を整えてくれます。
気の流れを良くすることで、金運と健康運アップが期待できるでしょう。より高い効果を狙うためには、コンロとシンクの間に置くのがおすすめです。
書斎:仕事運・勉強運
仕事や勉強運をアップさせたい場合、オフィスのデスクや勉強部屋にベンジャミンを置きましょう。観葉植物の緑色には心を落ち着かせ、疲れを癒してくれる効果があるとされています。
疲れを感じたり集中できなかったりするときには、ベンジャミンをながめて少しゆっくりしてみましょう。
真っすぐ上に向かって育つベンジャミンは、仕事運や勉強運アップの効果があるとも言われています。大事な受験を控えている方、大きな仕事に挑戦しようとしている方なども、ベンジャミンの力を借りてみてください。
ベンジャミンの育て方
ベンジャミンは育て方が難しくないので初心者の方にもおすすめです。ベンジャミンを枯らさず元気に育てるために、基本的な育て方を押さえておきましょう。
置き場所と日当たり
ベンジャミンは耐陰性が高い植物ではありますが、程よく日光を当てることで元気に育ちます。室内で育てる場合は明るい窓際など、できるだけ日当たりの良い場所に飾りましょう。
ただし、真夏の直射日光に当たりすぎると葉焼けを起こすことがあるので、レースカーテン越しなどの柔らかい日が差す場所がおすすめです。株全体にまんべんなく日光が当たるように、定期的に回転させてみてください。
ベンジャミンは寒さに弱いので、外気温が10度を下回る場合は必ず室内の暖かい場所で管理しましょう。
水やり
ベンジャミンは春から秋にかけてよく育ちます。そのため、5〜9月ごろは土の表面が乾いたらたっぷり水をやりましょう。害虫の発生や根腐れを防ぐために、受け皿にたまった水はこまめに捨ててください。冬場はベンジャミンが休眠期に入ります。水やりは控えめにして乾燥気味にしましょう。土が乾いたなと思ったら、2〜3日置いてから水やりをしてください。
霧吹きなどでときどき葉水を与えると、ホコリや汚れの予防になるのでおすすめです。
肥料
ベンジャミンは肥料がなくても問題なく育ちますが、より大きな株にしたい場合や元気に育てたい場合は、適度に肥料を与えるのもおすすめです。植え付けや植え替えのタイミングで緩効性肥料を混ぜ込んでおくだけでも十分ですが、即効性が欲しいなら液体肥料を2週間に1度のペースで与えましょう。
肥料を与えすぎると葉が茂って樹形が乱れてしまったり、肥料焼けして株が弱ることもあるので適正な量を守るようにしてください。
冬越し
ベンジャミンは10度以下の気温になると株が弱って次第に枯れてしまいます。冬場は暖かい室内で管理して冬越しさせましょう。
窓際は外気の影響を受けて温度が下がりやすいので、夜間から朝方にかけては部屋の中央に移動させます。しかし、暖房の風が直接当たると葉が乾燥してしまうので、置き場所に注意しましょう。
注意すべき害虫
ベンジャミンにはカイガラムシやハダニ、アブラムシなどの害虫がつくことがあります。どれもベンジャミンの栄養を吸い取ってしまう虫なので、被害が広がる前にすみやかに駆除しましょう。
葉に白や黒の斑点が付いていたり茶色に変色したりすると害虫が付いている可能性があります。また、葉がベタベタしている場合、カイガラムシが付いていることが考えられます。
日頃の水やりのタイミングでベンジャミンに異常がないかをチェックしておきましょう。
ベンジャミンの剪定方法
ベンジャミンを適度に剪定することで、樹形を整えられるだけでなく病気や害虫の予防にもなります。
ベンジャミンの剪定は、成長期である5〜9月に行いましょう。気温が低い時期に剪定すると新芽が育たず切り口から枯れやすくなってしまいます。逆に気温が高すぎても剪定後の回復が遅れてしまうので避けた方が良いでしょう。
剪定する時には、葉が無くなるほどばっさりと切り落としても構いません。脇芽をたくさん出したいなら、節の少し上あたりを切り落とすのがおすすめです。
樹形を整えたい程度なら、成長した時を想像して不要な新芽を摘み取っておきましょう。
ベンジャミンの植え替え方法
ベンジャミンは、1~2年に一度のペースで植え替えをしましょう。根鉢から根が飛び出していたり、水が浸みこみにくくなっていたりすると根詰まりや根腐れの傾向にあるサインです。
根へのダメージを軽減するために、植え替え前の1週間は水やりを控えます。一回り大きな鉢を用意し、清潔な土を用いて植え替えましょう。
根が塊になっている部分や傷んでいる場合は切り落とします。ベンジャミンをそれ以上大きくしたくない場合は、伸びている根を短く切り揃え、それまでと同じ鉢に新しい土を入れて植え替えましょう。
ベンジャミンの増やし方は挿し木がおすすめ
ベンジャミンは挿し木で簡単に増やすことができます。ベンジャミンの管理に慣れてきたら株を増やしてグリーンインテリアをさらに楽しんでみましょう。
挿し木に適しているのは5~9月頃の生育期で、剪定のついでに枝を使いましょう。10cmほどに切り取り、下の方の余計な葉を取り除いたらそのまま水に浸けておきましょう。
このとき、切り口から出てくる白い樹液をそのままにしていると初根しにくくなるので、事前に洗い流して置きます。根が出たら鉢に植え替えて通常通り育てましょう。
ベンジャミンの種類
ベンジャミンにはさまざまな種類があり、葉の形や樹形の違いを楽しめます。ベンジャミンを購入するときは、好みのイメージに合わせましょう。ここでは、特に人気の3つの品種をご紹介します。
フィカス・ベンジャミン
フィカス・ベンジャミンは、ベンジャミンの中でも最も定番の種類です。園芸店でもネットショップでも多く流通しているので手に入りやすいでしょう。優しい印象のベンジャミンをお求めの方におすすめです。
育てやすくもあるので、ベンジャミンの品種選びに迷ったら、フィカスを検討してみてください。
ベンジャミン・バロック
おしゃれな樹形で人気を集めているのがベンジャミン・バロックです。くるんと巻いた葉が可愛らしい印象で、ほかのベンジャミンよりも小ぶりということから、特に女性に人気があります。
個性的なベンジャミンを育ててみたい方にもおすすめの品種です。
スターライト
爽やかな印象のベンジャミンを楽しみたいなら、スターライトがおすすめです。グリーンの葉に白い斑が入っているのが特徴で、北欧テイストのインテリアにもマッチします。
淡く柔らかいイメージなので、しっかり日が差しこむ明るいリビングに置くと良いでしょう。
ベンジャミンのおしゃれな飾り方
ベンジャミンを飾る場合、せっかくならよりおしゃれに見える飾り方を意識したいものです。インテリアのクオリティを上げたい場合や、ベンジャミンを目立たせたい場合は以下のようなポイントを抑えてみましょう。
シンボルツリーとしてリビングに飾る
ベンジャミンは生育環境が適していれば1~2mほどまで大きくなることがあります。ここまで大きくなれば存在感が出るので、リビングのシンボルツリーとしておすすめです。
家族が集う場所として、お客様を招く場所として、ベンジャミンを飾ってリビングを明るくしましょう。
鉢カバーにもこだわる
観葉植物の鉢植えがプラスチックだと無機質で少し寂しい印象になります。しかし、陶器は重たくて管理が難しいという方も多いのではないでしょうか。
そのような場合には、鉢カバーで気軽に鉢のイメージを変えてみましょう。ラタンや陶器、レザーや布などおしゃれな鉢カバーがたくさん販売されています。部屋の雰囲気に合う鉢カバーを探し、ベンジャミンをおしゃれに飾ってみてください。
スツールに上に置いて高さを出す
ベンジャミンを床に飾りたいけど高さがいまいち足りないときはスツールを活用してみましょう。樹高の低いベンジャミンでも目線の高さまで上がり、存在感がアップします。
また、観葉植物をいくつか並べて飾るときも、高低差を出すことでメリハリが出てよりおしゃれになるでしょう。
ベンジャミンに関してよく寄せられる質問
ベンジャミンはおしゃれで育てやすい観葉植物ですが、実際に育ててみると疑問や不安な点も出てくるでしょう。ここからは、ベンジャミンに関してよく寄せられる質問とその回答を解説します。
ベンジャミンの値段相場はどのくらい?
サイズや品種にもよりますが、ベンジャミンは10,000円前後で販売されていることがほとんどです。デスクの上に置けるほどのコンパクトサイズであれば3,000円程度で、人の背丈ほどの大きなサイズなら30,000円を超えることもあります。
ベンジャミンの葉が落ちる原因は?
ベンジャミンの葉が変色しているわけではないのに落ちてしまう場合、日照不足が考えられます。また、気温が低くても落葉することがあるので、置き場所の環境を再確認してみてください。葉が変色して落ちているなら、葉焼けや水のやりすぎの可能性があります。
ベンジャミンには毒性があるって本当?
ベンジャミンの樹液に触れると皮膚がかぶれてしまうことがあります。植え替えや剪定などのお手入れを行うときには、園芸用のグローブをはめるようにしましょう。
また、犬や猫などペットのいる家庭では特に注意が必要です。ベンジャミンは、猫や犬に対して中程度の毒性があり、誤って摂取してしまうと口内のかぶれなどの原因になります。
特に犬の場合、ベンジャミンに接触することで発疹や皮膚の刺激が生じる可能性があり、植物を摂取すると過剰なよだれや口腔の刺激、さらには嘔吐が見られることがあります。そのため、ペットがの手が届かない場所にベンジャミンを置くなど、対策が必要でしょう。
ベンジャミンが枯れる原因は?
ベンジャミンは寒さに弱く、10度以下の環境が続くと枯れることがあります。ほかにも、夏場の水切れや日照不足なども枯れる原因になるので、生育環境に注意しましょう。
もし葉が落ちてしまっても、幹にハリがある場合、弱っているものの完全に枯れているわけではない可能性があります。枝の一部を切ってみて、内部が緑色なら復活できる見込みがあるので、環境を整えて様子を見てみましょう。
ただし、ベンジャミンは急激な環境変化に弱いので、寒いところから暑いところ、暗いところから明るいところなど、置き場所を急に変えると負担になります。温度を徐々に変えたり、半日陰を挟んだりなど、少しずつ環境を整えましょう。
ベンジャミンを買うなら通販がおすすめ
ベンジャミンなどの観葉植物は、実店舗で実際に見て選ぶのもよいですが、持ち帰りのことを考えると通販で買うのがおすすめです。大切な観葉植物を自宅まで安全に届けてもらえるので、持ち帰りの手間の心配がありません。
自社配送をしているショップであれば、観葉植物の配送に慣れていることに加え、価格相場よりも費用を抑えることも可能です。
遠方に住んでいる人にも直接自宅までお届けできるので、お祝いなどのギフトにもいかがでしょうか。通販ならたくさんのベンジャミンからこだわりのサイズや樹形で選ぶこともできます。
フラワーギフトラボ厳選のベンジャミンを紹介
フラワーギフトラボでは、家庭用やギフトにおすすめの素敵なベンジャミンを販売しています。一部の自社配送ができる地域では、最短で当日お届けすることも可能なので、お急ぎの場合も安心です。
フラワーギフトラボがおすすめする新鮮でおしゃれなベンジャミンをご紹介します。
商品ページ:ベンジャミン10号 (ラスターポット付)
フラワーギフトラボでご用意しているのが、高さ180cm前後の存在感のあるベンジャミンです。ねじらせた幹の先にこんもりと葉を茂らせ、爽やかで優しい印象を与えます。
リビングのシンボルツリーやオフィスのエントランスなどにいかがでしょうか。引っ越し祝いや新築祝いなどのお祝いにもおすすめです。
清潔感のあるシンプルなラスターポットが付属しており、すぐにインテリアとして飾ることができます。
まとめ・おしゃれなベンジャミンを育てたり贈ったりしよう!
ベンジャミンは、個性的な樹形と優しい雰囲気を楽しめるおしゃれな観葉植物です。品種が豊富でさまざまな表情を見せてくれ、育て方も難しくないのでインテリアグリーンとして取り入れてみてはいかがでしょうか。今回解説した育て方のポイントを参考に、お世話を楽しんでみてください。花言葉や風水効果なども意識して、より効果的な飾り方を意識してみましょう。
ベンジャミンをご購入の際は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。高品質のベンジャミンを手間なくご購入いただけます。