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ゴムの木とは?育て方や剪定方法、種類を紹介

ゴムの木

「ゴムの木」と聞いて、どの植物を思い浮かべますか?ゴムの原料が採取できる木を指す一般的な名称でもありますが、ある特定の、おしゃれな観葉植物にたどり着くことができるのをご存じでしょうか。

今回は、この「ゴムの木」と呼ばれる特定の観葉植物をご紹介します。その特徴や育て方、剪定方法、さらには葉が落ちるなどのトラブル対処法についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ゴムの木の基本情報

ゴムの木とはどのような植物なのか、まずは基本情報をご紹介します。

植物名 ゴムの木
別名 インドゴムノキ
学名 Ficus elastica
科・属 クワ科・フィカス属
タイプ 常緑高木
原産地 インド、マレーシア
樹高 10~200cm
耐暑性 強い
耐寒性 弱い
耐陰性 あり
花言葉 「永遠の幸せ」
風水効果 金運アップ、恋愛運アップ、仕事運アップ

ゴムの木の主な種類

ゴムの木とは、ゴムの原料が採れる木の総称、あるいはクワ科フィカス属に分類される植物の総称とされることが多いようですが、特定の植物種を指す場合もあります。その特定の植物種というのは、インドゴムノキ(学名:フィカス・エラスティカ)です。

インドゴムノキといってもいくつかの種類がありますが、その中でも「フィカス・エラスティカ・デコラ」という品種が、ゴムの木という名称で取り扱われます。

しかし、ゴムの木という名前でデコラにたどり着けるのかというと、そこは難しいところです。以下に紹介するインドゴムノキの仲間たちをまとめて「ゴムの木」として紹介されることが多いです。

植物の名前 特徴
フィカス・エラスティカ

「デコラ・バリエガタ」

デコラの突然変異で生まれた品種。葉に黄色や黄緑色の斑がモザイク状に入る
フィカス・エラスティカ

「デコラ・トリカラー」

デコラの突然変異で生まれた品種。葉にクリーム色の斑模様が入る
フィカス・エラスティカ

「ティネケ」

デコラ・トリカラーによく似た品種
フィカス・エラスティカ

「バーガンディ」

黒に近い深緑色の葉を付ける
フィカス・エラスティカ

「アポロ」

肉厚でごわごわっとした小型の葉を密集して茂らす
フィカス・エラスティカ

「ルビー」

葉にピンク色の斑模様が入る
フィカス・エラスティカ

「ロブスター」

節間が短めの品種で、深緑の葉を多く茂らす
フィカス・エラスティカ

「アサヒ」

葉の周辺部にクリーム色の斑が入る

混同されがちなゴムの木

ゴムの木の仲間は非常に多く、観葉植物としてさまざまな種類が出回っています。その中でも「ゴムの木」と混同してややこしく感じてしまうのが、名前にゴムと入る植物です。例えば、「フランスゴムの木」や「カシワバゴム」などがあります。どちらもゴムの木と同じクワ科フィカス属の植物ですが、フランスゴムノキの学名はフィカス・ルビギノーサ、カシワバゴムの学名はフィカス・リラータで、インドゴムノキとは異なる種です。

観葉植物を選ぶ要素は、見た目の好みが大半を占めると思いますが、これらの違いを覚えておくと、探す際に混乱しにくくなるかもしれませんね。

ゴムの木の特徴

商品ページ:ゴムの木10号 斑なし (ラスターポット付)

ゴムの木は、まっすぐ上に伸びる幹から短い茎を交互に伸ばし、その先に楕円形で厚みのある大きな葉を付ける特徴を持つ観葉植物です。新葉は赤みを帯びる特徴があり、徐々に深い緑色に。大きく育つと、その葉のサイズは30cmほどになることもあります。

深い緑の大きな葉を豊かに茂らせるゴムの木は、空間をおしゃれに彩るだけでなく、安らぎのある癒やしの空間を演出してくれますよ。

ゴムの木の育て方

グリーンのある暮らしにゴムの木を選ぶなら、健康に育ててあげることが大切です。以下で解説するゴムの木の育て方を実践すれば、健康に長持ちさせることが可能です。難しそう、とイメージする方が多いかもしれませんが、以下のポイントを押さえれば、ゴムの木を元気に育て続けることができますよ。

  • 日当たりのよい明るい場所に置く
  • 水やりは底から流れるほどたっぷりと
  • 肥料は春秋に

それでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

日当たり

ゴムの木は耐陰性があり、日陰でも育ちますが、ベストは日当たりのよい明るい場所。日光が差し込む窓の近くに置いてあげると、ゴムの木らしく葉を斜め上に伸ばし、美しい樹形を保ちながら成長してくれます。

日光浴が足りないと、葉を付ける節と節の間が伸びて不格好になり、葉が垂れてしまうことがあるので注意してください。また、比較的寒さには強いですが、気温が下がる時期は置き場所を窓から離し、冷えすぎないようにしてあげましょう。

水やり

水やりは、鉢の底から水が流れ出るほど与えるのが基本です。この基本を押さえつつ、季節によって変わる水やりのタイミングを守りましょう。

春から秋にかけては、土の表面が乾いたタイミングで水やりを行います。一方、冬は土の表面が乾いてから2~3日後、土全体が乾いたタイミングで水やりを行います。

土の状態は、触手や鉢の重さなどで確認できますが、専用の水分チェッカーを使うと、簡単に乾き具合をチェックできますよ。

肥料

ゴムの木の健康を保つため、春と秋に1回ずつ、または成長期に入る5月頃から2カ月に1回の頻度で、ゆっくりと効き続ける緩効性化成肥料を置き肥してあげましょう。液肥を2週間に1回のペースで与えるのも効果的です。

ただし、10月以降はゴムの木の生育が緩やかになるため、肥料は与えず、休ませてあげましょう。

ゴムの木はどこで剪定方法

ゴムの木を健康に育ててあげると、すくすく成長し大きくなります。これは嬉しいことですが、背が高くなりすぎると圧迫感が出たり、メンテナンスも大変になったりします。

そこで、必要となってくるのが剪定です。ここでは、剪定に関する大切なポイントをご紹介します。

  • 剪定は成長期に行う
  • 幹を思い切って切る
  • 剪定した幹は挿し木にする

それでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

剪定は成長期に行う

ゴムの木の剪定は、5月頃から始まる成長期に行うことが重要です。この時期に剪定をすることで、ゴムの木に強いストレスを与えず、親株からは新しい芽が、切り離した幹からは根が出やすくなります。新芽や新根は、剪定後にゴムの木が順調に育っているかを示すバロメーターとなります。安心して越冬させられるように、必ず剪定期は成長期におこないましょう。

幹を思い切って切る

太い幹が1本のスラっとした樹形のゴムの木は、剪定に躊躇しがちですが、思い切って幹を切ってしまいます。新芽は剪定した位置のすぐ下の方から出ますので、中型にしたい場合は下方で、大型にしたい場合は上方で切るとよいでしょう。

幹を切ると白い樹液がでますが、これはかさぶたとなるため、そのまま放置しても問題ありません。

剪定した幹は挿し木にする

ゴムの木の1本幹でスラっとした樹形を維持したい場合、剪定した幹を発根させて育てる必要があります。なぜなら、親株は枝分かれするため、まっすぐの1本幹ではなくなるためです。これはこれで魅力的ですが、迎え入れた時の樹形を維持する場合は挿し木が重要です。以下に手順を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  1. 剪定で切り落とした幹を20cm程の長さに切る
  2. 先端の新芽とその下にある葉を2枚ほど残してすべての葉を切り落とす
  3. 切り口を斜めに切って断面を広げる
  4. 樹液を洗い流して、水の入った容器に挿す
  5. 水替えをしながら発根を待つ
  6. しっかりとした根が生えたら、成長期を狙って鉢植えする

ゴムの木の葉が落ちる?元気がない場合に考えられる原因とは

ゴムの木は豊かなグリーンを楽しませてくれますが、葉が落ちるトラブルに見舞われることがあります。ゴムの木は大きく存在感があるため、葉が落ちてしまうと殺風景に。場合によっては株が弱り、枯れてしまうこともあるようです。

葉が落ちる原因と考えられるのは以下の通りです。

  • 根腐れ
  • 水切れ
  • 根詰まり
  • 植物の生理現象
  • 病害虫

それぞれについて解説していきます。

根腐れ

根が水に浸っている状態が長く続くと、先端部分から少しずつ腐っていく根腐れを起こしてしまいます。植物は根からも酸素を吸収して呼吸をしているため、根腐れを起こすと窒息状態に。成長が妨げられるため、徐々に葉を落としてしまいます。以下のようなケースで根腐れを起こすため、十分注意してください。

  • 水の与えすぎ
  • 土の水はけが悪い
  • 肥料の与えすぎ

水切れ

水切れとは、水分が不足している状態のことです。葉の先まで十分な水分が行き渡らず、葉が落ちるという症状が現れるほか、葉が黄色や茶色に変色する、乾いてパリパリしているなどの症状も起こります。葉が落ちる場合は水切れの可能性も考え、正しい水やりができているかを見直してみてください。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中全体に根が広がってしまっている状態のこと。成長に必要な水分や酸素、栄養をうまく吸収できないため、葉が変色してしまい、葉が落ちることもあるようです。対処法は植え替えです。ゴムの木の葉にトラブルが起きる前に、以下の点に注目しながら根詰まりに注意してください。

  • 何年も植え替えをしていない
  • 水やりをしても浸透しづらくなった
  • 水切れを起こしやすくなった
  • 鉢の底から根が出てきている

植物の生理現象

葉が落ちるのは、植物の生理現象も原因の1つとされています。なぜ落葉樹ではないゴムの木が葉を落とすのかというと、理由の1つはストレスです。以下のような状況で植物はストレスを受けるので、美しい樹形を維持するために覚えておくとよいでしょう。

  • 場所を移し、強い光を受けたとき
  • 日光浴が足りないとき
  • 気温の過度に上昇したとき
  • 気温が低すぎるとき
  • 強い風が当たったとき
  • 霜や雪が当たったとき

病害虫

病害虫の影響も、葉が落ちる原因の1つです。以下に注意すべき病害虫と特徴、駆除方法を簡単に紹介しておきます。

病害虫 特徴 対処法
カイガラムシ 植物の養分を吸って弱らせる厄介な虫。体長は約1mmととても小さく見つけにくく、成虫になると薬剤での駆除が難しくなる ・こすり落とす

・風通しを良くする

ハダニ 繁殖力が強く、大量発生して寄生する ・テープを使って除去する

・薬剤を使用して除去する

・葉水をこまめにする

すす病 カビが増殖し、黒いすすが付いたような病斑が見られる ・病斑を切り取る

・薬剤で殺菌する

・カイガラムシを発生させない

炭そ病 小さな病斑に始まり、広がって葉が茶色くなって枯れる ・病斑を切り取る

・薬剤を散布する

ゴムの木好きに人気のフィカス属の観葉植物8選

以下に紹介する植物はどれもクワ科フィカス属の仲間で、人気ランキング上位に入る人気の観葉植物です。

  • カシワバゴム
  • フランスゴム
  • ウンベラータ
  • アルテシマ
  • ベンガレンシス
  • ベンジャミン
  • ベンジャミン・バロック
  • ガジュマル

これらの観葉植物は、ゴムの木と育て方や剪定方法に大きな違いはありません。ゴムの木の知識があれば問題ありません。ゴムの木と一緒に迎え入れて空間を彩るのも素敵ですよ。

フラワーギフトラボでご用意している商品とともにそれぞれの観葉植物を簡単に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

カシワバゴム

商品ページ:カシワバゴム8号(ラスターポット付)

カシワバゴムは、ゴムの木として紹介してきたフィカス・エラスティカ・デコラと葉の付け方が似ていますが、葉の形が独特で、サイズが特に大きい点に違いがあります。幹をクネッと曲げて仕立ててある個体も多く、個性的なデザインを求める方におすすめです。

フランスゴム

商品ページ:フランスゴムの木7号(ラスターポット付)

フランスゴムノキは、幹の曲がりや葉の楕円形、艶やかな葉色など、フィカス属の植物に共通する特徴を持っていますが、特に葉が小ぶりサイズであるのが特徴です。軽やかで爽やかな雰囲気を持ち、インテリアとのコーディネートのしやすさは抜群です。

ウンベラータ

商品ページ:ウンベラータ8号(ラスターポット付)

ウンベラータは、ハート型の大きな葉を付ける観葉植物です。フィカス属の中では葉の厚みが薄いのも特徴的で、日差しを浴びると葉色は明るいグリーンに。かわいい葉型と鮮やかな葉色が相まって、空間を優しい雰囲気に演出してくれます。

フィカス・アルテシマ

商品ページ:フィカス・アルテシマ8号(ラスターポット付)

フィカスアルテシマは、先が尖っているオーソドックスな葉の形をしているのが特徴。その葉のサイズは比較的大きめで、肉厚でしっかりしています。斑入りの品種も多く、好みや部屋の雰囲気に合わせた選び方が可能です。

ベンガレンシス

商品ページ:フィカス・ベンガレンシス8号(ラスターポット付)

ベンガレンシスは、葉の先が丸く楕円形をしているのが特徴です。葉色が濃いグリーンをしている個体が多くトーンは低めですが、白い幹と明るいグリーンの葉脈がアクセントに。この組み合わせがおしゃれで、空間をスタイリッシュに演出しつつ、優しい雰囲気に包み込んでくれる魅力があります。

ベンジャミン

商品ページ:ベンジャミン10号(ラスターポット付)

ベンジャミンは、小ぶりな葉を枝から垂れるように茂らす観葉植物です。幹を編み込み、枝葉が球体のような姿に整えられている個体が多く、部屋にかわいいミニ樹木を迎え入れたような雰囲気を楽しませてくれます。

ベンジャミンバロック

ベンジャミンバロックは、クルクルっと丸まった葉を茂らす観葉植物です。その個性的な葉姿は与えるインパクトが大きく、デザイン性は抜群。オーソドックスな植物ではなく、変わった観葉植物で空間を彩りたい時におすすめです。

ガジュマル

ガジュマルは、ぷっくりと膨らんだ独特な形状の幹を持つ観葉植物です。フィカス属の植物は成長スピードが早く、定期的な剪定が必要となりますが、ガジュマルの剪定は幹から伸びた枝を丸坊主にするだけです。メンテナンスしやすく、サイズ感もキープしやすいのが特徴です。

ゴムの木をお探しならフラワーギフトラボにお任せ

ゴムの木とは、フィカス属の植物の総称として使われることもありますが、インドゴムノキの代表種であるフィカス・エラスティカ・デコラを指す名称でもあります。「ゴム」や「ゴムの木」とつく植物が多く、ややこしく感じるかもしれませんが、今回紹介したように、ゴムの木は1本立の幹に大きな葉を交互に茂らすスタイリッシュな植物。モダンな雰囲気を醸し出し、空間をおしゃれに彩ってくれます。

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