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ヒメモンステラを吊るす方法4選。ハンギングでおしゃれに飾ろう!

観葉植物は、置き方を工夫すると観葉植物の存在感を高めるだけでなく、お部屋の印象にも大きな影響を与えます。

人気の高い観葉植物の一つにヒメモンステラという観葉植物があります。

この記事では、ヒメモンステラを利用してハンギングを中心にお部屋をお洒落に演出する方法を紹介します。

ヒメモンステラの特徴

ヒメモンステラは、大きな切れ込みのある葉を持つ観葉植物です。モンステラの小型種で、同様の特徴のある葉を持つモンステラよりも小さいことが特徴です。

耐陰性、耐寒性があり日が当たらなくても育つ丈夫な性質を持っています。原産は東南アジアでサトイモ科、ラフィドフォラ属に属する植物です。

大きな切れ込みがある特徴的な葉の形状も大きな魅力ですが、鮮やかなグリーンは癒しの効果を期待できますし、何より丈夫であるという魅力を兼ね備えた観葉植物で高い人気があります。

併せて風水では開運効果があると言われており、人気の後押しとなっています。

ハンギングは植物にとってもメリットがある

ハンギングは架けたり吊るしたりして飾る方法で、目の高さで360度、どの方向からでも観葉植物を楽しむことができます。ハンギングは、実は観葉植物にもメリットがあるのです。

メリットの一つは、空中に位置するため通気性がよくなるという点です。通気性がよいと、植物にとって居心地のよい空間となります。さらに、空中に位置するため害虫が寄り付くのを避ける効果が期待できます。多くの害虫は床を伝ってやってきますから、害虫も寄り付きづらいでしょう。

ヒメモンステラを吊るす4つの方法

モンステラやヒメモンステラは、鉢植えでも売られています。大型のモンステラとは異なり、ヒメモンステラは小型で鉢も小さいため、ハンギングで飾るのに非常に向いているのです。

しかし、一言でハンギングと言ってもその飾り方は数多くあります。そこで、見栄えよく飾るおすすめの方法を紹介していきます。

ボタニカルハンガー

ボタニカルハンガーは、簡単に言うと観葉植物を壁に架けるハンガーのことを指します。植物用ハンガーと理解すればいいでしょう。

基本的には壁掛けタイプのものが多いですが、スタンドタイプのものもあります。壁掛け用のものは、壁に穴をあけなければならないというデメリットがあります。そのため、賃貸物件等で壁に穴をあけられない事情がある場合は、スタンドタイプを選択するとよいでしょう。

プラントハンガー

プラントハンガーは吊ることを前提にしたハンガーを指します。

プラントもボタニカル同様に「植物・植え付ける」という意味を持つ英語ですが、他に「工場・設備」といった意味を持っています。そのため、置き場所を作るものとのイメージを持たれるといいかもしれません。

さまざまな素材があり、素材の選択によって大きく雰囲気が異なる特徴を持っています。他の家具などとのコーディネートを楽しむこともできます。吊るせる場所があれば、壁などに穴をあける必要も生じません。

藤カゴやバスケットを使う

お店では、プラスチックのシンプルな鉢に植えられていることが多いですが、藤カゴやバスケットを使うのもおすすめです。藤カゴの温かみが雰囲気を一変させてくれることに加え、ヒメモンステラの葉の緑ともよい相性を持っています。

また、バスケットに入れる方法も藤カゴ同様におすすめです。カゴごと移動をさせることも可能なので、置き場所を時々変えたい方におすすめの方法です。

板付け・苔玉にする

ヒメモンステラは、苔玉や板付けにしてハンギングするのもおすすめです。

苔玉にする方法は、ヒメモンステラを鉢から取り出し根を傷つけないように土を取り除きます。土は少し位残っても問題ありません。土を取り除いた根に苔を使って苔玉を作ります。細い針金やテグスを使って苔玉を安定させます。

このようにすれば、ヒメモンステラを板付けにすることも可能です。板に穴をあけヒメモンステラの苔玉の部分を固定すれば、簡単に板付けすることができます。

鉢植えとは異なり、インテリアとして非常に見栄えのよいものを作ることが簡単にできます。 

ヒメモンステラを吊るして育てる際の注意点

ヒメモンステラを吊るして育てる場合は、いくつか注意があります。

その他、育てるために欠かせないポイントもいくつかあるので、一度確認しておきましょう。

水やりの注意点

吊るして育てている場合は、水やりした水が床に垂れてしまう可能性が高いです。そのため、吊るしたままでの水やりはリスクが生じるので一旦降ろして水をあげ、あげた水がはけるのを確認してからまた吊るすなどの対応が必要です。

また、吊るすと通気性がよい環境に置かれるため、乾燥しやすいことにも注意が必要です。そのため頻繁に水やりに気を使う必要も出てくるでしょう。乾燥しやすいことから、1日1回程度、葉水を霧吹きなどで吹きかけてあげることも大切になります。

軽めの土を使う

吊るしてヒメモンステラを育てる場合、鉢の重さと土の重さには注意を払う必要があります。重くなればなるほど転落の可能性が生じるとともに、転落した際の被害も大きくなります。そのため、鉢は軽いものを選び、同じように土も軽めの土を使うのが理想です。一般的な培養土ではなく、パーライトなどを4割程度混ぜて使用すると軽くなりますよ。

花屋などでハンギング用の土も売っていますが、自身で配合する場合は、ピートモス、パーライト、パーミキュライトを2対1対1の割合で配合するのがおすすめです。

生活動線上に設置しない

次に注意すべき点は、ヒメモンステラを吊るす場所についてです。

基本的に生活動線上に設置することはおすすめできません。引っかけたりぶつかったりと危険が多くなるため、生活動線から外れた場所に設置をすることをおすすめします。

また、壁掛け、スタンドを利用してヒメモンステラを育てる場合、部屋の扉の近くなどはうっかりと触れてしまって、転落や転倒の可能性が生じます。こちらの場合も生活動線を考えながら設置することが大切になります。

賃貸でも飾れる?ヒメモンステラを吊るす色々な設置方法

賃貸物件の場合は、壁や天井に穴をあけてヒメモンステラを育てることができないこともあるでしょう。壁などに穴をあけない設置方法もあるので、ぜひ参考にしてください。

カーテンレール

カーテンレールは窓がある大半のお部屋に設置されています。これをうまく活用すればハンギングも可能です。

この場合は、取りつけてあるカーテンレールが重みに耐え切れない場合もあるため、鉢ごと吊るすハンギングには向きません。ボタニカルハンガーやプラントハンガーを利用してハンギングをするとよいでしょう。

カーテンレールを使う場合は窓のすぐ近くに設置することになるため、直射日光に当たらないよう注意してください。観葉植物は直射日光に弱いものが多く、せっかくの美しい葉が葉焼けして、弱ってしまう原因になります。

ダクトレール

ダクトレールは、バー状に照明器具を取りつける器具のことを指します。

このダクトレールがすでに設置されていれば、専用フックを用いることで安全にヒメモンステラを飾ることができます。ダクトレールは電気が通っていますので、必ず専用フックを使うようにしましょう。

この機会に、ダクトレールの設置を考えるのもいいかもしれません。インテリアの自由度も高くなるのでおすすめです。

ハンガーラック

ハンガーラックを用いる方法は多様性があり、楽しみの幅も広がります。

自分でDIYをして、お部屋の雰囲気に合う置き場所を作れば、ヒメモンステラを鑑賞して楽しむ、育てて楽しむ、さらに置き場所を作って楽しむ……など、さまざまな楽しみ方があります。

そもそもハンガーラックは多用途に使用可能な側面が魅力ですから、その魅力を最大限に生かせば個性的な置き場所ができるはずです。 

天井にフックをつける

天井に取りつけるハンギングフックもあります。

取りつけた跡が目立たない天井フックもあるので、ぜひ検討してみてください。

天井フックは、その商品ごとに耐荷重が決まっているので、必ずその範囲内でヒメモンステラを吊るすようにしましょう。また、設置場所も転落の可能性が残ることを加味して選択する必要があります。

ヒメモンステラを吊るすおすすめの飾り場所

ヒメモンステラをハンギングして楽しむ方法を紹介してきましたが、いざ飾るとなるとどこに飾ろうかと悩んでしまうものです。

そこで、お部屋ごとにおすすめの飾り方を紹介します。

リビング

リビングにヒメモンステラを飾る場合には、インテリアとしての要素を大きく取り上げることをおすすめします。他の家具とのバランスを考え、ヒメモンステラの緑が映えるような飾り方がおすすめです。

ヒメモンステラがお洒落なインテリアの一つとなり、リビングという空間の居心地の良さを演出してくれるでしょう。

寝室

寝室は安らぎの場です。1日の疲れを癒す目的を持っている部屋ですが、1日のスタートを始める部屋でもあります。目覚めたあとにヒメモンステラの鮮やかなグリーンがリラックス効果を発揮し、気持ちのよい目覚めとなるでしょう。

そのため、カーテンレールなどを利用したハンギングでヒメモンステラを飾るのがおすすめです。他にも、ベットサイドに藤カゴやバスケットに入れたヒメモンステラを配置するのも素敵です。

キッチン

風水における観葉植物には、乱れた気のバランスを調和させる効果があると言われています。キッチンは火と水と相反するものを一緒に利用する場所であるため、そのバランスを整える働きをしてくれるのが観葉植物に当たるのです。

風水で理想的な置き場所は、火と水の間と言われています。カウンターキッチンのご家庭では置き場所がすぐに見つかりそうですね。

ただ、風水にこだわりすぎて生活動線と重なる場所に置かないよう注意が必要です。

吊るさないヒメモンステラの飾り方

ヒメモンステラは吊るして楽しむ以外にも楽しみ方があります。ヒメモンステラの楽しみ方は幅が広く、楽しみ方も多種多様なので、個性的な楽しみ方も見いだせるかもしれません。ここからは、吊るさないヒメモンステラの飾り方を紹介します。

脚付き鉢カバーを使う

脚付きの鉢カバーを利用すれば、日によって設置場所を変えて楽しむことが可能です。また、棚の上に設置し、葉を垂らすように置くとインテリアとしての存在感も増すことになります。

脚付きの鉢カバーを使用する場合は、転倒に注意しましょう。また、棚の上から垂らす場合は日光不足になりやすいため、置き場所に注意を払う必要が生じます。それでも、棚の上の特徴的な葉は存在感を持って部屋の雰囲気を変えてくれるはずです。何気なく見上げた視線の先に入る緑の癒し効果は大きいです。

おしゃれな鉢でインテリア性を重視する

ヒメモンステラを置いて楽しむ場合には、植木鉢にもこだわりたいですよね。植木鉢を変えるだけでも印象が一変するので、おしゃれな鉢を探してみるのもおすすめです。

お花屋さんへ行けばお洒落な植木鉢も数多く売られています。お気に入りの植木鉢を見つけてヒメモンステラを植え替えれば、インテリア性がより高まり存在感を高めることとなるでしょう。

花瓶に生ける

ヒメモンステラは耐陰性、耐寒性のある強い植物です。そのため、実は花瓶に生けて楽しむこともできます。

葉を切り取り花瓶にいけるだけですから、置き場所もさまざまな選択が可能になります。手軽に飾りやすく、葉1枚でも鮮やかなグリーンが部屋の雰囲気を一変させてくれるでしょう。また、毎日水を換えれば1〜2か月ほど楽しめます。

水耕栽培する

ヒメモンステラは、水耕栽培も可能です。鉢植えのヒメモンステラを増やしたい時には、水差しがおすすめです。

水耕栽培をする場合は、根についた土をきれいに洗い流し、根腐れ防止剤を入れた水で栽培をします。涼しげな見た目が美しい水耕栽培ですが、水耕栽培だけで長く育てることは理想的ではないので、いずれは土に戻してあげてください。

ハンギングにおすすめの観葉植物

ハンギングを楽しむ上で、ヒメモンステラをご紹介してきましたが、ハンギングにおすすめの観葉植物はヒメモンステラだけではありません。最後に、ハンギングにおすすめの観葉植物をいくつかご紹介します。

スキンダプサス

スキンダプサスは別名シラフカズラともいわれる観葉植物です。葉にはシルバーの斑が入っています。

原産はマレー諸島で、ヒメモンステラと同じサトイモ科の植物です。耐陰性はありますが、ヒメモンステラよりも日の光を必要とします。葉の形状は一見するとポトスのような形をしており、ポトスと同じようにつるを伸ばして成長します。ヒメモンステラ同様にいけたり、水耕栽培をして楽しむこともできる観葉植物です。

グリーンネックレス

グリーンネックレスは、その名の通り豆のような形をした葉が数珠つなぎに連なる変わった特徴を持った観葉植物です。

原産はナミビアで、キク科の植物です。風通しのよい場所を好みますが、直射日光は苦手です。

ハンギングで吊るすと緑の玉のような葉が数珠つながりで垂れていきます。風水ではこの垂れる葉がよい機運を呼び込むとされており、グリーンネックレスの人気を後押ししている要素となっています。

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本記事では、ヒメモンステラの吊し方や、さまざまば飾り方のヒントをお伝えしました。ヒメモンステラは東南アジアを原産とするサトイモ科の植物で、大きな切れ込みの入った特徴的な葉がこの観葉植物の魅力の一つとなっています。耐陰性、耐寒性が高いので観葉植物として丈夫であるという特徴も人気の理由です。

育てやすく楽しみ方も多彩な観葉植物のため、単に鉢植えで楽しむだけでなくハンギングで楽しむこともできます。

葉の緑が美しく空間の演出までしてくれるヒメモンステラを、ぜひハンギングで飾ってみてください。

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