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ブライダルブーケにおすすめの花12選!選ぶ際のポイントも解説

ブーケ おすすめ

花嫁にとって結婚式という特別な日に欠かせないアイテムの一つが、ブーケとブートニアです。

でもどんなブーケを選べばよいのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ブライダルブーケにおすすめの花12選や、主なブーケの種類や選び方、またおすすめの花の花言葉を詳しく解説します。ぜひあなただけの素敵なブーケ選びの参考にしてください。

春・夏婚におすすめ!ブーケに人気の花6選

春や夏は、明るい色の花が多く出回る季節です。流行りのくすみカラーを取り入れるのもよいですが、思い切って鮮やかな色をチョイスするのも素敵ですよ。

ここでは春夏婚におすすめの花を6種類紹介します。

①オンシジューム

科/属 ラン科/オンシジウム属
英名 Oncidium(オンシジューム)
和名(別名) 群雀蘭(ムレスズメラン)
原産地 中央・南アメリカ
開花時期 12~10月(春咲き・秋咲き・冬咲きがある)
花の色 黄色/オレンジ/ピンク
花言葉 一緒に踊って/可憐/気立てのよさ/清楚/野性的な愛/協調
誕生花 1月15日

オンシジュームは、小さくて可愛らしい花をたくさん咲かせるランの仲間です。

蝶々が舞うように咲く姿はとても可憐で、花言葉には花嫁にピッタリなものがたくさん込められています。

例えばヒラヒラとした姿が似ているスイートピーと組み合わせても素敵です。

②マトリカリア 

科/属 キク科/ヨモギギク(タナセツム)属
英名 Feverfew(フィーバーフュー)
和名(別名) イヌカミツレ/ナツシロギク
原産地 南東ヨーロッパ
開花時期 5~7月
花の色 白/黄
花言葉 深い愛情/鎮静/集う喜び/楽しむ心/寛容/忍耐
誕生花 5月27日/6月1日

愛らしくナチュラルな雰囲気が花嫁さんに人気の「マトリカリア」は、マーガレットを小さくしたような可憐な花です。

マトリカリアだけで束ねると、より可愛らしいイメージになります。またジャスミンなど香りのある花を加えるのもおすすめです。

③ひまわり

科/属 キク科/ヒマワリ属
英名 Sunflower(サンフラワー)
和名(別名) 日輪草(ニチリンソウ)/日車草(ヒグルマソウ)/日向葵(ヒュウガアオイ)
原産地 北アメリカ
開花時期 7~9月
花の色 黄/白/赤/茶/紫
花言葉 あこがれ・あなたは素晴らしい・あなただけを見つめる・光輝・愛慕(全体)/ほどよき恋愛(白)/悲哀(赤・茶・紫)/未来を見つめて(オレンジ)
誕生花 7月6日/7月20日/8月2日/8月5日/8月31日

夏に咲く花と言って思い浮かべるのは、ひまわりと言う方も多いのではないでしょうか。

明るい太陽を追い駆けるように咲くひまわりは、いつも元気な花嫁さんにピッタリです。

例えばビタミンカラーの花と合わせるのもよいアイデアですし、この花だけを使ったスクラッチブーケも華やかですよ。

④アンスリウム

科/属 サトイモ科/ベニウチワ(アンスリウム)属
英名 Flamingo flower(フラミンゴフラワー)
和名(別名) 紅団扇(ベニウチワ)/大紅団扇(オオベニウチワ)
原産地 熱帯アメリカ
開花時期 5~10月
花の色 赤/白/ピンク/オレンジ/紫/緑など
花言葉 煩悩・恋にもだえる心(全体)/情熱(赤)/熱心(白)/飾らない美しさ(ピンク)
誕生花 8月8日・25日・12月1日(全体)/1月22日・3月17日・7月29日(赤)

アンスリウムは個性的な姿が魅力的な花です。6〜8月が旬ですが、花屋さんでは通年流通しています。一番のおすすめは胡蝶蘭×アンスリウムの組み合わせです。

コーラルピンクのこの花に、カラフルなピンクの胡蝶蘭を束ねれば、見た目も鮮やかなモダンブーケになるでしょう。

⑤ブーゲンビリア

科/属 オシロイバナ科/ブーゲンビリア属
英名 Bougainvillea(ブーゲンビリア)
和名(別名) 筏葛(イカダカズラ)
原産地 中南米
開花時期 10~4月
花の色 白/ピンク/赤/オレンジ/黄
花言葉 あなたは魅力に満ちている・情熱・秘められた思い・あなたしか見えない(全体)/魅力がいっぱい(ピンク)/熱心な気持ち・あなたは素敵(白)
誕生花 6月14日・30日・7月3日・23日・8月9日(全体)/7月29日(白)/7月20日・23日・26日(ピンク)

ブーゲンビリアは、華やかな見た目から、南国のリゾート風の結婚式に人気です。

花色もヴィヴィッドでトロピカルなものが多く、真っ青な海や空、また新緑の屋外でも見劣りすることはありません。真っ白なドレスとの相性も抜群です。

⑥ライラック

科/属 モクセイ科/ハシドイ属
英名 Lilac(ライラック)
和名(別名) 紫丁香花(ムラサキハシドイ)/リラ
原産地 ヨーロッパ
開花時期 4~5月
花の色 白/赤/紫/青/ピンク
花言葉 思い出・友情・純潔(全体)/青春の喜び・無邪気(白)/思い出(ピンク)/恋の芽生え・初恋(紫)/愛の芽生え(赤)
誕生花 5月12日/30日/6月12日/26日

パステル調のやわらかな色合いを持つライラックは、小花が房のように咲く可憐なイメージの植物になります。花言葉には友情や思い出を表すものが多いので、大切なご両親やゲストとの想い出を蘇えらせるようなシーンにもピッタリです。また、バラやアネモネと組み合わせることで、より華麗な雰囲気になります。

秋・冬婚におすすめ/ブーケに人気の花6選

秋冬にはブーケに用いるお花が少なくなってしまうのでは?と心配している方も多いはずです。しかし秋は結婚式に人気のシーズンなので、花材が豊富になります。

ここでは秋冬向けの結婚式におすすめの花を紹介しましょう。

①デンファレ

科/属 ラン科/デンドロビウム属
英名 cooktown orchid(クックタウン オーキッド)
和名(別名) デンドロビウム
原産地 オーストラリア北部/ニューギニア
開花時期 6~9月
花の色 ピンク/白/黄/薄紫など
花言葉 お似合いのふたり/わがままな美人/魅惑/愛と美
誕生花 1月20日/11月27日/12月12日

10月頃から見頃を迎えるデンファレには「お似合いのふたり」という花言葉が込められています。そのため、結婚式にもピッタリです。

どんな花とも相性がよいデンファレですが、バラやクルクマと組み合わせると、白いドレスに映えるブーケが出来上がります。また葉ものを使ってリボンのようにあしらっても素敵です。

②ブルースター 

科/属 ガガイモ科/トゥイーディア属
英名 Tweedia(トゥイーディア)
和名(別名) 瑠璃唐綿(ルリトウワタ)
原産地 ウルグアイ/ブラジル
開花時期 5~10月
花の色 青/白/ピンク
花言葉 信じあう心/幸福な愛/星の精/親愛など
誕生花 3月8日/4月14日/6月14日/9月7日

名前通り星のような外見を持つブルースターは、「幸福な愛」などの素敵な花言葉が多い花です。

ブライダルでは、カスミソウと合わせてラウンドブーケにするのが人気ですが、敢えて大人っぽいダリアやケイトウなどとミックスさせることで寒色を引き立てることもできます。

③コスモス

科/属 キク科/コスモス属
英名 Cosmos(コスモス)
和名(別名) 秋桜(アキザクラ)
原産地 メキシコ
開花時期 6月~10月
花の色 ピンク/赤/白/茶/オレンジ/黄
花言葉 乙女の純真・調和(全体)/乙女の純潔(ピンク)/優美・美麗(白)/恋の想い出(茶)/情熱(赤)/野生の美しさ(オレンジ)など
誕生花 9月27日(全体)/10月5日(黄)/10月6日(赤)/10月14日(白)/10月22日(ピンク)

控えめな見た目のコスモスですが、できるだけたくさんの花を束ねることで主役級の可愛さになります。例えば白やピンクのコスモスにハイブリッドスターチスやカスミソウを合わせれば、ピンク系のドレスとも相性が抜群でおすすめです。

④ピンポンマム

科/属 キク科/キク属
英名 Pom pom mum(ポムポムマム)
和名(別名) ピンポン菊/ポンポン菊
原産地 オランダ
開花時期 9~11月
花の色 白/黄/緑/ピンク/紫/オレンジなど
花言葉 高貴/私を信じて/うれしい夢/君を愛す/甘い夢/真実
誕生花 11月9日

ピンポンマムは、結婚式のブーケだけではなく、花嫁さんの髪飾りとしても人気です。

コロンとした丸いフォルムと豊富な花色が特徴で、和洋どちらの結婚式でも活用できます。

和装ではボールブーケにしてリボンや紐などを付けて持つのがおすすめです。まるで手毬のような可愛らしさが魅力ですよ。

⑤カラー

科/属 サトイモ科/オランダカイウ属
英名 Calla(カラ)
和名(別名) 和蘭海芋(オランダカイウ)
原産地 南アフリカ
開花時期 6〜7月頃(花屋出回り期3月~)
花の色 白/オレンジ/黄/紫/ピンク/茶など
花言葉 華麗なる美・乙女のしとやかさ・清純(全体)/夢見る美しさ(紫)/清純・清浄(白)/情熱(ピンク)/壮大な美(黄)など
誕生花 6月27日

凛としたシルエットのカラーは、大人っぽいイメージを持つ花です。

人気なのはやはり純白のカラーで、茎が太く存在感がある「ウェディングマーチ」という品種はアームブーケにピッタリですよ。

またバラやラナンキュラスと組み合わせれば、キュートさも演出できます。

⑥パンパスグラス

科/属 イネ科/シロガネヨシ属
英名 Pampas grass(パンパスグラス)
和名(別名) 白銀葭(シロガネヨシ) 
原産地 北アメリカ
開花時期 9~10月
花の色 白/ピンク
花言葉 人気/光輝/雄大な愛/強気な心/風格
誕生花 8月9日/11月25日

秋の結婚式におすすめなのは、ボリュームたっぷりのパンパスグラスになります。ブーケは大きくしようとするほどお値段も高くなりがちですが、パンパスグラスならば少量でも豊かなイメージです。白とグリーンがメインのブーケなら、洗練された印象になります。

またナチュラルな花嫁さんには、ユーカリを中心にホワイトローズやモレモコウなどを使ったリースブーケもおすすめです。

そもそもブライダルブーケとは?

ブライダルブーケは、花嫁さんにとっては欠かせないアイテムの一つです。

実はこのブーケには、さまざまな言い伝えがあります。ここではルーツや日本で取り入れられた時期についても解説していきます。

ルーツ

ブーケはフランス語である「bouquet」が語源になっていると言われています。これには「小さな森」という意味もあるようです。

日本では主として花嫁が持つ花束を想像する方が多いと思いますが、ヨーロッパでは花束全体を指しています。その昔ヨーロッパでは愛する女性にプロポーズする際に、野原に咲いている花を摘んで贈っていました。

もしも女性の返事がOKならば、その中から1本を選び男性の胸ポケットに挿すのです。

これがブーケとブートニアの習慣になったと言われています。

その他にも、古代ヨーロッパでは虫除けや薬として活用していたハーブを束ねて、お守りとして花嫁に持たせていたという説もあります。

日本で取り入れられたのはいつ?

戦前の日本では結婚式と言えば和装が当たり前でした。これが変化したのは経済成長が発達した1960年以降だと言われています。

少しずつ洋風スタイルの結婚式が人気になり、広まっていったのです。元々日本では結婚式の時に花束を持つ習慣はありませんでした。

しかし昨今では和装の結婚式にも、着物と調和する和風のブーケが取り入れられています。

ブライダルブーケの人気のデザイン5選

ブライダルブーケは花の組み合わせだけではなく、そのスタイルにも違いがあります。

ここでは特に人気があるデザインを5種類紹介しましょう。

ラウンド(ブーケ)

ラウンド型のブーケは、最も一般的で丸みがあるデザインが特徴です。迷ったらこのタイプをチョイスすれば失敗はないと言われるくらい、どんなドレスともマッチします。使う花の種類によってキュートからエレガントなイメージまで自由に演出できるのも魅力です。

クラッチ

野原で摘んできた花をそのまま束ねたようなナチュラルさが人気のクラッチブーケ。

「Clutch」とは「しっかり握る」という意味で、切り揃えた茎をギュッと掴んで持つことに由来しています。クラッチは素材の持ち味を生かすデザインなので、費用も最低限で抑えられますよ。

リース

昨今花嫁さんに評判がよいのは、個性的なリースブーケです。その理由は、腕にかけても手で持つだけでもおしゃれで、インスタ映えが抜群であるためです。

円は縁を意味しており、二人の永遠の幸福を祈る意味も込められていると言われています。

キャスケード

下側に流れるような逆三角形のフォルムを描くキャスケードブーケは、エレガントな印象なので教会やホテルの結婚式などに向いています。

大きめの花をチョイスすることで、華やかさもプラスできるでしょう。

アーム

ガーベラやカラーなど茎の長い花を使ったアームブーケは、華奢なシルエットのブーケです。花の種類は1種類だけを束ねることが多く、洗練されたイメージになります。

マーメイドやスレンダータイプのドレスと相性が抜群です。

ブライダルブーケを選ぶポイント

それでは実際にブライダルブーケを選ぶ場合には、何を基準にすればよいのでしょうか。

特別な日をより美しく留めておくためには、記憶に残るブーケを選ぶことが大切です。

ここでは3つのポイントを紹介します。

花言葉で選ぶ

花にはそれぞれ花言葉が秘められているため、結婚式のテーマやあなたの気持ちにピッタリな花を「花言葉」で選ぶ方法もあります。

パートナーと相談して、二人の関係性を象徴するような花言葉を選ぶのもおすすめです。

また、二人の想い出の花にするという選択肢もあります。

ドレスの色と合わせる

ドレスの色と合わせたブーケをチョイスすることで全体のバランスが整って、きれいにまとまります。

例えばピンク色のドレスと組み合わせるなら、淡いパステルカラーの花がおすすめです。

また白のドレスは比較的どんな色の花とも相性が合います。したがってドレスの素材などを考慮して、花のテイストやボリュームを調整するとよいでしょう。

季節の花を取り入れる

季節の花を採用することで、季節感を演出することができます。

例えば春であれば、優しいパステルカラーのチューリップやシャクヤク、ホワイトレースフラワーを束ねたブーケがおすすめです。

古典的でありながらも、小花を取り入れることでカジュアルな雰囲気を作り出せるため、リゾート風の結婚式にもおすすめです。

ブライダルブーケはどこに依頼するべき?

ブライダルブーケは、結婚式の3ヶ月程度前から準備するのが一般的です。

この頃にはドレスや会場に飾る花やテーマも決まってくるので、ブーケをリサーチすることができるでしょう。

では実際にブーケはどこに頼めばよいのでしょうか。具体的には以下の3つの選択肢があります。

  • 会場が連携している業者に依頼する
  • 自作する
  • 自分で外部に注文する

フラワーギフトラボでは、多くのお客様を花で笑顔にしたいという思いから、常に新しい花の研究をし、シーンに最適な花を提供させていただいております。

例えば清楚な白いガーベラをメインに赤系のカーネーションや小花をあしらったクラッチブーケは、どのようなドレスにもマッチする可愛らしいブーケです。詳しくは以下のページをご覧ください。

クラッチブーケ

ご予算に合わせてブーケをお選びいただけますので、ぜひ検討してみてください。

ブライダルブーケに最適な花を選んで思い出に残る結婚式にしよう

本記事では、ブライダルブーケにおすすめの花を11選紹介しました。

ブーケの花を選ぶ際には、ドレスとの相性や花嫁さんの身長などを考慮しながら、好きな色や二人に合った花言葉の花をピックアップするとよいでしょう。

一生に一回だけの結婚式、思い切り自分の好きを追及することもできます。難しいかも……と思うことでも諦めずに、ぜひ一度フラワーギフトラボまでご相談くださいませ。