豆知識

ラ・メールコラム > 豆知識 > 感謝を伝える花言葉を持つ花をご紹介!贈りたい相手にありがとうを伝えよう

感謝を伝える花言葉を持つ花をご紹介!贈りたい相手にありがとうを伝えよう

華やかで可愛らしい花は、感謝の気持ちを伝えるギフトにぴったりです。せっかく贈るなら、感謝の意味がある花言葉を持つ花を贈って、ありがとうの気持ちを込めてみませんか。

本記事では、親や先生、友達など感謝の気持ちを伝えたい人別に、おすすめの花とその花言葉をご紹介します。花を贈るときのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

花は感謝を伝えるプレゼントにおすすめ

花はお祝いや記念日などに贈るギフトの定番ですが、感謝を伝えたいときにもおすすめです。華やかで明るい花は見る人の心を癒し、幸せな気分にしてくれます。

花には、感謝にまつわる花言葉を持つ種類が多くあります。花言葉とは、品種や形や香り・色などの特徴にもとづいて、花や植物に対して象徴的な意味を持たせるものを指すものです。そのため、感謝の意味を持つ花は、ありがとうを伝えたいときのギフトとして最適です。母の日や結婚記念日などの特別な日に感謝の花言葉を持つ花を贈るのも素敵ですが、何気ない日にさりげなくプレゼントしても喜ばれるでしょう。

先輩や上司に感謝を伝える花言葉を持つ花

学校や職場でお世話になった先輩・上司に感謝を伝える花言葉を持つ花をご紹介します。

これまでの感謝の気持ちを込めて、華やかなフラワーギフトを贈りましょう。尊敬や憧れの意味を持つ花言葉にも注目です。

ピンクのガーベラ「感謝」「希望」

ガーベラは細長い花びらをたくさんつけ、ぱっと大きく開いた姿が印象的な花です。花の色数がとても豊富なことでも知られており、イメージに合わせてフラワーギフトを選びやすいというメリットもあります。中でもピンクのガーベラには「感謝」「希望」という花言葉があり、次のステップへ進む人に感謝と応援の気持ちを込められます。

デルフィニウム「あなたは幸運を振りまく」

初夏になると青や白の可憐な花を咲かせるデルフィニウム。海外では、花嫁が持つと幸せになれるという「サムシングブルー」としてブーケなどに使われています。

そんなデルフィニウムには「あなたは幸運を振りまく」という花言葉があり、直接的な感謝ではありませんが、あなたといられて幸せです、という気持ちを込めることができるでしょう。

黄色のラナンキュラス「優しい心遣い」

丸みを帯びた花びらをいくつも重ね、優しい雰囲気と豪華さをあわせ持つラナンキュラス。フラワーギフトやブライダルシーン、ガーデニングなど幅広いシーンで活躍しています。

黄色いラナンキュラスには「優しい心遣い」という花言葉があるので、お世話になった先輩や上司への贈り物にぴったりです。

白いダリア「感謝」「気品」

大輪の花を咲かせる白いダリアは、一輪でも抜群の存在感を放ちます。「感謝」「気品」という花言葉がありますが、これはフランス革命の時期に市民たちがダリアを見て疲れた心を癒したというエピソードに由来しているようです。優雅で気品あふれる花なので、目上の方へのフラワーギフトにおすすめです。

ワレモコウ「感謝」「憧れ」

細長い茎の先に、小さな花穂をつける姿が印象的なワレモコウ。7〜11月頃に多く出回り、赤茶色やオレンジの花が秋の装いを感じさせます。そんなワレモコウには「感謝」「憧れ」という花言葉があり、憧れの人への感謝の気持ちを伝えたいときにおすすめです。

スイートピー「優しい思い出」「門出」

スイートピーは、ひらひらとした繊細な花びらが、まるで蝶が飛び立つように見えることから「門出」という花言葉がつけられました。また、「優しい思い出」という花言葉もあるので、相手の方との楽しい思い出に浸りつつ、新たな門出を祝福するプレゼントになります。卒業式や送別会で贈るフラワーギフトに取り入れてみてはいかがでしょうか。

アマ(フラックス)「あなたの親切に感謝します」

初夏になると爽やかなブルーの花を咲かせるアマ(フラックス)。亜麻仁油の原料としても有名ですが、染料やリネンの繊維などにも使われ、余すところなく利用できることから「あなたの親切に感謝します」という花言葉がつけられました。

小花のためメインの花にはなりにくいのですが、花束やアレンジメントなどのアクセントとしておすすめです。

恋人やパートナーに感謝を伝える花言葉を持つ花

恋人・パートナーに感謝を伝える花言葉を持つ花をご紹介します。感謝とともに愛情を伝えるものが多く、ロマンチックなプレゼントになるでしょう。片思いしている人や恋人、夫婦など、大切なパートナーへのフラワーギフトにいかがでしょうか。

ピンクのバラ「感謝」

「花の女王」とも呼ばれているバラには「愛」「美」などの花言葉があり、恋人や夫婦間でのプレゼントに多く選ばれています。ピンクのバラには「感謝」という花言葉もあるので、愛情と感謝を同時に伝えられるでしょう。赤いバラを贈るのは少し恥ずかしいという方でも、派手すぎず柔らかい印象のピンクのバラならハードルが下がるのではないでしょうか。

レースフラワー「感謝」「可憐な恋」

レースフラワーは、細い茎の先に小花を密集させて咲くことから名前がつけられました。その姿はまさに繊細なレースのようで、花束やアレンジメントのアクセントにも使われています。

レースフラワーには「感謝」「可憐な恋」という花言葉があるので、「素敵な恋をさせてくれてありがとう」という気持ちを込めて恋人に贈ってみませんか。

ルピナス「感謝」「あなたは私の安らぎ」

藤の花が逆さまになっているように見えることから、和名では「ノボリフジ」や「サカサフジ」とも呼ばれているルピナス。ルピナスはその昔、薬草やハーブとして使われていたことから、「感謝」の花言葉がついたと言われています。

他にも、「あなたは私の安らぎ」という花言葉があるので、一緒にいて心が安らぐ人に贈りましょう。

トルコキキョウ「感謝」「優美」

トルコキキョウは、柔らかくて繊細な花びらを幾重にもつけた上品な花です。花の色は白や黄色、ピンク、紫、緑色などさまざまで、咲き方もシンプルな一重咲きから豪華な八重咲きまで幅広い種が存在します。そんなトルコキキョウには「感謝」「優美」という花言葉があるので、上品で美しい人へのプレゼントにおすすめです。

カスミソウ「感謝」「永遠の愛」

白い小花をたくさん咲かせ、ふんわりした優しい印象のカスミソウ。花束やアレンジメントではメインの花を引き立てる名脇役として欠かせない存在です。カスミソウには、「感謝」「永遠の愛」という花言葉があります。単体ではあまり贈ることはありませんが、どんな花とも相性が良いので、他の花と組み合わせて贈ると華やかになりつつ感謝の気持ちを伝えられます。

カンパニュラ「感謝」「誠実な愛」

カンパニュラは小さなベルのような可愛らしい花が印象的な植物です。その姿が教会のベルのように見えることから、教会の教えの一つである「感謝」が花言葉になりました。

また、教会が結婚式を連想させることから、愛を誓いあう2人を表現する「誠実な愛」という花言葉もあります。

親や祖父母に感謝を伝える花言葉を持つ花

親や祖父母に感謝を伝える花言葉を持つ花をご紹介します。父の日や母の日、敬老の日、誕生日でのフラワーギフトにいかがでしょうか。相手を敬い、大切に思う気持ちや家族愛などを伝えることができます。

ユキヤナギ「親孝行」

ユキヤナギの名前は葉の形が柳に似ており、まるで雪が降り積もったかのような白い花を咲かせることに由来しています。低木ではありますが、花つきが良いので花束としても人気です。ユキヤナギには「親孝行」という花言葉があるので、両親に感謝の気持ちを伝えるプレゼントにぴったりです。

ピンクのカーネーション「感謝」

母の日のギフトとして定番のカーネーション。赤いカーネーションには「母への愛」という花言葉があるので母の日にぴったりですが、ピンクのカーネーションには「感謝」という花言葉があります。母の日はもちろん、普段の何気ない日常での感謝を伝えるギフトとしておすすめです。

スノードロップ「感謝」「純粋」

スノードロップは2〜3月に開花を迎えるため、春を告げる花として知られています。うつむくように咲く小さな白い花が可愛らしいのですが、下を向く性質から花束やアレンジメントにはあまり用いられません。苗で販売されていることが多いので、鉢植えでのプレゼントにいかがでしょうか。花言葉は「感謝」「純粋」などがあります。

シオン「親孝行」「優美」

薄紫色の細長い花びらをつけ、どこか和の風情も感じるシオン。暑さが和らいで秋が近づいてくると、店頭に多く並ぶようになります。花言葉は「親孝行」「優美」などがあります。清楚で可愛らしい雰囲気の花なので、お母さんやおばあさんへの贈り物にいかがでしょうか。

サルビア「感謝」「家族愛」

サルビアは赤や青、紫などの鮮やかな花を咲かせ、公園や学校の花壇でもよく見かける花です。幼い頃はサルビアの花を摘み取り、密を吸っていた経験がある方も多いのではないでしょうか。

たくさんの花が寄せ集まるように咲くことから「家族愛」「感謝」などの花言葉があります。

赤いチューリップ「家族への感謝」

春の球根植物を代表する花であるチューリップ。子どもから大人まで幅広い人気を集め、街の花壇や公園などにも植えられています。赤いチューリップには「家族への感謝」という花言葉があるので、両親や祖父母への贈り物に最適です。チューリップは茎がしっかりしているので、花束にすると安定します。

友達に感謝を伝える花言葉を持つ花

普段、面と向かって感謝を伝えにくい友達にも花を贈ることで気持ちを表現してみませんか。以下では、友達に感謝を伝える花言葉を持つ花をご紹介します。

フリージア「感謝」「友情」「親愛の情」

12〜4月頃にかけて切り花が多く出回るようになるフリージア。可愛らしい姿だけでなくキンモクセイのような甘く爽やかな香りも魅力です。黄色や白、オレンジなどさまざまな色があるので、相手の雰囲気に合わせて選んでみましょう。

花言葉には「感謝」「友情」「親愛の情」などがあり、大切な友人への贈り物に最適です。

ミモザ「感謝」「友情」

ミモザは黄色いもこもこした花が特徴的な植物で、花束やアレンジメントなどのアクセントにぴったりです。派手すぎずカジュアルな印象なので、年齢や性別問わず贈りやすいでしょう。ミモザには、「感謝」「友情」などの花言葉があるので、かけがえのない友人へのギフトにおすすめです。

感謝を花言葉で伝えるときのポイント

花言葉を持つ花で感謝を伝えるときに、以下のようなポイントをおさえることで、より喜ばれる贈り物になります。

 

  • メッセージカードを添える
  • タイミングやシチュエーションにこだわる
  • できる限り新鮮な状態で渡す
  • 贈った後のことも考えて贈る

 

以下で、各ポイントを詳しく解説します。

メッセージカードを添える

感謝の花言葉を持つ花には、メッセージカードを添えるとより気持ちがこもったプレゼントになります。文章が思いつかなければ「いつもありがとう」や「お世話になりました」などシンプルな文言だけでも構いません。普段はなかなか言えない気持ちをカードに記して、花に添えてみてください。遠方に住んでいる方に配達で花を贈るなら、手紙を添えるのも良いでしょう。

タイミングやシチュエーションにこだわる

花を贈るタイミングやシチュエーションも大切にしましょう。例えば、誕生日や母の日などの記念日には、当日に花を渡すのがベストです。もし、間に合わない場合でも一週間以内には届くよう手配しましょう。

一方、卒業や退職などに花を贈りたい場合は、当日は相手の方が忙しくしている可能性があります。式典などで渡せれば良いのですが、個人的に渡すなら少し落ち着いたタイミングを見計らってから贈るようにしましょう。

できる限り新鮮な状態で渡す

生き物である花は、購入した瞬間からどんどん劣化が始まってしまいます。花を贈るまでしばらく時間がある場合は、花の傷みを軽減するために涼しくて風通しの良い場所に置いておきましょう。

花が傷みやすい夏場や自分の管理に不安がある場合は、当日に花を購入すると鮮度が良いまま贈れます。花を直接相手の方へ届ける配送サービスのある花屋やフラワーショップの通販サイトを利用するのもおすすめです。

贈った後のことも考えて贈る

お祝いのシーンでは、「花束をもらったけど、花瓶がないからどうすればいいか分からない」という方もいます。花束は見栄えが良く豪華なギフトですが、切り花のため花器で生ける必要があります。花を飾る習慣がない方は、花瓶を持っていない可能性もあるでしょう。また、忙しい方には水替えなどが手間になることも考えられます。

そのため、贈る相手によってはそのまま飾れるフラワーアレンジメントがおすすめです。花器が必要なく、水替えや洗浄などの手間もかからないため、気軽に花を贈れます。

感謝を花言葉で伝えるおすすめのシーン

最後に、身近な人に花言葉で感謝を伝えるおすすめのシーンをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。また、特別な日でなくてもふとした日常の中でも花を贈るのも素敵です。

母の日や父の日・敬老の日

母の日や父の日、敬老の日などは、いつもお世話になっている家族に感謝の気持ちを伝えるチャンスです。普段は恥ずかしくて「ありがとう」と日頃の感謝を伝えられない人も、花言葉の力を借りて思いを伝えてみませんか。

結婚記念日

人生のパートナーである夫妻は、最も近い存在の人ですが、普段感謝の気持ちを伝えられていない方も多いのではないでしょうか。いつもは結婚記念日に特別なことをしていなくても、今年は勇気を出して花を贈り、日頃の感謝を伝えてみましょう。

卒業式・送別会

これまでお世話になった先輩や上司の旅立ちに、感謝の気持ちを伝えると共に新たな門出を応援しましょう。卒業式や送別会などの式典では、大きくて豪華な花束が目を引きます。

個人的に贈るなら、アレンジメントなどの飾りやすいものがおすすめです。

まとめ

今回は親や先生、友達など感謝の気持ちを伝えたい人別に、おすすめの花とその花言葉、花を贈るときのポイントをご紹介しました。花には感謝の気持ちを伝える花言葉がたくさんあります。日頃の感謝を伝えたいときや特別な思いを伝えたいときなどに、今回ご紹介した花を贈ってみてはいかがでしょうか。普段は、なかなか伝えられない気持ちも花に思いを込めれば、きっと相手に届くはずです。

花を贈るときには、できる限り新鮮な状態で渡し、メッセージカードを添えるとより気持ちが伝わるはずです。タイミングなどの細かい部分も配慮しましょう。