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告白するときの花選びは?ロマンチックな花言葉を持つ花を紹介

愛を伝える時、言葉だけではなく花を添えることで、あなたの気持ちが届きやすくなります。花にはそれぞれに花にはそれぞれ、色や種類によって異なる花言葉が込められているからです。本記事では相手に気持ちを伝える際の花の選び方や渡す時の注意点などを解説します。ぜひ、参考にして、大切な人に気持ちを伝えてください。

告白に花が喜ばれる理由

好きな相手に告白する時、うまく言葉にできるか不安になります。そのような時は、花が持つパワーを借りてみるのも一つの方法ではないでしょうか。以下では告白に花が喜ばれる理由を紹介します。

ロマンチックな雰囲気を演出できる

花は、古くから恋愛や愛情の象徴として扱われてきました。そのため、花を贈ることは、自然とロマンチックな雰囲気を演出することができます。花束やアレンジメントなどの形で花を贈ることで、華やかでロマンチックな雰囲気を演出することができるでしょう。

気持ちを伝えやすい

花を贈るという行為自体が、相手を想う気持ちの表れとなります。言葉に詰まってしまうような場面でも、花があなたの気持ちを代弁してくれるでしょう。また、花には一つ一つに込められた花言葉があります。花によっては、「愛」や「愛情」など言葉で伝えるよりもストレートに気持ちを表現することができます。ロマンチックな花言葉を持つ花を贈ることで、あなたの思いをより一層鮮やかに伝えることができるでしょう。

花言葉のルーツ

花言葉のルーツは諸説ありますが、17世紀にトルコで誕生したのではないかという説が有力です。当時は花に神様からの言づてがあると考えられており、それぞれの花に花言葉がつけられました。その後、19世紀頃ヨーロッパに文化が伝わり、大ブームになったと言われています。しかし、花言葉は全世界に共通しているものではなく、地域や文化によって花から受ける印象は違います。花言葉はWebで検索すれば簡単に出てくるので、花を贈りたい相手にピッタリの花言葉を持つ花を探すのも楽しいかもしれません。

特別感を演出できる

花を受け取った瞬間、人は特別な感情を抱きます。普段とは違う華やかな雰囲気は、心をときめかせ、告白のシチュエーションをより一層ロマンチックに演出してくれるでしょう。

花をもらうということは、女性にとって特別な意味があり、ときめきや喜びを感じさせてくれるものです。また、花は視覚的に訴える力が強く、受け取った人の記憶に残りやすいものです。告白の思い出と共にいつまでも心に残るでしょう。

告白にピッタリな花の選び方

愛の気持ちを伝えるためには、花選びが非常に重要です。せっかくの告白が逆効果にならないよう、以下の点に注意して選んでみましょう。

相手の好みやイメージで選ぶ

まずは、相手の好きな花をリサーチすることが大切です。好きな花が分かれば、それにちなんだ花言葉を持つ花を選ぶのも良いでしょう。また、好きな色やイメージを参考に選ぶのもおすすめです。

また、花を選ぶ時には、メインの花の色を決めておくとまとまりやすくなります。例えば、赤やオレンジなどの色で温かみを出しても可愛いですし、青や紫などを取り入れてクールな感じにするのも素敵です。

花言葉の意味で選ぶ

花にはそれぞれ花言葉があります。バラの「愛」やカーネーションの「無垢で深い愛」など、伝えたい気持ちを花言葉で表現することができます。ただし、花言葉にはポジティブなものだけでなく、ネガティブなものもありますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。花言葉の意味を理解した上で選ぶことで、より気持ちが伝わりやすい花束を作ることができます。

季節の花を選ぶ

旬の花は鮮やかで美しく、香りも豊かです。季節の花を選ぶことで、より特別感のある花束になります。また、季節の花は比較的安価で手に入りやすいというメリットもあります。

例えば、春ならスイートピーやラナンキュラス、秋にはコスモスなど、その季節ならではの花の生命力を感じさせてくれるでしょう。

本数にこだわる

花言葉や色、種類だけでなく、本数にも大切な意味が込められています。告白の気持ちをより効果的に伝えるために、花の本数にこだわってみましょう。以下は一般的に知られる花束の本数の意味です。

花の本数 意味
1本 運命の人
3本 愛している
4本 一生愛し続ける
6本 あなたに夢中
7本 ひそかな愛
8本 思いやりに感謝
9本 いつも一緒にいよう
11本 最愛
12本 恋人になって
40本 永遠の愛を誓う
50本 永遠
99本 永遠の愛
108本 結婚してください

上記の表はあくまでも目安として考えてください。 大切なのは、あなたの気持ちが相手に伝わることです。相手の好みや状況に合わせて、本数を調整しましょう。

告白にピッタリな花言葉を持つ花【片思い】

片思いの相手に告白するときには、どのような花を選べば良いでしょうか。

片思いの告白にはあまり重い花言葉の花を選んでしまうと、相手にプレッシャーを与えてしまう可能性があります。以下では、片思いの告白におすすめの花を紹介します。

イキシア

科/属 アヤメ科/イキシア属
英語名 African Corn Lily(アフリカンコーンリリー)
和名 槍水仙(ヤリズイセン)
原産地 南アフリカ
草丈 30~80cm
開花時期 4月~5月中旬
花色 白/赤/ピンク/紫/複色/オレンジ/黄
耐寒性/耐暑性 普通/強い
花言葉 誇り高い/秘めた恋/団結
誕生花 4月20日/5月16日

イキシアの花言葉は「秘めた恋」などです。優美な花がびっしりと咲き、明るく華やかな印象の花で、繊細な茎と鮮やかな色彩が魅力です。花は夜間や雨天時は閉じていて、日中は大きく開きます。弾力性のある美しい茎を活かして、ブーケにするのもおすすめです。ミモザやバラと組み合わせてもおしゃれでしょう。

リナリア

科/属 オオバコ科/ウンラン(リナリア)属
英語名 Linaria(リナリア)
和名 姫金魚草(ヒメキンギョソウ)
原産地 ヨーロッパ/北アフリカ/地中海沿岸地域
草丈 30~100cm
開花時期 3~7月
花色 赤/白/紫/ピンク/黄
耐寒性/耐暑性 普通/普通
花言葉 この恋に気づいて/あこがれ
誕生花 3月5日/4月10日

リナリアの花言葉は「この恋に気づいて」「あこがれ」です。金魚草に似た小さな花を咲かせるのが特徴で、赤色、ピンク色、白、紫色、黄色などさまざまな花を咲かせます。3月前後が旬で、パステル調の優しげな色合いが春の告白にピッタリです。

スイートピーやパンジーと合わせると可愛いブーケになるでしょう。

エリンジューム

科/属 セリ科/エリンギウム属
英語名 Flat sea holly(フラットシーホリー)
和名 松笠薊(マツカサアザミ)襟巻薊(エリマキアザミ)
原産地 ヨーロッパ/西アジア
草丈 40~200cm
開花時期 6月~8月
花色 白/クリーム/茶/緑青/紫
耐寒性/耐暑性 やや強い/普通
花言葉 秘密の恋/秘密の愛/秘めた思い
誕生花 8月28日

エリンジュームの花言葉は「秘密の恋」「秘密の愛」「秘めた思い」です。球状や円柱状の青い花を咲かせ、トゲのある葉に守られるように小さな花がギュッと集まっています。

マーガレットやミニバラなどとミックスさせると、ナチュラルな雰囲気の花束になるでしょう。花だけでなく茎や苞も青く色づき、長持ちするためドライフラワーとしても人気です。

告白にピッタリな花言葉を持つ花【デート】

デートのときに花をプレゼントする男性は、日本ではまだ少ないのではないでしょうか。

しかし、デートだからこそ、花を贈ることで一生の思い出に残ることもあります。なかなか言い出せない好きの気持ちを、花言葉でなら伝えられるかもしれません。

ガーデニア

科/属  

アカネ科/クチナシ属

英語名 Cape jasmine(ケープジャスミン)
和名 梔子(クチナシ)
原産地 日本/台湾/中国
草丈 30~40cm
開花時期 6~7月
花色
耐寒性/耐暑性 やや弱い/普通
花言葉 とても幸せです/優雅/喜びを運ぶ
誕生花 3月16日

ガーデニアの花言葉は「とても幸せです」などです。日本ではクチナシとも呼ばれ、白色または淡黄色で、ジャスミンのような甘い香りを放ちます。西洋ではダンスパーティーに誘う際に、男性から女性へガーデニアを贈る習慣があるそうです。「とても幸せです」という情熱的な花言葉と甘い香りが、告白のシーンを美しく彩ってくれるでしょう。

ブローディア

科/属 キジカクシ科/トリテレイア属
英語名 Brodia(ブローディア)
和名 姫(ヒメ)アガパンサス
原産地 北アメリカ西部
草丈 30~50cm
開花時期 5~7月くらい
花色 白/ピンク/青紫
耐寒性/耐暑性 やや強い/普通
花言葉 淡い恋/大切に守る/嬉しい便り/愛の訪れ
誕生花 7月2日

ブローディアの花言葉は「淡い恋」「大切に守る」などです。春先から初夏にアガパンサスに似た可愛らしい花を咲かせます。青紫色の花びらで知られていますが、他にも白やピンクなどもあります。同じ寒色系のブルースターやカスミソウと一緒に束ねても素敵でしょう。

アルストロメリア

科/属 ユリズイセン科/アルストロメリア属
英語名 Peruvian Lily(ペルーヴィアンリリー)/Lily of the Incas(リリーオブザインカ)
和名 百合水仙(ユリズイセン)
原産地 南アメリカ
草丈 50~150cm
開花時期 5~11月
花色 赤/ピンク/オレンジ/複色/紫/白/黄
耐寒性/耐暑性 弱い/普通
花言葉 幸い/持続/未来へのあこがれ
誕生花 2月18日/3月13日/4月18日

アルストロメリアの花言葉は「未来へのあこがれ」などです。豊かな色彩とエキゾチックな模様が人気の春に咲く美しい花です。丈夫な性質を持つことから、アレンジメントやボックスフラワーの花材としても人気があります。1本の茎にたくさんの花をつけるため、異なる色のアルストロメリアを数本束ねると豪華なイメージになります。

告白にピッタリな花言葉を持つ花【プロポーズ】

一生に一度だけのプロポーズは、サプライズでびっくりさせたいと思っている方も多いのではないでしょうか。赤いバラは「告白」「愛情」という花言葉を持つため、プロポーズの花束の定番です。告白をよりドラマチックなものにするために、素敵な花を選びましょう。

他にもプロポーズにピッタリな花はたくさんあるため、いくつかおすすめをご紹介します。

アネモネ

科/属 キンポウゲ科/アネモネ属
英語名 Anemone(アネモネ)/wind flower(ウインドフラワー)
和名 牡丹一華(ボタンイチゲ)/紅花翁草(ベニバナオキナグサ)
原産地 地中海沿岸/ヨーロッパ南部
草丈 25~40cm
開花時期 2~5月頃
花色 赤/白/ピンク/紫/複色
耐寒性/耐暑性 強い/弱い
花言葉 君を愛す(赤)/希望・待ち望む(ピンク)
誕生花 1月22日/3月12日/3月13日/4月6日

アネモネの花言葉は「君を愛す」などです。発色がいい鮮明な色が印象的なアネモネは、大人っぽい雰囲気の花になります。例えば、ピンクでも淡いピンクから透明感がある青みがかったピンク、オレンジを含んだコーラルピンクなど多彩です。色のトーンを変えて花束にするだけでも、おしゃれでしょう。

ただし、アネモネ全般の花言葉には「苦しい恋」「見捨てられた」などネガティブなものがあるので、告白に使うならメッセージカードを添えて赤やピンクを渡すと良いでしょう。

ブーゲンビリア

科/属 オシロイバナ科/ブーゲンビリア(イカダカズラ)属
英語名 Bougainvillea(ブーゲンビレア)
和名 九重葛(ココノエカズラ)/筏葛(イカダカズラ)
原産地 中央~南アメリカ
樹高 50~600cm
開花時期 4~6月/9~10月
花色 赤/白/ピンク/紫
耐寒性/耐暑性 弱い/強い
花言葉 情熱/あなたは魅力に満ちている/あなたしか見えない
誕生花 7月26日

ブーゲンビリアの花言葉は、「あなたしか見えない」などの情熱的な花言葉を秘めているのでプロポーズに最適です。色鮮やかで花のように見える部分は「苞(ホウ)」で、花は中心の白く小さな部分です。例えば、アプリコットカラーのブーゲンビリアと、可愛らしいマトリカリアを組み合わせると優美な雰囲気を演出できるでしょう。

ヒマワリ

科/属 キク科/ヒマワリ属
英語名 Sunflower(サンフラワー)
和名 向日葵(ヒマワリ)
原産地 北アメリカ
草丈 20~300cm
開花時期 7~9月
花色 黄/白/紫/赤など
耐寒性/耐暑性 弱い/強い
花言葉 あなただけを見つめる/未来を見つめて/願望
誕生花 7月6日/7月20日/8月2日/8月5日/8月31日

ヒマワリの花言葉は「あなただけを見つめる」です。真夏の太陽の下で咲く姿はエネルギッシュで、見る人の心を元気にしてくれます。ヒマワリにはさまざまな種類があり、花径が7cmほどのクリーム色をした「イタリアンホワイト」は、爽やかなイメージが魅力です。

花束にするなら、洗練されたイメージのカラーやアンスリウムと組み合わせると素敵でしょう。

告白で花を贈る際のポイント

告白の場面を思い出深いものにしてくれる美しい花ですが、贈る際にはいくつかのポイントがあります。告白をより素敵なものにするために、花を贈る際の押さえるべきポイントを紹介します。

サイズ感に注意する

花をプレゼントするときは、シチュエーションによってサイズ感に気をつけると喜ばれます。例えば、レストランなどで食事をして電車で帰る場合、あまり大きな花束だと困ってしまうかもしれません。そのため、相手が持ち帰りやすい大きさを選ぶことも大切です。

また、交際する前の告白で花を贈るのならば、ミニブーケや誕生花を一輪渡すなど、相手が重荷にならないように工夫しましょう。

メッセージカードを添える

告白で花をもらうと喜ぶ女性が多いですが、花言葉までは詳しく知らない人もたくさんいます。そのため、せっかく選んだ花を間違って解釈されてしまう可能性もあるでしょう。

花言葉は一つではなく複数存在することや、解釈によって異なるためです。そのため、メッセージカードにあなたの気持ちを添えて贈ると安心でしょう。

渡すタイミングに注意する

告白を成功させるためには、花を渡すタイミングも大切なポイントです。例えば、ドライブデートならば、トランクなどに花を隠しておき帰り際に渡すとサプライズになります。

また、遠距離などで駅で解散する場合には、コインロッカーに預けておくのもおすすめです。ただし長時間預けると花が萎れてしまう可能性もありますので、プリザーブドフラワーなど枯れない花を選ぶと良いでしょう。

告白のときは花で思いを効果的に伝えよう

今回は、相手に気持ちを伝える際の花の選び方や渡すときの注意点などを解説しました。

花にはたくさんの種類があり、さまざまな花言葉が存在しています。あなたの気持ちに寄り添ってくれる花は見つかりましたか。好きな人に告白をする際には、花が持つ力や花言葉を味方にしてみましょう。花は贈った人も贈られた人も幸せになれるアイテムです。花を告白相手に贈ることで、あなたの思いをそっと後押ししてくれるでしょう。