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リビングに飾る観葉植物14選!育てやすい種類やおしゃれな置き方なども紹介

リビングが少し寂しく感じ、雰囲気を変えたいと考える場合は、観葉植物を飾るのがおすすめです。リビングに観葉植物を置くとインテリアとして楽しむことができ、心や体にも良い効果ももたらしてくれます。

そこで今回は、観葉植物をリビングに置くと得られる具体的なメリットやリビングに置く観葉植物の選び方、おすすめの種類などを詳しく解説します。リビングに観葉植物を置きたいと計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

リビングに観葉植物を飾るメリット

リビングに観葉植物を飾ることで期待できるメリットは主に3つです。

  • おしゃれなインテリアになる
  • 気持ちを落ち着かせてくれる
  • 空気清浄効果が期待できる

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

おしゃれなインテリアになる

リビングに観葉植物を飾ることで、おしゃれなインテリアとして活用できます。家具や家電が並んだ無機質なリビングにグリーンを取り入れると、おしゃれな空間を演出できます。

おしゃれなインテリアを揃えているにも関わらず、何かが足りないと感じるときは観葉植物を置いてみてはいかがでしょうか。

気持ちを落ち着かせてくれる

気持ちを落ち着かせてくれるのも、リビングに観葉植物を置くメリットの一つです。

観葉植物をはじめとした植物には、人の心を鎮めてリラックスさせてくれる効果があるといわれています。そのため、観葉植物を眺めているとストレスや緊張が緩和され、気持ちを落ち着かせてくれるでしょう

家事や育児、仕事などに追われて忙しい方でも、リビングに観葉植物があると安らぐ空間になります。

空気清浄効果が期待できる

リビングに観葉植物を置くと空気清浄効果が期待できる点もメリットとして挙げられます。観葉植物の中には、シックハウス症候群の原因となる有害物質を吸着して周囲の空気をきれいにしてくれる種類があり、自然の空気清浄機として活躍してくれます。

また、観葉植物は光合成により、二酸化炭素を吸収して酸素を放出するのも特徴の一つです。

リビングに飾る観葉植物の選び方

観葉植物と一口でいっても非常に多くの種類があり、どれを選べば良いのかと迷っている方は多いのではないでしょうか。観葉植物の見た目で選ぶのは大切ですが、スペースに合うサイズや日当たりのバランス、育てやすさなどを条件に選ぶと失敗しにくくなります。

リビング用の観葉植物を選ぶ際に押さえておくべきポイントを紹介します。

リビングスペースに合うサイズ

リビングに観葉植物を置く場合、大きなサイズを選びたい方も多いのでしょう。

しかし、観葉植物のサイズ感には注意が必要です。スペースに合わないような大きなサイズにすると、圧迫感が出て生活導線にも影響を与えてしまいかねません。

スペースが十分にある場合や天井が高いリビング、吹き抜けなどには8~10号サイズの大型の観葉植物がおすすめです。一方、スペースがそれほど広くない場合は5~7号、ちょっとした隙間に置きたい場合は4号以下の小型サイズが良いでしょう。

リビングの日当たりと植物の性質

窓が大きくて1日を通して日当たりが良いリビングもあれば、窓が小さくて日当たりがそれほど良くないリビングもあります。観葉植物をリビングの日当たり具合に合わせて選ぶと、生長に影響が出にくくなるのでおすすめです。

観葉植物の多くは基本的に日光を好むのですが、日当たりが心配な場合は耐陰性のある観葉植物を選びましょう。

初心者なら育てやすいものがおすすめ

観葉植物を初めて育てる方の場合は、手入れが簡単な種類だと安心です。耐乾性に強く、毎日の水やりが必要ないものや、耐陰性が高く部屋の中でも元気に育つものを選びましょう。

また、病気や害虫に強く、丈夫で生命力の高い観葉植物なら、こまめな手入れができなくてもすぐに枯れてしまう心配はありません。

風水効果にも注目

風水の考え方において、リビングは家庭運や健康運を司る重要なスポットです。

また、自然のパワーを重視する風水では、観葉植物は運気をアップさせるエネルギーがつまったラッキーアイテムとされています。

観葉植物を置くだけでも運気アップが狙えますが、さらに細かい運気を意識したい場合は観葉植物の樹形や葉の形に注目してみましょう。

葉が下向きに伸びるものや葉が丸みを帯びている植物は陰の気を発するといわれており、空間を調和して気持ちを落ち着かせてくれます。一方、葉が上向きに伸びるものや葉が鋭く尖っている植物は陽の気を発するとされており、邪気払いやモチベーションアップなどの効果が期待できます。

リビングにおすすめの観葉植物14選

リビングにおすすめの観葉植物は以下の通りです。

  • パキラ
  • フィカス・ウンベラータ
  • ドラセナ(幸福の木)
  • ベンジャミン
  • ストレリチア
  • カポック(シェフレラ)
  • モンステラ
  • ポトス
  • ガジュマル
  • エアプランツ
  • コーヒーの木
  • アイビー
  • シュガーバイン
  • サンスベリア

ここでは、観葉植物の中でも丈夫で育てやすく、樹形が美しい種類を紹介するので、初心者の方も参考にしてみてください。

パキラ

パキラは、幹がねじれているものや編まれているものなど、個性的な樹形を楽しめる観葉植物で、育てやすいことでも知られています。多少の耐陰性はありますが、元気に大きく育てる場合は日当たりの良い場所に置きましょう。

比較的乾燥にも強いので、多少水やりを忘れてしまってもすぐに枯れてしまうことはありません。

フィカス・ウンベラータ

ハート型の大きな葉が特徴的なウンベラータは大きくなりやすく、枝が分岐して横にも広がっていく観葉植物で存在感があります。ナチュラルな樹形なので、どんなテイストのリビングにも合いやすく、育て方も難しくないので初心者にもおすすめです。

高さはありますが、幹が細いので圧迫感を与えません。

ドラセナ(幸福の木)

ドラセナは真っすぐ伸びた太い幹と放射線状に広がる葉が印象的な観葉植物です。ハワイでは「幸福の木」と呼ばれ、縁起が良い植物として親しまれています。

横に広がらないのでちょっとしたスペースや角にも飾りやすく、丈夫で育てやすさもあるので初心者の方でも安心です。

ベンジャミン

ベンジャミンは、自生している種類だと樹高20mになる場合がある大型の観葉植物です。真っすぐ上に伸びた幹から枝がよく分岐し、小さな葉をたくさんつける可愛らしい樹形をしています。

自然の木のようなナチュラルさで、リビングに心地良いグリーンをプラスしてくれるでしょう。

ストレリチア

株元からすらりとした茎を複数本伸ばし、その先に丸みのある大きな葉をつけるのが特徴です。葉が大きい分、水分を放出する蒸散作用が活発に行われており、「生きた加湿器」というユニークな別名もあります。

乾燥に強く、耐陰性もあるのでリビングでも育てやすい植物です。

カポック(シェフレラ)

葉をたくさんつけたボリューミーな観葉植物を探しているなら、カポックがおすすめです。茎の先に丸みを帯びたナチュラルな葉をたくさんつけ、大きく育つので存在感がありながらも優しい雰囲気を演出してくれます。

寒さにも乾燥にも強いことに加えて耐陰性もあるので、忙しくてこまめなお世話ができない方でも育てやすい観葉植物です。

モンステラ

大きな切り込みの入った葉が特徴的なモンステラも、観葉植物として定番となっています。エキゾチックで南国風のリビングを作りたい方におすすめです。小~中型サイズが多くなっていますが、茎が広がっていくので存在感があります。

比較的生長が早いので、育てる楽しみも味わえるでしょう。

ポトス

ポトスはツル性の植物で、葉に黄色い斑が入っているのが魅力です。ある程度茎が伸びていくと垂れ下がるようになるので、吊るして飾るのに適してます。

高温多湿に強く、耐陰性もあるので、日中家を空けることが多い方でも育てやすい観葉植物です。

ガジュマル

ガジュマルの最大の特徴は、地表に出ている根です。どっしりと安定感があり、株によってそれぞれ違った表情の根が楽しめます。

沖縄では「精霊が宿る木」とも呼ばれ、縁起が良いものとされているので、リビングに飾ると幸せを運んでくれるかもしれません。

日光を好むので、真夏以外はしっかりと日を当てるようにするとどんどん葉を増やします。

エアプランツ

エアプランツは空気と水だけで育つ植物で、土を必要としないのが特徴です。「観葉植物を飾りたいけど、リビングに土を持ち込みたくない」と考える方におすすめです。

種類によって葉の伸び方に個性があるので、好みのエアプランツを探してみましょう。水やりは霧吹きで良いのでお世話も楽です。

コーヒーの木

艶のある波打った葉が特徴的なコーヒーの木。リビングに飾ると金運や仕事運上昇に期待できるとされており、縁起の良い木として親しまれています。

大きく育てると初夏に白い花を咲かせることがあり、観葉植物の花も楽しみたい方におすすめです。

アイビー

ツルを伸ばして生長し、ガーデニングでも人気のアイビーですが、観葉植物としてリビングで育てることも可能です。ツルが伸びると垂れ下がってくるので、吊るしてハンギングにするとおしゃれに飾れます。

ハイドロカルチャーや水耕栽培など、土を使用しなくても育てることができる観葉植物です。

シュガーバイン

シュガーバインは、細く伸びた茎に花びらのような5枚セットの葉をたくさんつける姿が可愛らしい観葉植物です。葉の裏につく樹液が砂糖のように甘いため、この名前がつけられたといわれています。

ふんわりとした優しい印象なので、ナチュラルな雰囲気のリビングにもマッチします。

サンスベリア

肉厚で黄色い斑が入った葉が特徴的なサンスベリア。葉にたくさんの水分を蓄えているので乾燥に強く、こまめな水やりが必要ありません。多湿に弱く、乾燥気味に育てるのがポイントなので、忙しい方や初心者の方にもおすすめです。

また、耐陰性もあるのでリビングでも育ちますが、日光を好む観葉植物なので日当たりが良い場所に置きましょう。

リビングの観葉植物のおしゃれな置き方

観葉植物をただリビングに置くだけでも十分おしゃれなのですが、空間や目線、動きを意識した置き方をすればさらにインテリアのクオリティが上がります。

ここでは、リビングに観葉植物を飾るときの効果的な置き方を詳しく解説します。

大型サイズをシンボルツリーとして

リビングは、家の中でも広い空間があります。観葉植物を置けるスペースを十分に確保できるなら、大型の観葉植物を置いてシンボルツリーにしてみましょう。

自然と家族が集まるような明るいリビングを演出できます。

ミディサイズをスツールやスタンドを利用して

ミディサイズの観葉植物は、見栄えと手入れのしやすさのバランスが良く、初心者の方にもおすすめです。

しかし、床に置くと高さが足りず見えにくくなってしまう他、つまずいて倒してしまう場合があるので注意してください。

ミディサイズの観葉植物は、スツールやスタンドを活用すると高さが出て視界に入りやすくなります。スツールやスタンドを選ぶ際は、リビングのインテリアに合わせておしゃれなものを選ぶと良いでしょう。

吊るしてハンギングに

ツル性の観葉植物は生長するに従って垂れ下がっていくので、吊るしてハンギングとして飾るのがおすすめです。リビングに観葉植物を飾るスペースが確保できなくても、ハンギングならちょっとした空間に飾りやすくなります。

壁などのデッドスペースも明るく彩れるので、リビング全体を緑を取り入れたい方にもおすすめです。

ミニサイズをカウンターやテーブルに並べる

手のひらサイズの小さな観葉植物は、カウンターやテーブル、窓際などに並べると可愛くなります。インテリア小物として、気軽に取り入れられるので、飾るスペースが確保しにくい方にもおすすめです。

小型であっても、ガジュマルや多肉植物、サボテンなど、造形的な種類なら存在感も出ます。

 

リビングに観葉植物を飾るときのポイント

リビングに観葉植物を飾るときは、可能な限り環境を整えることが大切です。

上記で紹介した観葉植物は丈夫で育てやすいものばかりなので、多少放置気味でも枯れにくいものが多いのですが、快適な環境を整えるとさらに生長が良くなり、病気や害虫も防げます。

ここでは、リビングに観葉植物を飾るときのコツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

夏の直射日光に注意

観葉植物は基本的に日光を好みますが、夏の強い日差しに当たりすぎると葉が変色したり枯れたりする「葉焼け」を起こす場合があります。初夏から秋口にかけての気温が高い時期は、レースカーテン越しの明るい日陰がおすすめです。

万が一、葉焼けを起こしてしまった葉がある場合はその部分を切り取りましょう。

葉水を与える

観葉植物に水をやる際には、株元だけでなく霧吹きで葉水も与えましょう。観葉植物は葉からも水分を吸収するので、定期的に葉水を与えると艶のある元気な葉を維持できます。

また、葉が乾燥すると虫が発生する原因になるのですが、葉水をすることで予防できるでしょう。

葉にほこりがついていたら、柔らかい布で拭き取るのがポイントです。

風通しを良くする

リビングの風通しが悪いと土が乾きにくくなり、根腐れにつながる場合があります。日中家を空けることが多く窓を閉め切った時間が長い場合は、サーキュレーターなどで空気の循環を促しましょう。

ただし、エアコンなどの風が直接観葉植物に当たると葉が乾燥しすぎてしまうので注意が必要です。

キャスターつきスタンドを使用すると手入れや掃除が楽

観葉植物をリビングに飾っていると、どうしても土や葉が周囲に落ちてしまいます。そのため、こまめな掃除が必要ですが、観葉植物が大きいほど持ち運びや移動が大変です。

その際、キャスターつきのスタンドに観葉植物の鉢を置けば移動がスムーズになり、手入れや掃除に手間がかからなくなります。片手でも動かせるようになるので、掃除機を持ったままでも簡単に移動させられるでしょう。

虫対策はどうすれば良い?

観葉植物を置くときの最大のネックが虫対策ではないでしょうか。

観葉植物にコバエなどの虫が発生する原因として、土の中の有機物が挙げられます。土の中に卵を生みつけることもあり、大量発生につながるケースも考えられます。

土を用いて観葉植物を育てている場合の虫対策としては早めの発見と駆除が大切なので、葉の裏などもこまめにチェックして発生を防ぐようにしましょう。

どうしても虫が苦手という方は、ハイドロカルチャーや水耕栽培などの土を使用しない育て方なら虫の発生を軽減できるのでおすすめです。

まとめ

リビングに観葉植物を飾ることで空間がおしゃれになり、リラックス効果が期待できます。それだけでなく、空気がきれいになり、過ごしやすい環境が整います。

リビングのスペースに合う種類や育てやすい種類など、自分の生活スタイルに合う観葉植物を探すのがポイントです。

ぜひ本記事で紹介したおしゃれに見える効果的な飾り方も意識して、グリーンのある生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。