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ラ・メールコラム > 豆知識 > 部屋に花を飾る9つの効果!風水やスピリチュアルな意味は?

部屋に花を飾ることで、その華やかな見た目と広がる香りからたくさんの良い効果が期待できます。今よりも少しだけ暮らしを豊かにしたい人におすすめです。この記事では、部屋に飾る花の選び方やおすすめの花、効果的な飾り方やポイントなどを解説します。

美しい花は、部屋に少し飾るだけで雰囲気がぱっと明るくなりますよね。気持ちも明るくなり、心理的にも良い効果をもたらします。しかし、花を飾ることで、ほかにも嬉しい効果がたくさんあることをご存じでしょうか。

この記事では、部屋に花を飾ることで期待できる良い効果を9つご紹介します。花の選び方や上手な飾り方なども解説しているので、花のある暮らしをスタートさせてみたい方はぜひ参考にしてみてください。

部屋に花を飾る6つの効果

部屋に飾るとなんとなくきれいで可愛いですよね。しかし、実はそれ以外にも花から得られる良い効果はたくさんあるのです。

大地のパワーを受けて力強く咲く花は、私たちの五感を刺激し、心を豊かにして生活をより良いものにしてくれます。

まずは、部屋に花を飾ることで得られる6つの効果を解説します。

明るくおしゃれなインテリアになる

部屋のインテリアがなんだか寂しい、彩りが少ない、そう感じる方は花を飾ってみてください。部屋に花を飾ることで、その空間がぱっと明るくなり、インテリアのおしゃれなアクセントになってくれます。

部屋の印象を変えるために大きな花をたくさん生ける必要はありません。例えば花を1輪だけ飾るだけでも部屋全体の印象は変わるものです。

部屋にいながら季節を感じられる

家事や育児、デスクワークなどで在宅時間が増えると、季節を実感することも少なくなるのではないでしょうか。しかし、忙しく過ごしていると外に出て花を鑑賞するのも難しいですよね。

そこで、その季節に旬を迎える花を部屋に数本飾るだけで、部屋に季節の風を取り込むことができます。自然の景色を部屋にいながら楽しめるので、忙しい方にこそ花がおすすめなのです。

心が癒されてリラックスできる

「フラワーセラピー」という言葉をご存じですか。花の形や色、香りなどによってストレスを緩和し気持ちをリラックスさせる療法です。花には視覚や嗅覚など私たちの五感を刺激して脳を活性化させる働きがあるとされています。

「フラワーセラピスト」という資格もあり、介護や医療の現場でも取り入れられており、科学的に効果が実証されているのです。

美意識が高くなる

部屋に花を飾ると、「この花にふさわしい部屋にしたい」、「せっかく飾っているから花が映える部屋にしたい」という気持ちが無意識に働くことがあります。花瓶を置くスペースを確保するために整理整頓したり、花がきちんと見えるように周りを片付けたりしたくなるものです。

また、部屋に花を飾るという丁寧な行為自体が、自分自身の美意識も高めます。女性ならより女性らしいふるまいを心がけたり、男性なら清潔感を意識したりするはずです。

集中力が高まる

オフィスや仕事部屋、勉強部屋などに花を飾ることで、気持ちがリラックスして集中力が高まります。勉強や仕事の質が上がるので、生産性の向上に期待できるのです。

勉強に集中できない方や仕事がはかどらない方は、花をデスクの片隅に飾ってみましょう。気持ちが落ち着いて、目の前のことに集中できるはずです。

愛着がわいてお世話が楽しくなる

花は生き物なので、毎日少しずつ変化していきます。つぼみが開いて新たな花が咲いたり、萎れた花を抜き取ってバランスを整えたりして、日々のお世話をすることでだんだんと愛着がわいてきます。

ただ花を生けるだけでなく、どうすれば花が長持ちするかなと考えながら楽しむことで、ルーティンのような日々の中に小さな張り合いを見出すことができるのです。

部屋に花を飾る3つのスピリチュアル(風水)的効果

部屋に花を飾ることで科学的に証明された効果もありますが、スピリチュアルな面でも良い効果をもたらしてくれるとされています。その中でも、自然のパワーをもつ花には高い風水効果があるようなので、風水の面から部屋や自分の気持ちを整えてみたい方におすすめです。

邪気を払って浄化する

風水において花は、ネガティブなエネルギーを吸い取って、浄化してくれる働きがあるとされています。家具や家電からは陰のパワーが発せられるとされており、花はその気を吸い取って空間を調和してくれるのです。

部屋に溜まった邪気や停滞した気は、ストレスや不安などの悪い影響を及ぼすので、部屋の気の巡りを整えておきましょう。

自然のエネルギーを受け取れる

太陽の光を浴びて土の中で育ち、水が大好きな花には、大きな自然のエネルギーが宿っているとされています。部屋に花を飾ることでその強いパワーを取り込むことができ、私たち自身のエネルギーの活性化にもつながるのです。

また、花にはそれぞれ精霊が宿っているとされており、その精霊たちは花を大切にする人を優しく見守ってくれるという言い伝えもあります。

運気がアップする

上記で解説したように、花には邪気を浄化して自然のエネルギーを放ってくれる働きがあります。また、日々のお世話を続けることでポジティブな気持ちが生まれ、心の波動を高めてくれるともされているのです。

それらの効果は心身を健やかにし、健康運や対人運、恋愛運、家族運などさまざまな運気のアップへとつながるのです。最近なんだかうまくいかない、ついてない、と感じる方は、部屋に花を飾ってみましょう。

部屋に飾る花を選ぼう

部屋に飾る花は、自分が好きだと思えるものを選びましょう。香りや風水効果をより高めるためには生花がおすすめですが、あまり手をかけられないという方はお手入れが簡単な花を選ぶのもおすすめです。

生花

花の持つ自然のパワーを最大限に生かしたいなら生花を部屋に飾りましょう。園芸店やホームセンターなどで購入してきたものはもちろん、道端で積んできた花でも構いません。

生花だからこその艶感や広がる香り、変化していく様などを日々のお世話を通じて楽しんでみませんか。

命ある花だからこそ、大切に心をこめて飾ることができます。

ドライフラワー

ドライフラワーは生花を乾燥させて作ったもので、落ち着いた色合いがアンティークなイメージを与えるおしゃれなインテリアになります。ドライフラワーとなったものをお店で購入するのも良いですが、生花を乾燥させて自分で作るのもおすすめです。

ドライフラワーは生花よりも長持ちし、水も必要ないので、手間をかけずに長期的に飾ることができます。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、生花から水分を抜き取って人工的な色素を染み込ませる特殊加工が施されたものです。本物の花が最も美しい状態で保存されており、リアルな質感やみずみずしさを楽しむことができます。

水も必要なく自由な飾り方ができるので、忙しくて花のお世話ができないけど、本物に近い花を飾りたいという方におすすめです。

造花・フェイクグリーン

最近は本物と見間違うくらいリアルな造花やフェイクグリーンが増えてきました。花が枯れるのが寂しい、お世話を続けられる自信がない、という方は造花やフェイクグリーンも選択肢に入れてみましょう。

生花ではないので香りや風水的効果は期待できませんが、造花であっても部屋に飾ることで彩りがプラスされ、華やかな空間になります。

花鉢・観葉植物

花をじっくり育てて楽しみたい方は、花鉢や観葉植物を飾ってみましょう。花鉢は切り花よりも長く花を鑑賞でき、多年草であれば翌年以降も開花を楽しめます。

観葉植物は、爽やかなグリーンで見る人の心を癒してくれ、寿命が長くて大きく育つ品種もあるので、インテリアグリーンとして取り入れる人が増えています。

切り花のように毎日水をあげたり花瓶を洗ったりなどの手間はかからないので、忙しい方にもおすすめです。

欲しい効果に合う色の花を部屋に飾ろう

私たちが色から受ける影響は意外と大きく、花の色で見る人の気持ちに影響を与えるとされています。自分の心をどう変化させたいのか、花にどのような効果を求めたいかで、部屋に飾る花の色を選んでみましょう。

元気を出したいときは赤い花

赤い色は、交感神経(活動時に働く神経)を刺激し、血行を良くする色とされています。やる気を出したいときや前向きになりたいとき、自分に自信をもちたいときには赤い花を飾りましょう。

ただ、赤い花は生命力にあふれているので、あまりたくさん用いると逆に疲れてしまうかもしれません。部屋に飾る際には1〜5輪程度の少量の花がおすすめです。

優しく、女性らしくなりたいときはピンクの花

ピンク色は優しさにあふれており、緊張感を和らげてくれる働きもあるとされているので、イライラしやすいときにおすすめです。揺れる心を優しく包み込み、暖かい気持ちにさせてくれるでしょう。

また、ピンクには女性ホルモンの分泌を促す効果もあるとされています。女性らしさを磨きたい方やアンチエイジングを促進したい方はピンクの花を飾ってみてはいかがでしょうか。

気分を明るくしたいときは黄色い花

黄色は気分を明るくして人とのコミュニケーションを円滑にしてくれる色です。また、左脳に刺激を与えて集中力や判断力、思考力を高めてくれるともされているので、オフィスやデスクに飾ると良いでしょう。

さらに、黄色い花を飾ると金運や財産運アップも狙えるので、最近お財布が寂しいと感じる方も黄色い花を部屋に飾ってみてください。

疲れを癒したいときは緑の花

大自然を象徴するような緑色には、ストレス緩和や疲労軽減の効果があるとされています。緑豊かな森の中に入ると深呼吸をしたくなるように、緑色の花を飾ることで心をリフレッシュさせてくれるでしょう。

緑色は目にも優しいとされているので、デスクワークで目が疲れている方にもおすすめです。

心を落ち着かせたいときは青い花

水や冷たさを連想させる青色は、副交感神経に働きかけて心を鎮めてくれる色とされています。気持ちがざわつくときや冷静に判断したい方は、青い花を部屋に飾ってみましょう。

また、青い色は自律神経を整えて集中力をアップさせてくれる効果も期待できます。勉強や仕事がなかなかはかどらないときは、青い花の力を借りてみませんか?

アイデアを出したいときは紫の花

赤と青の両方の性質を持った紫色は、不思議なイメージを与える色です。その神秘的な色がインスピレーションを高めて想像力を豊かにし、芸術的センスを引き出してくれます。クリエイティブな活動をしている方は、紫色の花を飾って感性をさらに磨いてみてみましょう。

また、紫色は「ヒーリングカラー」といって、精神的なダメージを癒してくれる効果もあるとされています。

勇気や決断力が欲しいときはオレンジの花

太陽を象徴するようなエネルギッシュなオレンジ色の花には、勇気と決断力を与えてくれる効果があるとされています。悩み事がある方や、一歩踏み出す元気が出ない方はオレンジの花を飾ってそのパワーを借りてみませんか。

気持ちをおおらかにしてくれるオレンジの花には、対人関係をサポートしてくれる効果もあるとされています。

気持ちをスッキリさせたいときは白い花

心のモヤモヤを取り払って気持ちをリフレッシュさせたいときは、爽やかで清潔感のある白い花がおすすめです。白い花はどんなインテリアにもなじみやすいので、花の色選びが難しい方でも取り入れやすいでしょう。

また、風水においての白色は、場の邪気を浄化して運気をアップさせてくれる効果もあるようです。

部屋に飾るおすすめの花

普段、部屋に花を飾る習慣がない人は、どんな花を飾れば良いか迷うこともあるでしょう。自分の好きな花や、見た目が好みの花など自由に選んで良いのですが、部屋に飾るときに人気の高い花を参考用にご紹介します。

ヒマワリ

夏を代表する花の1つであるヒマワリ。大きく開く大輪の花が魅力的で、1本飾るだけでも華やかな存在感を放ちます。黄色い花が定番ですが、オレンジや褐色、紫や白などのさまざまな花色も存在します。

バラ

花の女王とも呼ばれているバラは、部屋に飾る定番の花でもあります。幾重にもかさなる花びらが上品な印象があり、品種にもよりますが大輪の花を咲かせるので、部屋に飾ると空間が一気に華やぎます。花の色も豊富なので、部屋のインテリアに合うものを選んでみましょう。

ガーベラ

ナチュラルな雰囲気の花を飾りたい方はガーベラがおすすめです。流通数が多く、どこの花屋さんでも比較的安価で手に入りやすいので、気軽に花を楽しめます。

ガーベラは花の咲き方やカラーバリエーションがとても豊富なので、好みに合う花がきっと見つかるはずです。

ダリア

たくさんの花びらを規則正しく付け、大輪の花を咲かせるダリア。和の雰囲気も持ち合わせているので、和室に飾るのもおすすめです。

1本でも存在感があるので、シンプルに1輪挿しにすると品が出ます。

部屋に花を飾るときのポイント

花を部屋に飾ることは、それほど難しいことではありません。花と花器があればすぐにでも実践できます。しかし、せっかくの花ですから少しでも長持ちさせて最大限に効果を引き出したいですよね。

ここからは、花の中でも切り花に焦点を当て、花が長持ちするお世話のポイントを解説します。

花に負担をかけない場所に飾る

切り花は直射日光の当たらない風通しの良い場所に飾りましょう。観葉植物とは違い、切り花はそれほど太陽の光を必要としません。逆に、日に当たりすぎると花瓶の中の水温が上がって雑菌が繁殖しやすくなり、花や葉が焼けて傷む原因にもなります。

切り花は、人間が少し肌寒いと感じる温度が最適なので、夏は冷房の効いた部屋に、冬は暖房が効きすぎていない場所に置きましょう。

また、エアコンの風が当たる場所は花や葉が乾燥して痛みが早くなる原因にもなります。

花器と水はいつも清潔にしておく

花瓶に切り花を生けたら、できるだけ毎日水を取り替えましょう。水温が高くなる夏は、特に水が傷みやすいのでこまめに水を替える必要がありますが、秋・冬は2~3日に1回でも構いません。

水を替えるときは花瓶に汚れやぬめりが出ていないかも確認し、2~3回に1度は洗剤やスポンジなどを使ってしっかり洗浄しましょう。

萎れた花からこまめに片付ける

花は萎れていくスピードがそれぞれ違います。複数種類の花をまとめて生けている場合、花もちがそれほど良くない花から少しずつ萎れていくので、その花は抜き取って処分していきましょう。枯れた花をそのままにしていると見栄えが悪くなり、腐敗した部分から雑菌が繁殖して元気な花にも影響を与えてしまいます。

花を抜いたら、全体のバランスを整え直して、最後まで花を楽しみましょう。

部屋に花を飾って幸福度をアップさせよう!

部屋に花を飾ることで、心身共に嬉しい効果がたくさんあります。空間を鮮やかに彩ってくれるだけでなく、心をリラックスさせてくれたり、集中力をアップさせてくれたりと、日常生活をサポートしてくれることがわかりましたね。

花を飾って幸福度をアップさせ、毎日の暮らしをより豊かなものにしてみませんか?