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ラ・メールコラム > 豆知識 > ピンクの花34選春夏秋冬のガーデニングやギフトに!花言葉も

ピンクは、女性らしさや優しさ、可愛らしさなど花の魅力を生かせる色です。

ピンクが大好き、庭をピンクの花いっぱいにしたい、ピンクが似合う人にフラワーギフトを贈りたい。そんなピンクの花を探している方のために、春夏秋冬別におすすめのピンクの花を集めてみました。

花言葉やピンクの花の楽しみ方のポイントまで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ピンクの花の魅力

ピンクの花は華やかで可愛らしい印象があります。同じピンクでも、優しいベビーピンクからエネルギッシュなビビットピンクまで色合いはさまざまです。ピンクの花は春らしいものや夏の明るさを感じさせるものが多いのですが、秋や冬にもピンクの花は存在するので、1年中楽しむことができます。

フラワーギフトにピンクの花を取り入れると、フェミニンで上品な印象になるので、お子さまや女性の方への贈り物におすすめです。

春に咲くピンクの花15選

まずは、春にピンクの花を咲かせる種類を15種類ご紹介します。春の訪れを感じさせてくれるような、明るい花ばかりです。

アネモネ

アネモネはキンポウゲ科の球根植物で、ピンクはもちろん白や紫、赤などさまざまな色の花を咲かせます。一重咲きから八重咲きなど咲き方もさまざまなので、好みやイメージに合わせて選べるでしょう。

◎花言葉(ピンク):「希望」「待ち望む」

アルメリア

すらりと伸びた茎の先にポンポンのような丸い花を咲かせるアルメリア。丸い1つの花に見えますが、実は小さな花がたくさん集まってそのように見えます。1つの株からたくさんの花を咲かせるので春のガーデニングに人気があり、切り花も流通しているのでギフトにもおすすめです。

◎花言葉:「思いやり」「心遣い」「歓待」

カーネーション

日本では赤いカーネーションを母の日に贈ることが定番となっていますが、ピンクのカーネーションも可愛らしくて優しい印象なので贈り物に最適です。ほかにも、白や黄色、紫、緑など実はカラーバリエーション豊富でフラワーギフトの幅が広がります。

◎花言葉(ピンク):「感謝」「気品」「温かい心」「美しい仕草」

ガーベラ

花の色や咲き方などの種類がとても豊富で、あらゆるイメージに近づけることができるので、フラワーギフトの定番となっているガーベラ。元気でポップな印象ですが、ピンクだと優しい雰囲気も演出できます。

◎花言葉(ピンク):「前進」

ゲラニウム

ゲラニウムは耐寒性の高い宿根草で、繊細な花が風に揺れる姿は風情があります。春から咲き始めますが、品種改良により、初夏から秋まで長期間咲き続ける品種も誕生しました。ピンク以外にも、紫や白、黒、褐色などもあります。

◎花言葉:「変わらぬ信頼」「妬み」

シラー

うつむくように下向きに咲く花が、奥ゆかしい印象のシラー。春から初夏にかけて開花期を迎える球根植物です。青や紫色が定番色となっていますが、ピンクの可愛らしいシラーもあることをご存じでしょうか。耐寒性が高いので植えっぱなしでも越冬できることから、初心者でも育てやすくなっています。

◎花言葉:「変わらない愛」「辛抱強い」「我慢強さ」「寂しさ」

スイートピー

ひらひらとした繊細な花びらが、可憐で優しい印象のスイートピー。春らしい香りを漂わせ、次々と花を咲かせます。スイートピーは色の種類がとても豊富で、ピンクはもちろん白、赤、紫、オレンジ、黄、青、複色など、イメージに合わせた選び方が可能です。

◎花言葉:「門出」「別離」「優しい思い出」「永遠の喜び」

ゼラニウム

ゼラニウムは、花茎の先にいくつもの花を密集させて咲くので、ボリュームを感じられる花です。ピンクや赤、白、黄色など色とりどりの花を咲かせます。美しい見た目からは想像できないような独特な香りが特徴的で、虫よけの効果もあるとされています。

◎花言葉(ピンク):「決心」「決意」

チューリップ

童謡で歌われることから、小さなこどもから大人まで幅広い世代から高い人気を誇るチューリップ。カップ型の可愛らしい花を咲かせる春の球根植物の代表的存在です。茎が長くしっかりしているので長さを生かした花束に多く用いられています。

◎花言葉(ピンク):「労い」

デイジー(デージー)

デイジーは小さくて可憐な花を咲かせるキク科の植物です。マーガレットのようなシンプルな一重咲きのものからガーデニングに人気の八重咲きのものまで多くの種類があります。12~5月と長く開花を楽しめるほか、切り花も多く流通しているのでフラワーギフトにもおすすめです。

◎花言葉:「希望」

ヒヤシンス

ヒヤシンスは、小花が連なるように咲くので存在感があり、春のガーデニングの主役になってくれます。甘い香りも魅力で、切り花を部屋に飾ったり、フラワーギフトとして贈ったりと楽しみ方はさまざまです。うまく球根の管理をすれば毎年花を咲かせるので、ガーデニングでも人気を集めています。

◎花言葉:「スポーツ」「ゲーム」「しとやかなかわいらしさ」

フリージア

フリージアは、肉厚のころんとした可愛らしい花を咲かせます。黄色や白のイメージが強いですがピンクも存在し、花束やアレンジメントなどに人気です。フリージアは花の色によって香りが変わり、ピンクだと甘酸っぱいような香りがします。

◎花言葉:「あどけなさ」「親愛の情」「友情」

ポピー

細い茎の先に、和紙のようなシワの入った花びらを大きく広げて咲くポピー。ピンク、オレンジ、黄色、白など明るい色の花を咲かせるので春らしい庭やフラワーギフトになります。品種によっては大輪のものもあるので、花束やアレンジメントに用いると存在感抜群です。

◎花言葉(ピンク):「思いやり」「いたわり」「恋の予感」「陽気で優しい」

ラナンキュラス

ラナンキュラスは、幾重にも重ねた花びらが豪華な印象の球根植物です。バラよりも柔らかい印象で、色味も優しいので派手になりすぎません。毎年のように花を咲かせるのでガーデニングにもおすすめですが、その華やかさでブライダルシーンでも人気です。

◎花言葉(ピンク):「飾らない美しさ」

ルピナス

花穂にたくさんの花を連なるように咲かせ、まるで藤の花を逆さまにしたような姿が特徴的なルピナス。比較的育てやすく、存在感もあるので春のガーデニングに人気です。花色も豊富で、ピンクや紫、黄色、白など好みに合わせて選べます。

◎花言葉(ピンク):「珍奇」

 

夏に咲くピンクの花9選

次に、日差しにきらめく夏に咲くピンクの花をご紹介します。夏の花は大輪のものやエネルギッシュなイメージのものが多いのが特徴です。

カンパニュラ

カンパニュラは、釣鐘型の可愛らしい小花を咲かせることから、別名「風鈴草」とも呼ばれています。卓上から始まるコンパクトなサイズから、草丈150cmを超えるものなど品種がさまざまです。

◎花言葉(ピンク):「不変」

サルビア

学校や公園、街路樹などで見かけることの多いサルビア。穂に連なってたくさんの花を付けるので、存在感があります。観賞用としてだけでなく、食用としても親しまれており、その場合は「セージ」と呼び名が変わります。赤い花が一般的ですが、ピンクや紫色も人気です。

◎花言葉:「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」

シャクヤク

たくさんの花びらを重ね、大輪の花を咲かせるシャクヤクは、1輪でも圧倒的な存在感を放ちます。「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という、女性の美しさを表すことわざに用いられていることでも有名です。

◎花言葉(ピンク):「はにかみ」「恥じらい」

ダリア

ダリアは暑さや乾燥に強い球根植物で、たくさんの花びらを規則正しく付けた大輪の花は、優美で豪華な印象です。品種改良によりたくさんの種類が存在し、色のバリエーションも増えてきました。

◎花言葉(ピンク):「乙女の真心」

デルフィニウム

細い茎にたくさんの花を咲かせるデルフィニウム。多年草ではありますが、暑さに弱く日本での夏越しは難しいため、一年草として扱われています。青や紫など夏らしい涼しげな色の花を咲かせますが、ピンク色もあり、可憐な印象です。

◎花言葉(ピンク):「自由な暮らし」「気まぐれ」「心変わり」「移り気」

トルコキキョウ

フリルのようなふわふわとした花びらが魅力的なトルコキキョウ。華やかで豪華な印象なのでフラワーギフトにも多く用いられています。ピンクのトルコキキョウは、優しく上品なイメージになり、年上や目上の女性への贈り物におすすめです。

◎花言葉(ピンク):「優美」

ペチュニア

ペチュニアは、朝顔のような形の花を1株にたくさん咲かせます。世界中で愛されており、品種改良も盛んなため、毎年のように新種が誕生している花です。花の色別で花言葉が異なるのは珍しくありませんが、ペチュニアは花びらの形状でも花言葉が異なります。

◎花言葉(ピンク):「自然な心」

フヨウ

フヨウは、透き通るような繊細な花びらが魅力の、夏を代表する花木の1つです。日本では室町時代から観賞用として親しまれてきましたが、丈夫で耐久性があることから現在では街路樹の植え込みに多く利用されています。

◎花言葉:「繊細な美」「しとやかな恋人」「変幻」

ハイビスカス

南国ムード漂うハイビスカスは、大きな花で存在感抜群の花木です。花は朝に開花し、夕方には萎れてしまう1日花であり、インパクトのある見た目とはうらはらに儚い魅力もあります。ハワイでは「神様に捧げる花」とされており、大切にされている花です。

◎花言葉(ピンク):「華やか」

秋に咲くピンクの花5選

続いて、暑さ和らぐ秋にピンクの花を咲かせる種類をご紹介します。秋の花は、風情ある大人っぽい印象が魅力です。

コスモス

秋になると日本各地の植え込みや道端に一斉に咲き始めるコスモス。日本の秋の風景として、私たちになじみ深い花です。コスモスといえば、ピンクの花を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、ピンク以外にも白や黄色、褐色など実はカラーバリエーションが豊富です。

◎花言葉(ピンク):「乙女の純潔」

ネリネ

ネリネは茎の先にユリのような小さな花をたくさん咲かせる姿が印象的な花です。花びらには光沢があり、陽の光を浴びてきらきらと輝く姿から別名「ダイヤモンドリリー」とも呼ばれています。ピンクをはじめ、赤や白、オレンジ、紫などカラーバリエーションが豊富です。

◎花言葉:「華やか」「幸せな思い出」「輝き」「また会う日を楽しみに」「忍耐」「箱入り娘」

リンドウ

夏が終わる頃に咲き始め、秋の訪れを感じさせてくれるリンドウ。日本では古くから、リンドウの根を薬として用いる習慣があります。そのため、リンドウ全般の花言葉は「勝利」や「病に打ち勝つ」となっているのです。上品な花なので、敬老の日の贈り物にいかがでしょうか。

◎花言葉(ピンク):「愛らしい」

マーガレット

春に咲く花のイメージが強いかもしれませんが、マーガレットは11月頃から咲き始めます。その後、5月くらいまでと開花期が長いので、ガーデニングの花として人気です。好き、嫌い、好き、嫌いと恋占いをする花としても親しまれています。

◎花言葉(ピンク):「真実の愛」

オシロイバナ

オシロイバナには、1株にたくさんの花が咲きますが、夕方に開花し、翌朝には萎れてしまうという性質があります。種子から採れる白い粉が、おしろいのように見えることからこの名が付けられました。同じ株から違う色の花が咲くことがあるので、どんな色の花に出会えるか楽しみながら育てられます。

◎花言葉:「臆病」「内気」「恋を疑う」

冬に咲くピンクの花5選

最後は冬にピンクの花を咲かせる種類です。冬の寒さにも負けず、健気に美しい花を咲かせてくれます。クリスマスやお正月の時期に飾ったり贈ったりしてみてはいかがでしょうか。

シクラメン

シクラメンは冬を代表する花の1つで、集まった花茎の先に王冠のような花を咲かせます。ピンク以外にも、赤や青、白、紫などカラーバリエーションが豊富です。切り花よりも花鉢で出回ることが多いので、ガーデニングが趣味の方に贈ると喜ばれることでしょう。

◎花言葉(ピンク):「内気」

クリスマスローズ

花の形がバラに似ていることと、クリスマスの時期に花を咲かせることから「クリスマスローズ」という名前が付けられましたが、実はバラの仲間ではなくキンポウゲ科・ヘレボルス属のひとつです。冬から春にかけて長期間咲くため、花が少なくなる冬場のガーデニングの強い味方となってくれるでしょう。

◎花言葉:「私を忘れないで」「私の不安を和らげて」「中傷」「労り」「追憶」

ビオラ

じわっと絵の具がにじんだようなグラデーションが美しいビオラ。草丈が低いので扱いやすく、色とりどりの花を咲かせるため、冬の花壇や寄せ植えなどで重宝されています。秋になるとホームセンターや園芸店で多く流通するようになるので単価が比較的安く、10~5月までと開花期間が長いのでコスパの良い花です。

◎花言葉(ピンク):「私を想って」「少女の恋」

ポインセチア

クリスマスの時期になると、街中や店先、印刷物のデザインなどさまざまなところで見かけるようになるポインセチア。鮮やかな赤い部分は実は花ではなく苞(ほう)と呼ばれるものです。また、ほかにも白やピンクなどの花色もあります。花持ちは7~10日と長いので、クリスマスシーズンの花束やアレンジメントにも人気です。

◎花言葉(ピンク):「思いやり」「純潔」

プリムラ

本来は多年草のプリムラですが、日本の夏を超すことが難しいため、1年草として扱われることがほとんどです。寒い時期でも力強く色とりどりの花を咲かせてくれるので、冬の花壇に取り入れている人も多いのではないでしょうか。プリムラは切り花よりも寄せ植えや花鉢でのプレゼントがおすすめです。

◎花言葉:「青春の恋」「青春の始まりと悲しみ」

ピンクの花を楽しむためのポイント

ピンクの花は、優しくて可愛らしい印象の花ですが、組み合わせ方のコツを抑えることでピンクの魅力を最大限に引き出せます。最後に、花束やアレンジメント、ガーデニングにおいてピンクの花を主役にするためのポイントを解説します。

白い花と組み合わせる

ピンクの花に白い花を組み合わせることで華やかさが増します。特に、ピンクの花束やアレンジメントに白を加えると上品さをプラスできるのでおすすめです。ガーデニングでは、同じ種類の花でピンクと白を組み合わせるとお世話もしやすいでしょう。

同じピンクでも濃淡を意識する

どうしてもピンク色で統一したいという場合は、ピンクの濃淡を楽しむのもおすすめです。同じ色味のピンクだけで構成するよりも立体感が出て華やかさも増します。ガーデニングでは、奥の方に濃いピンクの花を、手前に淡いピンクの花を配置すると美しくまとまるでしょう。

 

優しくて可愛いピンクの花はガーデニングやギフトにぴったり!

ピンクの花は、可愛らしくて優しい印象を演出できます。ガーデニングでは、お庭を明るく彩ってくれ、フラワーギフトは女性やお子さまへの贈り物に最適です。

花の種類によっては、ピンク色の花独自の花言葉をもっているものもあるので、花選びの参考にしてみてください。