希望に関する花言葉をもつ花20選!ギフトやガーデニングにも
「希望」に関する花言葉をもつ花20選
「希望」に関する花言葉をもつ花をご紹介します。誰もが知っているようなメジャーな花からあまり聞きなじみのない花まで全部で20種類集めてみました。イメージに合う花が見つかれば幸いです。
アイリス
- 科・属 アヤメ科・アヤメ属
- 和名 文目(あやめ)
- 英名 Iris
- 学名 Iris
- 原産地 東アジア、ヨーロッパ
アイリスは、アヤメやハナショウブ、ジャーマンアイリスなどのアヤメ科の植物の総称です。すらりと伸びた茎の先に上品な花を咲かせ、和風の雰囲気も感じさせることから目上の方や年上の方への贈り物としても人気があります。
花言葉は「希望」のほかに「よい便り」「友情」「信頼」などがあり、吉報を報告したいときや友情の強さを表現したいときなどにおすすめです。開花期や出回り時期は5月あたりなので、母の日の贈り物にもいかがでしょうか。
ガーベラ
- 科・属 キク科・ガーベラ属
- 和名 ガーベラ
- 英名 Gerbera
- 学名 Gerbera
- 原産地 南アフリカ
ガーベラは、細長い花びらをぱっと広げるように咲きます。元気でポップな印象があり、カラーバリエーションがとても豊富なことから、さまざまなフラワーギフトに用いられています。流通数が多く1本辺りの単価が安いので、予算を抑えた贈り物をしたい方にもおすすめです。ガーベラには「希望」のほかに「常に前進」「前向き」の花言葉もあります。また、オレンジは「神秘」白は「穢れなき心」黄色は「究極美」「友情(海外)」赤は「燃える神秘の愛」ピンクは「前進」など色別で見てもネガティブな意味はないので安心して贈ることができます。
アネモネ(ピンク・白)
- 科・属 キンポウゲ科・イチリンソウ属
- 和名 紅花翁草(べにばなおきなぐさ)、牡丹一華(ぼたんいちげ)、花一華(はないちげ)
- 英名 Anemone coronaria
- 学名 Anemone, Windflower
- 原産地 地中海沿岸
アネモネは鮮やかな赤や青・紫などの花を咲かせ、朝日を浴びると花を開き、日が暮れると花を閉じる面白い性質を持っています。品種がとても多く、数は100種以上とも言われており、花の咲き方もシンプルな一重咲きからボリューミーな八重咲きなどさまざまです。
アネモネ全般の花言葉は「はかない恋」ですが、色別で見ると白やピンクには「希望」の花言葉があります。
スノードロップ
- 科・属 ヒガンバナ科・ガランサス属
- 和名 Snowdrop
- 英名 Galanthus nivalis
- 学名 待雪草(まつゆきそう)
- 原産地 ヨーロッパ
スノードロップは白いしずくのような花びらを付け、下向きに花を咲かせます。寒い時期に芽を出し、早春に花を咲かせることから、春の訪れを一番早く知らせてくれる花として親しまれてきました。スコットランドなどの海外では、年が明ける前にスノードロップを見つけることができると翌年に幸運が訪れる言い伝えもあります。寒さの残る時期から花を咲かせることから「希望」「逆境の中の希望」の花言葉が付けられました。
トルコキキョウ
- 科・属 リンドウ科・ユーストマ属
- 和名 トルコ桔梗(ききょう)
- 英名 Lisianthus
- 学名 Eustoma
- 原産地 アメリカ
トルコキキョウはひらひらとしたフリルのような花びらを幾重にも付け、ゴージャスで上品な印象です。バラのような華やかさがあることからブライダルシーンでも人気です。原産地はアメリカですが、日本での品種改良により、現在のような豪華な見た目になりました。トルコキキョウが世界中に輸出され、日本の経済を支えたことから「希望」の花言葉になったようです。ほかにも「優美」「すがすがしい美しさ」など、トルコキキョウの魅力を表す花言葉もあります。
デイジー
- 科・属 キク科・ヒナギク属
- 和名 雛菊(ひなぎく)、延命菊(えんめいぎく)、長命菊(ちょうめいぎく)、デージー
- 英名 English daisy, Common daisy
- 学名 Bellis perennis
- 原産地 地中海沿岸
デイジーは1本の株からたくさんの花茎を伸ばし、コロンとした可愛らしい小花を咲かせます。マーガレットに似た一重咲きのものから、ボリューミーな八重咲きのものまでさまざまな品種があります。延命菊や長命菊などの呼び名は、デイジーの開花期が2~5月と長めであることが由来です。デイジーが、朝日を浴びて花を咲かせることから「希望」の花言葉が付けられました。ほかにも「平和」「純粋」「無邪気」などデイジーのシンプルな美しさを表すものになっています。
レンギョウ
- 科・属 モクセイ科・レンギョウ属
- 和名 連翹(れんぎょう)
- 英名 Forsythia Golden bells
- 学名 Forsythia suspensa
- 原産地 中国
レンギョウはモクセイ科の落葉低木で、細い枝の先に黄色い花を次々に咲かせます。2月に葉よりも先に花を咲かせ、花が終わる頃に入れ替わるように葉が伸びてきます。葉は細長くて、先半分がギザギザしているのが特徴です。レンギョウが早春に咲いて春を告げる花であることと、繁殖力・生命力が高いことから「希望」の花言葉になりました。また「希望の実現」「期待」の意味もあります。
カルミア
- 科・属 ツツジ科・カルミア属
- 和名 アメリカ石楠花
- 英名 Mountain laurel
- 学名 Kalmia latifolia
- 原産地 北アメリカ・キューバ
カルミアは、まるで金平糖のような可愛らしいつぼみが開くと五角形の星型の花になります。花のサイズは小さいですが、密集してたくさん咲かせるため、豪華でボリュームのある印象になります。花びらにはうっすらと模様が入っており、白やピンクなど柔らかい色が多いので、女性へのフラワーギフトにおすすめです。
カルミアの花が小さいながらもたくさん集まって一生懸命に咲いている様子から、「大きな希望」の花言葉が付けられました。花束はもちろん、鉢植えで贈るのもおすすめです。
サンザシ
- 科・属 バラ科・サンザシ属
- 和名 山査子(さんざし)
- 英名 Hawthorn, Mayflower
- 学名 Crataegus
- 原産地 北半球
バラ科のサンザシは、5月頃に開花期を迎えることから欧米では「Mayflower(メイフラワー)」とも呼ばれています。独特の甘い香りが特徴的で、実は食用として果実酒やドライフルーツ、ジャムなどに用いられていることでも有名です。サンザシには、「未来の希望」「新しい光」「成功を待つ」など、春の訪れを感じさせるような前向きな花言葉が付けられています。これから広がる未来を祝福して、入学祝いや就職祝いなどにいかがでしょうか。
オーニソガラム
- 科・属 キジカクシ科・オーニソガラム属
- 和名 オオアマナ
- 英名 Ornithogalum
- 学名 Ornithogalum
- 原産地 ヨーロッパ、西アジア、南アフリカ
オーニソガラムは小さな星のような可愛らしい花を咲かせる春の花です。小花ですが、茎の先にたくさんの花を付けるため、花束にすると華やかさをプラスしてくれます。白い花が多く、「希望」「純粋」などの花言葉をもつことから、ブーケや装花などブライダルシーンでも人気です。寒冷地でなければ、屋外で1年中育てられる球根植物なので、ガーデニング初心者の方でも育てやすいでしょう。
スズラン
- 科・属 キジカクシ科・スズラン属
- 和名 鈴蘭(すずらん)
- 英名 Lily of the valley
- 学名 Convallaria majalis
- 原産地 ヨーロッパ・アジア
スズランは鮮やかな緑の葉と、鈴のような白い小花のコントラストが美しい花です。教会の鐘のような形をしていることから聖母マリアのシンボルフラワーとされており、「希望」「幸福」「再び幸せが訪れる」「純潔」などの花言葉があることから、結婚式などでも多く用いられています。スズランは花束やアレンジメントなどさまざまなフラワーギフトで贈ることができるので、大切な人へプレゼントしてみてください。
ハナビシソウ
- 科・属 ケシ科・ハナビシソウ
- 和名 花菱草(はなびしそう)
- 英名 California poppy
- 学名 Eschscholzia californica
- 原産地 カリフォルニア州
ハナビシソウは太陽の光に反応する花で、朝に開花して夜は花を閉じる性質をもっています。花びらに艶があり、光を浴びるときらきらと輝いてみえることから、「希望」「希望のもてる愛」などの花言葉が付けられました。ほかにも、黄色やオレンジの花が黄金を連想させることも関係しているようです。原産地がアメリカのカリフォルニア州であることから、「カルフォルニアポピー」とも呼ばれています。
アーモンド
- 科・属 バラ科・モモ属
- 和名 扁桃(へんとう)
- 英名 Almond
- 学名 Prunus dulcis
- 原産地 アジア西南部
アーモンドは樹高5mほどになる落葉高木で、桜に似た可愛らしい花を葉よりも早く広げます。2~3月頃に開花し、受粉が行われた後は5~6月にかけて実が膨らみます。果実は薄くて食用にはなりませんが、果実が割れて中の殻が見え始める頃に収穫し、種子の中にある「仁(じん)」の部分が食用のアーモンドになります。
早春に花を咲かせるアーモンドは、冬の終わりと春の訪れを感じさせてくれることから、「希望」の花言葉が付けられました。
モルセラ
- 科・属 シソ科・モルッケラ属
- 和名 貝殻サルビア
- 英名 bells of ireland
- 学名 Moluccella laevis
- 原産地 地中海沿岸
モルセラは、小さなラッパのような花をいくつも連ねて咲く姿がユニークです。花に見える部分はガクで、ガクの中にさらに小さな花が咲いています。ガクが緑の貝殻にも見えることから「貝殻サルビア」の別名も付けられました。個性的な姿から、切り花やドライフラワーの花材としても人気ですが、育て方も難しくないので庭植えや鉢植えで楽しむ人も増えています。モルセラのガクが教会のベルにも見えることから、「希望」「感謝」「永遠の感謝」などの花言葉が付けられました。
エレムルス
- 科・属 ユリ科
- 英名 Desert candle
- 学名 Eremurus
- 原産地 中央アジア
エレムルスは、どっしりとした茎に連ねるようにたくさんの花を咲かせるラインフラワーです。ふさふさとしており、キツネの尻尾にも見えることから「フォックステイルリリー」と呼ばれることもあります。エレムルスは砂漠地帯に自生しており、過酷な環境でも美しい花を咲かせるタフさをもっているので、「大きな希望」「逆境」「変わらぬ心」「忍耐」などの花言葉が付けられました。独特の存在感があるので、フラワーギフトに加えるとおしゃれなアクセントになります。
ハナトラノオ
- 科・属 シソ科・カクトラノオ属
- 和名 花虎の尾
- 英名 Virginia lion’s heart
- 学名 Physostegia virginiana
- 原産地 北アメリカ
ハナトラノオは、すらりと伸びた茎の先にそうように、ピンクや紫の花を咲かせます。その穂先が虎の尻尾のように見えることからこの名が付きました。また、茎が四角いことから「カクトラノオ」とも呼ばれています。日本全国に分布しており、暑さにも寒さにも強く、丈夫で手がかかりません。初心者の方でも育てやすいので、ぜひガーデニングに取り入れてみてください。花言葉も「希望」「望みの達成」などポジティブな意味合いになっています。
ペンタス
- 科・属 アカネ科・ペンタス属
- 和名 クササンタンカ
- 英名 Egyptian starcluster
- 学名 Pentas lanceolata
- 原産地 熱帯アフリカ
ペンタスは、小さな星を散りばめたような姿が可愛らしい花です。赤やピンク、白など色とりどりの花を咲かせるアカネ科の植物です。常緑低木で、草丈は30~60cmくらいなので自宅でも育てやすいでしょう。寒さが苦手なので、外気温が5度を下回るときには室内に移動させることで越冬できます。
ペンタスが5枚の花びらを付けることから、ギリシャ語で5を意味する「Penta(ペンテ)」が名前の由来になったようです。また、その星に似た花が、流れ星を連想させることから、「希望がかなう」の花言葉になりました。
サイネリア
- 科・属 キク科・ペリカルリス属
- 和名 富貴菊(フウキギク)
- 英名 Cineraria、Florist’s Cineraria
- 学名 Pericallis×hybrida
- 原産地 カナリア諸島
サイネリアは1つの株からたくさんの花を咲かせるので、こんもりとしたシルエットになります。ピンク、青、紫、白などカラーバリエーションが豊富で、育てやすいため、ガーデニングファンからの人気も高い花です。サイネリアの生命力あふれる様子から「希望」の花言葉が付けられました。ほかにも、「喜び」「快活」「いつも陽気」「華やかな恋」など、贈り物に適した花言葉がたくさんあります。
マツ
- 科・属 マツ科・マツ属
- 和名 松(まつ)
- 英名 Pine, Pine tree
- 学名 Pinus
- 原産地 北半球の寒帯から亜熱帯
マツは日本でスギやヒノキと並んで古くから親しまれてきた樹木です。昔から日本の各地にあり、土地や人の名前にも多く使われていることから、日本人にとってはなじみ深い木ではないでしょうか。マツは丈夫で寿命が長く、1年を通して緑色の葉を付けることから、日本語での花言葉は「不老長寿」「永遠の若さ」となっています。しかし、英語版では「hope(希望)」の花言葉もあるので、フラワーギフトなどに用いると、とても縁起の良いものになるでしょう。日本での正月飾りに使われることが多いのですが、外国の方にも安心して贈ることができます。
「希望」の花言葉を大切な人に贈ろう!
今回は、「希望」に関する花言葉をもつ花を集めてみました。大切な人へのお祝いやお礼、記念日などに、これらの花言葉を生かしたフラワーギフトを贈ってみませんか。
「希望」の花言葉は、相手との関係性やシーン問わず贈りやすいので、花選びに迷ったら今回ご紹介した花を選択肢として考えてみてください。