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12月の誕生花を一覧で紹介|それぞれの花言葉や特徴は?

寒さも厳しくなり、クリスマスシーズンでもある12月。

この月の誕生花には、どういった花があり、どんな特徴を持っているのか気になるという人は多いのではないでしょうか。

花言葉の意味を知り、思いがこもったフラワーギフトをプレゼントすれば喜んでもらえるでしょう。

本記事では、12月1日から31日のそれぞれの誕生花やその花にまつわる花言葉や主な特徴などを一覧でご紹介します。

12月全般の誕生花:赤バラ

12月全般の誕生花として赤色のバラが挙げられます。

赤いバラの花言葉は、「情熱」「愛情」「熱烈な恋」「あなたを愛しています」などです。

バラにはさまざまな色がありますが、赤いバラは特にロマンチックな意味合いが多くあります。

花の女王ともいわれているバラは、愛を象徴する花としてプレゼントにも高い人気を誇っています。

花束はもちろんのこと、ガーデニングにもおすすめの花といえるでしょう。

12月1日の誕生花:キク

キクの花言葉は、「高貴」「高尚」「高潔」などです。

気品のある容姿や皇室の紋章になっていることから、そのような花言葉がついたとされています。

日本では仏壇の前に飾られたり葬儀に用いられたりするため、お供え物のイメージが強いかもしれませんが、中国では邪気を払うエネルギーがある花として縁起が良いといわれています。

キクにはさまざまな種類や形、色があり、和風の飾りや生け花に使用しても存在感の出る花として人気です。

12月2日の誕生花:カーネーション

カーネーションの花言葉は、「純粋な愛」「女性の愛」「感動」「感覚」などです。

母の日に贈る花として有名ですが、誕生日にプレゼントする際にも適した素敵な花言葉を持っています。

細かくひだ打つ花びらは可愛らしく、フラワーアレンジメントや花束に向いているだけでなく、鉢植えとして育てることも可能です。

カーネーションはハウス栽培が盛んなため、花屋で一年を通して見られるという特徴があります。

12月3日の誕生花:ベージュ系のバラ

ベージュ系のバラの花言葉は、「成熟した愛」です。

一言でベージュ系といってもピンクベージュのような色やミルクティーのような色など、さまざまな色があります。

また、成長過程や季節によって色の表現が変わることもあります。

ベージュ系のバラには落ち着いた上品な色合いで高級感があるため、アンティークな雰囲気にもマッチしやすい色合いといえるでしょう。

12月4日の誕生花:アベリア

アベリアの花言葉は、「謙虚」「謙譲」「強運」などです。

アベリアは、小さい花を咲かせることが「謙虚」や「謙譲」の由来になったとされています。

また、病気や害虫に強い植物であるため、「強運」がつけられたともいわれています。

アベリアは、スイカズラ科アベリア属に属しており、落葉低木で葉や花をたくさんつけるのが特徴です。

鉢花として流通していることが多いため、ガーデニングが好きな人へのプレゼントにおすすめの花といえるでしょう。

12月5日の誕生花:シンビジウム

シンビジウムの花言葉は「誠実な愛情」「華やかな恋」「高貴な美人」「飾らない心」「素朴」などです。

はっきりした色が多いほかの種類と比べ、優しく落ち着いた色合いから「誠実な愛情」「飾らない心」「素朴」などがつけられたといわれています。

また、たくさんの人に魅力を感じさせる姿で世界四大洋蘭の一つであることが「華やかな恋」「高貴な美人」の由来とされています。

シンビジウムは寒い時期の12~2月に存在感のある美しい花を咲かせ、比較的長く鑑賞できるため、お祝いのプレゼントなどにぴったりです。

12月6日の誕生花:ユキノシタ

ユキノシタの花言葉は、「切実な愛情」「深い愛情」「博愛」「恋心」「好感」などです。

小児のひきつけや中耳炎などに効果がある生薬として使用されたことや、小さく白い花を控えめに咲かせることが花言葉の由来となっています。

ユキノシタは、ユキノシタ科ユキノシタ属に属しており、野生で咲いている姿や民家の庭先で見かけることもある身近な植物です。

ユキノシタの花言葉には愛情が感じられる言葉が多くあるため、愛情を伝えたい人にプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。

12月7日の誕生花:カランコエ

カランコエの花言葉は、「あなたを守る」「幸福を告げる」「たくさんの思い出」「おおらかな心」などです。

そのなかでも「あなたを守る」「たくさんの小さな思い出」は、たくさんの花が集合して咲いている様子が由来だとされています。

また、カランコエの釣鐘型の特徴的な花から幸せを呼ぶベルを連想したことも由来の一つといわれています。

カランコエの花は釣鐘型だけでなく、一重咲きや八重咲きなどがあり、カラーバリエーションもさまざまです。

カランコエはほかの花に比べると育てやすいため、初心者の人にも贈りやすい花です。

12月8日の誕生花:ウィンターコスモス

ウィンターコスモスの花言葉は、「もう一度愛します」「忍耐」「調和」「真心」などです。

「もう一度愛します」は、一度切り戻すと再びたくさんの花を咲かせることから由来しているといわれています。

また、「忍耐」は開花時期が初夏から冬と非常に長いことから、忍耐強さを連想されてつけられたとされています。

ウィンターコスモスは、名前にコスモスと入っていますがコスモス(秋桜)と別種です。

12月9日の誕生花:プリムラオブコニカ

プリムラオブコニカの花言葉は、「しとやかな人」「青春の美しさ」であり、プリムラと共通した「青春の始まりと悲しみ」という花言葉もあります。

ピンクや白などの淡く落ち着いた色の花を咲かせることから、「しとやかな人」がついたとされています。

プリムラには種類が複数ありますが、それぞれ花言葉も違い、色によっても花言葉の意味が異なるため、注意しておきましょう。

12月10日の誕生花:ストレプトカーパス

ストレプトカーパスの花言葉は、「ささやきに耳を傾けて」「信頼に応える」です。

ストレプトカーパスは横向きに花を咲かせ、その姿が風に耳を傾けているように見えることから「ささやきに耳を傾けて」がついたとされています。

また、開花時期が長いことから「信頼に応える」という花言葉が誕生したともいわれています。

ストレプトカーパスは紫色が多く流通していますが、白色やピンク色、青色などもあり、種類によってはツートンカラーもあるため、カラーバリエーションは豊富といえるでしょう。

12月11日の誕生花:ヒヤシンス

ヒヤシンスの花言葉は、「スポーツ」「ゲーム」「悲しみを越えた愛」などです。

ヒヤシンスの名前はギリシャ神話に登場する美少年ヒアキントスが由来となっているといわれています。

ヒヤシンスの種類は約2,000種ととても多く、11月から5月に流通して春に見頃を迎えます。

小さな花を花茎に連ねて咲かせ、ボリュームのある花の姿と美しさが特徴です。

ガーデニングとしてはもちろんのこと、鉢花としても人気があるため、フラワーギフトに選びやすい花といえるでしょう。

12月12日の誕生花:シャコバサボテン

シャコバサボテンの花言葉は、「ひとときの美」「美しい眺め」「つむじまがり」「もつれやすい恋」などです。

シャコバサボテンの葉は普段下向きになっていて地味な印象がありますが、花が咲く時期は美しい見た目になるといった特徴があります。

花の色も赤やピンク、黄色など、色鮮やかで美しい花を咲かせます。

夏の日差しを好むサボテンが多い一方で、シャコバサボテンは強い日差しが苦手なため、注意が必要です。

12月13日の誕生花:ピンク色のシンビジウム

ピンク色のシンビジウムの花言葉は、「上品な女性」「素朴」です。

上記でもシンビジウムに触れましたが、ピンク色のシンビジウムは淡い色をしたものから濃く鮮やかなものまであり、可愛らしい印象がある種類が幅広くあります。

花言葉にもなっている通り、女性的なイメージが強くあるため、大切な女性や恋人に贈ると良いでしょう。

12月14日の誕生花:ブラキカム

ブラキカムの花言葉は、「いじらしい」「優美」「可憐な仕草」などです。

そのなかでも「いじらしい」は、春から秋まで長く一生懸命花を咲かせている様子が由来とされています。

ブラキカムは、コスモスに似た姿の小さい花をたくさん咲かせるため、別名「ヒメコスモス」ともいわれています。

花の色はピンクや黄色、白、紫など、カラーバリエーションの種類も多く、寄せ植えやガーデニングなどでも人気がある花です。

12月15日の誕生花:ジンチョウゲ

ジンチョウゲの花言葉は、「永遠」「不死」「不滅」「栄光」などです。

ジンチョウゲのみずみずしくツヤのある葉などの容姿で元気に見えることから、花言葉がついたとされています。

十字型の小さな花が毬状になるよう集まって咲き可愛らしい姿が見られます。

ジンチョウゲは、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属に分類されており、とても良い優しい香りがするのが特徴です。

12月16日の誕生花:クリスマスホーリー

クリスマスホーリーの花言葉は、「将来の見通し」「神を信じます」「慎重」「用心」「予見」「先見の明」などです。

ヨーロッパでは、実の付き方でその年の冬が寒いのか暖かいのかを予測しており、それが「将来の見通し」「予見」「先見の明」の由来となったとされています。

また、イエス・キリストが流した血の跡から生えた植物だという伝承から「神を信じます」とつけられました。

クリスマスホーリーはモチノキ科モチノキ属に分類されており、ヒイラギに似ていることから「西洋ヒイラギ」とも呼ばれています。

濃い緑色の葉のフチはギザギザしていてツヤがあり、花を咲かせると可愛い赤い実をつけるという特徴があります。

12月17日の誕生花:センリョウ

センリョウの花言葉は、「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」「可憐」などです。

実をたくさんつけることから、「富」や「財産」といった縁起の良い花言葉がつけられたとされています。

センリョウの開花期は6~9月、実をつけるのは10~2月と、長い期間楽しむことができます。

センリョウがつける赤い実は縁起物としても有名であるため、風水効果も期待できる花といえるでしょう。

12月18日の誕生花:グロリオーサ

グロリオーサの花言葉は、「燃える情熱」「勇敢」「頑強」「天分」「栄光」などです。

グロリオーサの花びらは先端へ向かって黄色から赤へグラデーションになっており、燃えているように見えることからポジティブな花言葉が多くつけられています。

インパクトがある花をしているため、花束やフラワーアレンジメントを豪華に見せたいときにおすすめの花です。

12月19日の誕生花:クリスマスローズ

クリスマスローズの花言葉は、「追憶」「私を忘れないで」「慰め」「私の不安を取り除いてください」などです。

キリストにまつわる神話や、クリスマスローズに含まれる毒などが花言葉の由来とされています。

クリスマスローズは冬から春にかけて花を下向きに咲かせ、花の色が豊富にあります。

クリスマスローズの花に見える部分はガクが発達したものであるため、長い期間鑑賞できる花です。

12月20日の誕生花:カトレア

カトレアの花言葉は、「魅惑的」「優美」「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」などです。

カトレアはラン科カトレア属に分類されており、ひときわ目立つその姿から「蘭の女王」とも呼ばれています。

カトレアには秋咲きと冬咲きがあり、寒い冬の時期でも元気に花を咲かせるという特徴があります。

花持ちは比較的良く、1~2週間の長い期間楽しむことが可能です。

美しい姿や素敵な花言葉からフラワーギフトに最適な花といえるでしょう。

12月21日の誕生花:カサブランカ

カサブランカの花言葉は、「純粋」「無垢」「祝福」「高貴」「壮大な美しさ」「雄大な愛」「威厳」「甘美」などです。

カサブランカの美しく真っ白な花びらから連想されてこのような花言葉となったとされています。

カサブランカはユリ科ユリ属に分類されており、開花時期は6~8月で大輪の真っ白な花を咲かせます。

甘い香りがとても強いことも特徴的で、「ユリの女王」ともいわれている花です。

12月22日の誕生花:セントポーリア

セントポーリアの花言葉は、「小さな愛」「親しみ深い」「深窓の美女」などです。

スミレに似ている小さくて可愛い花が咲く姿から、「小さな愛」とつけられたといわれています。

セントポーリアの種類は多種多様で、花の形や色、葉の形など、さまざまなものがあります。

開花時期は真夏を除いてほぼ一年中であるため、初心者でも比較的育てやすく人気のある花です。

12月23日の誕生花:ユリオプスデージー

ユリオプスデージーの花言葉は、「円満な関係」「夫婦円満」「清楚」「明るい愛」「無意識」「無邪気」などです。

ほかの花が少ない時期に明るい黄色い花を咲かせることや、山のように丸く育ってたくさんの花が寄り添っている姿から花言葉がつけられました。

ユリオプスデージーはキク科ユリオプス属に分類されており、開花の時期は11~4月で黄色い花を咲かせます。

一重咲きや八重咲の品種もあり、病害虫にも強いため、ガーデニングとしてや初心者の人にもおすすめめです。 

12月24日の誕生花:ノースポール

ノースポールの花言葉は、「誠実」「冬の足音」「清潔」「高潔」などです。

開花時期が冬だからとのことで、冬の訪れを感じられる花言葉が多くあります。

また、白い花を咲かせることから「清潔」とつけられたとされています。

寒さに強く、冬の時期から花を咲かせますが、最盛期は春です。

白くて可愛らしい花は、花が少なくなりがちな冬のガーデニングで映えるため、ガーデニング好きの人へのプレゼントとしてぴったりでしょう。 

12月25日の誕生花:ポインセチア

ポインセチアの花言葉は、「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「聖夜」などです。

ポインセチアは、「キリストの血」「潔白」「永遠の命や愛」を表すことから、赤や白、緑の3色がクリスマスカラーと呼ばれています。

ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属に分類されています。

メインとなる赤い部分は苞(ほう)と呼ばれる葉で花ではなく、花は中央にある小さく黄色い部分です。

花の根元につくこの赤い苞がポインセチアの最大の特徴といえるでしょう。

12月26日の誕生花:ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンの花言葉は、「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」「嫉妬」「思いやり」などです。

ガーデンシクラメンはピンクや赤といった定番の色に加え、近年では紫や黄色などの珍しい色も誕生しています。

花の形も八重咲きやフリル状のもの、ベル状のものなど、バリエーションが豊富にあります。

10~3月と開花期も長く、冬場の庭を彩るため、ガーデニングが好きな人にプレゼントすると良いでしょう。

12月27日の誕生花:パンジー

パンジーの花言葉は、「思い出」「もの思い」「私を思って」などです。

パンジーの花が人の横顔に見え、もの思いにふけっているように見えることが花言葉の由来となっています。

パンジーとよく似た花でビオラが挙げられますが、花の大きさが違うといった特徴があります。

10~5月と開花時期も長く、比較的丈夫で育てやすいため、初めて花を育てる人にもおすすめの花です。

12月28日の誕生花:ザクロ

ザクロの花言葉は、「円熟した優雅さ」「子孫の守護」などです。

ザクロのなかにたくさんの実があり、硬い外の皮に覆われていることから「子孫の守護」の花言葉がついたといわれています。

また、実には「愚かしさ」「結合」といった別の花言葉がついています。

開花時期は6~7月、実を収穫できるのは10月上旬~11月下旬であり、赤い花を咲かせてルビーのように美しい実をつけるのが一般的です。

12月29日の誕生花:ヒイラギモチ

ヒイラギモチの花言葉は、「清廉」です。

トゲのある葉や赤い実を、キリストの苦悩や血に例えて大切にされてきたという伝承があります。

クリスマスホーリーとも呼ばれて流通していることがありますが、12月16日の誕生花であるクリスマスホーリーとは別として扱われることが多いです。

開花時期は4~5月、実をつけるのは12月~1月であるため、長い期間楽しむことができる花といえるでしょう。

12月30日の誕生花:ガーベラ

ガーベラの花言葉は、「希望」「常に前進」「辛抱強さ」などです。

常に花が上を向いて咲くことが花言葉の由来とされています。

色ごとにも花言葉があり、赤なら「神秘」、白なら「律儀」など、それぞれの色で違った意味を持ちます。

また、本数によっても花言葉が分けられているため、思いを込めてプレゼントする際にはぴったりといえるでしょう。

12月31日の誕生花:ユズ

ユズの花言葉は、「健康美」「恋のため息」「汚れなき人」などです。

ゆず湯などでも知られているように風邪をひかないというイメージや、白い花を咲かせることなどが花言葉の由来となっています。

ユズはミカン科ミカン属に分類されており、苗を買って鉢植えや地植えで育てることが可能です。

果実にはさわやかな酸味があり、香りがとても良いことも特徴の一つといえます。

まとめ

12月の誕生花には、冬を象徴するような花言葉がつけられている花が多くあります。

また、クリスマスシーズンでもあるため、クリスマスやキリスト教に関わる花言葉を持つ花も多いでしょう。

花言葉を組み合わせることでより深い思いがこもったプレゼントになるため、誕生日にプレゼントして思いを伝えるのもおすすめです。

本記事を参考に、ぴったりのお花をプレゼントして思い出に残る一日にしてみてはいかがでしょうか。