観葉植物

ラ・メールコラム > 観葉植物 > コンパクトでかわいい!ミニ観葉植物のオシャレな飾り方

コンパクトでかわいい!ミニ観葉植物のオシャレな飾り方

 

観葉植物と聞くと、大きく立派なものを想像しがちですが、自宅に飾れるコンパクトなものもあるのをご存知でしょうか?コンパクトな観葉植物は、場所を選ばないため、ワンルームでも飾ることができるのです。

今回はコンパクトなサイズ感の観葉植物のオシャレな飾り方に焦点をあてて解説します。

ミニ観葉植物はどうやって選ぶ? 

ミニ観葉植物は100円ショップや雑貨店なども取り扱っているため、気軽に手に入るのがメリットです。

インテリアとしてだけではなく、空気清浄の効果や風水効果があるため、どの品種を選んだら良いのだろうと悩む人も多いでしょう。基本的にはあなたの好きな植物を選ぶのが一番いいのですが、中にはすぐに大きくなってしまって、生育環境が合わなくなってしまうこともあります。

そこで、ミニ観葉植物の選び方について解説していきます。

置きたいスペースに合っているか 

ミニ観葉植物を選ぶ際に、最も注意したいのが「置くスペースに合っているか」です。

せっかく購入をしたのに、置く場所がないと飾ることができませんよね。また、ミニ観葉植物といってもサイズはさまざまです。リビングのテーブルに置くサイズもあれば、トイレや小窓の窓枠などに飾ることができるサイズがあります。

自分がどこに飾りたいのか考えておくことで、スペースに合ったミニ観葉植物を選ぶことができるでしょう。

生育の条件に合っているもの 

観葉植物にもさまざまな種類があり、好む環境が異なります。

例えば日の光が少ないと枯れてしまうもの、日陰でもスクスク育つものなどです。

環境に合った品種を選ばないと、すぐに観葉植物は枯れてしまうので置く場所や部屋の傾向を知ったうえで環境的に問題のない品種を選ぶと良いでしょう。

部屋の雰囲気にマッチする 

植物を選ぶ際は、自分の部屋の雰囲気に合っているものを選ぶようにすると失敗が少ないです。

一例を出すと和テイストのお部屋なら、盆栽のような雰囲気があるガジュマルや竹のようなフォルムのミリオンバンブーがおすすめ。

また北欧テイストがお好みなら、シャープな葉が魅力的なドラセナやシルバーグリーンの葉がモダンなオリーブなどはいかがでしょうか。

幹の色味や葉っぱの形状にも、それぞれ個性があるので、あなたの気に入ったものを選んで育ててみてください。

置き場所の明るさ別・ミニ観葉植物の選び方

先程も少し述べましたが、観葉植物は品種によって好む環境が異なります。そのため、置き場所として考えている環境に適した植物を選ぶのが良いです。

ここでは、環境別におすすめのミニ観葉植物をご紹介します。

日当たりが良い 

日当たりが良い場所で育てやすい観葉植物は、以下の通りです。

  • オリーブ
  • サンスベリア
  • アロエベラ
  • アロマティカス
  • ハナキリン

太陽の光が一日のうち半分くらい当たる窓際などは「日当たりが良い」場所になります。

大抵の植物は光を好むので、問題なく育てることができるでしょう。

ただし直射日光や西日がよく当たる場所は、葉焼けや植木鉢の中が蒸れる原因となるため、避けたほうが良いです。

比較的明るい場所 

比較的明るい場所で育てやすい観葉植物は、以下の通りです。 

  • シュガーバイン
  • パキラ
  • ベビーティアーズ
  • ガジュマル
  • アイビー

比較的明るい場所とは、直接光が当たることのない明るい日陰を指します。木陰や建物の影などが想像しやすいのではないでしょうか。

また、室内だとレースカーテンなどの後ろが、比較的明るい場所となります。

直射日光が当たるわけではないので、観葉植物にとっても好条件の場所です。

あまり光がない(日陰) 

あまり光がない場所で育てやすい観葉植物は、以下の通りです。

  • ペペロミア
  • ポトス
  • アスプレニウム
  • ホヤ
  • テーブルヤシ

太陽の光がまったく入らず、蛍光灯の灯りのみの場合は「日陰」になります。

このような場所で育てる場合は、耐陰性が強い観葉植物を選びましょう。ただし、日陰でも育つというだけで、完全に日光が必要ではないわけではありません。

定期的に日光に当ててあげないと、 葉や幹がヒョロヒョロになってしまうなどのトラブルが起きやすくなります。

ミニサイズの観葉植物のオシャレな飾り方8選 

ミニ観葉植物をおしゃれに飾るのであれば、お部屋の雰囲気に合わせることが重要です。また、品種だけではなく植木鉢にもこだわることで、ハイセンスに見せることができるでしょう。

ここでは、ミニ観葉植物のオシャレな飾り方の秘訣を紹介します。

棚に並べて飾る

小さいサイズの観葉植物は、いくつか並べて飾ると存在感が増します。もちろん、いま自宅にある棚に飾っても良いですし、新しく棚を購入しても構いません。新しく棚を購入する場合は、現在のお部屋に合わせて選ぶことで、観葉植物も自然にかざることができるはずです。あまりスペースが取れない時には、壁に取り付けるタイプの棚にするのもおすすめ。

種類が違うミニ観葉植物をセッティングして、アートのように鑑賞するのも素敵ですね。

葉の形や色の違う植物を並べてアクセントをつける

同じ種類のミニ観葉植物を飾るのもオシャレですが、フォルムが異なる植物を並べるとアクセントが出て違った雰囲気を楽しむことができます。

例えば、葉っぱがマットな「シラフカズラ」と、シルバーの斑が目を引く「ピレアカディエレイミニマ」、ワイルドさが魅力の塊根植物「フィランサスミラビリス」などを並べると、色々なイメージを一度に味わえることができるでしょう。

見た目が同じような種類だと、ありきたりなイメージになりがちですが、異なる植物を集めることでメリハリを演出できるのです。

飾り砂(カラーサンド)を使って飾る

よりインテリア性を重視するなら、カラーサンドを使うのもひとつの方法です。特に多肉植物やサボテンなどをデコレーションしたい方におすすめのアイテムとなります。

そもそもカラーサンドとは、天然鉱物や大理石を細かく砕き、色をつけた砂のことです。

観葉植物とカラーサンドを組み合わせることで、一気に派手な雰囲気を演出できます。

また、土とは違い水はけが良いため、カビが発生せず衛生的なところもメリットです。

オシャレなポットでよりスタイリッシュに飾る

植物を入れるポットには、多種多様な形や素材があります。

置き場所や植物の性質によっても条件が異なるので、タイプにマッチしているものを選ぶとオシャレに見えるでしょう。

例えばテラコッタ素材のポットは「通気性・排出性」に優れており、どんな植物にも適しています。

プラスチックはリーズナブルな価格が魅力ではありますが、通気性がないことがデメリットです。

ブリキ缶は、アンティークな雰囲気にピッタリですが、排出性がないので穴を空ける必要があります。

このようにメリット・デメリットがそれぞれあるため、観葉植物との相性を考えながら雰囲気の良いポットを選ぶと良いでしょう。

ほかの雑貨と一緒に窓辺に飾る 

スペースを有効に使いたい場合は、水耕栽培にチャレンジするのもおすすめです。

小さいガラスの容器などが一つあればできるので、マンションなどでも気楽に始められます。

例えば形がユニークな多肉植物を窓際に置いてもいいですね。

また100円ショップなどにある試験管に植物を入れて、他の雑貨といっしょに並べると意外なコラボレーションが生まれるかもしれません。

テラリウムとして飾る 

ガラスの容器を活用して植物を育てることを「テラリウム」と言います。

最近人気がある栽培方法ですが、ミニ観葉植物なら手軽にチャレンジできるでしょう。

テラリウムはまず配置を決めて、お好みで土・苔・砂などをデザインします。

蓋なしのテラリウムの場合は、オリヅルランやアジアンタムなどの観葉植物を入れるのがおすすめです。

容器にもオシャレな種類がたくさんあるので、お部屋にマッチしたものをチョイスしましょう。

ハンギンググリーンにして飾る 

ミニ観葉植物は天井から吊るして飾っても素敵です。

例えばエアプランツなど土が必要ない植物は、芸術作品のように壁に飾るとインテリア性が増します。シュガーバインやグリーンネックレスなど、垂れ下がる性質を持った植物を取り入れると、センスの良い空間づくりを期待できるでしょう。麻紐やお手持ちの毛糸などを使って、自分でプラントハンガーを作ると手作りならではの温かみもプラスできますよ。

もしも吊るす場所がないときは、フラワースタンドを活用しても良いですし、突っ張り棒を使う方法もあります。

書斎のデスクや本棚にさりげなく置く 

書斎など地味になりがちな部屋には、グリーンを置くことで明るい雰囲気が演出できます。

デスクの上にはリラックス効果があるデリシオーサ(モンステラ)やペペロミアを置くと、仕事の生産性アップに期待できるでしょう。

また本棚にちょこんと飾るなら、耐陰性があるポトスやスキンダプサスがおすすめです。

仕事中に部屋にグリーンがあるだけでも癒されますね。

小さくてキュートなミニ観葉植物のおすすめ7選

コンパクトでかわいいミニ観葉植物は、室内をオシャレにしてくれるアイテムです。

しかし観葉植物には、本当にたくさんの種類があるので、どれにしようか迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、お手入れが楽でキュートなミニ観葉植物のおすすめを7つ紹介します。

ホヤ カーリー

学名 Hoya kerrii(ホヤ カーリー)
英語名 Waxplant(ワックスプラント)
科/属 キョウチクトウ科/サクララン属
花言葉 幸福を告げる

熱帯アジア原産の「ホヤカーリー」は別名「ハートホヤ(ラブラブハート)」としても親しまれている植物です。6月〜8月に星形の可愛らしい花が咲きます。

この花が蝋細工のように見えることから、海外では「ワックスプラント」と呼ばれるようになりました。

よく葉っぱだけを使用したアイテムが販売されているのを見かけたことがある方も、多いのではないでしょうか。この植物は見た目が可愛いだけではなく、耐陰性もあるのでデスクの上やテーブルに飾るのにも適しています。

テーブルヤシ(エレガンス)

学名 Chamaedorea(カマエドレア)
英語名 Parlor palm(パーラー パーム
科/属 ヤシ科/テーブルヤシ属
花言葉 あなたを見守る

エレガンスは、中南米原産のミニサイズのヤシになります。生長しても20cm〜50cm程度なのも魅力です。

細い羽根のような葉が広がりを見せる様子からは、南国リゾートにいるような優雅な気分を味わえます。

耐陰性はありますが、室内で育てる場合はなるべく風通しが良い場所に飾ってください。

また害虫が発生しやすい夏場は、葉の表と裏に葉水を施すと予防できますよ。

ペペロミア サンデルシー

学名 Peperomia argyreia(ペペロミア アルギレイア)
英語名 Watermelon peperomia(ウォーターメロン ペペロミア)
科/属 コショウ科/サダソウ属
花言葉 片思い

 

サンデルシーは、南アメリカ原産の植物でフォルムがスイカに似ているので「スイカペペロミア」とも呼ばれています。

丸く可愛い葉っぱは肉厚で、管理がしやすいのがポイントです。

直射日光は避けて明るい日陰で育てるのに向いています。ただしあまりにも光が不足すると、葉の模様が美しく出ないので、たまには光の当たる場所に出してあげましょう。

チランジア(エアプランツ)

 

学名 Tillandsia(ティランジア)
英語名 Tillandsia
科/属 パイナップル科/チランジア属
花言葉 不屈

中南米原産のチランジアは、エアプランツの一種になります。

根が発達せず栄養分を葉から吸収することができるため、土がなくても育成できるのがメリットです。

チランジアには、たくさんの種類があり葉がシルバーのものと緑色のものがあります。

飾り方も色々ありますが、オシャレなガラスの小瓶に入れたり、流木仕立てにするのも個性があって素敵です。

ペクテノイデス(カンガルーポケット)

学名 Dischidia ruscifolia(ディシディア ルスキフォリア)
英語名 Dischidia(ディシディア)
科/属 ガガイモ科/ディスキディア属
花言葉 平和

ハンキングにおすすめの垂れ下がる性質を持つディスキディアは、オーストラリア〜東南アジアが原産の植物です。

原産地では樹木などに張り付いて生長する着生植物で、水分は基本的に葉っぱから吸収します。ペクテノイデスは、6月〜8月にかけて、5mmくらいの小さな赤い花を咲かせるのが特徴です。この植物は、水苔を敷いて暖かい場所で育成すると長く楽しむことができますよ。

パンダガジュマル

学名 Ficus retusa Panda(フィカス レトゥサ パンダ)
英語名 Chinese Banyan(チャイニーズ バニヤン)
科/属 クワ科/フィカス属
花言葉 健康

パンダガジュマルは沖縄をはじめ熱帯アジア原産の植物になります。

一般的なガジュマルと比較すると、葉にふっくらと丸みがあるのが特徴です。

また時々イチジクにそっくりな実をつけることもあります。食べることはできませんが、また違った雰囲気を楽しむことができるでしょう。

パンダガジュマルは冬の寒さには弱いので、寒くなったら室内で管理するのがおすすめです。

リプサリス

学名 Rhipsalis(リプサリス)
英語名 Rhipsalis
科/属 サボテン科/リプサリス属
花言葉 偉大/燃える心

サボテンの仲間であるリプサリスは、熱帯アメリカ原産の植物です。

ルックスは多肉植物に似ており、垂れ下がるように育つユニークな姿が男性にも人気を集めています。

ハンキング仕立てにすると、お部屋の空間に優美なアクセントを作りだしてくれるでしょう。1月〜6月になると、白やクリーム色の可愛い花をつけるのも魅力です。

耐陰性があるので光のない場所でも育ちますが、時々日光浴をさせてあげると健康になります。ただし葉焼けを防ぐために、直射日光は避けるようにしてください。

飾り方いろいろ!ミニ観葉植物を上手に活用してみよう

大きな観葉植物はどうしても飾る場所が必要となるため、自宅に飾るのはハードルが高いです。しかし、ミニ観葉植物であれば、自宅のほんのちょっとの隙間でも楽しめることが判明しました。また、小さいタイプは安いものも多いので、手に入りやすいです。手軽に始められるため、ぜひ観葉植物を取り入れる第一歩として購入してみてください。