パキラを通販で購入するなら?元気な苗の選び方
パキラは暖かい場所を好む観葉植物で寒い場所は大の苦手です。パキラを購入したいと思っても、パキラのことを何も知らないままでは本当に育てることができるか不安ですよね。そこで今回は、パキラを通販で購入するときの選び方や育て方のポイントなどについて紹介していきます。
パキラはどんな植物ですか?
パキラはアオイ科・パキラ属に分類される観葉植物です。パキラの学名「Pachira」の由来は、ギアナ地方での呼び方が由来といわれています。
ブラジル原産の常緑高木で、暖かい場所に生育しています。原産地では7~15mに生長しますが、日本で出回っているパキラの高さは20mほどです。パキラには、太い幹、細い幹、編み込まれた幹など、バリエーション豊富な観葉植物です
パキラは、葉が放射状に広がった、人間の手のひらのような形が特徴的な、常緑の植物で、葉には艶があります。
科 | パンヤ(アオイ)科 |
属 | パキラ属 |
和名 | パキラ(別名カイエンナッツ) |
英名 | Pachiraglabra |
学名 | guiana chestnut |
原産地 | ブラジル |
開花時期 | 6月~7月 |
パキラの花言葉は?
パキラの「快活」「勝利」の花言葉は、他の植物の花言葉と比べて、強そうなイメージです。快活はパキラの強い性質で、日陰でも育つ生命力を持ち、他の植物と比べて大変丈夫であることから名付けられました。
「勝利」はパキラを売ったらお金持ちになったという古くからの言い伝えから、お金をもたらす幸運な木ということで「発財樹(Money tree)」という別名を持ち、人生の勝利を勝ち取ったという意味を込めた花言葉になっているのです。
パキラの風水的な意味はありますか?
風水に関しては、金運だけでなく仕事運や勉強運を高めてくれる効果があるといわれています。パキラは下向きに尖った葉っぱを生やすため、風水では「強い気を発し、悪い気を鎮める」効果があるとされています。
細長い葉は風水で強い気を発するといわれていて、仕事運や勉強運、集中力を高めるのに一役買ってくれるのです。
植物の緑色には気持ちをリフレッシュさせてくれる効果もありますので、仕事場や勉強机にパキラを飾るのもおすすめです。
さらに、リビングや玄関など、気の流れが活発な場所に置くことで、家の中にある負のエネルギーを吸収してくれるので、職場や商業施設などでは好んで展示される、大変縁起の良い観葉植物となっています。
そのため、企業や事務所・商業施設の開店祝いに贈ったり、ゲンを担いで複数のパキラを置いたりすることもあります。
このことからも、パキラは、新築や引っ越しなどのタイミングなど、新しい環境で幸運を呼び込むという意味でプレゼントすることも多いのです。その反面、粗末に扱うと気の流れが悪くなるため、不幸を呼んでくるともいわれているので、大切に育てるようにしましょう。
パキラを選ぶときの注意点はありますか?
パキラは上手に育てると20mになる木で、ンテリアとの相性も抜群で、樹形の大きさをコントロールしやすく、根もあまり張らないため、大きくせずに長い期間に渡って育てていくことができます。
ミニサイズで栽培する場合には、ハイドロカルチャーを使って、育てることもできます。
小さいものから大きいものまで、様々な鑑賞のニーズに応えてくれる観葉植物です。
一般に通販や店舗で販売されているパキラは、苗を3~5株編んだ株や、幹の基部がふくらんだ株をミニ観葉や大鉢仕立てにしたものです。
コンパクトな樹形では10-20cmとかなり小ぶりで、テーブルやベッドサイドに置いても違和感のないものが人気です。
葉は楕円形で手のひらよりもやや小さいものが一般的で、光沢のある濃緑色で楕円形や葉に斑が入ったものもあります。
一般的に通販で購入する場合には
①鉢のサイズ
②現在の樹高
③幹の太など から、現在の生長具合を予測することができます。
現在は樹高が低く細いパキラでも、植えてある鉢の大きさい大きいほど、今後大木に育っていく可能性が高くなります。
小さめに育てたい場合には、鉢の大きさが大きくないものを選ぶことをおすすめしますし、贈答品など相手がどのような環境で育てるのかがわからない場合にも、あまり大きすぎない樹形・鉢のサイズを選ぶと良いでしょう。
パキラはどんな環境で育てたら良いですか?
パキラは観葉植物初心者の方にも育てやすいことでも人気があります。ここでは、パキラをどんな環境で育てたら良いのか紹介していきます。
パキラは屋内でも屋外でも育てられる
パキラは耐陰性もあるので室内で育てるのにピッタリな観葉植物ですが、あまりにも日陰で育ててしまうと生育が悪くなってしまいます。できれば日当たりの良い明るい場所に置くようにしてください。また、直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうので、風通しが良く、レースのカーテン越しに日光が差し込む、明るい日陰に置くようにしましょう。
パキラは冬でも10℃以上を保つ必要があるので、寒い場合は室内で育てるようにしましょう。
パキラは、亜熱帯地域に自生している植物ですので、暑さに強く、観葉植物初心者や一人暮らしの人、なかなか手をかけられない忙しい人でも育てやすいのが特徴で、屋内でも屋外でも育てることが可能です。室内であれば窓越しの日光が当たる場所であれば問題なく育ちます。また、日陰にも強いので、マンションの室内管理や商業施設にも向いています。
ただし、あまりにも日当たりが悪すぎる薄暗い場所で育てると、全体的に間延びして葉と幹のバランスが崩れてしまいます。
商業施設やオフィスなどの人工的な光でも十分に生育はしていきますし、枯れる心配はほとんどありませんので、安心して育てることができます。
特に5月〜7月の間はパキラの生長期に当たりますので、この時期いつもよりは日光がよく当たる場所に置いてあげると、パキラも喜びます。
可能であれば週2-3日程度は植木鉢ごと屋外に出して、葉全体を日光浴をさせてあげることもおすすめです。
エアコンの風に気をつける
パキラにエアコンの風などが直接当たってしまうと枯れてしまうことがあるため、エアコンの風が当たらない風通しと日当たりの良い場所に置きましょう。
日が当たるのが大切だからといって、暑すぎる夏の直射日光はパキラにとっては、ちょっと酷な環境です。
特にマンションの窓越しでは思っているよりも、日当たりが強くなってしまうので、レースカーテンで日光を遮断するなど、半日陰になるような環境で管理するようにしましょう。
夏の直射日光に当てすぎると、葉焼けを起こしてしまい、せっかくの濃緑色の葉が台無しになってしまいかねません。
パキラは亜熱帯の植物のため、あまり寒さには強くない観葉植物です。普段は屋外で問題なく生育していたとしても、冬の時期は室内に移動し、植物用のLEDライトを当ててあげると年間を通して健康的に育ててあげることが可能です。
パキラの育て方のポイント
パキラは耐陰性もあるので室内で育てるのにピッタリな観葉植物ですが、あまりにも日陰で育ててしまうと生育が悪くなってしまいます。できれば日当たりの良い明るいレースのカーテン越しに置くようにしてください。また、直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうので、風通しが良く、レースのカーテン越しに日光が差し込む、明るい日陰に置くようにしましょう。ここからはパキラの育て方のポイントを紹介していきます。
日常の管理
パキラは葉が広く緑も濃いためほこりなどが積もった状態が目立ちやすい植物です。
葉自体にほこりが積もると、観葉植物としての見た目が悪くなってしまうだけでなく、光合成が十分にできないため生育が悪くなってしまいます。
十分に管理ができていない植物は、必然的に風水のパワーも下がってしまいますので、定期的な管理は風水的にも重要な意味をもっているんです。
ほこりを取る作業は、決して毎日やらなければいけないわけではありません。無理ない範囲で週に1-2回、定期的にティッシュペーパーやフローリングワイパーのドライシートなどでほこりを拭き取ってあげるだけで十分です。
水やり
パキラの水やりの方法は、育てている場所によって違いますので注意が必要です。日当たりの良い場所や地植えをしている場合には、土が乾いてきたタイミングで、土の上からまんべんなく水をかけます。鉢植えにしている場合には、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと水やりをします。葉水といわれる葉の裏にも水をかけることで害虫予防にもなり、より元気に育ってくれます。日の当たらない場所や日陰で育てているパキラは、やや乾燥気味を心がけて水やりも控えめにしておきましょう。ただし、パキラは水やりをしすぎても、水やりを忘れても、あまり失敗しにくい観葉植物ですので、初心者の方も安心して育てることが可能できます。
冬の水やり
冬になるとパキラは葉を落としていく植物です。
そのためパキラの冬の水やりは、秋から徐々に水の量を減らして、いつもよりもさらに乾燥気味にしていきます。冬の寒さに当たり葉を落としている場合には、さらに水やりの回数を少なくし、2週間~1か月に1度程度にします。
真冬の気温が15度以上になる室内などでは、通常と同じ水やりでも構いません。
通年室内で育てている場合には特に、冬だからとお世話の方法を変える必要がないのも、パキラが育てやすく人気の植物だといわれるゆえんなのかもしれません。
肥料
パキラを通販で購入する場合には鉢植えに入っているのが基本です。
そのため、鉢植えで購入する場合には、元肥といって肥料が入った土に植えつけられていますので、定期的に肥料をあげる追肥は不要です。
もし、これからもどんどん樹形を大きくしたい生長させたいという場合には定期的に肥料を与えても良いでしょう。
その際には観葉植物用の固形肥料や根元に刺すボトルタイプの液肥などが、手間がかかりません。
肥料を与えすぎてしまう、過栄養の状態はパキラにとっては決して生育しやすい環境とはいいがたく、葉を弱らせたり樹形が徒長しやすくバランスが崩れてしまうので、過剰な栄養を与えるのは避けましょう。
観葉植物用の肥料は数か月かけてゆっくりとパキラに栄養を与えてくれますので、肥料をあげすぎる心配もありませんし、初心者でも安心して使うことができます。
通販などでは「観葉植物用の肥料」「パキラおすすめの肥料」などと、誰にもわかりやすい形で紹介されていることが多いので、サイトをよく見て購入しましょう。
パキラで注意すべき病気や害虫はありますか?
パキラは他の観葉植物と比べても病気にかかりづらい、比較的丈夫な種類です。ここではパキラで注意すべき病気や害虫を紹介していきます。
パキラを育てるうえで特別な外虫対策は不要ですがし、ハダニという葉の裏に付いて栄養を吸収してしまう害虫は室内・屋外にかかわらず発生しやすいといわれています。
ハダニは湿りのある環境を苦手とするので、水やりを行うときに葉の裏にも水をかけてみましょう。
日常的な葉っぱのお手入れの際に、霧吹きで葉っぱに水をかけ、定期的に手入れしておくことも高い予防効果があります。
一度ハダニが発生してしまうと、光合成ができなくなったり、生長不良につながったりします。室内に複数の観葉植物がある場合には、ハダニが家中の観葉植物に一気に広がってしまう…なんていう悲しい事態も起きかねません。
カイガラムシと呼ばれる樹液を吸汁し、株を衰退させて枯らしてしまう害虫も、時折発生してしまいます。
予防的に防虫したい場合は、乳化剤成分の含まれている長持ちしやすい成分が配合されている防虫・殺虫剤の使用をおすすめしています。スプレータイプの殺虫剤を定期的に葉に散布したり、顆粒や固形タイプの殺虫剤を根元に撒いたりして、根から吸わせはやめに対処しましょう。
どんな場所にパキラを置くと良いのでしょうか?
さて、ここまでいろいろと解説してきましたが、初心者や忙しい人にも育てやすいパキラはプレゼントにも最適です。
ご自宅やオフィスでインテリアのポイントにもなってくれる存在感のあるパキラですが、どこに置くとより風水的な効果が高められるのか気になりますよね?
プレゼントする際にはその意味も相手に伝えてあげると、さらに喜ばれること間違いなし!
一つ一つ解説していきます。
玄関:玄関の外でシャットアウト!
玄関は良い気、悪い気など様々な気が家の中に入ってくる「気の入り口」です。 自分自身や家の運気が気になる方は、玄関の外にパキラを置いて悪い気が入ってくるのを追い払ってもらいましょう。
リビング:リビングの角に置いて気の流れをよくする
リビングは家の中でも一番人が集まる場所ですから、パキラを置くことで悪い気を静め、良い気の流れを創り出すことができます。
観葉植物などの緑を置いてバランスを取ることで、家族運を高めてくれるといわれています。リビングの隅には気がたまりやすいので、隅に置くのも良いでしょう。
寝室:健康運アップに効果的!
健康運が気になる方には、ぜひ寝室にパキラを飾ることをおすすめします。
観葉植物の持つリラックス効果と相まって、良質な睡眠を取ることができ、健康運をアップさせることができます。
その際に、注意したいのが日当たりです。パキラは耐陰性もありますが、基本的には日当たりが良い場所の方が元気に育ってくれます。寝室にあまり日が当たらないという場合は、週に何度か太陽の光に当ててあげましょう。
デスク:集中力をアップして仕事運を高める。
パキラは葉から強い気を発するといわれていますので、デスクに置くことで集中力を高めてくれる効果が期待できます。さらには、植物の緑は目疲労を緩和し、リラックス効果が高いといわれています。
デスクで仕事をしながら時折パキラが視界に入るような環境であれば、リラックスと集中力を高める効果をダブルで期待することができますね。
まとめ
パキラは、「快活」「勝利」の花言葉をもっています。寒さや乾燥に強く、日陰でも育つ生命力の強さをもっており、とても丈夫な観葉植物なので、初心者にも育てやすいことでも人気があります。風水では、「強い気を発し、悪い気を鎮める」効果があるとされています。
パキラを通販で購入する場合には、パキラ自体の木自体について知っておくだけでなく、どこに飾るとパキラの持つ力を最大限生かすことができるか知っておくことも大切です。
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