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ビタミンカラーの花束で特別な日を演出しよう!夏にピッタリな花束ギフト

今回は夏を代表するビタミンカラーの花の種類やその魅力を詳しく紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみてください。ビタミンカラーの花束を贈りたいシーンや、ギフトのアイデアなども合わせて解説していきます。

ビタミンカラーってどんな意味?

ビタミンカラーは主に明るくて目の覚めるような鮮やかな色を指しており、柑橘系のフルーツのレモンやオレンジ、また緑黄色野菜のパプリカなどに含まれています。似ている表現にはビビットカラーやネオンカラーなどもありますが、それよりも少し柔らかな印象の色です。

ビタミンカラーは実は和製英語の1つで、もし英語で「ビタミンカラー」を伝えたい場合には、明るいという意味の「bright colors(ブライトカラーズ)」という表現になるのが一般的です。

また明度の高さを表現する「vivid colors(ヴィヴィッド カラーズ)」や活気に満ちた色を象徴する「vibrant colors(バイブラント カラーズ)」も、日常会話として使われることがあります。

ビタミンカラーって何色?

「ビタミンカラー」と一言でいっても、具体的には何色なのかと疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ビタミンカラーとは、緑黄色野菜や柑橘系の果物を連想させるようなフレッシュな色のことです。

夏のファッションにも差し色として取り入れられることが多い、鮮やかな色を指しています。では具体的にはどんな色があるのでしょうか。詳しく解説していきます。

オレンジ

夏の太陽を連想させるようなオレンジ色は、開放的でカジュアルなイメージがある、ビタミンカラーの1つです。太陽の光のように温かみのある色なので、どんな方へのプレゼントにも向いています。オレンジ色には「ポジティブ」や「元気」などのメッセージを込めることができます。

また、食卓にオレンジ色があることで、食欲を促す効果もあるともいわれているので、夏バテで元気が出ないときに、ダイニングテーブルなどに飾ってみるのも良いでしょう。

イエロー

イエローも代表的なビタミンカラーです。果物で言うとレモンやグレープフルーツなどの色で、眺めているだけでも前向きな気持ちになれそうな印象があります。

こちらは色の三原色の1つで、オレンジと同様太陽の光をイメージできます。イエローには「幸福」「希望」などの意味があるので、元気がなくて落ち込んでいる友達や家族へのギフトに最適です。また、風水では金運アップの色としても広く知られています。

ライムグリーン

果物のライムを想像させるようなライムグリーンもビタミンカラーの1つで、グリーンは見ている人に安らぎを与える色です。爽やかさや清潔感を抱かせる色でもあるので、男女関係なく人気があります。

合わせるカラーによって、イメージが変わるのがライムグリーンの特徴です。オレンジやイエローと組み合わせることで、バイタリティ溢れる印象になるでしょう。

 

レッド

パプリカのような明るいレッドもビタミンカラーです。レッドはビタミンカラーの中でも特に情熱的なので、ここ一番というときに使うと効果的でしょう。また、レッドは「勝者」「ヒーロー」の色という印象があり、ブランドのロゴにもよく使われています。

五感の中では特に視覚との結びつきが強いため、特に印象に残る色です。エネルギーに満ちた色なので、気分を高めたいときに使うと効果があります。

その他

この他にも、明るいブルーやピンクなどもビタミンカラーとして含まれていることがあります。例えば、夏の海や空のような爽やかなブルーや、南国に咲くブーゲンビリアのような華やかなピンクも、見ているだけで心が弾む色ですね。

また、ピンクグレープフルーツ(ルビー)のようなサーモンピンクも、ビタミンカラーと呼ばれることがあります。

ビタミンカラーの花の魅力

見る人の心をポジティブにしてくれて生命力溢れるビタミンカラーの花を飾ると、どのような効果がもたらされるのでしょうか。ここではビタミンカラーの魅力について解説していきます。

見ているだけで元気が出る

フレッシュな色は癒しや親しみやすさを感じ、私たちの心を前向きにしてくれる効果があります。特にビタミンカラーに象徴されるオレンジ色や黄色には、心を元気にしてくれるエネルギッシュな魅力があるのです。ですから何となくパワーが足りないと感じるときには、この色をどこかに取り入れると効果がありますよ。

リフレッシュ効果

ビタミンカラーにはリフレッシュ効果も高いといわれています。色彩心理学によると、ビタミンカラーは人間の目に認識される電磁波(可視光線)の中ではもっとも温かみがある色とされているのです。したがって、この色を意識して身につけたりインテリアとして部屋に置くことで、エネルギーに満たされて疲れた心が回復する効果が期待できます。

初夏・夏を代表するビタミンカラーの花5選

春から夏にかけて咲く花は、明るくて色鮮やかな種類が多いです。ここでは、夏に咲く花の中でも特に人気があるビタミンカラーの花を5つ紹介します。

  • ヘリオプシス
  • キバナコスモス
  • クレマチス(マルモラリア ペトリエイ)
  • ポーチュラカ
  • フウリンブッソウゲ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ヘリオプシス

ヘリオプシスは北アメリカ原産のキク科の植物で、日本では「ヒメヒマワリ」という名前でも親しまれています。名前の通りその姿はヒマワリに似ており、夏の暑さにも強いのが特徴です。

花期は6月~10月で比較的長いですが、日当たりなどの条件によっても生長の仕方が変わります。草丈は60cm~120cmほどで、こぼれ種でも増えていくほどタフです。

  • 育て方

どんな環境下でも力強く咲く生命力の強さが魅力のヘリオプシス。一重咲きのタイプは特にパワーがあるので、ガーデニング初心者の方でも簡単に育てられます。鉢植えで育てる場合は、表土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。蕾がつく時期には、水やりを忘れないように注意しましょう。

キバナコスモス

キバナコスモスはキク科の一年草で、6月~11月くらいまで長い間花を楽しめます。他のコスモスと比較してもとても丈夫な花ですから、どんな場所でも育てることが可能です。花色もオレンジや赤とカラフルで鮮やかなので、暑い時期の庭を華やかな雰囲気にしてくれるでしょう。

  • 育て方

花期が長く病害虫の被害も少ないことから、広く栽培されているキバナコスモス。夏になると、あちこちで見かける方も多いのではないでしょうか。この花は繁殖力が強いので、放置しておいても自然にこぼれ種で発芽します。地植えの場合は肥料の与え過ぎに注意しましょう。また鉢植えで育てる場合は、液体肥料を少量与えるようにしてください。

クレマチス(マルモラリア ペトリエイ)

ペトリエイはニュージーランド原産の小型の常緑クレマチスです。花は淡いグリーンで、花期は4月~5月とやや短いです。ツルがあまり伸びないので、鉢植えで育てるほうが良いでしょう。優しい花色は他の花とも馴染みやすいので、寄せ植えにも向いています。

  • 育て方

一般的なクレマチスとは異なり、冬でも落葉しません。高温多湿にはやや弱いので、梅雨時は雨のかからない場所に避難させましょう。日当たりが良いと花付きが良くなるので、お天気が良い日は積極的に日光浴をさせてください。

ポーチュラカ

ポーチュラカは、スベリヒユ科の一年草で真夏の暑さにも負けずに次々にカラフルな花を咲かせる植物です。花期は5月~10月くらいで、オレンジや黄色・白色の花が地面を這うように咲き誇ります。

夏のグラウンドカバープランツとしても広く活用されていますが、鉢植えでも人気です。ポーチュラカは本来朝咲いたら午後には萎れてしまう性質を持っていましたが、昨今では夕方まで咲き続ける品種も出回っています。

  • 育て方

多肉植物のようなぷっくりとした葉っぱには栄養があるので、食用として利用している地域もあるようです。地植えの場合は水やりの必要はありません。鉢植えの場合は土が乾いたらたくさん水を与えてください。鉢が根でいっぱいになったら植え替えをしましょう。

次の花を咲かせるために、枯れた花は早目に切り戻しをするのがポイントです。

フウリンブッソウゲ

アオイ科のフヨウ属に分類されるフウリンブッソウゲは、東アフリカ原産の植物です。耐寒性はないので、日本で育てる場合は鉢植えが向いているでしょう。5月~10月にかけて赤やオレンジ色のカラフルな花を咲かせます。こちらはハイビスカスの仲間になりますが、一日だけではなく数日間花を楽しむことが可能です。

  • 育て方

フウリンブッソウゲは、南国のイメージが強い花ですがぶら下がるように咲くのが特徴です。その姿が風鈴に似ていることから、この名前がつけられたといわれています。育てる際は光と温度が大切です。日本には四季があるので、基本的には春~夏は外で育てて、秋~冬は室内で管理しましょう。

プレゼントにピッタリのビタミンカラーの花3選

ビタミンカラーの花は見る人の心を元気にしてくれるので、どんな方に贈っても喜ばれます。日本では、記念日や特別な日に花を贈る習慣がまだまだ浸透していません。

しかし、花を贈る意味はシンプルで良いです。例えば、誕生日ならおめでとうの意味を込めて、母の日や父の日にはありがとうの意味を込めることができます。普段から花を飾らない人にとっては、非凡なことなのでより特別感があるでしょう。

ここでは、プレゼントにも最適なビタミンカラーの花を3つ紹介します。

  • オンシジューム
  • ユリ(アプリコットファッジ)
  • バラ(ロイヤルサンセット)

順番に見ていきましょう。

オンシジューム

オンシジュームは中南米原産のラン科の植物です。小さいながらも華やかな花をたくさん咲かせるこの花は、贈答用・装花としても人気があります。その見た目は、蝶々がたくさん舞っているようで優雅なところが魅力です。また、花色にはオレンジや黄色、ピンクなどがあります。

  • オンシジュームと相性が良い花

オンシジュームは一本の茎に非常にたくさんの花を咲かせるので、単体で飾っても素敵です。また、オレンジ色のガーベラやデンファレなどと組み合わせると、より一層エレガントなイメージになります。オンシジュームの花言葉は「可憐」「いっしょに踊って」です。

ユリ(アプリコットファッジ)

アプリコットファッジはオランダで栽培されている園芸品種で、初夏から夏にかけてバラに似ている花を咲かせます。八重咲きの品種で、柔らかなアプリコット色が魅力的です。鼻に近づけるとかすかに香る石鹸のような香りも人気があります。

  • アプリコットファッジと相性が良い花

バラ咲きのアプリコットファッジは主役としてふさわしい存在です。一般的なユリのように花の先が尖っていないので、黄色のアルストロメリアやモカラと合わせてボックスフラワーにすると見映えがします。ユリ全体の花言葉には「純潔」という意味が込められていますが、オレンジ系のユリの花言葉は「華麗」です。

バラ(ロイヤルサンセット)

ロイヤルサンセットはアメリカ原産のバラ科の植物で、豊かな香りと個性的で温もりを感じさせるようなオレンジ色が魅力的です。葉っぱも美しく、日陰でもよく育つので、園芸品種としても人気があります。

  • ロイヤルサンセットと相性が良い花

大輪のバラであるロイヤルサンセットは、何本か束ねるだけでも十分に豪華なプレゼントになるでしょう。アレンジメントにするのなら、黄色のカーネーションやアリュームコワニー、またビタミンカラーのカレンジュラと組み合わせても素敵です。

バラ全体の花言葉は「愛」「美」などとなっていますが、オレンジ色のバラには「信頼」「絆」などの意味が込められています。

ビタミンカラーが贈り物としてピッタリなシーンは?

ビタミンカラーは明るい色なので、さまざまなお祝いごとやイベントで贈るのにふさわしいですが、ここでは特にビタミンカラーが贈り物としてピッタリなシーンを紹介していきます。

しかし、ビタミンカラーはここで紹介するシーン以外にも、さまざまな場面でプレゼントとして贈りやすい色です。誰かにおめでとうという気持ちを伝えたいとき、感謝の気持ちを伝えたいとき、励ましの気持ちを伝えたいときなど、誰かに明るい気持ちを伝えたいときは、ビタミンカラーの花をプレゼントしてみてください。

バースデーギフト

ビタミンカラーは華やかでありつつも、どこか親しみやすい雰囲気があるので、友達へのバースデーギフトなどのカジュアルなシーンでも大活躍するでしょう。友達へのプレゼントに花を贈ったことがないという方は、いつもと違う印象を与えるために花を贈ってみるのもおすすめです。ホームパーティーやお子さんの誕生日などに贈っても喜ばれるでしょう。

記念日

初めて会った日、付き合い始めた日、誕生日など恋人同士には記念日がたくさんありますね。記念日のプレゼントに何を贈れば良いのか迷ってしまったときには、ビタミンカラーの花束はいかがでしょうか。

可愛らしいピンクの花や情熱的な赤い花を贈るのは少し恥ずかしいという方でも、ビタミンカラーの花なら送りやすいのではないでしょうか。特に、フリルがたくさん集まっているような可愛らしいカーネーションや美しい花言葉を秘めるバラなどは、女性に喜んでもらいやすいです。ちょっとした記念日を大切にすれば、二人の絆はより一層深まるでしょう。

ビタミンカラーの花を使った人気のギフトスタイル

ビタミンカラーの花を贈るといっても、花束、アレンジメント、鉢植え、プリザーブドフラワー、ドライフラワーなど、花のギフトスタイルはさまざまです。ここでは、その中から特に人気のギフトスタイルである、花束、アレンジメントについてそれぞれ解説していきます。花の贈り方について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

花束

ビタミンカラーの花を贈るときは、花の種類や本数、束ね方などにこだわった花束にすると素敵なプレゼントになります。花は種類や本数によって花言葉の意味合いが変わるため、自分が伝えたいメッセージが花言葉に込められている花や本数を意識しながら選ぶと、より気持ちが伝わるでしょう。

また、カジュアルなプレゼントだからシンプルなものが良い、ラッピングにこだわって思い切り豪華な花束にしたいなど、贈るシーンや相手の好みに合わせてラッピングなどを変えるのもおすすめです。

アレンジメント

アレンジメントは、器に入っている水を含ませたスポンジに花を生けてアレンジしたものを指します。器ごとオシャレに飾れるので、花を育てる習慣がない人に贈る場合にもおすすめです。

また、さまざまな花が組み合わさっているアレンジメントは、それ1つでオシャレかつ豪華な印象があり、インテリアとしても飾りやすいです。ビタミンカラーの花のアレンジメントは、きっと見る人に明るい印象を与えてくれるでしょう。

ビタミンカラーの花を大切なあの人へ贈ろう

ビタミンカラーは見る人に明るい印象を与え、見ているだけで私たちの心を癒してくれます。ビタミンカラーにはリフレッシュ効果もあるので、ちょっと疲れてしまったときの自分へのプレゼントや、誰かを励ましたいときのプレゼントにもピッタリです。

あなたも大切な人へ素敵なメッセージを添えて、ビタミンカラーの花を贈ってみてはいかがでしょうか。

フラワーギフトラボでは、ビタミンカラーの花も多数取り扱っておりますので、ぜひチェックしてみてください。