豆知識

ラ・メールコラム > 豆知識 > プレゼント・ガーデニングに人気の春の花は?ランキング形式で紹介!

プレゼント・ガーデニングに人気の春の花は?ランキング形式で紹介!

 春の花と聞くと、みなさんは3月頃から咲く花を連想されるでしょう。しかし、花屋さんには、それよりも早い1月頃から春の花が出回り始めるのです。したがって春を先取りしようと思ったら、1月~3月頃花屋さんに足を運んでみましょう。

ここでは、ガーデニングに人気の春の花をはじめ、贈り物に最適な春の花までトレンドの春の花を一気に紹介していきます。春を感じるガーデニングを作るポイントなどもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

春を感じるガーデンを作るポイントとは? 

春は花の種類が多く、ガーデニング好きの方なら誰でもが胸を弾ませる季節です。今年こそガーデニングにチャレンジしてみたいと、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。ここでは、春にピッタリなガーデンを作るポイントや苗選びのコツなどを紹介していきます。

春らしい花をセレクトする

春らしい雰囲気を演出するなら、淡いカラーの花をチョイスするのはいかがでしょうか。

ふわりとした優しい色調で揃えると素敵です。

  • 地植えの場合

地植えをする場合は、多少なりとも雨風の影響を受けるので、タフな花をチョイスするようにしましょう。植えっぱなしでもスクスクと生長してくれてお手入れが楽な花なら、より安心して育てられますね。

また、立体感がある花壇にしたい場合は、後方に草丈の高い花・前方に背が低い花を植えると良いです。例えば、後方にチューリップ、前方に芝桜やタピアンなどを植えるのもおすすめです。

  • 鉢植えの場合

プランターに寄せ植えをする際には、花が咲く時期・草丈(生長した時の)・性質などを下調べしておくと良いでしょう。

あまりカラフルにするとまとまりがなくなってしまうので、花の色は3色程度に抑えるのがおすすめです。例えば、同系色で揃えるのも良いですし、メインの色を決めてそれに似合う色を決めても良いですね。ホワイトやクリーム色はどんな色とも相性が良いので、広範囲で活用できます。

病害虫にも強いゼラニウムとローズマリー・アイビーなどを組み合わせると、育てやすさと季節感を両立できるでしょう。

庭の環境に適した植物を探す 

ガーデン作りに挑戦する際には、まずお庭の環境をチェックしてみましょう。これはベランダガーデニングでも活用できるポイントです。

  • 日の当たる場所の確認

どれくらいの時間日が当たるのか、日の当たる時間は午前中か午後かによっても育てやすい植物の種類が違います。春の花は丈夫なものが多いですが、中には直射日光に弱い花・日陰では生長しにくい花も存在するからです。1日の中で日の当たる時間が少ない場合は、日陰でも育てやすい花を選びましょう。

  • 植物を植えるスペースの確認

庭(ベランダ)のどこに植物を植えるのかを考えることも大切です。生活スペースの邪魔にならないように、レイアウトを吟味してみると良いでしょう。

  • 風や雨の状態

植物を地植えにすると、そう簡単に移動させることができません。したがって雨や風に強い植物を選ぶことが大切です。もしベランダに置く場合は、台風など非常事態のときにすぐに家の中に入れられるようにしておくと安心ですよ。

雨風に強い花なら、モッコウバラやゼラニウムがおすすめです。また、ハーブの寄せ植えなども人気があります。お料理に使えるところも嬉しいポイントです。

苗選びに気をつける

春に咲く花を花屋さんで購入してくる場合は、苗選びも重要なテーマになります。まずは葉が枯れていないか、変色はないか、虫がついたような跡はないかなどをチェックしましょう。

次に根元がグラグラしていないかを確認します。小さくても葉っぱが生き生きとしていて元気なもの、また蕾をたくさん付けている苗がおすすめです。

ガーデニングに人気の春の花ランキング 

家に帰ったときに、色とりどりの花がお出迎えしてくれると晴れやかな気持ちになります。このように住まいを彩ってくれる美しい花は、私たちの暮らしを豊かにしてくれるでしょう。

家で過ごす時間が増えた今、自宅でガーデニングを楽しんでいる方も多いと思います。ここでは、ガーデニングに人気の春の花をランキング形式で紹介していきましょう。

1位 バラ

第1位はバラです。バラは見た目の美しさだけではなく、エレガントな芳香でも圧倒的な人気があります。花形のバリエーションも豊富なので、あなたの好みに合ったものが見つかるはずです。

バラは品種によって四季咲きや一季咲きなどがありますが、初心者の方には四季咲きが向いているでしょう。

  • 花言葉「愛/美」
  • 管理のポイント

育てやすいバラは、木立ち性の品種です。これは枝がしっかりしており上に生長していくタイプで、自立するのが特徴になります。初めての方は病害虫に強く、樹勢が良好な品種をチョイスすると良いでしょう。バラは非常にたくさんの種類があるため、花屋さんに相談して購入するのがおすすめです。

2位 チューリップ

第2位は、中央アジア~北アフリカ原産のユリ科のチューリップです。球根を植えるだけで栽培ができるので、ガーデニングが初めての方にもおすすめといえます。花色も豊富でスッキリとした花姿のチューリップは、春の寄せ植えに最適です。最近では2色の花色がミックスしたタイプの珍しいチューリップも出回っています。しかし、人気がある品種は早く品切れになるので、秋になったら球根を購入しておきましょう。

  • 花言葉「思いやり」
  • 管理のポイント

チューリップは寒さを感じさせることで花芽ができるので、室外で育てるほうが良いです。また、土が乾燥すると球根が育たないので、水やりは欠かさないようにしてください。ただし、地植えの場合は水やりは不要です。

3位 ゼラニウム

ゼラニウムは、南アフリカ原産のフウロソウ科の植物になります。多年草ですが、寒さには弱いので冬に枯れてしまうことも多いでしょう。お世話が簡単で開花時期が長いゼラニウムは、ガーデニングに慣れていない方にもピッタリです。

上品なバラの香りに似ている「ローズゼラニウム」は、可憐な小さな花びらを持っているので春の寄せ植えに向いています。アイビーやスイートアリッサムなどと組み合わせると素敵です。 

  • 花言葉「尊敬/真の友情」
  • 管理のポイント

日当たりの良い通気性が良い所を好みます。また、雨に濡れると枯れてしまうことがあるので、プランター栽培なら屋根のある場所に移動させましょう。花付きが悪い場合や徒長が見られるときは、切り戻しを行うとこんもりとした樹形になります。

4位 ネモフィラ 

第4位はネモフィラです。北アメリカ西部原産のムラサキ科の植物で、ガーデンではグランドカバーとしても活用できます。澄んだブルーの花びらは非常にキュートで、寄せ植えとしても人気です。草丈が小さいので、背が高いチューリップやスカビオサと一緒に植えると見映え良く仕上がります。

  • 花言葉「どこでも成功」
  • 管理のポイント

適した場所に植えれば特別なお手入れをしなくても、たくさんの花を咲かせてくれます。湿気には弱いので、梅雨時の管理には注意が必要です。プランター栽培では、雨が当たらない場所に置くと長く楽しめます。

5位 ペチュニア 

南アメリカ原産のナス科の多年草のペチュニアも、ガーデニング初心者におすすめの植物です。品種も多く花色や咲き方も豊富なので、他の花と組み合わせやすいのもセールスポイントになります。

3月~秋の終わりごろまで、長い期間花を楽しめるのも魅力です。寒さには弱いので、気温が下がる地域では越冬させるのは難しいかもしれません。寄せ植えをするなら、ロベリアやヒューケラと相性が良いですよ。

  • 花言葉「あなたと一緒なら心がやわらぐ」
  • 管理のポイント

ペチュニアは開花時期が長い植物ですが、何度も花を咲かせるには切り戻しの作業が必須です。切り戻しをする際には、株の根元から10cmくらいの茎を残して大胆にカットしましょう。

6位 クレマチス 

つる性のクレマチスはキンポウゲ科の植物で、春から秋にかけて長い間鑑賞できるのが魅力です。咲き方には一重咲き・八重咲き・ベル型咲きとあり、切り花としても人気があります。早咲きと遅咲きがあり、遅咲き品種はバラが咲く時期と被るので、一緒に植えるとガーデンが一気に華やかになるでしょう。

  • 花言葉「精神の美」
  • 管理のポイント

5月頃から出回るクレマチスは、支柱に絡ませた状態で販売されていることが多いので、地植えにしたいときは3月頃に出回る苗を購入するようにしてください。また、この植物は日光を好むため、半日以上は日が当たる場所に植えるのがおすすめです。乾燥を嫌うので、水を絶やさないように育てましょう。

7位 プリムラジュリアン 

第7位は、サクラソウ科のプリムラジュリアンになります。この花はたくさんのプリムラとのかけ合わせで作られた品種で、花期が冬~春にかけて長いというのが魅力です。

閑静になりがちな冬の庭を、晴れやかな雰囲気にしてくれます。この花は可愛らしい見た目の一重咲きから豪華なバラ咲きまであり、選ぶ品種やカラーによって全く異なる世界が楽しめるでしょう。 

  • 花言葉「青春の喜びと悲しみ」
  • 管理のポイント

耐寒性があってたくましいので、ガーデニング初心者の方でも簡単に育てることができます。日の光が大好きなので明るい場所に植えて、花がら摘みを小まめに行えば次々と花を咲かせますよ。

プレゼント向き・春に人気の切り花

4月~5月と言うと季節は春ですが、花屋さんでは春に咲く花は終盤を迎えます。例えば、春にひときわ人気のチューリップやラナンキュラスなどは、3月くらいまでで終わりを迎えてしまうのです。

したがって春に出回る花は初夏~夏の花になることが多いでしょう。ここでは、プレゼントにも人気の春に出回る花を紹介していきます。

スズラン

可愛らしい釣鐘状の花弁が連なるスズランは、その清純な見た目からブライダルブーケとしても人気です。花言葉に込められている意味は「再び幸せが訪れる/純粋」になります。

決して華やかではないけれど、優々たる魅力を持っている花です。スズランだけを束ねても素敵ですが、スノーボールやレモンリーフをミックスさせるとまた違った雰囲気になります。

ダリア

秋をイメージするダリアも4月(春と秋)が旬の花になります。色々な咲き方があり、シンプルなものから豪華で可愛いものまで多種多様な種類がある花です。

例えば、ミニヒマワリやカリフォルニアライラックなどを組み合わせれば、特別な日のギフトにもピッタリのゴージャスな花束が完成します。ダリアの花言葉は「華麗/気品」ですが、色によっても異なるので、気になる場合はチェックしてから贈りましょう。

ジャーマンアイリス

ジャーマンアイリスは花色が美しいことで知られているアヤメ科の植物です。バリエーションが豊かな花色をイメージして「虹の花」という名前もついています。ジャーマンアイリスに秘められた花言葉は「燃える思い」です。ユリやクジャクソウ・アルストロメリアと組み合わせれば、晴れの日にふさわしいギフトになるでしょう。

秋に植えて春に咲く人気の花5選

春になったら、色とりどりの花で庭やベランダを華やかにしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。そのためには、秋の間から準備しておく必要のある花がたくさんあります。上の項でも書いたようにチューリップの球根も秋ごろから販売されるので、早めに購入しておきましょう。

スイセン

スイセンは、地中海沿岸地域原産のヒガンバナ科の植物です。球根を植える適期は9月~11月初旬くらいまでになります。寒さに強い植物にするために、なるべく早い時期に植えて根を張れるようにしましょう。

スイセンには甘い芳香が魅力的な「香り水仙」、咲き方が華やかな「八重咲き水仙」などがあります。品種も多く初心者向けの花なので、ぜひチャレンジしてみてください。

  • 花言葉「自己愛」

ルピナス

ルピナスは、藤の花に似ているマメ科の植物です。そのフォルムから「ノボリフジ」とも呼ばれています。北アメリカ原産で、現在は200種類以上の品種があるとも言われています。開花時期は4月~6月ですが、種から育てる場合は9月~10月に蒔いておきましょう。また、種から育成する自信がない場合は、春に出回る苗を購入するのがおすすめです。

  • 花言葉・想像力「いつも幸せ」

ラナンキュラス

ふんわりとしたベールのような薄い花びらを何枚も重ねたようなフォルムが何とも可愛らしいラナンキュラスは、寄せ植えとしても贈り物としても人気の花です。華やかだけど控えめな魅力を持つこの花は、たくさんの女性に愛されています。

ラナンキュラスは球根植物で植え付けの適期は秋~冬ですが、霜には注意してください。また、開花後はなるべく雨に濡れないようにしたほうが、長く花を楽しめるでしょう。

  • 花言葉「晴れやかな魅力」

シャクナゲ

シャクナゲはヨーロッパ・北アメリカ原産のツツジ科の植物です。華麗な花びらを持ち気品あふれるシャクナゲは、世界中の人に愛されています。植え付けの時期は春と秋の2回です。シャクナゲは地表の近くに細かい根を張る性質を持っています。したがって水はけの良い場所に、盛り土をして植えるのがおすすめです。真夏の日差しが当たらない半日陰の場所で管理してください。

  • 花言葉「威厳」 

フランネルフラワー

フランネルフラワーは、オーストラリア原産のセリ科の植物です。花色は白で花びらの先は緑色をしています。清潔感のある花姿は多くの女性に人気があり、ブライダルシーンでも人気の花です。

植え付け時期は春と秋の2回になります。根が非常に細く乾燥に弱い植物なので、水やりは忘れないようにしてください。また、冬場は室内管理がおすすめです。

  • 花言葉「いつも愛して」

春の花を使ったお庭の作り方

春の花にはツツジやシャクナゲのように低木に咲く花もありますし、プリムラジュリアンやゼラニウムのようにプランターで楽しむ花もあります。地植えをするなら、早春から次々に花が開花するようにプランニングするのがおすすめです。

鉢植えならば、玄関の周辺や通路に置き、季節ごとに花(鉢)をチェンジしていく方法もあります。地植えでおすすめなのはコデマリやツツジなどです。お手入れが簡単で初心者でも育てられます。

また、草花では早春から楽しめるスイセンやスノードロップなど、球根や一年草・多年草をミックスさせると、花を絶やすことなく楽しめるでしょう。

人気の春の花を生活の中に取り入れてみよう

ガーデニングが楽しみになる春は、色とりどりの花が咲き誇る季節です。色々な性質を持つ花が存在しているので、あなたのお庭やベランダに適した花を取り入れてみてください。花のある暮らしは、あなたの日常をより豊かなものにしてくれますよ。

春の花は贈り物としても人気です。春の花を購入したいとお考えの方は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。