コンシンネの花言葉は?基本情報や風水効果も合わせて解説
「コンシンネをプレゼントとして贈りたいけど、悪い花言葉があったらと思うと不安」「コンシンネを自分用に購入したいけど、風水的に良いのか知りたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。
スッと伸びる爽やかな緑色の葉を持つコンシンネは、インテリアによく用いられる人気の観葉植物です。今回は、そんなコンシンネの基本情報や種類、花言葉、風水効果を詳しく解説していきます。育て方も紹介していくので、観葉植物を育てたいけど知識があまりないという人も、安心してご覧いただけます。ぜひ最後まで記事を読んで、参考にしてみてください。
コンシンネの花言葉
コンシンネは「幸福の木」「真実の木」と呼ばれており、花言葉もそのまま「幸福」「真実さ」です。コンシンネと同じドラセナ属の他にも何種類かありますが、それぞれ種類によって花言葉の意味が異なります。その中でも縁起の良い花言葉を持つドラセナ・コンシンネは贈り物などにも好まれやすく人気の観葉植物です。
コンシンネの花言葉の由来
コンシンネの花言葉のルーツはハワイが発祥で、家の前にドラセナ・コンシンネを置くと幸せが訪れると言い継がれてきたことが由来です。コンシンネにはさまざまな種類がありますが、全種類共通で「幸福の木」を意味し、「幸福」という花言葉がついています。また、長く真っ直ぐ伸びるコンシンネの葉は嘘偽りのない様子を表しており、その形状が「真実」という言葉の由来として考えられています。
コンシンネの基本情報
コンシンネの基本情報 | |
属科 | リュウゼツラン科ドラセナ属 |
和名 | 紅覆輪千年木(ベニフクリンセンネンボク) |
英名 | Dracaena concinna |
学名 | Dracaena marginate |
原産地 | マダガスカル |
コンシンネの特徴
コンシンネは、細長く先端が尖った葉を持つのが特徴的な観葉植物で、30cm〜200cmくらいまで成長します。幹も細めで真っ直ぐ伸びるので、シャープでスタイリッシュな印象の植物です。葉の色は艶のある爽やかな緑色で、真っ直ぐ伸びる葉は勢いが良く、部屋のインテリアなどにもぱっと目がいく容姿をしています。常緑低木の種類に当たり、室内でも育てやすい大きさなのが魅力的です。
コンシンネの種類
コンシンネにはさまざまな品種があります。日本で主に人気なのは、「コンシンネ・トリカラー」「コンシンネ・トリカラー・レインボー」「コンシンネ・ホワイトホリー」などです。それぞれ色や特徴が異なり、どれも個性がある魅力的なコンシンネです。ここでは、3種類のコンシンネの特徴などを解説していきます。
コンシンネ・トリカラー
コンシンネ・トリカラーは一番良く見られる品種で、品種改良によって日本で誕生した品種でもあります。葉は全体的に緑色がベースなのですが、少し赤色とクリーム色の縦縞が入っているのが特徴的です。葉がこの3色からなっていることから「トリコロール」に因んで、“トリカラー”という名前がつきました。
スッと真っ直ぐ伸びる長い葉が印象的で、爽やかなイメージを与える風格をしています。玄関や部屋のインテリアに置いているのを見かけることも多い種類のコンシンネです。
コンシンネ・トリカラー・レインボー
コンシンネ・トリカラー・レインボーはコンシンネ・トリカラーを改良して誕生した品種です。特徴として、トリカラーよりも葉の緑色の部分が薄くなっており、全体的に赤色の葉になっています。トリカラーの名前にレインボーがプラスされたことから分かるように、葉が虹色に見えるという特徴があります。容姿としてはトリカラーとほぼ似ており、葉の色味が異なるのがポイントです。
コンシンネ・ホワイトホリー
コンシンネ・ホワイトホリーは、別名「ホワイボリー」とも呼ばれています。葉の色が緑色と白色がベースでストライプになっているのが特徴的です。白色が緑色と同じくらいの割合で葉色にあるため、ホワイトホリーと名前がつきました。美しいストライプの葉を持つホワイトホリーは、コンシンネの中でも特にシャープな明るい印象を持ちます。他のドラセナ・コンシンネに比べて葉の長さは少し短めですが、スッと上向きに伸びる葉が爽やかさを印象付けます。
コンシンネの風水効果
観葉植物は風水において、気を整えたり運気を向上させてくれたりする必須アイテムです。植物の葉の形や向きには風水的にそれぞれ意味があり、尖った上向きに伸びる葉を持つ植物は「陽」の気を持つ、生長、発展、成功の象徴とされています。また、邪気を払い、気の流れを良くする効果もあり、気を整えてくれるのです。
スッと鋭い葉と上向きに伸びるという2点の特徴を持つコンシンネは特に効果が期待できるため、祝いごとや贈り物、部屋のインテリアでよく用いられます。気の巡りを良くしてくれる効果があるので、健康運から金運、仕事運、などのさまざまな開運効果が期待できて、風水効果のある観葉植物としても人気です。
風水効果を高める置き場所
風水は置く場所や置くものによって効果が変わるため、ただ部屋に置いていれば良いというわけではありません。効果が発揮できる方角や場所に置くことで、より運気を高められるのです。風水効果アップに効果的な場所としては、「玄関」「リビング」「キッチン」「トイレ」などがあります。今回はその効果と特性を詳しくご紹介します。
玄関
玄関は風水でとても大切な場所です。家の出入り口である玄関は、良い気も入れば悪い気も入るなど、入り口だけあってさまざまな気が通りやすい場となっています。できれば、悪い気が入らないまま良い気だけを招きたいものですよね。
そんな玄関には、開運アイテムを置くのがとても大切です。コンシンネは悪い気を寄せ付けず、良い気を巡らせてくれるのでとてもおすすめです。入り口の気の流れが良いと、たくさんの幸運の気が巡ってくるでしょう。
リビング
リビングは住人や家族が集まる憩いの場です。また、お客様を招いて集まるなど、人の出入りが多く色んな気の流れができやすい空間となっています。そんな場所には、気の流れを良くしてくれるものを置くのがおすすめです。気が停滞すると邪気が溜まってしまうので、巡りを良くしておくと良いでしょう。
コンシンネは陽のエネルギーを持ち、巡りを良くしてくれるのでリビングにもピッタリです。良い気を運んでくれるので、幸福をもたらしてくれる効果も期待できるでしょう。
キッチン
キッチンは、「火」と「水」という相互関係の気が存在している場所です。風水的に、相反する関係の気があると運気が乱れやすいとされているので、特に注意が必要な場所でもあります。
気が乱れやすい場には、仲介として保ってくれるエネルギーを持つ観葉植物を置くと、空間を整えてくれる効果が期待できるのです。また、風水では気が整うとポジティブなエネルギーが入りやすいと言われています。コンシンネは気を巡らせてくれるだけでなく、陽のエネルギーを持っているので、ポジティブなエネルギーがより入りやすくなります。さまざまな運気の向上にもつながるでしょう。
トイレ
トイレは風水的にとても重要視すべき場所です。水は気や邪気を溜めやすいため、水があるトイレは邪気が溜まりやすい場所となっている上に、排泄の場でもあることからどうしても不純な気が入って来やすいです。
そんなトイレに浄化作用のあるコンシンネなどの観葉植物を置くと、不純な気を浄化して新しい気を巡らせてくれます。また、トイレは健康運と金運に影響すると言われているので、トイレの気を整えて健康運と金運を高めましょう。
風水効果を高める方角
方角は風水にとって重要な役割を果たします。方角ごとに意味があり、どの方角に何を置くかによって高まる効果が異なります。今回は、コンシンネの風水効果を高める
そんな風水効果を高める方角を一部ご紹介します。
西
風水で「西」は、金運に関係する「金」の気を持ちます。金運を上げてくれるカラーとして白や金色があり、この方角にこの色味を置くと高い効果が期待できるでしょう。金運は気の巡りが良い場所に流れてくるので、この方角の気の巡りを良くしておくことが大切です。コンシンネは白色の葉を持ち、気の巡りも良くしてくれるので、ぜひ西に置いてみましょう。
南
風水で「南」は「火」の気を持っており、芸術運、人気運を呼ぶ方角です。火というと、イメージとしてもエネルギッシュや情熱的、活力など動きがある印象ですね。この活力あるエネルギーが高まると活動力や生命力も上がり、直感力や社交性を高めてくれると言われています。また、悪い運気を燃やす効果も期待できるので、この方角に火のエネルギーを高めてくれるアイテムを置くと開運アップにつながるでしょう。コンシンネは陽の気を持つので、効果や期待が高まる南に置くのもおすすめです。
南東
風水で「南東」は「恋愛運」を引き寄せる方角です。風水的に、良縁は東南からやってくると言われており、恋愛や結婚と深い関係があるとされています。また、昔から「娘には東南の風を当てろ」という言葉があるほどです。恋愛運だけでなく良縁に関係するので、人間関係や家族関係などにもつながる方角です。また、緑や白、赤を南東に置くと吉とされています。コンシンネは緑と白と赤の3色の葉を持つベストな色として、この方角には最適な観葉植物です。
コンシンネの育て方
ここまでコンシンネの基本情報や花言葉、風水効果について解説してきました。しかし、コンシンネに興味がある、購入を検討しているという人は、育て方も気になりますよね。ここでは、コンシンネの育て方について詳しく紹介していきます。
- 置き場所
- 水やり
- 用土・肥料
- 植え付け
- 植え替え
- 剪定
- 増やし方
- 冬越し・夏越し
- 病害虫
順番に見ていきましょう。
置き場所
コンシンネは熱帯アフリカのマダガスカルに生息する植物で、日の当たる暖かい場所を好みます。そのため、日差しに強いイメージがありますが、直射日光に当たると葉焼けの原因となったり、葉が枯れてしまったりすることもあるので注意が必要です。室内の明るい窓際で育てて、直射日光が差し込むときはレースカーテンなどをするようにしましょう。また、太陽の方向に茎が伸びるので、バランスを見ながら日が当たる角度も整えると綺麗な形で育ちます。
水やり
水は植物にとって大切なものなので、たくさん与えれば良いと思う方もいるかもしれませんが、水やりの際には季節に応じて量や頻度を変えてあげることが大切です。春夏の暑くなる時期は手で土を触って水分を感じない状態になった段階でしっかりと水をあげましょう。
秋冬は水をあげすぎると根腐れをしてしまう可能性があるので、水やりの頻度を減らすようにしてください。手で土を触って水分を感じない状態から、2〜3日後に水やりをすると良いです。
用土・肥料
コンシンネはあまり肥料を与える機会は多くありません。植え替えのときに長時間ゆっくり効く肥料は暖効性肥料を土に混ぜ込んでおくだけで十分です。必ずしも肥料をする必要もなく、混ぜ込んでいない場合は液肥や置き肥を与えるのがおすすめです。
しっかり成長してほしいという思いから、肥料をたくさん与えたほうが良いのかと思いがちですが、肥料の与えすぎは根を痛める恐れもあるので注意が必要です。特に冬場は然程肥料を与えなくても大丈夫なので、気をつけましょう。
植え替え
植え替えの見極めとしては、鉢の底穴や土の表面から根が出たり、水が土に染み込まなかったりなどの状態が見られたらタイミングです。期間としては3年が目安です。特に5〜6月の時期がコンシンネにとって負担の少ないので、植え替えをする際は時期にも注目して行いましょう。
生長して大きくなっているので、鉢は一回り大きめの鉢に植え替えてあげると良いでしょう。新しい鉢や土に移す際に、根っこの部分をほぐして柔らかくして移し替えてあげてください。
剪定
コンシンネの剪定時期は、生育機の5〜10月期間中になります。剪定の順番としては、まず初めに、一番外側の枯れている葉から優しく取り除いてスッキリさせてください。その後、幹や枝の部分をカットして整えていきます。
生育期に剪定することで、剪定したすぐ下から脇芽が出てきます。幹を増やしたい場合は、生育期に剪定すると好みの形にすることができるので、楽しんで形を整えられるのでおすすめです。
増やし方
コンシンネの増やし方と挿し木がおすすめです。方法としては枝を先端から10〜15cmほどカットします。カットした枝の先端についている葉っぱを2〜3枚ほど残し、他の葉は取りましょう。その後、数分水に浸けて水分を含み、その間に挿し木用の鉢(育苗ポットなど)に土を準備し、水を注いで湿らせます。準備ができたら鉢に挿し木を植え、しっかり水をやって生長を見ましょう。他にも、水差しで増やす方法などもあります。
冬越し・夏越し
植物には冬越しと夏越しがあります。コンシンネは基本的に寒さが苦手な観葉植物なので、冬場は暖かい場所に置いて冬越ししてください。温度は5℃〜10℃以上の温度が適温です。暑さには強いコンシンネですが夏場の直射日光では葉焼けをしてしまったり、日光の光が強すぎて葉が枯れてしまったりする恐れもあるので、レースカーテン越しの柔らかい光にして夏越しをしましょう。
病害虫
ドラセナ・コンシンネを育てるにあたって、注意したいのが病害虫です。代表的な病害虫としてはハダニです。ハダニはコンシンネの葉を枯らせてしまったり、状態を悪化させてしまったりします。症状としては、葉に斑点や傷ができたり、葉の色が薄くなり枯れたりします。小さな虫で繁殖力が強く、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です。放っておくと手に負えないくらい大量発生する危険性もあるので、見つけたらすぐに対処しましょう。
コンシンネの花言葉を知って大切な人に贈ろう
コンシンネは「幸福」「真実」という素敵な花言葉を持ち、お祝い事にはぴったりの植物です。爽やかでスタイリッシュな見た目で人気があるだけでなく、花言葉の意味も良いので、贈り物としてもおすすめできます。
コンシンネは風水的にも良いアイテムで、気を整えたり運気を向上させてくれたりします。邪気を払って気の流れを良くする効果もあり、気を整えてくれるのです。ぜひ風水効果を高める場所や方角に置いて、より高い風水効果を得てみてください。
たくさんの幸せを届けてくれる魅力があるコンシンネは、きっとあなたの元にも幸福を運んできてくれるでしょう。コンシンネの購入を検討している方は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。