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おすすめの大型観葉植物16選!観葉植物の選び方や育て方も解説

部屋に観葉植物を置きたいと検討されている場合、ある程度の場所が確保できるなら大型観葉植物がおすすめです。部屋の雰囲気を変えてくれるのでギフトでも人気があります。大きな観葉植物は見ごたえがありますし、部屋のインテリアにもなります。観葉植物の持つ自然のエネルギーも大きなサイズならより感じることができるでしょう。

観葉植物にはさまざまな種類があるので、それぞれどのような特徴があるのかを知って選ぶと良いです。この記事では、大型観葉植物の選び方からおすすめの観葉植物、観葉植物の育て方までご紹介します。選ぶ際の参考にしてみてください。

大型といわれる観葉植物のサイズは?

観葉植物にはさまざまな大きさがあり、一般的に鉢の大きさで小型観葉植物・中型観葉植物・大型観葉植物に分けられています。大型観葉植物と呼ばれているものは、9号サイズと10号サイズです。9号サイズは、120cmから140cm、10号サイズは160cmから180cmです。かなり存在感があるので、ある程度のスペースがなければ設置できません。狭い部屋に飾ると、圧迫感が出てしまう可能性もあるので注意しましょう。

大型観葉植物を選ぶポイント

大型観葉植物には、さまざまな種類があります。そのため、選ぶ際はどこに置きたいのか、育てやすい観葉植物なのか、どのような目的で飾りたいのかなどを考慮しながら、自分に合った種類を選ぶ必要があります。ここでは、大型観葉植物を選ぶポイントをチェックしていきましょう。

どこに置きたいのかを決めておく

大型観葉植物は場所を取るので、どこに置きたいのか、どの場所なら置けるのかということを考えて選ぶ必要があります。観葉植物は日当たりの良い場所を好むものもあれば、日陰を好むものもあります。もし、設置したいと考えている場所が日当たりの良い場所だったら、日陰を好む観葉植物は育てにくいです。日陰を好む観葉植物を窓際で育てたりすると、直射日光が当たって枯れてしまうという可能性もあります。そのため、どこに置きたいのか決めて、置き場所に合わせた観葉植物を選ぶ必要があるでしょう。

育てやすい植物かどうかを確認しておく

観葉植物は植物の中では育てやすいため、初心者にもおすすめとされています。しかし、観葉植物ならどれでも育てやすいというわけではありません。初心者が育てるのであれば、水やりの回数が少なくて良い、ある程度温度変化に耐えることができるといった特徴を持つ観葉植物だと安心です。頑丈な観葉植物を選んで購入すれば、失敗するリスクは少ないでしょう。

置く目的を明確にしておく

観葉植物を置く目的を明確にすることで、どの種類を選ぶか決めやすくなります。例えば、風水のために置きたい場合は、運気を高める効果がある観葉植物を選ぶのが良いでしょう。

贈り物として選びたい場合は、オシャレで高級感のあるものを選ぶのが良いでしょう。鉢までこだわっているものを選ぶと、より部屋のインテリアとしてオシャレな印象を与えます。

室内にインテリアとして置きたい場合は、室内の他の家具や部屋の雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。リゾートっぽい部屋にしているなら、南国リゾートを思わせる観葉植物がおすすめです。

見た目も気に入ったものを選ぶ

観葉植物はとても種類が多く、同じ種類でも細かく分類されています。種類ごとに、葉っぱの色が違っていたり、模様が異なったりといった違いが見られます。そのため、見た目も気に入ったものを選ぶのがおすすめです。見た目が気に入ればより愛着も湧きやすくなります。観葉植物はペットのように育てる人も多いので、より自分が気に入ったものを選んでください。

おすすめの大型観葉植物16選

ここからは、大型観葉植物でおすすめのものをご紹介します。育てやすい観葉植物をピックアップしているので、購入する際の参考にしてみてください。

オーガスタ

ツヤツヤした葉っぱが素敵なオーガスタは白い花を咲かせるので、花も楽しめる観葉植物です。観葉植物の中でも花も楽しめるものが良いという人はオーガスタが最適です。葉の色はとても綺麗な緑色をしています。

南国リゾートのような雰囲気を楽しめる観葉植物で、リゾート風の部屋にも合うでしょう。葉っぱがとても大きく空気中に水分を蒸散させてくれる役割もあり、加湿器のような使い方もできる観葉植物です。

日光が良く当たる場所を好む植物であるため、ほどよく日当たりが良い場所に置きましょう。直射日光は葉焼けしてしまうので注意してください。オーガスタは乾燥に強く、水やりの頻度は少なめで問題ありません。観葉植物をはじめて育てる人も育てやすいです。花言葉が「輝かしい未来」と素敵なので、ギフトでも喜ばれます。

モンステラ

葉っぱの形が個性的なモンステラは、エキゾチックな雰囲気が魅力的で人気で、寝室に飾るととてもオシャレな空間にしてくれます。モンステラは7種類の代表的な品種があるのですが、その中でも一番知られているのがデリシオーサと呼ばれる種類です。

葉っぱが一番大きいので見ごたえがあります。存在感のある観葉植物を置きたいならモンステラ・デリシオーサが良いでしょう。

モンステラは、種類が多く葉っぱの形や模様の違いも楽しめます。選ぶ際は、気に入った葉の形、色のものを選ぶと良いでしょう。適度に光があるほうが良い植物なので、室内の置き場所で最適なのは、明るい日陰や蛍光灯の光が当たる日陰です。水やりの頻度も少なく、土が乾いたら与えます。暑さに強い植物なので、気温が高い地域でも安心です。

パキラ

パキラは寒さに強くて日陰で育てられるので、日当たりがあまり良くない家でも育てやすいです。病害虫にも強いので、はじめて観葉植物を育てる場合でも、枯らしてしまうリスクは低いでしょう。

生命力にあふれている観葉植物で、葉っぱや茎がのびてきて剪定したとしても、またすぐに成長していきます。そのため、やや大きくなりやすく、置き場所は広々としている場所が適しています。

縁起が良い観葉植物といわれており、風水でも運気があがる観葉植物とされているので、贈り物にも最適です。風水効果を取り入れたいならパキラを選ぶと良いでしょう。アート作品のような美しい見た目なので、インテリアとして部屋で映えます。

サンスベリア

分厚い葉っぱが魅力的な観葉植物です。サンスベリアには種類がたくさんあるので、種類によって葉っぱの雰囲気も異なります。大型だけでなく小型のサンスベリアもあります。

大型のものでは、「サンスベリア・ローレンティー」「サンスベリア・スタッキー」「サンスベリア・シリンドリカ」「サンスベリア・バキュラス・ミカド」「サンスベリア・マッソニアーナ」「サンスベリア・ボンセレンシス」「サンスベリア・パンテス」などがあります。

中でもベーシックなのが、サンスベリア・ローレンティーです。流通している量が多いので比較的購入しやすいです。葉っぱがとても大きく見ごたえがあり、グングン成長するので、できるだけ見栄えして大きなものを育てたい人におすすめです。

エバーフレッシュ

涼しげな葉っぱが魅力のエバーフレッシュは、柔らかな葉っぱでしなやかさを感じられる観葉植物で、優しい雰囲気があります。観葉植物の中でも比較的成長が早いとされているので、育つ様子をしっかり観察したい人におすすめです。育てている中で、日々の成長に気がつけるでしょう。

最初は赤みがかった黄緑色の葉っぱで、少しずつ緑色に変化していきます。暑さや日差しにも比較的強いので育てやすい観葉植物ですが、寒さには弱いため、冬は温かい場所に置く必要があります。水は春や夏にしっかりと与え、冬は控えめにしましょう。花言葉は「歓喜」や「ときめき」となっているので、部屋に飾ると明るい気分になれそうですね。

フィカス・ベンジャミン

観葉植物の定番と呼ばれているペンジャミンは、耐寒性と耐陰性がある観葉植物で、明るくて温かな場所で育つ育てやすい品種です。日の当たる場所で育てれば1年を通して良い状態を維持できます。ベンジャミンの中でもフィカス・ペンジャミンは、光沢のある葉っぱが特徴です。水やりは土が乾いてから行えば良いので、回数は多くなくて良いでしょう。

ドラセナ

幸福の木と呼ばれているドラセナは、風水効果もある観葉植物として人気があり、ギフトでも選ばれることが多い観葉植物です。種類や形が豊富なので、選ぶ楽しみもあります。ホテルやオフィスでも飾られることが多い、見栄えが良い観葉植物です。

スタイリッシュな見た目なので、どのような雰囲気の部屋にも合いますし、インテリアにも合わせやすくなっています。横に広がらずに縦に成長していくので、スペースは高ささえあれば問題ありません。乾燥や暑さに強いので、比較的育てやすくお手入れしやすいです。

フィカス・ウンベラータ

ハートの形をした葉っぱがとても可愛いと人気の観葉植物です。個性的な曲がり方をしている枝も見ごたえがあります。葉っぱは薄く、葉脈がしっかりと見えるのが特徴で、光が当たると葉っぱの色がより明るく見えるのも素敵です。寒さに弱いので、冬は温かい場所に置きましょう。室内のカーテン越しで適度に日が当たる場所がおすすめです。

シェフレラ

生命力にあふれている観葉植物で、枯れてしまうことのほうが珍しいともいわれる植物です。そのため、シェフレラは観葉植物を育てるのが初めての人にも最適です。

葉っぱは丸みがあり、見ているだけで穏やかな気持ちにさせてくれます。丸みのある葉っぱは、風水的にも気持ちを落ち着かせてくれる、リラックスできるとされているので、寝室にもおすすめです。シェフレラにもさまざまな種類があるので、種類によって葉の形や色が違います。好みのものを探してみましょう。

ユッカ

青年の木とも呼ばれているユッカは、新芽が多くて太く上に成長していきます。とてもしっかりとした幹をしていてかっこいい観葉植物で、スタイリッシュな雰囲気の部屋に合います。白い花も咲かせるので、花を楽しみたい人にもおすすめです。

暑さに強く、気温が高い地域でも育てやすくなっています。風水的効果として金運アップや仕事運アップに良いとされるため、風水を意識して選びたい方は参考にしてください。花言葉が「偉大」や「勇壮」となっており、贈り物でも選ばれています。

コルジリネ・レッドスター

葉っぱの色が赤色や紫色をしているコルジリネ・レッドスターは、直立に伸びる葉っぱが特徴的です。上品な色の葉っぱは高級感も感じさせてくれます。日向でも日陰でも育てやすく、夏越しはしやすい植物です。寒さにやや弱いので、冬は温かい場所に置きましょう。

シマトネリコ

小さな葉っぱが規則的に並んでいて、見た目が美しい観葉植物です。葉っぱの数が多いので、小さくてもボリューム感があります。花は小さめで控えめな感じがありますが、涼しげな印象がある可愛らしい雰囲気の観葉植物です。暖かい場所を好むので耐暑性は高いですが、寒さと乾燥には注意しましょう。

アレカヤシ

アレカヤシは大きく育つ観葉植物で、成長スピードも速く、まっすぐに伸びる細長い葉っぱが魅力的です。南国リゾートを思わせる観葉植物で、屋外でも育てられます。暑さには強いですが、寒さに弱い植物です。水を与えすぎると根腐れしやすいので、水やり頻度に注意してください。葉っぱにも水をあげて美しい葉が保てるようにしましょう。1年を通して葉が育つので、こまめな剪定が必要です。

シュロチク 

どのようなインテリアにも合わせやすい観葉植物として人気なのがシュロチクです。先端に細長い葉っぱがたくさんついていて、青々とした姿がキレイな植物といえるでしょう。風でさらさらと葉っぱが揺れる姿も素敵な観葉植物です。乾燥すると虫がつきやすいので、乾燥には注意して育てるようにしてください。

ゴムの木

ゴムの木は「フィカス」とも呼ばれており、さまざまな種類があります。種類ごとに見た目も異なり、個性的な見た目で室内に飾るとインパクトがあります。リビングに飾る場合は、ビッグサイズをシンボルツリーのように飾ることで、部屋をオシャレに見せられるでしょう。

オリーブの木

淡いシルバー色の枝に楕円形の美しい葉がついているオリーブの木は、葉っぱの色が濃い緑色をしています。そして葉の裏側はシルバーのような色をしているのも特徴的です。木が古くなってくると、幹の表面も変化します。長く育てられる観葉植物なので、長く楽しみたい人におすすめです。日光が当たる場所で育てると成長が早く、新芽がどんどん出てきます。

大型観葉植物の育て方

大型観葉植物は、ただ購入しただけではその後維持していくことはできないので、育て方に気をつけなければいけません。置き場所、水やり、用土、肥料だけでなく、気をつけるべき害虫病について見ていきましょう。

置き場所

観葉植物は、種類によって好む日当たりは異なります。ただし、全く日光を必要としない観葉植物はないので、適度に日光の当たる環境に置くのが望ましいでしょう。観葉植物を置く場所の日差しが強すぎる場合、窓にレースカーテンを設置する、置き場所を再検討するなどして、適切な環境を保ちましょう。

また、風通しが良いところに行くことも大切です。湿気がこもりやすい場所に置くと、病気になったり害虫がつきやすくなったりします。置き場所を検討する際は、風通しも意識するようにしましょう。

水やり 

観葉植物は、比較的水やり回数が少なめのものが多く、土が乾いたら水をあげます。あげる水の量は基本的に、鉢の底から水が出てくるくらいです。水をあげすぎると根腐れが発生しやすくなるので注意してください。

あげる回数は春・秋の場合に月に3~5回ほど、夏はそれより少し多めに、冬は反対に少なめにするのが目安となります。

用土

どのような土が適しているのかは、観葉植物の種類で異なりますが、基本的に観葉植物の用土を選ぶ際に重要なのは通気性と水はけです。市販の草木用培養土などを使うと、水はけがよく通気性の良い環境にできます。

肥料

大型観葉植物を元気に育てるためには、肥料も必要になってきます。観葉植物は鉢の中の土から養分を得ますが、土を頻繁に変えることがないため、土の中の養分が不足してしまう可能性があるのです。この不足した土の養分を補うために肥料が必要とされます。

しかし、ずっと肥料が必要なわけではなく、基本的には生育期に与えます。窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)がバランス良く含まれている肥料を選びましょう。

病害虫

観葉植物は、病害虫がついてしまう可能性もあります。特に大型のものは虫も付きやすいため、対策が必要です。病害虫がついてしまった場合は、除去するとともに新たに発生しないように薬剤を使用して対策しておくようにしましょう。病害虫が発生している部分は剪定するなどして、他の部位に病害虫が発生しないようにしなければいけません。

 

観葉植物は室内に置くため、屋外で育てる場合よりも病害虫のリスクが低い傾向です。ただし、全くリスクがないわけではありません。

観葉植物を育てる際に気をつけるべき病気としては、「うどん粉病」「すす病」などがあります。うどん粉病は葉に白い粉が、すす病は葉に黒い粉がついたような症状になるのが特徴的な病気です。これらの病気になってしまった場合は、変色した葉を剪定した上で薬剤を散布するなどの対処をしましょう。

観葉植物を育てる上で特に注意しなければいけない害虫は、アブラムシです。アブラムシがつくと、他の病気の媒介になる危険性もあるので注意してください。殺虫剤の散布やこすり落とし、剪定、植え替えなどの対策をするようにしましょう。

大型観葉植物はインパクト抜群

大型観葉植物は、部屋に飾るとインパクトがあり、インテリアとしても人気があります。しかし、サイズが大きい分、置き場所をしっかりと考えなければいけないので、注意してください。購入をする際には、置き場所や置く目的、育てやすさなどに注目して選びましょう。

大型観葉植物は花屋の店頭で購入しても持ち帰ることができないので、通販サイトから購入するのがおすすめです。大型観葉植物の購入を検討している方は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。フラワーギフトラボでは、10号サイズのシルクジャスミンや幸福の木、ドラセナリフレクサなどのさまざまな観葉植物を扱っています。ご自宅用にも贈答用にも購入いただけるので、ぜひご利用ください。