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クワズイモが持つ花言葉・風水効果は?種類や育て方と合わせて解説

クワズイモは、独特の形状や模様が美しい観葉植物で、多様性や生命力にも魅力がある観葉植物です。そのため、世界中で栽培されており、多くの人々から愛されています。

この記事では、そんなクワズイモを自宅で育てたいという方のために、基本情報や花言葉、風水効果、育て方などを詳しく解説していきます。

その美しさや独特の個性によって高い鑑賞価値があるクワズイモを自分用に購入したい、大切な人にプレゼントしたいという方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

クワズイモの基本情報

学名 Alocasia odora
英名 Alocasia
和名 クワズイモ
科名・属名 サトイモ科アロカシア属
原産地 中国、台湾、東南アジア、インド、日本

クワズイモは、アルロカシア属に分類される観葉植物であり、主に中国、台湾、東南アジアなどが原産です。日本でも育てられており、その美しさや個性によって鑑賞価値が高く評価されており、観賞用としても栽培されている傾向です。

クワズイモは多様性に富んだ植物で、種類によって葉の形状、大きさ、模様が異なります。サトイモ科と聞くと食べられるように感じるかもしれませんが、食べると、吐き気や下痢、まひなどを引き起こすとされています。間違って食べたりしないように注意してください。

また、クワズイモの樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれています。体質によっては肌がかぶれてしまうことがあるため、不安な方は取り扱う際にゴム手袋などを使用してください。子どもやペットがいる家庭では、不用意に触れたり食べたりしてしまわないように、置き場所に注意が必要です。

クワズイモの特徴

観葉植物は葉を鑑賞するものが多いですが、クワズイモは葉よりも茎のほうに魅力を感じる方が多いです。地上部で根茎が膨らむのが特徴的で、独特な姿をしています。もちろん葉もクワズイモの特徴の1つで、ハート型の可愛らしい形の葉を、最大で60cm程度の大きさまで展開します。

温暖な場所であれば屋外でも越冬できるなど、初めて観葉植物を購入する方でも比較的育てやすいです。お手入れもしやすいので、インテリアに観葉植物を取り入れたいという方は、参考にしてみてください。

クワズイモの花言葉・風水効果

ここからは、クワズイモの花言葉や風水効果について見ていきましょう。良い花言葉や風水効果があれば、自分への購入はもちろん、贈り物としても選びやすいですよね。クワズイモを購入しようか悩んでいる、プレゼントとして考えているという方は、ぜひご覧ください。

花言葉

クワズイモの花言葉は「復縁」「仲直り」で、ハート型の大きな葉を象徴するような人の縁を取り持ってくれる観葉植物です。喧嘩をした恋人などに贈るプレゼントにお悩みの方は、クワズイモを検討してみてはいかがでしょうか。可愛らしい姿とオシャレな外観で部屋を明るい印象にしてくれるでしょう。

また、クワズイモは別名「出世芋」とも呼ばれている縁起の良い植物なので、仕事に一生懸命な人やビジネス関係の人の贈り物にもピッタリです。

風水効果

クワズイモは縁起の良い植物と解説しましたが、それは風水効果でも同様です。クワズイモには、「仕事運」「恋愛運」「金運」がアップする効果があるとされています。「出世芋」という別名の通り、仕事や金運に特に効果のある観葉植物です。

また、「復縁」という花言葉からも分かるように、恋愛運にも影響するため、恋愛運アップを期待している人にもおすすめできます。

元気がなかったり枯れたりすると運気が悪くなるので、育てる際には注意してください。

クワズイモの風水効果をより発揮できる置き場所

クワズイモの風水効果について解説しましたが、より高い効果を得るためにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、クワズイモの風水効果をより発揮できる置き場所を紹介していきます。

  • 玄関
  • リビング
  • 寝室

それぞれの場所に置くことでどのような効果が得られるのか、詳しく見ていきましょう。

玄関

玄関は特に人が出入りする場所なので、良い気も悪い気も入ってきやすい場所ですが、クワズイモを置けば良縁を呼び込んでもらえます。家だけでなく、オフィスに置いておけばビジネスとしての良い縁も呼んでもらえるでしょう。

玄関が狭くてクワズイモを置けるスペースがないという方は、小型のものを飾ってみてください。

リビング

リビングは家族が集まってリラックスできる場所です。そのため、お互いの気が影響しあって良くなることも悪くなることもありますが、クワズイモを置いておけば良い影響を受けられるでしょう。クワズイモには浄化作用があり、お互いの気を良いものにしてくれるはずです。

また、リビングにはテレビなどの家電製品が置いてある人が多いと思いますが、風水では家電製品は電磁波を発して人の気を乱すことがあるとされています。強すぎる電磁波は悪い影響を与えてしまうため、近くにクワズイモを置くことで、その悪影響を防ぐと良いでしょう。

寝室

寝室は1日過ごして疲れた体を癒す場所です。クワズイモはリラックス効果も得られるため、仕事などで疲れた体を癒すのにピッタリです。また、寝室は運気を補う場所でもあるため、クワズイモの「仕事運」「恋愛運」「金運」などの効果を寝ている間に補えるでしょう。朝起きたときに気持ち良く1日をスタートできるのも良いポイントです。

クワズイモの風水効果を高める方角は?

クワズイモの風水を高める効果は、場所だけでなく方角にもあります。置き場所に悩む人は、方角と合わせて検討してみてください。

  • 東南
  • 西
  • 北西

それぞれ見ていきましょう。

東南

東南は「木の方角」とも言われる方向で、「縁」につながる方角です。良縁を呼び寄せる効果があり、恋人や夫婦との縁を深めてくれたり、仕事の良縁を呼び寄せてくれたりします。クワズイモの「恋愛運」「仕事運」を期待している人は、東南に置くことを検討してみてください。

西

西は「お金」と関係のある方角で、クワズイモを置くことによって金運上昇効果が期待できます。会社が繁盛する効果も期待できるため、仕事に力を入れたい人にピッタリです。西に置く際には、クワズイモを水回りにおかないように注意してください。水回りに置くと運気が流されてしまうため、水回りを避けた場所に置くようにしましょう。

北西

北西も西と同じように「金運」をアップする効果が期待できる上に、「仕事運」「出世運」などの効果がアップすることが期待できます。良縁を呼び寄せて、良い成果が出るようにしてくれるのです。

また、北西は観葉植物との相性が良く、より高い効果を生み出してくれる可能性があります。どの場所に置くか悩んでいる、どの方角が良いのか分からないという方は、北西を検討してみてはいかがでしょうか。

クワズイモの種類

クワズイモと一言で言っても、さまざまな種類があります。種類によって特徴が異なるため、自分で購入する際やプレゼントとして贈る際には、特徴も把握した上で選ぶと良いでしょう。

  • アロカシア・オドラ
  • シマクワズイモ
  • 白斑クワズイモ

ここでは代表的なものとして、上記の3つについて詳しく解説していきます。

アロカシア・オドラ

アロカシア・オドラは、一般的に呼ばれるクワズイモのことを指します。クワズイモとだけ言われた場合は、この種類と考えて良いでしょう。暑さに強いのが特徴で、日光が少ないと元気がなくなってしまいます。育てる際には、日がよく当たる場所に置くようにしましょう。

アロカシア・オドラの瑞々しい葉が光に反射して、部屋を明るい印象にしてくれるはずです。インテリアグリーンとして検討している方は、検討してみてください。

シマクワズイモ

シマクワズイモは一見クワズイモと同じように見えますが、実は別の植物で、「アロカシア・ククラタ」とも呼ばれます。見た目もクワズイモに似ていますが、小型の種類なので、部屋が狭くて置き場所があまりないという方に選ばれる傾向です。また、大きく育てたい場合はクワズイモよりも大きく育てることも可能なので、サイズを選びやすいのが特徴と言えます。耐寒性にも優れており、3℃前後までは耐えられるので、寒い地域に住んでいる人にもおすすめです。

白斑クワズイモ

白斑クワズイモは「クワズイモ バリエガータ」とも呼ばれる品種で、綺麗な斑が入っているのが特徴的です。斑の模様は個体差があるので模様も楽しめて、より自分の持っているクワズイモに愛着が持てるでしょう。

日光不足になると茎が細く長く伸びてしまうため、日当たりが良いところに置くようにしてください。子株が出やすいので、育てる楽しみも大きいです。

クワズイモの育て方

次に、クワズイモの育て方について解説していきます。クワズイモは初心者でも育てやすい観葉植物ですが、失敗してしまう可能性がないわけではありません。育て方もしっかりと確認しておきましょう。

  • 置き場所
  • 水やり
  • 用土・肥料
  • 植え付け
  • 植え替え
  • 剪定
  • 増やし方

順番に解説していきます。

置き場所

クワズイモは、直射日光が当たらないが日当たりの良い「半日陰」かつ、室内の暖かいところに置くのが適しています。暖かい時期は葉焼けをする可能性があるので注意が必要ですが、直射日光が当たるところでなければ外に置くのも良いです。また、暖かい地域であれば外においても問題ありませんが、最低気温が5℃を下回る際には、室内に入れて冬越しをすると安心です。

雨が当たるところに置くと、鉢に水が溜まって根が水分を溜めすぎてしまい、根腐れを起こすリスクがあります。屋外で育てる場合は、雨が当たらないところに置くようにしましょう。

水やり

クワズイモは、土の表面が乾いたら鉢底から水が溢れるくらいたっぷりと水を与えます。ただし、水を与えすぎると根腐れの原因となるため、適度な水やりを心がけましょう。水やりの頻度は季節によっても異なります。春から秋にかけてはたっぷりと水を与えて良いですが、冬は鉢土の表面が完全に乾いてから水をあげるのが良いです。具体的に言うと、1週間に1~2回程度となります。乾燥する場合は、葉水を与えるなどして、湿度を保つようにしましょう。葉水を与えればハダニの発生なども防げるので、葉裏にもしっかりと行うようにしてください。

用土・肥料

クワズイモは水はけの良い土を使うことが大切です。市販の観葉植物用の土でも良いですが、自分で作る場合は、観葉植物用の土4:赤玉土1:鹿沼土1の割合が良いでしょう。

肥料は、冬の時期に与えると肥料焼けをしてしまうため、春から秋にかけてあげるようにしてください。クワズイモに与える肥料は、適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回程度の頻度で与える、もしくは緩効性の置き肥を与えると良いです。化成肥料を使えば、コバエの発生を予防する効果も期待できます。

植え付け・植え替え

クワズイモは生長するごとに根が大きくなるので、だんだん鉢が狭くなってしまいます。鉢のサイズが小さいまま育てると、根詰まりを起こす原因になり、生長を阻害する可能性もあるのです。

そのため、クワズイモの生長にあわせて鉢のサイズを変えるようにしてください。目安としては、2年に1度程度と考えておくと良いです。

クワズイモの植え付けは春から夏にかけて行いますが、真夏は避けたほうが安心です。暖かい室内であれば、秋などに行っても問題はないでしょう。

根元から子株を取り出して、新しい鉢に植え付けていきます。クワズイモの株が鉢いっぱいになってしまっているようであれば、根鉢を少し崩してから植え付けてください。

剪定

クワズイモは、葉や幹が古くなった際に剪定をしてあげることが大切です。剪定は、クワズイモの生長を促すための作業で、病気にかからないための予防としての効果も期待できます。

クワズイモの剪定を行う際には、かぶれないための手袋と清潔なハサミを用意してください。汚いハサミを使うと、クワズイモが病気にかかってしまう可能性があるので注意が必要です。

剪定の際には、枯れてしまっている葉を根元から切ります。幹が腐っている場合はナイフなどで腐っている部分をカットしましょう。選定した部分に殺菌剤を塗ったら選定は完了です。あまり難しい作業はないので、方法さえ分かっていれば簡単にお手入れできるでしょう。

増やし方

クワズイモは挿し木や株分けなどの方法で増やすことが可能です。挿し木を行う際は、下葉が落ちて幹が上がっている大株を、幹の途中で切り取ります。切り取った部分を日陰に置いて、切り口を半日程度乾かしたら、挿し木用土に植えます。

株分けは、子株に根を付けて親株から取り外してから、観葉植物用の培養土に植える方法で、植え替えと同じタイミングで行います。10日間ほど明るい日陰に置いて、葉が出てきたら明るい場所に移動させていきましょう。

クワズイモに触れるとかぶれてしまう人も多いため、ゴム手袋などをはめて行うようにしてください。

クワズイモを育てる際に注意すべき病害虫

クワズイモを育てる際には、病気や害虫にも注意が必要です。ここでは、注意すべき病気や害虫について詳しく解説していきます。

病気

クワズイモに起こりやすい病気としては、「軟腐病」が挙げられます。軟腐病は細菌感染によって起こる病気で、病気にかかるとだんだんとクワズイモの幹が腐り始めて、最後は根元にまで悪影響を及ぼすのです。根元にまで被害がいくと、クワズイモは生長ができなくなるどころか、枯れてしまいます。

病気が悪化する前に、腐ってしまった部分を切り落とすようにしましょう。また、一度でも軟腐病にかかったクワズイモの土壌の環境はあまり良くないので、切り落とした後に新しい土に植え替えると安心です。

害虫

クワズイモの天敵として挙げられるのが、「ハダニ」です。春から秋にかけての、気温が20度~30度の暖かく乾燥したところに大量発生する害虫で、クワズイモの葉裏に生息します。ハダニがついていると、白い斑点ができたり、擦り傷のような傷ができたりして、生長に悪影響を与えます。放置しているとそのまま枯れてしまうこともあるため、見つけ次第、すぐに対処するようにしてください。

ハダニは繁殖力が高く、薬剤耐性も持っています。一度発生すると厄介なので、発生しないようにするために、霧吹きなどでこまめに葉に水をやり、乾燥しないように対策をすることが大切です。

優しい印象を与えるクワズイモを贈ろう

クワズイモは、ハート型の可愛らしい形の葉と、地上部で根茎が膨らんだ独特の形が特徴的な観葉植物です。花言葉は「復縁」「仲直り」という人との縁につながる意味を持っており、別名「出世芋」とも呼ばれる縁起の良い植物とされています。

風水的に見ても、「仕事運」「恋愛運」「金運」などへの効果が期待できます。自分で購入するのはもちろん、人にプレゼントするのにもピッタリの観葉植物と言えるでしょう。

クワズイモの購入を検討している方は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。