観葉植物

ラ・メールコラム > 観葉植物 > クッカバラの花言葉・育て方を解説!風水も意識しておしゃれに飾ろう

クッカバラの花言葉・育て方を解説!風水も意識しておしゃれに飾ろう

クッカバラと言う名前を聞いたことがあっても、どんな植物なのか詳しく知らないという方は少なくないでしょう。クッカバラは大きく広がる葉っぱが特徴的な観葉植物です。運気アップ効果が得られることや、花言葉が素敵なことから人気の高い観葉植物となっています。しかし、子供やペットがいる方には注意が必要です。

この記事では、クッカバラの特徴や花言葉、育て方などをまとめてご紹介いたします。

クッカバラとは

クッカバラは観葉植物として有名で、鉢植えに大きく外に広がるように葉っぱが生えている観葉植物です。見たことが無いという方も少なくないと思いますので、まずはクッカバラについて知っていきましょう。クッカバラの基本情報と特徴について解説していきます。

基本情報

 

学名 Philodendron kookaburra
科名 サトイモ科・フィロデンドロン属
英名 Kookaburra
原産国 ブラジル

 

クッカバラは、別名ではワライカワセミ、またはオージーと言う名前で呼ばれています。ブラジル原産のクッカバラは、暑く乾燥した環境でよく育ちます。芋のようにごつごつした太い幹と、先端から生える15から20本もの葉っぱが特徴的なエキゾチックな観葉植物です。幹が伸びるに従って葉っぱが落ちていきます。

特徴

クッカバラは、先ほど述べた通りサトイモ科・フィロデンドロン属に分類される観葉植物です。ブラジルが原産のため、暑く乾燥した環境でよく育ちます。それぞれの葉っぱは肉厚で、左右に深い切れ込みがたくさん入っています。この葉っぱの姿が由来となって、ワライカワセミという和名がつけられました。

幹が伸びるにしたがって葉っぱが落ちていくという特徴があるため、落ちた跡に残る独特の模様が増えていく様子を観察するのも、クッカバラを育てる楽しみの1つです。

クッカバラ花言葉・風水効果

クッカバラには壮大な花言葉が付けられており、風水でも効果があるとされている観葉植物です。では、クッカバラの花言葉と風水効果とはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、クッカバラの花言葉と風水についてご紹介いたします。

花言葉

クッカバラの花言葉は、「壮大な心」「壮大な美」「寛容な気持ち」「豊かな美しさ」です。女性に贈ったら喜ばれそうな花言葉ですよね。壮大な美、壮大な心は、クッカバラの雄大な姿に由来してつけられたとされています。

こんな観葉植物を貰ったら、女性だけではなく男性も嬉しいのではないでしょうか。そんな壮大な花言葉がついているクッカバラは、風水的にも壮大な効果があるとされています。今度は風水の面でクッカバラを見ていきましょう。

風水効果

クッカバラは、風水的に、金運や仕事運のアップが期待できます。また、恋愛運アップにも効果的とされているので、運気をアップさせたい方は、部屋に置いてみると良いでしょう。

クッカバラを使って金運を上げたい場合には、水回りにクッカバラを置くと良いとされています。仕事運をアップさせたい場合には、リビングにクッカバラを置いてみてください。そして、玄関にクッカバラを置くと全体的に運気をアップさせてくれます。

クッカバラを贈るのにおすすめのシーン

今回、厳選したシーンにクッカバラを贈ってみてはいかがでしょうか?きっと喜ばれますよ。そのシーンとは以下の3つのシーンです。

  • 引っ越し祝い
  • 開店祝い
  • 母の日

なぜこれらのタイミングでクッカバラを贈ると良いのか、1つずつ解説していきます。

引越し祝い

クッカバラは、引っ越し祝いのギフトとしておすすめです。強く地に根を張っている植物は、新しい住まいに根付いて安定した生活を築くことを連想させます。そのため、観葉植物を引っ越し祝いに贈るのは、縁起が良いこととされています。

引っ越し直後はインテリアなどにも不足しがちなこともありますから、まだ何もないお部屋にグリーンのワンポイントを添えるという意味でも、喜ばれるギフトとなるでしょう。

開店祝い

その場所に根付くということから、開店祝いにもクッカバラはおすすめと言えます。根付くことで長くその店が繁栄することを願う意味を込められるからです。クッカバラは観葉植物なので、お店にグリーンがあるのも風水的な面でも良いでしょう。

長くその土地に根付き、末永くお店がやっていけるように願いを込めて、開店祝いにはクッカバラを贈りましょう。グリーンのワンポイントは、お客様からも好評になるのではないでしょうか。

母の日

母の日と言えばカーネーションを贈るのが一般的で、定番とも言える選択です。今までにカーネーションを贈ったことがあるという方も少なくないのではないでしょうか。しかし、そんな母の日ギフトとして、クッカバラを贈ってみてはいかがでしょうか。花よりも長持ちしますし、インテリアとしても使いやすい観葉植物です。秘められた花言葉もとても素敵なので、きっと喜んでもらえるでしょう。

クッカバラの育て方

クッカバラは初心者でも手をつけやすい観葉植物です。しかし、コツを知らなければうまく育てることはできません。クッカバラを元気に育てるためのコツを知り、クッカバラを元気に育て上げましょう。

重要なのは置き場所や水やりの頻度、用土や肥料、植え替え、剪定、増やし方です。これらを知っておけばクッカバラはそれほど苦労なく育てることができるでしょう。ここでは、これらのコツを解説していきます。

置き場所

クッカバラの置き場所は、レースのカーテン越しに柔らかい光の入る、風通しの良い場所に置いて管理してください。エアコンの風が直接当たるような場所は避けましょう。 クッカバラには耐陰性がありますので、比較的暗い場所でも育ちます。しかし、あまり暗いと、葉の色が薄くなって丈夫な株が育たなくなります。日当たりがほど良く、あまり日が当たり過ぎないところに起き、同時に暗いところに置き過ぎないように注意が必要です。

水やり

クッカバラの水やりで注意してほしいのが、季節によって水の量を変えることです。春と秋は土の表面が乾いたら水をあげましょう。真夏は表面が乾く前に、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水をあげると良いです。 不衛生になるので、鉢カバーに溜まった水は捨ててください。

そして、冬場は土の表面が乾いてから、数日後の暖かい日の出ている日中に水を与えます。冬場だけではありませんが、水のあげすぎは根腐れを起こす原因になるので、注意が必要です。

用土・肥料

クッカバラの肥料や用土については、春から秋にかけて3回程度、緩効性の肥料を与えます。肥料の与えすぎは逆に毒になるので、与えすぎないように気を付けましょう。

用土は観葉植物用の用土を使ってください。分からないときには業者の方に相談して、自分の判断だけで決めないように注意が必要です。用土や肥料は、観葉植物を育てる上で重要なポイントになります。勝手な判断で間違えた判断をしないように気を付けてください。

植え替え

クッカバラの植え替えは以下のような手順で行います。クッカバラは生育旺盛で、1〜2年に1度植え替えをしてあげないと鉢は窮屈になってしまいます。3〜5月か9〜10月の間、鉢の底を覗いて、根が飛び出しているようなら植え替えのサインです。

  1. 鉢の底穴に鉢底ネットをかぶせます
  2. 鉢の底面に鉢底石を敷き詰めます
  3. 鉢の3分の1ほどに土を入れます
  4. クッカバラの株を土から抜き出します
  5. 手で根に付いた土をやさしくほぐしながら落とします
  6. 鉢の中心に株を置きましょう
  7. 鉢の縁から下2〜3センチのところまで土を入れます
  8. 土の表面を割り箸などでつつき、根と土をなじませる

これで植え替えが完了です。

剪定

クッカバラは、内径5センチの鉢に植えられている小さな株で購入したとしても、年数が経つとかなりのサイズに育ちます。そこで欠かせないのが、剪定です。クッカバラの葉は360度に広がるため、枯れかけた葉がある場合や葉が広がり過ぎと感じる場合は剪定します。切り方は葉の根元近くで切りましょう。切った時に葉柄が残っても、しばらくするとポロッと取れるので、茎を傷つけないように注意して切れば良いです。樹液に毒性があるため、素手で触れないよう注意しましょう。

増やし方

クッカバラを増やす際には、挿し木か株分けで増やします。株分けは、親株の根元から小さい子株が出ることがあるので、植え替え時に株分けしてあげましょう。挿し木は、伸びてる茎の部分に気根が1本あれば、その気根を切り離す茎のほうに残してあげると、根付きやすいです。どちらかといえば、根がまったくない挿し木よりも根があったほうが成功する確率が高くなると言われています。

クッカバラがかかりやすい病気

クッカバラがかかりやすい病気には「軟腐病」があります。どういう病気なのでしょうか?まずは、病気になった際の対処方法を含めてご紹介いたします。軟腐病になったらどうしたら良いのか、予防方法はあるのかなどを詳しく見ていきましょう。

軟腐病

軟腐病(なんぷびょう)とは、葉が黄化し、軟化下垂する病気です。青枯れ症状は示しませんが、新芽の部分から腐っていく恐ろしい病気です。発病したら、その葉は切り落として取り除きましょう。株全体になっていたら早期に抜き取り焼却処分が必要です。

 排水を良くして、水が停滞しないように心掛けましょう。 部屋の中で育てている場合は、水の上げ過ぎ、もしくは水不足に注意してください。

クッカバラに付きやすい害虫

クッカバラに付きやすい害虫には「カイガラムシ」と「ハダニ」があります。病気の次は、クッカバラにつきやすい虫の対処方法をご紹介いたします。どの虫がクッカバラについているのかを見極めて、どちらにしても予防しなくてはいけません。

どちらも一般的な観葉植物につきやすい害虫となっていますので、害虫の予防方法を知っておけば、他の観葉植物にも同じ対処方法が行えます。

カイガラムシ

カイガラムシは「介殻虫」と書き、カメムシやセミ、アブラムシなどの仲間とされています。

アブラムシやキジラミなどの腹吻群(ふくふんぐん)の昆虫は、基本的に細長い口針を植物の幹や茎に差し込んで、養分を吸汁しながら生活しているのが特徴です。5~7月の繁殖期をピークに発生しますが、温かい室内にある観葉植物などの場合は通年を通して発生する可能性があります。卵は拭き取って、幼虫は殺虫剤で駆除しましょう。

ハダニ

ハダニは、1ミリにも満たない体で、葉っぱの裏に寄生します。寄生した葉っぱの栄養を吸汁するため、植物全体に栄養が届かず、放っておくと最終的には、植物が枯れてしまうこともあります。

ハダニはクモの仲間で、クモのように糸を吐いて移動するので、肉眼では見つけづらいです。小さすぎるハダニを肉眼で見つけるのは、なかなか困難でしょう。寄生された葉っぱの変化によって見つけるしかありません。ハダニが葉っぱに寄生して吸汁することによって、葉っぱには無数の白い斑点が出来始めます。見つけたら殺虫剤で殺処分しましょう。

【クッカバラ】よくある質問

次に、クッカバラについてよくある質問に答えていきます。クッカバラと言う名前は珍しく、どういう植物なのかイメージできないかもしれません。ここでは、そんなクッカバラの不思議な質問を集めてみました。クッカバラについて詳しく知ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

クッカバラとセロームの違いは?

「クッカバラ」と「セローム」は、よく似ているので混同されがちな品種です。見分けるコツとしては、葉っぱの形が挙げられます。葉っぱに深い切れ込みがある方がセロームです。太い直立の幹に成長し、幹のでこぼこが大きく、気根は太く下だけでなくぐるぐると捻れて伸びています。クッカバラよりも大きい葉は柔らかく薄い切れ込みが多く入っています。葉柄は最大1mくらいまで伸びるのが特徴です。クッカバラとの違いはそのような点と言えるでしょう。

ペットがいるけどクッカバラを買っても大丈夫?

クッカバラやセロームはシュウ酸カルシウムを含んでいます。特にうさぎや猫などなどが食べると毒で、獣医さんから注意される植物です。ペットを飼うようであれば、届かないように高いところに置くか、近寄れない場所に置く必要があります。それが難しいという方はペットがいるのならクッカバラは控えたほうがいいでしょう。万が一口にしてしまっては大変です。

クッカバラの葉が変色した原因は?

クッカバラは真夏のジリジリと照り付けるような日差しが少し苦手で、葉焼けを起こして茶色く変色してしまうことがあります。そのため、真夏は直射日光の当たらないところで管理する必要があるのです。他にも、水の上げ過ぎで根腐れを起こして色が変わってしまったことなどが考えられます。日焼け程度であれば、その葉を切ってしまえば防げますが、根腐れや害虫、病気などの場合には、簡単に処理することができません。その場合には専門家に相談し、正しい対処方法を取りましょう。

観葉植物を購入するならフラワーギフトラボ

クッカバラの購入には、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。フラワーギフトラボなら、検索で色から選んだり、シーンから選んだりするのが簡単で、自分に合ったものをすぐに見つけられます。

クッカバラの購入を考えているけど、近所の花屋さんにない、そもそもどこに売っているのか知らないとお悩みの方は、フラワーギフトラボのサイトから探してみてください。きっとあなたのイメージに合ったものを購入できるでしょう。

クッカバラで金運・仕事運をアップしよう

クッカバラは、名前を聞いたことがない、実物を見たことがないといった方も多い植物ですが、実は花言葉や風水的に見ると、とても良い植物でもあるのです。「壮大な心」「壮大な美」「寛容な気持ち」「豊かな美しさ」などの、女性へのプレゼントやプロポーズにもおすすめの花言葉が揃っている上に、可愛らしい花よりも渡しやすくインテリアとして長く飾ってもらえます。

女性へのプレゼントにお悩みの方は、ぜひクッカバラを贈ってみましょう。購入先でお悩みの方は、ぜひフラワーギフトラボをご利用ください。