入園・入学祝いには花束を贈ろう!おすすめの春の花をご紹介
春は入園、入学のシーズン。この時期には、新入生へのお祝いの気持ちを込めて花束を贈る人も多いでしょう。花束やアレンジメントを貰う機会はあっても、いざ自分が頼むとなると、どんな花を選べば良いのか、どのくらいの予算が必要なのか、どのくらいのサイズが良いのかなど、分からないことも多いですよね。
入園式や入学式は人生の節目になる大切なイベントです。せっかくならお祝いの気持ちが伝わるように花束をオーダーしたいという方のために、今回はおすすめの花や花束のオーダー方法、予約方法、渡すタイミングなどを詳しくご紹介していきます。
入園・入学祝いに贈るなら花束?アレンジメント?
入園・入学祝いに花を贈るとき、花束が良いのかアレンジメントが良いのか悩んでしまう人は多いでしょう。ここでは、花束とアレンジメントのそれぞれのメリットデメリットを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
花束
入園・入学祝いのシーンでは、子どもの写真を撮る家庭も多いので、写真写りの良い花束は思い出としても残せます。渡したときに一緒に撮影する機会も多いので、花束なら抱えたように持てば、お祝いのシーンを華やかに演出してくれるでしょう。
また、丈を長く残すので、貰った人が自宅で飾る際に、アレンジの幅が広げられるのも花束のメリットです。花が好きな人に贈る場合は、特に花束がおすすめと言えるでしょう。
一方で、花瓶や水替えの必要があることから、普段花を飾る習慣のない人にとっては、手間がかかると感じることもあるので、注意が必要です。
アレンジメント
当日直接手渡しをするわけではないのであれば、アレンジメントも良いでしょう。花瓶が必要なく、水を替える必要もないので、花にあまり詳しくない人、忙しい人、あまりマメではない人に贈るのに向いています。そのまま置くだけで飾れるので、相手の負担にならないのがメリットです。
しかし、丈をかなり短く切ってしまうので、花束と比べると花の日持ちは短くなります。
入園・入学祝いに贈るならどんな花束が良い?
花屋さんには色とりどりの花が並んでいて、どんな雰囲気、色味にするか悩んでしまいますよね。入園・入学はお祝いのシーンなので、華やかな明るい色味の花束がおすすめです。贈る相手のイメージや伝えたい気持ちに合わせて、ぴったりの花束を選んでみてください。
ピンク系は暖かい気持ちを伝えられる
明るいピンク系の花束は、桜を連想させるため、入園・入学シーンでは1番人気があります。表情を明るく見せてくれるので写真写りも良く、制服やフォーマルな装いにも映える色合いです。
淡いピンクや濃いピンクなど種類がありますが、入園・入学祝いで人気があるのは優しい雰囲気の淡いピンクの花束です。淡いピンクの花束を受け取れば、お祝いを祝福し、これからも見守っているという暖かい気持ちがきっと伝わるはずです。
イエロー・オレンジ系はパワーを与えてくれる
元気いっぱいのビタミンカラーの花束は、パワーをくれる色です。自宅に飾れば、これからの新生活を前向きにしてくれるでしょう。同じオレンジ・イエロー系の花束でも、グリーンの葉物を多めにオーダーすると、おしゃれでナチュラルな雰囲気に仕上がります。色味が明るすぎて気になるという方は、グリーン系と合わせるようにオーダーをすると良いでしょう。
入園・入学祝いで贈るのにぴったりな春の花
春はさまざまな種類の花が咲くので、この時期は花屋さんに春の花がたくさん並んでいます。せっかくなら、季節を感じられる春の花を使った花を取り入れてみるのはいかがでしょうか。入園・入学祝いにぴったりの花言葉を持つ花もあるので、ぜひ選んでみてください。
スイートピー
- 花言葉:門出、優しい思い出
門出を祝福する蝶々が舞っているような花の形をしたスイートピー。春の花として知られており、まさに門出という花言葉は新しい生活をスタートさせる時に相応しい花です。可愛らしく主張が強すぎない花なので、見る人を優しい気持ちにしてくれます。新生活に緊張する気持ちをそっとほぐしてくれる花です。
ガーベラ
- 花言葉:希望、前向き、前進
まるで太陽のように咲き誇る姿は、見る人を元気にしてくれます。一輪でも華やかで存在感のあるガーベラは、花束の主役になれる花です。
ガーベラと聞いて、たくさんの花びらが重なり合った八重咲きと呼ばれる品種を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、それ以外にも変わり咲きと呼ばれるような、個性的でおしゃれな品種もあります。他の花との組み合わせなどによって、品種も変えてみるのも良いです。
ユリ
- 花言葉:祝福・高貴
切り花の中でも高級なイメージのあるユリの花。祝福という花言葉を持ち、気品あふれる咲き姿はお祝いのシーンにぴったりです。
大きく開くユリを使った花束はボリュームたっぷりで、ゴージャスに仕上がります。
ラナンキュラス
- 花言葉:華やかな魅力、魅力的
フリルのように重なったふわふわの花びらが魅力的なラナンキュラスは、春を代表する花です。贈り物の代表であるバラの花に負けないほどの華やかさがあります。
色の種類が豊富で、品種によって花の形が異なります。ポピュラーなのは、八重咲の丸い花をつける品種です。おしゃれなモロッコ咲きや、先端がフリルのようになったピオニー咲きなど、変わった咲き方をする品種を選ぶのも良いでしょう。
カーネーション
- 花言葉:無垢で深い愛、純粋な愛、温かい心、感謝
花がしっかりとしていて、日持ちも良いカーネーション。母の日のイメージが強い花ですが、どの色も愛を伝える花言葉が込められています。いつも見守っている気持ちをさりげなく伝えてくれる花です。
贈る相手に合わせて選ぶのもおすすめ
幼稚園の入園祝いなら、子どももついつい笑顔になってしまうようなギフトを選びたいものです。同じ花束でも、あげる年齢によって雰囲気を変えてみましょう。ラッピングに相手をイメージしたメッセージカードを添えるだけでも、オリジナルのギフトになります。
入園のフラワーギフトなら
幼稚園児や保育園児に向けたフラワーギフトであれば、可愛らしい見た目のものがおすすめです。バルーンがついたフラワーギフトや、キャラクターのついたメッセージカードと共に贈ると、子どもにも喜んでもらえるでしょう。この年齢のお祝いであれば、小さな1輪の花をラッピングしてギフトに添えるのも良いでしょう。
小学生、中学生へのフラワーギフト
小学生や中学生に贈る花束なら、小ぶりのサイズのラウンド花束が人気です。小学生になると、手紙をもらったり書いたりするのが嬉しいもの。メッセージカードを添えるとより気持ちが伝わるギフトになります。ピンク系やオレンジ系の明るい色の花束が人気です。
高校生、大学生へのフラワーギフト
大人への階段をのぼる高校生、大学生へ向けたギフトであれば、3,000円から5,000円の花束を合格祝いと兼ねてプレゼントする人も多いです。大人への仲間入りをするという意味を込めて、胡蝶蘭やカサブランカなど高級なイメージのある花を贈るのも良いでしょう。
花束はオーダーで購入するとオリジナリティが生まれる
花屋さんの店頭には仕上がった状態の花束も並んでいるので、作り置きのものしか購入したことがない人もいるでしょう。しかし、花束は予算や入れたい花、テイストを自由に指定してオーダーすることもできます。
贈る相手にぴったりの花束を贈りたいなら、イメージや雰囲気を伝えてオーダーするのがおすすめです。
オーダーするときはまず用途を伝える
入園祝い、入学祝いに向かない花はあまりありませんが、贈る用途によっては向かない花もあります。
例としては、菊の花などが挙げられます。最近の花屋さんには、西洋マムのようなおしゃれな品種の洋菊が並ぶようになりました。しかし、一部の人には菊はお供えの花という認識があるので、お祝いの用途によっては入れないほうが無難です。
せっかくの心を込めた贈り物で、相手に不快な思いをさせないためにも花束をオーダーするときには必ず用途を伝えておきましょう。
予算を相談する
入園・入学祝いの花束であれば、予算は3,000円程度のオーダーが1番多いです。幼稚園の入園祝いは、小ぶりなサイズの花束であれば2,000円程度から注文できます。高校や大学の入学祝いであれば、3,000円から5,000円の花束を選ぶ人も多いです。
3,000円くらいの花束であれば、持ち帰りがしやすいものの、小さすぎるという印象もないので、一つの目安としてみましょう。5,000円の花束のサイズ感は、舞台上であげても見劣りしないくらいのサイズです。
色味や雰囲気をオーダーする
相手の好みや入れたい花の色味に合わせて、花束全体の色をオーダーします。3,000円程度の花束であれば、丈を短く揃え、コンパクトに丸く仕上げるラウンドブーケか、丈を長めに残してボリュームを出したロングブーケから選ぶことも可能です。
幼稚園の入園祝い、小中学校の入学祝いには、持ち帰りしやすいサイズのラウンドタイプのオーダーをされることが多いです。
花束を購入するときは事前に予約をしておく
花束を注文してから製作し、受け取るまでには15分から20分ほど必要です。混雑していたり、金額が大きくなったりすると、もっと時間がかかります。出がけに買おうと思ったけど約束の時間に間に合わない、なんてことがないように予約しておきましょう。
時間通りに受け取れる
事前に予約しておけば、約束の時間の前の受け取りでもスムーズです。入園、入学の時期は花屋さんが混雑します。先に予約が入っていたり待っている人が多かったりすると、オーダーから受け取りまでかなり時間がかかることも少なくありません。予約の際に支払いまで済ませておけば、より受け取りがスムーズです。
こだわったオーダーもできる
事前に予約をしておくと、花屋さんは花の入荷を調整してくれます。特に、あまり入荷されることがない色味の花などを注文したい場合は、事前に予約をして相談してみましょう。当日行ってみたら希望したイメージの花が入荷していないなんてアクシデントも防ぐことができます。
入園・入学祝いの花束の予約方法は?
次に、入園・入学祝いの花束の予約方法を見ていきましょう。
来店予約するとより鮮明にイメージを伝えられる
予約をしておけば、来店をした際に花やラッピングの雰囲気、サイズ感を自分の目で見て確認できるので、仕上がった時のイメージとの違いを防げます。予約の時点で支払っておけば、当日はお店が混雑していても待つことは少ないでしょう。
お店が遠ければ電話オーダーもできる
花屋さんでは電話オーダーも可能です。しかし、1人で切り盛りしている個人経営のお店では、接客中は電話がつながらないことも珍しくありません。つながらない場合は時間を置いてかけてみましょう。
予約の際は、事前に予算、花束の雰囲気、ラッピングの雰囲気の希望を考えておくと、スムーズに伝えられます。
急に花束が必要になった場合は事前に電話をしておく
急に会うことが決まって、当日にお祝いの花束が必要なこともあるでしょう。「仕方ないからそのまま店舗に」と思ってしまうかもしれませんが、もしまだ時間があるようなら電話を1本入れておきましょう。
来店までに時間があれば、花屋さんも来店までの間、準備に時間をかけてもらえるので、より希望に沿った花束を受け取ることができるはずです。
入園・入学祝いの花束は配送もできる
花束は配送して送ることも可能です。配送すると花が痛んでしまうのではと心配する人もいますが、専用の箱に入れ、花痛みのない綺麗な状態で配送してくれるので安心して利用してみてください。
インターネットで注文する
配送で届ける場合は、自宅でゆっくり好きな花束を選べます。仕事帰りにお店が閉まっているなんていうことも多いので、営業時間を気にせず注文できるのが嬉しいですね。忙しい人でも、自由な時間に花を手配することが可能です。
花束をもらうのは嬉しいけれど、持ち帰りが不便だと感じたことがある人もいるのではないでしょうか。配送なら自宅に直接届くので、相手に負担がありません。
仕上がりイメージは画像で確認できる
花屋さんでオーダーしたときに、仕上がりのイメージが見えないと何が届いたか分からず不安ですよね。インターネットで花束を注文するときは、画像でイメージを確認できるので、思っていたのと違うというイメージ違いを防ぐこともできます。
入園・入学祝いの花束を渡すタイミング
お祝いの花束はいつ、どんなタイミングで渡すのが良いのでしょうか。入園式や入学式に参列する間柄ではない場合、会う予定がないとどうしたら良いのか悩んでしまいますよね。
お祝いを渡したい旨を連絡してから、会って直接渡したり、花の配送サービスを利用したりすると良いでしょう。
入園式・入学式の当日は避ける
当日は準備が忙しいので、配送で贈るのは避けたほうが無難です。生花は当日に受け取りができないと、再配送が難しくなることもあります。渡すのは直前でなくても問題ないので、余裕を持った日取りで早めに渡すほうが安心です。
入園式・入学式に行く仲であれば、直接会ったときに渡すのも良いでしょう。しかし、入園式・入学式の前に渡すと荷物になってしまうので、注意してください。
配送は1週間前くらいを目安にする
式の1週間前くらいに届けば、入園、入学式を迎えるまでの期間にも花を楽しめます。式までに緊張してしまうことも珍しくないので、リラックスさせる効果のある優しいピンク系の色味を贈ると喜ばれるでしょう。忙しい人には、管理のしやすいアレンジメントを贈ると喜ばれるかもしれません。
サプライズは避ける
相手との関係にもよりますが、突然の配送は荷物を受け取れない可能性もあります。サプライズで驚かせたい気持ちも分かりますが、新生活に合わせて引っ越しなんてケースもありますし、用事があって家を開けていて受け取れないなんてことも少なくありません。相手に花を贈りたい旨を伝え、配送日の相談をするのも心遣いの一つです。
入園・入学祝いで気を付けること
あまりに高額な贈り物は、お返しをしなければと相手に気を遣わせてしまいます。安いと失礼に当たるのではと考える人もいますが、相手のためにも相場に似合った花を贈るのが安心です。安すぎるのも良くないので、相場を確認して選ぶと良いでしょう。
入園・入学祝いは相手のイメージにぴったりの花束を
成長を喜ぶ入園や入学のお祝いは、相手を思って最適な花束を選びたいものです。前もって予約、もしくは配送依頼をしておけば、慌てることなく安心して大切な日の花束を届けられます。贈る相手のイメージに合わせて花束を選ぶ時間も楽しんで、人生の節目の大切な日を祝う花贈りができると良いですね。
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