ピンクのカーネーションの花言葉とは?
お花には花言葉がありますが、花の種類だけでなく色によっても花言葉が異なります。
同じ花でも色が変わると全く異なる花言葉になってしまうこともあるため、プレゼントする際は花言葉もしっておきたいものです。そこでこの記事ではピンクのカーネーションの花言葉についてまとめています。
恋人や奥様、母親などにプレゼントする花として、カーネーションはおすすめです。母の日といえば赤色のカーネーションが定番ですが、実はピンクも人気です。今回は、ピンクのカーネーションについて詳しく見ていきましょう。
そもそもカーネーションってどんな花?
カーネーションは、ナデシコ科ナデシコ属の花です。和名ではオランダセキチク、オランダナデシコなどと呼ばれています。
ピンクのカーネーションの詳細について知る前に、カーネーションの基本情報や特徴なども見ておきましょう。
基本情報
カーネーションは、原産地が南ヨーロッパや西アジアで、古代ギリシキャ・ローマ時代から栽培されていたといわれています。当時のカーネーションは観賞用だけでなく食用としても栽培されていました。
日本にカーネーションが伝わってきたのは、明治時代の終わりごろです。大正時代には全国でカーネーションが見られるようになり、現在も各地で栽培されています。
カーネーションの開花時期は、4月から6月、花の色は赤やピンク、オレンジ、黄色、白、紫、緑、茶色、褐色などがあります。さまざまな色があり、それぞれに花言葉がありますが、カーネーション全体の共通花言葉としては、「純粋な愛」「感動」があげられます。
特徴
カーネーションは、菊とバラに次いで生産量が多いです。遺伝子組み換え技術で、青色のカーネーションなども作られるようになりました。花もちが良いものや、香りのよいものも作られています。
カーネーションは比較的丈夫な花で、数時間であれば給水しなくても元気がなくなってしまうことはないといわれています。このことから、切り花の状態でもプレゼントしやすくなっていますよ。
カーネーションは、花や茎がどのようについているのかで2種類、花の特徴で4種類に分けることができます。種類については後で詳しくご紹介します。
ピンクのカーネーションの花言葉とは
カーネーション全体の花言葉とは別に、ピンクのカーネーションだけの花言葉があります。
ピンクのカーネーションの花言葉は、「温かい心」や「感謝」、「気品・上品」や「美しい仕草」です。贈り物にしやすい、とても素敵な花言葉ですよね。
ピンクのカーネーションの贈るのにおすすめのシーン
上記で花言葉についてお伝えしましたが、どれもとても素敵な花言葉でしたよね。花言葉を添えてプレゼントすれば、きっと喜んでもらえるはずです。
ピンクのカーネーションを贈るのにおすすめのシーンは、誕生日や恋人への贈り物、送別会など。ピンクのカーネーションで大切な人に想いを伝えることができますよ。
1月11日の誕生日
誕生日にまつわる花をプレゼントしたいなら、誕生花を選ぶのがおすすめです。
365日異なる誕生花があり、1月11日はピンクのカーネーションが誕生花になります。誕生日に誕生花をプレゼントするのはとてもロマンティックですよね。素敵な贈り物になること間違いなしです。
誕生花を知らないという人もいるかもしれませんので、誕生花であることも伝えてあげると良いでしょう。
母の日
花の日に贈る定番の花がカーネーションです。
カーネーションが贈られるようになった由来は、アメリカのアンナ・ジャービスという女性の娘さんが母の命日に母が好きだった白いカーネーションを参列者に渡したということが起源になっているという説があります。
白いカーネーションではなく、赤いカーネーションが贈られるのは亡くなった方に贈る花と区別をするためといえるでしょう。基本的に赤が選ばれていますが、ピンクも人気です。ピンクと赤を組み合わせて贈ることも多いですよ。
ピンクの方が、より柔らかい印象を与えてくれるのではないでしょうか。
恋人への贈りもの
カーネーションは、愛を伝える花のひとつです。愛を伝える花といえば、バラが有名ですよね。しかし、バラだとなんだか照れ臭いという人は、カーネーションがおすすめです。
カーネーションは傷みにくいという特徴もあるので、切り花の花束でも長持ちしやすいです。長く綺麗な状態を楽しめるのは素敵ですよね。恋人への贈りものにするなら、カーネーション単体も良いですが、カーネーションを取り入れたフラワーアレンジメントもおすすめです。
送別会
送別会に贈る花ギフトとしてカーネーションはおすすめです。お世話になった方への贈り物として、感謝の気持ちを届けることができます。ピンクのカーネーションは「感謝」という花言葉がありますので、お世話になった人に贈るのにこの花言葉にぴったりでしょう。
カーネーションの色別の花言葉
カーネーションは、色により花言葉が異なります。
ピンクのカーネーションの場合は、感謝や温かい心、気品といった花言葉がありますが、赤や茶色、白、オレンジ、紫、青、緑、黄色など花の色で花言葉も変わるのでご紹介します。
母の日の定番!赤色のカーネーション
花の日の定番である赤いカーネーションは、「愛」を意味します。
「純粋な愛」や「真実の愛」というような意味もあるので、母親にプレゼントするだけでなく奥様や恋人への贈り物としても最適でしょう。ただし、赤の色が濃くなってしまうと意味が変わるので注意してください。
深い赤色・茶色のカーネーション
深い赤色のカーネーションや茶色のカーネーションの場合は、同じ赤でも意味が違います。
「私の心に悲しみを」という意味があり、あまり良いイメージでは用いられないことが分かります。
少し注意も!白色のカーネーション
白色のカーネーションは、母の日にカーネーションをプレゼントする起源ともなった花です。
しかし、この時は亡くなった方の追悼で集まってくださった方に配布したということなので、どちらかといえば亡くなった方に贈る花と言えます。
「亡き母を偲ぶ花」ともいうイメージが高いことから、通常はギフトで使用されることは少ないです。花言葉は、「尊敬」や「私の愛は生きている」などです。
元気いっぱい!オレンジ色のカーネーション
オレンジのカーネーションは、「純粋な愛」という意味があります。恋人へのプレゼントは、オレンジ色のカーネーションがおすすめといえるでしょう。
気品あふれる紫色のカーネーション
紫色はとても高貴な色なので、高級感のある贈り物になります。花言葉も「気品」や「誇り」という意味がありますので、目上の方に贈る際もおすすめです。
また、紫のカーネーションは、亡くなった方への贈り物としても利用されることがありますので、この点は注意しましょう。
さわやかな印象!青色のカーネーション
青色のカーネーションは、品種改良によって生まれたものです。白いカーネーションに色を付けて作られていることもあります。花言葉は「永遠の幸福」になりますので、幸せを願ってプレゼントする花として人気です。
青のカーネーションは爽やかな印象があるので、男性への贈り物にもおすすめです。
ナチュラルな贈りものに!緑色のカーネーション
緑色のカーネーションは、「癒し」という花言葉があります。緑色は癒し効果がある自然の色として知られているので、カーネーションの花言葉もそこからきているのかもしれません。
ナチュラルな緑でまとめたフラワーアレンジメントでも使われることがあります。
優しい印象!黄色のカーネーション
黄色のカーネーションは、「軽蔑」や「嫉妬」という花言葉なので、贈り物にはおすすめできません。
他のカーネーションと組み合わせて贈ることでマイナスなイメージはなくなるかもしれませんが、花言葉を知っているのであれば避けたいものです。見た目はとても華やかで美しいです。
カーネーションの花言葉は本数でも変わる
カーネーションは、花の色だけでなく本数でも花言葉が変わる花です。バラの花も本数で花言葉が変わりますね。カーネーションの本数でどのように花言葉が変わるのかまとめておきます。
本数 | 花言葉 |
1本 | あなたは私の運命の人 |
3本 | あなたを愛しています |
4本 | あなたを一生愛します |
8本 | あなたに感謝しています |
9本 | いつまでも一緒にいよう |
40本 | 永遠の愛を誓います |
50本 | 永遠 |
99本 | 永遠の愛 |
108本 | 結婚してください |
愛を伝える花なので、愛にまつわる花言葉が中心です。プロポーズでも使えることが分かりますね。
108本のカーネーションはかなりボリュームがあり、特別な思いと伝えたい時にぴったりです。
カーネーションは種類が多い!咲き方の違い
同じカーネーションでも、いくつか種類があります。花の付き方や咲き方でカーネーションの種類を分けることができるため、それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、花のつき方には1本の茎に対して1輪の花を咲かせるスタンダードタイプ、茎が枝分かれして数輪の花が咲くスプレータイプなどがあります。
剣弁咲き
花びらの先についている緑の部分がギザギザしていて、たくさんの花びらが重なっているのが「剣弁咲き」です。
カーネーションといえばこちらを思い浮かべる方が多く、名画にも描かれているカーネーションです。
極剣弁咲き
花びらが細く、先端に切れ込みがあるようなカーネーションは、「極剣咲き」になります。花びらの形が菊に似ているのが特徴的です。カーネーションと聞いても分からないような見た目をしています。スター咲きとも呼ばれる品種です。
丸弁咲き
花びらが丸く咲いている場合は、「丸弁咲き」です。花びらがとがっていないので、柔らかい雰囲気になります。贈り物にもおすすめの形です。
一重咲き
花びらが重なり合っているのが「一重咲き」です。花びらがコンパクトであまり大きくないので、他の花と組み合わせたフラワーアレンジメントにするのがおすすめです。
また、アクセントとしてブーケに取り入れられることもあります。
カーネーションのおすすめの品種は?
カーネーションにはさまざまな品種がありますが、その中でもアレンジメントで使われることが多い人気が高い品種をいくつかご紹介します。
モカスイート
モカスイートは、アンティークな雰囲気のカーネーションで、モカベージュの花色をしています。単体ではなくフラワーアレンジメントで取り入れることで雰囲気を落ち着かせてくれるカーネーションです。
花言葉の意味はあまりプラスの印象がないので、メインではなく差し色に取り入れるのが良いでしょう。
ロイヤルグリーン
癒し系の緑のカーネーションです。淡い緑色で、こちらもアレンジメントで取り入れることで柔らかい仕上がりにしてくれます。ビジネスシーンやウェディングシーンの花としてアレンジに加えられることが多いです。
オペラ
ピンク色が可愛いカーネーションがオペラです。淡い色なので優しい印象になります。カーネーションの定番品種なので覚えておくと良いでしょう。
ホノカ
白糸と紅色を混ぜたような色が特徴的なカーネーションです。可愛らしい見た目が特徴的です。
ホワイトラブ
白色のカーネーションなので、亡くなった方へのお供えの花としても選ばれることがありますが、色がとても綺麗で人気です。丸い花びらと美しい純白の色で落ち着いた印象になります。他の色のカーネーションに混ぜて、アクセントとして取り入れても良いでしょう。
ベルージュ
茶色のカーネーションと同じように、濃い色の赤のカーネーションはあまり良い意味を持ちません。
こちらのベルージュも花言葉はあまり良くないのですが、見た目はとても美しいため人気があります。ワインレッドのような鮮やかな赤い色は、丸弁で柔らかさもあります。他の花と組み合わせることで、マイナスな花言葉も和らげることができるでしょう。
カーネーションの贈りものならフラワーギフトラボ
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カーネーションの贈り物を用意したいなら、フラワーギフトラボがおすすめです。
お花屋さんに行って購入するのも良いですが、なかなか買いに行く時間が取れないということもあるでしょう。そのような場合でも、オンラインで購入できるお花屋さんなら利用しやすいです。フラワーギフトラボなら、24時間いつでも注文可能ですよ。全国配送に対応していて、24時間以内の配達も可能なので、できるだけ早くお花を用意したい人にも最適でしょう。
ラッピングや立札も無料です。高級な花屋さんに劣らない素敵な花ギフトを用意できますよ。
お花の注文はWEBだけでなく電話やファックスでも受け付けているので、気になることはお問合ください。
最後に、フラワーギフトラボのおすすめ商品をご紹介します。
ピンクカーネーションの花束(20本前後)
ピンクのカーネーションだけでまとめた花束です。淡い色のピンクのカーネーションを合つけていて上品で可愛らしい印象になっています。女性らしさや女子力アップなどの風水効果があるピンクなので、女性に贈るのに最適でしょう。
暖色系の花を組み合わせた明るく元気な花束
暖色系の花を組み合わせている花束です。明るくて元気な印象の花束なので、贈り物におすすめです。
オレンジ色や黄色が中心になっていて、元気や快活などのポジティブなイメージを贈ることができますよ。結婚祝いや新築祝い、昇進祝いなどにもおすすめの花束です。
ピンクでまとめた可愛らしい花束
こちらはピンクのお花を中心にまとめた可愛い花束です。淡い色を使用しているので優しい印象、品のあるギフトに仕上がっています。お世話になっている方への贈り物や送別会の花束として人気です。ピンク色は、愛情や優しさを伝えることができます。
赤い花でまとめた豪華アレンジメント
赤色のお花でまとめた豪華なフラワーアレンジメントです。赤系のお花を使っているので、愛を伝えるギフトとして最適です。
こちらのアレンジメントの花材はおまかせになります。カーネーションが入る場合もありますが、入らない場合もあるため注意してください。バレンタインや花の日、大切な方への贈り物として利用されていますよ。
また、飲食店やバーなどのOPEN記念のお花としてプレゼントされる人も多いです。ボリュームがありますが、コンパクトにまとめているため飾りやすいアレンジメントです。棚の上やちょっとしたスペースに飾るだけで、空間を鮮やかにしてくれるでしょう。
まとめ
今回は、ピンクのカーネーションの特徴や花言葉などをご紹介しました。
カーネーションを贈る際は、ピンクと赤の組み合わせもおすすめです。鮮やかな赤の中に優しいピンク色が入り、より素敵な花ギフトになるでしょう。お花の組み合わせは、お花屋さんに相談すればより素敵なものを提案してもらうことができるので、ぜひ相談してみてください。