花束

ラ・メールコラム > 花束 > 失敗しない!花束の選び方!6つのポイントとは?

送別会や、誕生日、卒業祝いなど、花束を渡すシーンはよくあるかと思います。

しかし、いざ花束を贈ろうと思っても、どんな種類の花が良いのか、予算はどれくらいが良いのか、オーダーの仕方は?などと頭を悩ませる人が多いですよね?

今回は、贈る花束がとっておきのプレゼントになるように、基本的な花の選び方、贈るシーンや相応しい花、注意点についても紹介していきます。

初めて花束を贈る人はもちろん、既に花束を贈るのに慣れている人もぜひ参考にしてくださいね。

花束の選び方!6つのコツ

花束を選ぶ際には今回紹介する6つのコツを意識しましょう。これらを押さえるだけで、花束選びがグッと簡単に、楽しくなること間違いなしです。

早速チェックしていきましょう。

 

予算を決める

彼女やお母さんに贈る花束で、記念日や感謝を伝えるのであれば、3,000円~5,000円程度で充分です。3,000円~5,000円の花束であれば、女性が片手で持てる程度の花束に仕上がることが多いです。

上司の送別会となると5,000円〜8,000円くらいの花束をおすすめします。

この価格帯の花束は花屋によって、ボリュームに差が出やすくなるので、お店にしっかりと大きさを確認して選んでくださいね。

 

表彰式などの舞台上での花束贈呈となる場合には、見栄えも必要ですが、さらに、高価な花も選んでしまうと高くなってしまうので、10,000円程の予算で良いでしょう。

花束は胡蝶蘭やスタンド花とは違い、直接手で渡すケースが多いため、贈るシーンにあった物を手配しましょう。

 

型・種類を決める

花束は大きく2つのタイプに分けられます。

 

ひとつはラウンド型で、数多くの花を丸くキュッと密集させたブーケの形です。

この形はヨーロッパでは主流の形で、可愛らしいイメージなので、日本では若い女性にプレゼントする際に選ぶと喜ばれます。

 

もうひとつが縦長のデザインで、花材を花束の前面に持ってくる部分がポイントと

なっています。

日本では昔から花束といえばこちらのデザインですよね。

花の本数が少なくてもボリュームを出しやすく、全ての花がよく見えます。

見た目の豪華さもあり、華やかな場での贈呈にも最適なタイプとなっています。

 

贈り先の雰囲気やイメージに合わせる

花束を贈る際は、自分の好みではなく、相手や場所に合わせて選びましょう。

あなたが抱く、花束を贈る相手の印象を花束に乗せるイメージが大切です。

たとえば「優しい」「可愛い」「クール」「スタイリッシュ」などを、暖色、寒色などで表現することができます。

花の形でも柔らかな雰囲気や、洗練された印象を作ることも可能です。

花の選び方に悩んだ場合は、一度、花屋さんに送り先の人のイメージを伝えてみるのもおすすめします。

 

季節の花を取り入れる

 

花を選ぶことが難しい場合は、季節の花を入れてみるのもおすすめです。

四季折々の花は贈られた側からしても思い出に残ります。その季節が巡りまたその花に出会うときっとあなたを思い出してくれるでしょう。

また、季節の花は適した気候で持ち運びができるので痛みの面でも安心です。

 

花言葉も考える

花言葉は、それぞれの花にはひとつずつ意味が込められています。

花束を贈る際に適した言葉から花を選んでみるのもひとつの手段です。

代表的な花で紹介すると、赤いバラは「あなたを愛してます」 という花言葉をもっています。

また、同じ花の種類でも色で花言葉が変わってくることも。青いバラには「奇跡」ピンクのバラには「上品」など、さまざまな花言葉がついていますので、ぜひ、相手にあった花言葉がついた花を見つけてくださいね。

花を渡す際に花言葉も伝えるとメッセージ性もありインパクト大です。

 

アレンジメントフラワーが最適な場合もある

必ずしも花束を贈られた相手が喜んでくれるとは限りません。

あなたが贈りたいと思う花束が、ときに手間がかかると思われる場合もあります。

 

たとえば、普段花を飾る習慣がない人などには、花瓶に生ける手間が増えたと思われたり、そもそも、自宅に花瓶が無かったり、水換えが面倒だと感じることもあります。

せっかくのフラワーギフトも台無しになってしまいます。

 

そういう場合には、手間が分からないフラワーアレンジメントがおすすめです。

フラワーアレンジメントは底の部分にスポンジのような物がついており、花瓶なしですぐに飾ることができるフラワーギフトなので、相手に合わせて選んでくださいね。

 

シーン別!花束の選び方のポイント!

ここまで紹介した6つのポイントを押さえれば、花束選びに失敗する可能性はほとんどありません。

しかし「もっとお相手に喜んで欲しい!」という場合は、シーンごとのポイントを押さえる必要があります。

ここからは花束がよく贈られる5つシーンのポイントを紹介していきましょう。

 

プロポーズ

プロポーズの際に定番となっている花といえば、やはりバラが1番に挙げられます。

女性の憧れである花のひとつです。

しかしバラには本数によって変わるメッセージがあります。

プロポーズに相応しいメッセージは、108本の「結婚してください」です。

ほかにも、「永遠の愛」「私の妻になってください」「最愛」など素敵なメッセージがたくさんあります。

 

誕生日

お誕生日のお祝いに贈る場合365日それぞれの誕生花を選んでみてはいかがでしょうか。

由来は古代のギリシャやローマの神話時代に、日々を司る神と花を組み合わせて暦を作ったことで、古くからヨーロッパで続く文化です。

贈りたい相手の誕生日が分かっているなら、ぜひチェックしてください。

中には変わった花もあるので特別な花束になるかもしれません。

 

卒業祝い

大人数に卒業祝いとして贈る場合は数が必要となるので、予算のことを考えると一輪花がおすすめです。

一輪花におすすめの条件としては、茎がしっかりとしている種類の花が好ましいです。

たとえば、バラ、カーネーション、ガーベラなどは見た目の華麗さもあり、花言葉も「感謝」や「希望」ポジティブな意味なが込められていますので、選んでくださいね。

 

送別会

送別会はお別れのイベントです。できることなら、悲しいお別れにならないように明るく送り出したいですよね。

そんなときに花束は大きな役割を果たします。選ぶ色味はできるだけ明るいカラフルなイメージを選びましょう。

スイートピーなどは春に咲く花で、見た目も柔らかい雰囲気を持ち、花言葉も「優しい思い出」や、蝶が舞っていくような姿をしていることから「門出」「別離」という意味がつけられています。

 

クリスマス

女性に贈る定番のバラはもちろんクリスマスにも大活躍です。

赤いバラはクリスマスカラーでもあり、たくさんのバラを集めた花束はロマンチックなムードを演出してくれます。

 

またポインセチアもクリスマスには欠かせません。花言葉も「聖夜」「祝福する」「幸運を祈る」などクリスマスを連想させるものばかりなのでおすすめです。

 

花束を選ぶときの注意点

花束の本数に注意!

困ったときはバラにしよう!というぐらいに万人に好まれ、どんなシーンでも活躍してくれるバラですが、花束にする本数によって大変な意味を持ってしまいます。

注意しなければならない本数を紹介します。

まず13本は「永遠の友情」こちらは意中の異性に贈ってしまうと良からぬ勘違いを与えてしまいます。

15本は「ごめん」

16本は「不安な愛」

17本は「絶望的な愛」など……

本数によってはネガティブな意味と捉えられるので注意してください。

 

花の色に注意!

花に意味を持たせているのは花言葉だけではありません。

たとえばお店の開店祝いに赤色の花を贈ると赤字を連想させてしまうので失礼にあたります。

 

ほかにも、フランスでは薄紫色は「喪」をイメージさせる色です。

日本で祝いことのイメージが強い「松」も、中国では棺桶に使われる素材です。

そして同じ花の種類でも、色が変わるだけで意味も反転してしまうことがあるので注意してください。

 

花言葉に注意!

先ほどの記事で触れた、色によって意味が変わってしまう花とはカーネーションです。

母の日の定番であるカーネーションは赤色が主流です。「母の愛」という花言葉を持っているので、母の日のための花ともいえるでしょう。

 

しかし、品種改良が進んだ近年は花屋さんにもたくさんのカラーバリエーションが用意されています。

ネガティブな意味を持つ色があるので母の日に贈ることは避けてください。

 

たとえば黄色は「軽蔑」「侮辱」。明るい色味とは裏腹な意味を持ちます。

また、濃い赤は「私の心に悲しみを」。こちらも感謝の意を伝える日にはそぐいませんよね。

白は「亡くなった母への愛」

日本でお葬式に飾られる代表される花に菊があります。

そのような使い方で白いカーネーションを用いる西洋の国もありますので、気にされる人は要注意です。

 

まとめ

花束についての選び方を紹介しました。

花選びは慣れるまで難しく考えてしまいますが、大切なのはあなたが贈る人を思って用意することです。

花言葉やマナーに関しては、頭の隅に少しだけ置いておきましょう。

あとは花屋さんに贈るシーンなどを少し話しておくとと、失礼にあたる種類は避けて花を選んでくれます。ぜひ、とっておきの花束を選んでくださいね。