冬のインテリアにぴったり!枝もののドライフラワーをご紹介
冬にぴったりの素敵なインテリアを探しているという方におすすめなのが、ドライフラワーです。
ドライフラワーは花を乾燥させているので生花よりも長く楽しむことができますよ。生花をお手入れするのが苦手という方も、飾りやすいのではないでしょうか。
ドライフラワーの中でも、枝もののドライフラワーは存在感があり、室内のインテリアとしてとても映えますよ。
では、枝もののドライフラワーにはどのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、おすすめのドライフラワーと飾り方をご紹介します。
【冬のインテリアに】枝もののドライフラワーをご紹介
枝もののドライフラワーは存在感があり、お部屋の雰囲気をとてもおしゃれに彩ってくれます。
生花の種類が少なくなってくる冬は、枝もののドライフラワーをお部屋のインテリアに取り入れてみませんか?
それではさっそく、冬におすすめの枝もののドライフラワーをご紹介します。
パンパスグラス
イネ科の多年草であるハンパスグラスは、ふわふわの綿毛が特徴的な植物です。
綿毛がついた部分は50cmから80cmまで成長し、とても存在感があります。優しいクリーム色をしているので、見た目も温かな印象の植物です。
ドライフラワーにしてもその見た目はほぼ変わらないので、お部屋を優しく温かな空間にしてくれますよ。
北欧風やナチュラル風の家具にも合うので、リビングに飾るのに最適なドライフラワーです。
コットンフラワー
ふわふわしたコットンフラワーは、雪を連想させることから冬のインテリアとして人気です。ふわふわとした可愛らしい見た目で、温かさも感じさせてくれます。
上品な白色は、どのような部屋にも合わせやすいでしょう。他の植物と組み合わせてリースなどにして壁面に飾るのも人気です。
コットンフラワーは白が人気ですが、他にも茶色や緑、赤など色がついているものもあるので、組み合わせればさらに素敵に飾ることができるでしょう。
蓮の実
ドライフラワーとして出回っている蓮の実は、とても個性的な形で花とは違った魅力があります。蓮の実だけを花瓶に入れて飾るのも洗練された雰囲気になり素敵ですよ。男性のお部屋にも取り入れやすいでしょう。
ドライフラワーのスワッグに取り入れたり、上記で紹介したコットンフラワーと合わせて飾るのもおすすめです。
三又(ミツマタ)
三又は、紙の原料にもなる植物です。枝が三又に分かれていることから三又という名前がつきました。白色の枝が特徴的で、冬にぴったりですよ。とても存在感があるので、お部屋のすみに飾るのがおすすめです。
お好みの枝ぶりのものをお店で探すのも楽しい時間になりそうですね。
クリップで写真を取り付けたり、オーナメントを引っ掛けてインテリアにしている方も多いようです。アレンジ次第でさまざまな楽しみ方ができるでしょう。
雲竜柳(ウンリュウヤナギ)
雲竜柳はドラゴンヤナギとも呼ばれる植物で、うねる枝が特徴的です。ウェーブのかかった枝はとても個性的で、枝だけでもインテリアとして映えますよ。
クリスマスのオーナメントをつけてお部屋に飾れば、小さなクリスマスツリーの完成です。ナチュラルな雰囲気の枝なので、さまざまな花材と組み合わせしやすいです。枝を大きく使えば迫力のあるインテリアになるでしょう。
ケーンカール
ケーンカールはくるくるとカールした美しい枝で、繊細で神秘的な雰囲気が魅力です。
白色なので、冬にぴったりのインテリアになるでしょう。
他のドライフラワーと組み合わせると、繊細ながらも華やかな雰囲気になりますよ。ドライフラワーを飾ってみたけど何か足りない……とお悩みの方は、ケーンカールと取り入れてみてはいかがでしょうか。
アセビ
アセビは年中出回っている植物で、緑色の葉っぱがたくさん生えています。明るい緑色の葉っぱが森のような雰囲気を連想させる植物で、インテリアとしてとても人気です。
切り枝として飾り、そのまま綺麗にドライにできるのでおすすめですよ。
大きいので、1つ飾るだけで立派なインテリアになります。グリーンの枝はさまざまな花材とも相性が良いので、枝ものを初めて飾る人にもおすすめです。
ドウダンツツジ
ドウダンツツジはツツジ科のドウダンツツジ属に分類されます。釣鐘型の白い花が特徴的で、葉っぱは青々としています。
ドライフラワーとして飾る場合、これらを楽しんでからそのままドライにすれば良いでしょう。上記で紹介したアセビと同じように、そのまま綺麗にドライにすることができますよ。
葉っぱはとても涼しげな印象で、枝はランダムに広がっているので動きがあります。夏場に綺麗な葉を見ることができるので、そのままドライにすれば冬に枝を飾ることができるでしょう。秋は真っ赤に紅葉するので、季節ごとにさまざまな姿を楽しむことができるのも魅力的な植物です。
グニユーカリ
ユーカリの中でも育てやすいといわれているのがグニユーカリです。葉っぱは小さめで銀色がかった緑色をしています。
木の枝も綺麗で観葉植物としても人気がありますが、枝もののドライフラワーとしても使われます。バスケットの中に飾ったり、ハーバリウムの花材やリース、ブーケにも使われます。グニユーカリを取り入れると、ボタニカルな印象のおしゃれなインテリアが完成しますよ。
バッコヤナギ
ヤナギにはさまざまな種類がありますが、ヤマネコヤナギとも呼ばれるバッコヤナギは、まな板の材料としても使われている材としても有名です。
枝の形も特徴的で、斜めになった枝などは飾ると躍動感が出ます。葉っぱが枯れてしまっても、枝だけで十分見ごたえがあるので長い期間楽しませてくれるでしょう。
野バラの実
ドライフラワーでは、枝や葉っぱだけでなく実も飾られています。その中でも赤い実がとても可愛いのが野バラです。実のなった枝を飾れば、部屋の雰囲気が明るくなるでしょう。赤い実は紅葉シーズンのインテリアにもおすすめです。
サンキライ
サンキライは、サルトリイバラとも呼ばれています。北海道から九州の山の中や丘陵地に
自生しているので、自然の中で見かけたことがある方もいるかもしれません。
10月から11月には真っ赤な実をつけるので、これを飾ることでお部屋の中が明るい雰囲気になるでしょう。葉っぱの間からコロンとなる実がとても可愛いですよ。
花言葉は「元気になる」や「不屈の精神」とされているので、お部屋に飾ればエネルギーチャージできるのではないでしょうか。
ヒムロ杉
クリスマスツリーでおなじみのヒムロ杉は、青々とした葉っぱが特徴でとてもボリュームがあります。お部屋に飾ると存在感を出してくれる植物です。
特にクリスマスシーズンに人気で、野バラの実やサンキライと組み合わせればお部屋をクリスマスの雰囲気に変えてくれるでしょう。
ヒムロ杉は、ブルーアイスやブルーバードとの組み合わせも人気です。クリスマスの定番といわれていますので参考にしてください。
【枝もののドライフラワー】おしゃれな飾り方は?
華やかなお花のドライフラワーも素敵ですが、枝ものは秋以降少しずつ人気になってきます。そのまま花瓶に挿して簡単に飾ることができますが、飾り方を少し変えることでより素敵に見せることができますよ。
では、枝もののドライフラワーはどのように飾れば良いのでしょうか。枝はお花よりも重さや長さがあるので、花器選びは特に重要なポイントになります。
まずは花器の素材を選ぼう
花器は、枝もののドライフラワーの大きさと、飾りたい場所に合わせて適したものを選ぶようにしましょう。使う花器は、どのような枝もののドライフラワーを飾るのかでも変わってきます。
素材にもさまざまな種類があり、なかでもおすすめなのは、ガラス・陶器・ブリキ・コンクリート・銅です。それぞれの特徴について見ていきましょう。
ガラス
ガラスの花器にはさまざまな形があります。ドライフラワーを飾る場合は、シンプルな透明のガラス花器がおすすめです。
茎の部分までしっかり見せることができるので、より枝ものの美しさを表現することができるでしょう。
透明なガラスは汚れが目立ってしまうので、花器にホコリがついたり、汚れが目立ったりしないように気を付けてください。
口が少し広がっているタイプだと、枝の広がりをナチュラルに支えてくれます。枝の長さがある場合は、高さのある花器を選びましょう。すらっと長い花器なら、枝をまっすぐと立ててくれてスタイリッシュに飾ることができますよ。
花器の形で、枝もののドライフラワーの見え方も変わるので、色々試してみてください。
陶器
陶器は、存在感のある花器です。さまざまな柄、色があり、枝もののドライフラワーがシンプルなほど、お互いの存在感を引き出し合うことができるでしょう。
どっしりとしているので、重たい枝ものも飾りやすいです。また、陶器は和室にもなじむので、和室にドライフラワーを飾りたい場合もおすすめ。
ピッチャーのような形をした可愛い陶器なら、食卓に飾っても素敵ですね。シンプルな枝ものでも、陶器の花器でゴージャスな雰囲気に見せることもできます。
ブリキ
ブリキはレトロな雰囲気が魅力です。ブリキの花器は、枝もののドライフラワーとも相性抜群なので、おしゃれに飾ることができるでしょう。アンティーク調の家具とよくマッチします。
軽く、落とした際にも壊れにくいことから、壁や棚に引っ掛けて吊るすような飾り方もできます。
コンクリート
コンクリートの花器は、スタイリッシュな雰囲気があります。
ずっしりとしているので、枝ものも飾りやすいでしょう。シンプルな枝ものもコンクリートの花器でより存在感が引き立ちます。
コンクリートの花器は、トイレやリビング、玄関などさまざまな場所で飾りやすいです。
銅
銅製の花器は、重厚感と品格があります。生け花に使われる花器として有名で、一般的なご家庭ではあまり目にすることがないかもしれません。和室に飾りたい場合や、高級感のある見た目に仕上げたいという場合は、枝もののドライフラワーを銅製の花器に飾るのもおすすめです。モダンな印象も与えてくれるでしょう。
ただし錆びてしまうといけないので、銅製の花器はお手入れに注意しなければいけません。
大ぶりの枝もの1本でお部屋にアクセントを
大ぶりの枝ものは、1本でも存在感があります。お部屋のアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。ドライフラワーを飾ったことがないという人も、枝1本なら気軽に挑戦できます。おしゃれな花器に飾れば、存在感がアップしますよ。
枝ものを飾る際は、枝の表情をよく見ましょう。どの角度から見ても同じではないので、色々な角度から見てみてください。そして、枝がより綺麗に見えるように、光の当たり具合などもチェックしてみましょう。
1本でもさまになる枝ものは、パンパスグラスやドウダンツツジが挙げられます。ただし、大きめの枝は場所を取るので、人が出入りする場所よりも部屋の隅などあまり邪魔にならないところに置くのが基本です。部屋の隅でも十分存在感を出してくれるでしょう。
短めに切ってコンパクトに
枝ものは、さまざまな長さ、太さ、大きさがあります。
自宅にある花器では、小さすぎて飾れない……という場合もあるかもしれません。新しい花器を購入するのも良いですが、今ある花器を活かすなら、枝を短めに切って花器に挿すという選択肢もありますよ。短く切ることで、さまざまな場所で飾りやすくなります。
飾る場所の選択肢が広がりますし、短く切ると見た目の印象も変わるので、合わせる花材との組み合わせで、違った印象に仕上げることができます。ひとつの枝ものをさまざまな部屋で楽しみたいなら、短めに切るアレンジに挑戦してみましょう。
吊るして飾る
枝もののドライフラワーは、束にして吊るして飾るのもおすすめです。
この飾り方は、飾りたい植物をランダムに重ねるようにまとめて麻布でしっかりとめて巻き付け、リボンをつけて逆さにして飾るだけです。
玄関やリビング、廊下の壁などに飾るのがおすすめ。インパクトのある枝もののドライフラワーは、吊るして飾ればお部屋の雰囲気を素敵にまとめてくれるでしょう。
【枝もののドライフラワー】おすすめの飾り場所
ドライフラワーは、風水的には運気が下がりやすいというような説もありますが、これは飾る場所や飾り方を工夫すれば問題ないといわれています。
枝もののドライフラワーの場合も同様に、飾るところを工夫すれば運気をあげることにも役立ってくれるでしょう。
では、枝もののドライフラワーはどのような場所に飾ると良いのでしょうか。
リビング
枝もののドライフラワーは、存在感があるのでリビングにぴったりです。しかし、風水的にはリビングにはドライフラワーはおすすめできないといわれています。その理由は、玄関から流れてくる良い気が停滞してしまうから。
しかし、ドライフラワーを花瓶に入れると、負の運気を閉じ込められるといわれています。上記で紹介した方法で、お気に入りの花瓶に入れて飾ってみてください。
また、赤いリボンをつけるなど、「赤」を取り入れて飾ることで運気を高めることが可能です。風通しの良い場所に吊るせば、運気を下げずに飾れるでしょう。
玄関
玄関は良い気を取り入れる場所なので、ドライフラワーで気の流れを遮ってしまうのは良くないといわれています。しかし、枝ものの場合はリースにして飾ったり、赤い実と一緒に飾ることで運気を下げることなく飾れるでしょう。
また、良い香りのものと一緒に飾れば運気が上がるといわれていますので、玄関は香りも意識してみると良いでしょう。
トイレ
大きな枝ものも、トイレなら邪魔にならずに飾りやすいです。風水的には、陰の気が集まってしまうとされているトイレですが、水まわりは工夫することで、運気をあげやすくできます。赤を取り入れたり、緑を取り入れることで運気があがるといわれているので、枝もののドライフラワーはおすすめですよ。
廊下
人が通る廊下は、良い気を流しておきたい場所です。そのため、シンプルにしておくのが1番ですが、ドライフラワーを置くことで良い気をとどめる効果があるといわれています。
廊下には、吊るすタイプやリースなどで枝もののドライフラワーを飾ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、冬のインテリアとして活用したい枝もののドライフラワーについて紹介しました。枝ものにはさまざまな種類があり、単体で飾るだけでなく組み合わせることでよりおしゃれに見せることができます。
また、花器によっても見え方が変わるので、お部屋の雰囲気に合わせて花器を選んでみてください。花器に飾るだけでなく、吊るしたり、コンパクトにアレンジしても素敵です。
この記事を参考に、ぜひお気に入りの枝ものを飾ってみてくださいね。