胡蝶蘭

ラ・メールコラム > 胡蝶蘭 > 失敗しない!胡蝶蘭選びの3つのポイント!大きさや値段相場も徹底解説!

開店祝いや開業祝い、法人祝いなど“お祝い”の日に欠かせない花といえば胡蝶蘭ですよね。実はこの胡蝶蘭、みなさんが思っている以上に品種は豊富で、シーンによって贈ってはいけないものも存在するのです。この記事では、失敗しない胡蝶蘭の選び方をメインに、贈る相手をシーン別で詳しくお伝えします。

 

お祝いシーンに胡蝶蘭が選ばれる理由とは?

さまざまなお祝いのシーンで贈られる花として定番となっている胡蝶蘭。胡蝶蘭には、“幸せが飛んでくる”という花言葉があります。他にも、花粉や香りがほとんどない、他の花に比べて長持ちする(約一か月~二か月)、一年中栽培されているためどんな時期でも贈ることができる、などメリットが多いのです。また、一般的には白色の豪華なものが主流ですが、意外と色やサイズのバリエーションは豊富です。

 

胡蝶蘭を大きさ・高さで選ぶ

胡蝶蘭は花の大きさから、主に3種類に分類されています。開店祝いで贈るサイズは大輪です。これは1つの花の大きさが11~15㎝以上のものです。次に、中輪、(ミディ胡蝶蘭)と続き、花の大きさは3-6㎝です。大輪に比べると、ずいぶんと小さいです。さらに小さいものは小輪(マイクロ胡蝶蘭)といい、大きさは2~4㎝と、相手に渡す用というよりかは主に自宅用として購入する人が多いです。また、特にお悔やみで贈る際は、形も“5本立ち90㎝”と“3本立ち80㎝”が存在します。5本立ちは見栄えが良く、高級感や存在感があるため葬儀場の規模が大きい場合におすすめです。その一方で3本立ちはやや小ぶりなので、家族葬で用いるといいでしょう。

 

胡蝶蘭を値段で選ぶ

基本的に胡蝶蘭は価格と大きさが比例しています。さらには、一般的には3本立ちや5本立ちですが、本数が多いほど高くなります。同じ高さの胡蝶蘭でも値段は異なります。このように、その大きさや見た目によって価格の幅が広いため、贈る相手に適した価格を選ぶことが重要です。

 

重要な取引先に贈る場合

取引先に贈る場合は相手の会社の規模に合わせて選択する、または贈る側が個人で贈るのか会社の代表として贈るのかにも影響します。そこは臨機応変に対応しましょう。相手が大企業の場合でも、高くて五万円くらいが無難でしょう。会社の規模が小さいときは、あまりにも大きすぎると置くスペースが限られてかえって邪魔になることもあるので注意しましょう。

知り合いに贈る場合

最近では、しっかり、お世話すると次の年も開花することから、誕生日に胡蝶蘭を贈ることも増えています。両親や友人に渡す場合は、五千円から一万円ほどのミディ胡蝶蘭がおすすめです。恋人のような、特別な関係の方に贈る場合は、一万円以上のものを用意してもいいでしょう。

 

胡蝶蘭を色・種類で選ぶ

 

・色で選ぶ

胡蝶蘭といえば“白”が最もポピュラーな色ですが、意外にもカラーバリエーションは豊富で、ピンクやイエロー、ブルー、さらにはグラデーションまでさまざまです。すべての胡蝶蘭に共通する花言葉は冒頭で記した通り“幸せが飛んでくる”ですが、その色によって異なる花言葉を持ちます。定番の白は“清純”といった意味を持ち、花嫁を連想させるその見た目から結婚祝いにプレゼントすることもありますし、あらゆる場面に対応した無難な色でしょう。女性からの人気が高いピンクは“あなたを愛します”という花言葉を持つので、母の日用のギフトや男性が女性に贈るプレゼントに適しています。ブルーは“尊敬”を意味します。

 

・種類で選ぶ

胡蝶蘭は現在約50種類の品種が存在します。最もベーシックでオールマイティは白色の胡蝶蘭には、“アマビリス”や“ソ―ゴユキディアン”などの品種が有名です。他にも、品種改良が進んだおかげで、色や形、大きさなど用途によってさまざまな種類の胡蝶蘭を選ぶことができるようになりました。

 

品質の良い胡蝶蘭を選ぶときのポイントは?

 価格の幅が広い胡蝶蘭は、安いものが必ずしも品質が悪いとは限りません。ここでは、安くて品質のいいものを選ぶポイントを紹介していきます。

まず、国内産を選びましょう。見た目でいうと、茎は太くて色が濃く弾力のあるもの、葉は色が濃くハリと艶があり肉厚なもの、花は左右のバランスが良くハリと厚みがあるものを選ぶと良いです。

シーン別!胡蝶蘭の選び方のポイント

就任祝い

 取引先の社長や役員の就任祝いには、豪華で華やかな大輪5本立ちを選ぶとよいでしょう。社長の場合は五万円以下のもの、役員には三万円前後のものから探すのがおすすめです。また、上司の就任祝いのは、大輪の5本立ちか3本立ちが適しています。何人かで贈るときは二万~三万円のもの、個人で贈るときは一万~二万円ほどが良いでしょう。

開店・開業祝い

 開店祝いや開業祝いには気を付けなければならない点があります。それは胡蝶蘭や鉢の色です。赤が入っている場合、避けなければなりません。赤が“家事”や“赤字”を連想させるため、縁起が悪いからです。あとは、その店の大きさに合った飾りやすいものを選ぶと良いでしょう。

誕生日などのギフト

 誕生日にはミディ胡蝶蘭にすると、家でも飾りやすいです。最近は通販サイトで購入して、誕生日当日に届くようにするという手もあります。なるべく誕生日当日に届くように早めに注文しておきましょう。

 

まとめ

 ここまで胡蝶蘭の選び方について紹介してきましたが、胡蝶蘭には大輪、中輪、小輪の大きさがあります。胡蝶蘭を贈るときはシーンに合わせて花を選ぶようにしてください。この記事を参考にして、相手の気持ちに寄り添ったものを贈ってくださいね。