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初心者でも簡単に育てられる!インテリア性が抜群の観葉植物・人気ランキング

自宅でのリモートワークが増えている昨今、いつもパソコンやスマホなどを見ていて、目が疲労している方も多いのではないでしょうか。

そんな時に、部屋に観葉植物があるとグリーンの癒し効果でリラックスすることができます。

しかし、観葉植物を購入したいけれど、たくさんの種類があってどれを購入すれば良いのかわからない方も多いでしょう。

そんな時には、置きたい場所の環境に合う種類(耐寒性や耐陰性など)なのか、スペースに適切かを考慮すると失敗が少ないはずです。

また、植物を育てるのが初めての方には、お手入れがしやすい品種をおすすめします。

この記事では、人気の観葉植物をランキング形式でご紹介しますので、購入の際の参考にしてくださいね。

 

インテリアに観葉植物が選ばれる理由は?

雑誌をめくっていると、スタイリッシュなお部屋には必ずと言っても過言ではないくらいに観葉植物が置いてありませんか?インスタグラムやツイッターなどでも、オシャレな空間にはグリーンが欠かせません。

では、なぜここまで私たちの生活の中に観葉植物が浸透したのでしょうか。

まずは、インテリアとして観葉植物が選ばれる理由について解説していきます。

 

おしゃれ

ここ数年の働き方の改革や生産性をアップするオフィスの環境づくりなどから、植物が持つグリーンパワーは私たちに不可欠な存在になりつつあります。

また、オシャレな空間を作るためにも、今や観葉植物は欠かせません。

その理由は観葉植物が多種多様で、さまざまな飾り方ができる点にもあるでしょう。

例えば壁にかけてアートを眺めるように観賞したり、間仕切りする様にパーティション代わりに使う方法もあります。天井から吊るして楽しんだり、デスクの上にミニ観葉植物を飾っただけでも洗練された空間が出来上がるのです。

無機質なスペースにグリーンを加えることで、オシャレ度がアップします。

 

扱いやすい種類が多い

観葉植物を育ててみたいけれど、枯らしてしまったら嫌だと感じていませんか。

そんな方にも安心なのは、多少水やりを忘れたくらいでは枯れない種類の観葉植物です。

特に乾燥に強く耐陰性にも優れているアイテムなら、扱いやすくて初心者でも安心して育てることができるでしょう。

観葉植物は、ほとんどが直射日光に弱くカーテン越しなどの明るい日差しを好む性質を持っています。寒さに強いタイプを選べば、冬でも枯らさずに済みますよ。

 

癒しを与えてくれる  

私たちは自然と触れ合うことで無意識に癒されています。

植物の緑を眺めることで自律神経のバランスが整い、心にも身体にも良い影響を与えているのです。

また、欧米では森林浴セラピーが実際に診療の現場でも取り入れられていて、エビデンスの検証が注目されています。

しかし、森林浴が体に良いことは分かっていても、なかなか時間が取れない方もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、観葉植物や草花を日常の中に取り入れる方法です。

仕事や家事に疲れたときに、グリーンがそばにあるだけで気分転換にもなりますね。

 

あなたに合った観葉植物の選び方

初めて植物を育てるときは、どれが自分に合っているのかわからずに悩んでしまう方もいるでしょう。

観葉植物にはたくさんの種類があり、ゆっくりと生長するタイプや葉の大小、這うように育つ種類などさまざまです。

ここからは、見た目で簡単にわかるカテゴリー別に、それぞれの特徴を紹介していきます。

あなたが置きたい場所には、どんな植物が合うのかを想像しながら読んでみてください。

 

葉が大きめの観葉植物

観葉植物の中には葉が大きく育つ種類があります。

例えば南国情緒たっぷりなオーガスタや、葉の切れ込みが特徴的なモンステラなどが人気です。

置くだけでも存在感があるので、お家のシンボルツリーにも向いているでしょう。

大きく生長するタイプが多いため、お部屋に置く場合には床置きがおすすめです。

 

葉が小さめの観葉植物

葉っぱが小さい観葉植物は、部屋の隅などに置くインテリアとして人気があります。

存在感はあるけれど主張しすぎないので、かわいらしい印象を受けるでしょう。

こちらのタイプには葉がクルっと丸くなるベンジャミンや、花や実をつけるオリーブなどが挙げられます。

見た目が控えめなので、どこに置いても馴染みやすいのがメリットです。

 

ツル性の観葉植物

観葉植物の中にはツル性のものも存在しています。こちらは丈夫で扱いやすいタイプが多いので、育てやすいことがメリットです。

デスクの上や棚に置く他には、高い場所に吊るして楽しむ方法もあります。

星型の葉を持つアイビーや、丸い小さな葉をたくさんつけるワイヤープランツもこの仲間です。

斑の入り方や葉の形によっても全然印象が違うので、何種類か揃えて窓際に飾るのもすてきですね。

 

尖った葉を持つタイプ

葉先の尖っているタイプの観葉植物は、風水的には邪気を払う役目をしてくれます。

したがって。玄関などの出入り口に置くのに向いているでしょう。

剣のような葉を持っているサンスベリアは、オシャレなカフェやレストランなどでも見かけることが多いですね。

また「ユッカ・アロイフォリア」も、葉の先が鋭く尖っている種類の観葉植物です。

 

多肉植物系

種類が多く葉っぱがぷっくりと丸い多肉植物は。さまざまな世代の方に広く愛されています。その魅力は何と言っても品種の豊富さではないでしょうか。

多肉の中で特に人気を集めているのは、可愛らしい花を咲かせる「エケベリア」です。寒くなると葉の先が紅葉するタイプも人気があります。

色んなタイプを集めて、寄せ植えにして楽しんでもいいですね。

 

スタイリッシュな大型観葉植物・人気ランキング5選

まず紹介するのは、大きなサイズの観葉植物の人気ランキングです。

リビングや玄関に置くことで、スタイリッシュな雰囲気になる大型のアイテム。

特に大きなサイズの場合は、インパクトが強くシンボルツリーの役目を果たすことも多いでしょう。

インテリアとしても最適なので、新築祝いや開店祝いのギフトにも向いています。

 

①サンスベリア(ローレンティー)

人気ナンバー1の観葉植物は、熱帯アフリカが原産のサンスベリアです。ローレンティーはデパートやオフィスでも見かけることが多く、100均でも販売されている品種になります。

肉厚の葉が剣のようにまっすぐに伸びているのが特徴です。

ローレンティーはサンスベリアの中では最も手入れがしやすいのですが、冬場の水の与え過ぎには注意が必要になります。

明るい場所に置けばスクスクと生長してくれるでしょう。

 

② パキラ(グラブラ)

次に紹介するのは中南米が原産地のパキラです。パキラの中でも最もポピュラーなのは「グラブラ」と言う品種になります。

こちらは手の平に乗るくらいのサイズから背丈が170cmを越えるものまで展開されており、生長が早いのが特徴です。

この植物の魅力は涼しげな外見とグリーンの美しさですが、お店によっては幹が三つ編みになっているタイプが用意されていることも。このようなデザイン性の高いものも、インテリアとしてとても人気がありますよ。

パキラは耐陰性があり扱いやすいですが、日陰にばかり置いておくと幹が痩せてしまうので、時々は明るい場所に出してあげてください。

 

③アレカヤシ

人気ランキングの3位はアレカヤシになります。こちらはヤシ科でマダガスカル原産の観葉植物です。

南国ムードもありますが、葉が細長く笹の葉のような印象があるので和室にも合うのがポイントになります。

アレカヤシは病気にもかかりにくく育てやすいのですが、生長が早くあっという間に大きくなるのでサイズ感には注意しましょう。

葉が茂り過ぎてしまうと多湿になり弱ってしまうので、伸びてきた葉は園芸用のハサミでカットしてあげてください。

 

④フィカス・ウンベラータ

熱帯アフリカの低地で育ったフィカス・ウンベラータは、大きなハートの形をした葉っぱが人気の観葉植物です。

よくドラマやテレビの中にも登場するので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

この観葉植物の特徴は日本の湿度に強いことで、枯れにくく扱いやすいのが魅力です。葉に勢いが無くなってきたら、水が足りていないサインなので注意しましょう。

水やりの際にいっしょに葉水をしてあげると、いつまでもみずみずしさを維持できますよ。

 

モンステラ(デリシオーサ)

大型の観葉植物・人気ランキングの第5位は熱帯アメリカ原産のモンステラです。

大きな葉っぱには深い切れ込みが入っているため、置くだけでもエキゾチックでインパクトのある空間が完成します。

葉っぱの模様はアロハシャツのデザインにも採用されているので、見たことがある方も多いでしょう。

この植物も、通気性が良くカーテン越しの光が入る部屋なら、丈夫に育ってくれますよ。

またモンステラには40以上の品種があり、種類によって斑の入り方や模様にも違いがあります。

狭い場所には、小型の「ヒメモンステラ」がおすすめです。

 

デスクに置くのにも最適な小型観葉植物・人気ランキング5選

観葉植物は丈夫なタイプが多いですが、原産地の気候や植物が持つ本来の性質上から好む環境が違います。

しかし小型の観葉植物は比較的お手入れがしやすく、デスクの片隅や・窓辺の棚・テーブルの上にも置くことができるので便利です。

コンパクトで移動させやすいので、冬の管理が簡単にできるのもメリットでしょう。

またサイズが小さい分、価格も低く設定されています。そのため、窓辺に何種類か飾ったり、水耕栽培にして楽しむのもおすすめです。

 

①ポトス(ライム)

小さなサイズの観葉植物の人気ランキング1位はポトスになります。

ポトスは熱帯地方で育ったツル性の植物で、丈夫で耐陰性があるので初心者の方におすすめ。

室内の蛍光ランプの明かりでもスクスク育つところも魅力です。ただし、直射日光に当たると葉焼けの原因になるので気をつけましょう。

品種で言うと、グリーンの葉に黄色の斑が入ったゴールデンポトス・ライムグリーンの葉っぱがフレッシュなライムなどが人気です。

 

②ブライダルベール

第2位はメキシコ原産でツユクサ科のブライダルベールです。

花言葉に「幸福」「願い続ける」など素敵なものが多いので、女性に人気がある観葉植物になります。

ブライダルベールは白く可憐な花をつけるので、たくさん花が咲くと花嫁のベールのように見えるのが魅力です。

庭に植えても素敵ですが、ハンキングにして飾るとベールのように垂れ下がって咲く様子が美しいですよ。

またこの植物はよく茂るので、伸びた葉はこまめに摘み取ってください。そうすることで風通しが良くなり丈夫に育ちます。

 

③エバーフレッシュ 

次に紹介するエバーフレッシュは南米のボリビアなどが原産のマメ科の観葉植物です。

とてもタフなので養分が少ない土でも育ちます。

エバーフレッシュの最大の特徴は、夜になると葉が閉じることでしょう。これは葉を閉じることで水分の蒸発を抑えるためですが、万が一夜になっても葉が閉じない場合は水分が不足している証拠です。

夜になると眠っているようで、一緒に生活するのが楽しくなる植物ですよ。

また、春から夏にかけて小さなクリーム色の花を咲かせます。

直射日光の当たらない明るい室内に置いて、冬は10℃以下にならないように管理しましょう。

 

④ガジュマル

人気ランキングの4位は、100均でもよく販売されている観葉植物のガジュマルです。

こちらは東南アジアが原産で、日本でも沖縄や屋久島などに生息しています。

また沖縄ではガジュマルに火の精霊が宿ると言う伝説もあり、町のシンボルツリーにもなっています。

ガジュマルの魅力は、太い幹と艶のある緑の葉です。

本来は大きく生長する植物ですが、剪定することでプチサイズのまま育てることも可能ですよ。

 

⑤テーブルヤシ

テーブルヤシは、メキシコや南アメリカに分布しているヤシ科の植物です。

ヤシの種類は多いですが、その中でも小型のものを「テーブルヤシ」としています。

日本に流通しているのは主に「エレガンス」と言う品種ですが、生長すると草丈が2mほどになるタイプもあるため注意しましょう。

コンパクトサイズがお好みなら「テネラ」がおすすめです。耐陰性もあり寒さにも強いので、どこに置いても丈夫に育ってくれますよ。

生長もゆっくりしているので、初めて植物を育てる方におすすめです。

 

育てやすさ抜群!今が旬の観葉植物ランキング3選

お部屋をオシャレにしたいけれど、植物を育てるのは自信がないしすぐに枯らしてしまうのではないかと悩んでいる方もいるでしょう。

しかし観葉植物にはさまざまな性質があり、日陰でもタフに育つものも存在しています。

もし迷っているのなら、まずは生命力がありお手入れが簡単なものを選んでみてください。

ここでは育てやすさが抜群で、今人気がある観賞植物を紹介します。

 

①ドラセナ(ソングオブインディア)

育てやすい観葉植物の人気ランキング1位は、ドラセナです。

初めて植物を育てる方にとっては、お世話がシンプルなことほどうれしいことはないですよね。

ドラセナは日差しが入る明るい場所に置くことで、葉っぱにツヤが出ます。直射日光には弱いので、なるべくカーテン越しに光が入る窓辺などに置くのがおすすめです。

鉢植えで購入した場合は植え替えの必要がありますが、大体2〜3年に1度を目安にすると良いでしょう。

 

②オリーブ

第2位は地中海沿岸が原産のオリーブになります。

葉っぱは濃い緑色ですが裏側がシルバーなので、コントラストが美しく特徴的です。

またオリーブは常緑樹なので、1年を通して見映えがする点も魅力の1つでしょう。

庭先や玄関にシンボルツリーとして植えても素敵ですが、鉢植えとしても楽しむことができます。

太陽の光が大好きな植物なので、たくさん日が当たる場所に置いてあげると元気よく育ってくれますよ。

 

③ベンジャミン

第3位のベンジャミンは、インドやマレーシアが原産のクワ科の観葉植物です。

耀きを放つような艶のある葉っぱが人気で、品種によって斑入りや葉がカールしたものなどもあります。

幹の形も個性的で魅力があるため、プレゼントとしても人気がある観葉植物です。

オリーブと同じ常緑植物なので、明るい日陰に置き水やりを欠かさなければ、一年中爽やかな緑の葉を楽しむことができます。

 

まとめ

おしゃれなインテリアとして人気がある観葉植物は、今を生きる私たちに癒しを与えてくれる存在です。

しかし、初めて植物を育てる方にとっては、ハードルが高いアイテムでもあるでしょう。そんな時には、その植物が持っている性質や特徴を知っておくと安心です。

また、置きたい場所のスペースに合ったものをチョイスすると失敗を防げるでしょう。購入した時は小さくても、どんどん大きくなる観葉植物もあるので、生長がゆっくりしたものを選ぶのがおすすめです。

あなたもお気に入りの観葉植物を取り入れて、素敵なお部屋にしてみませんか。