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ユッカの風水効果とは?開運につながるおすすめの置き場所や方角はどこ?

ユッカは、丈夫で育てやすいことと、シャープな見た目がインテリアのアクセントになることなどから観葉植物として親しまれています。そんなユッカは、鑑賞用としてだけでなく、風水にも良い効果をもたらすと言われているのです。ユッカによる風水効果を高めるためには、置き場所や方角も重要なポイントになりますよ。

この記事では、ユッカの風水効果を高めるためのおすすめの置き場所や方角などをご紹介します。

 

ユッカの基本情報

ユッカはリュウゼツラン科ユッカ属の植物で、主な原産地は、北アメリカから中央アメリカにかけての乾燥地帯です。

上にまっすぐ伸びた太い幹と、シャープな緑色の葉のコントラストが美しく、インテリアグリーンとして親しまれています。

別名「青年の木」とも呼ばれ、力強くスタイリッシュな印象から、男性へのプレゼントにもおすすめですよ。

また、丈夫で育てやすいので、初心者の方にも人気の観葉植物となっています。

 

ユッカの種類

ユッカ属の多くが北アメリカから中央アメリカに自生しており、その種類は約50種類もあると言われています。

私たちの生活に慣れ親しんだものや、見たことないような個性的な品種などさまざまです。

その中で、日本にも流通しているメジャーな品種を4つご紹介します。

 

青年の木(エレファンティペス)

「青年の木」はユッカの中でも最も有名な品種で、一般的に「ユッカ」というとこの品種を指すことが多いほどです。

園芸店やネット通販でもよく見かけるので、観葉植物として最もなじみ深いのではないでしょうか。

青年の木は成長していくにつれて、幹が太くなっていき、その姿が像の足のように見えることから「エレファンティペス」とも呼ばれています。

耐陰性や耐寒性があり、丈夫で育てやすいので初心者の方にも育てやすい品種です。

 

アロイフォリア

アロイフォリアは、ユッカの品種の中でも多くの葉をつけることで有名です。

葉の形がアロエに似ていることからこの名がつけられましたが、実際はアロエのように薄くはなく、どちらかというと笹に近い印象です。

すらりと伸びた葉の縁に、黄色い斑が入っているのが印象的で、お部屋の空間をスタイリッシュに演出します。

暑さや寒さ、乾燥に強いので、地植えしてガーデニングとして楽しむのもおすすめですよ。

 

フィラメントーサ

フィラメントーサは成長しても樹高が70〜120cmほどで、ユッカの中でも低木の品種です。

葉同士がこすれ合うことで出てくる糸状のフィラメント(繊維)が名前の由来になっています。

特に耐寒性に優れている品種で、マイナス25℃の気温にも耐えうるので、日本でも屋外で冬越が可能です。

 

デスメティアーナ

デスメティアーナはごつごつとした印象の太い幹から、すらりと伸びた細長い葉が美しい品種です。

デスメティアーナの最大の特徴は、冬になると葉が緑色から紫色に変化することで、その独創的な姿からコレクターからの人気も高くなっています。

まだまだ珍しい品種なので値段も高めです。

 

観葉植物と風水の関係

風水において、植物は自然のパワーを発するものと考えられています。

人の運気を左右する、目には見えない「気」をコントロールし、バランスを整える働きがあるとされているのです。

観葉植物にもそんなパワーがあり、部屋に飾ることで良い気の流れをもたらしてくれます。

植物の種類だけでなく、葉の大きさや形状からも風水の効果は変わってきますよ。

飾るだけで、インテリアのアクセントになるだけでなく、風水効果も高められるのは嬉しいですね。

 

ユッカの風水効果

ユッカには「颯爽(さっそう)」や「勇壮」、「偉大」などの花言葉があり、飾っているだけで元気をもらえそうです。

また、風水においては、ユッカの鋭く尖った葉には、邪気を払って浄化する働きがあるとも言われています。

さらに、次々に新芽を出してまっすぐ上に伸びていくユッカの姿は「陽の気」を帯びているとされており、運気の上昇に効果があるそうです。

ユッカの風水的効果が高いとされる運気を3つご紹介します。

 

金運

葉っぱが上にまっすぐ伸びていくユッカは、金運アップの効果が期待できるとされています。

葉の色が鮮やかで美しい光沢を放っているほど、その効果は高まっていくとされ、大きく育った葉はとても縁起がいいと考えられているのです。

水やりをするタイミングで葉のホコリや汚れを取り除いたり、葉水を与えて乾燥しないように注意しましょう。

さらに、金運効果を高めるためには、明るい場所に置くとよいとされているので、窓際などに飾るのがおすすめです。

 

仕事運・勉強運

ユッカは植物の中でも成長スピードが早く、自生しているものだと樹高が12mほどになることもあるそうです。

このすさまじい生命力が発展や成長を連想させることから、仕事運や勉強運アップの効果があるとされています。

そのため、開店祝いや開業祝いの贈り物としてユッカが選ばれることも多いのです。

ユッカのどっしりとした太い幹は見る人に安定感を与え、仕事や勉強に集中できるでしょう。

 

邪気払い

中国に古くから伝わる風水の考え方では、先が尖っている葉は邪気を払い、周囲の気を浄化する効果があると言われています。

すらりと伸びたユッカの葉は、入り込んでくる悪い気をうち払い、良い気だけで満たしてくれるので、あらゆる運気の上昇に働きかけるのです。

鋭い葉がたくさん出ているほど、邪気払いや魔除けの効果がより高まるろされているので、適切なお世話をして葉をどんどん増やしていきましょう。

 

ユッカの風水効果を高める置き場所

部屋に飾るだけで運気向上が期待できるユッカですが、風水の考え方では、アイテムを置く場所も重要なポイントになります。

アップさせたい運気に適している場所にユッカを置くことで、さらに風水効果が高まるでしょう。

それぞれの運気ごとにおすすめの置き場所をご紹介します。

 

【金運】玄関

風水の考え方において玄関は、良い気も悪い気も入り込んでくる「気の出入り口」でもあります。

鋭い葉をもつユッカを玄関に置くことで、悪い気が入ってくるのを防ぎ、良い気だけを家の中に運んでくれるのです。

お金も外から入ってくるものなので、玄関の運気を良くしておくことは金運アップにもつながります。

風水効果を高めるためには、玄関の中でもできるだけ明るい場所に置くのが良いでしょう。

 

【仕事運・勉強運】書斎・デスク

成長や発展を連想させるユッカは、書斎やデスク周りなどの場所に置くのがおすすめです。

ユッカのすらりと伸びた葉には、鋭い感覚を与えてくれる効果もあるとされています。

風水効果を高めるには、小さなものより大きなサイズのユッカを置くのがおすすめでしょう。

また、パソコンなどの機械からは悪い気が発せられるとも言われているので、生命体であるユッカを置くことで気が中和され、癒し効果も期待できます。

 

【邪気払い】ベランダ

ベランダは「第二の玄関」とも言われており、良い気だけでなく悪い気も入り込んでくる場所です。

また、ベランダは雨や風などにより汚れていることが多く、エアコンの室外機などの機械も置かれていることも多いことから、悪い気が溜まりやすい場所とされています。

そんなベランダにユッカを置くことで、鋭い葉が邪気を払い、良い気だけを室内に取り込んでくれるのです。

ユッカは外の気温が氷点下15℃以上であれば枯れることはないので、屋外でも育てられますよ。

風水効果を高めるためには、ゴミや汚れがたまらないようにこまめに掃除しておきましょう。

 

ユッカの風水効果を高める方角

風水の考え方において、場所と同様に方角も大切な要素です。

それぞれの運気ごとに、適した方角が決められているので、運気アップを狙いたい方角にユッカを置くことで、風水効果を高められます。

場所と併せて飾ることで、より高い風水効果を期待できるでしょう。

 

【金運】南東

風水において南東は、財運をつかさどる方位だとされています。

玄関にユッカを置くのもおすすめですが、室内であれば南東を意識して飾るとよいでしょう。

また、風水では水がお金を意味しているので、ガラスの花瓶などのアイテムを組み合わせることでさらに高い効果が期待できます。

さらに風水効果を高めるためには、明るい場所にユッカを置くことと、周りをこまめに掃除して清潔にしておくことです。

 

【仕事運・勉強運】東・北西

仕事運や勉強運をアップさせるためには、ユッカを書斎などに置くことがおすすめですが、その部屋の中でも東や北西の方位を意識すると風水効果が高まります。

東は太陽が昇る方位であることから、成長や発展をうながす効果があるとされているのです。

また、北西は「主人」の方位を意味しており、事業運や社会運向上などが期待できるため、家長の運気をあげたい場合に最適です。

仕事運・勉強運・事業運のどの運気をアップさせたいかで、東か北西どちらかにユッカを飾りましょう。

 

【邪気払い】北東

風水において北東は「鬼門」とよばれており、悪い気が入り込みやすい方位とされています。

この方位に、風水効果の弱いアイテムを置いていると、悪い気が侵入し、気の流れやバランスが崩れると言われているのです。

そのため、北東に邪気払いの効果があるユッカを置くことで、悪い気を封じ込めて良い気だけを部屋の中に取り込めます。

さらに風水効果を高めたい場合には、北東のカラーである白・黄・赤のアイテム、例えば鉢などを組み合わせると良いでしょう。

また、その方位とユッカの周りをいつも清潔にしておくことも大切です。

 

ユッカを置かないほうがよい場所

ユッカは風水的に強いパワーを発すると言われており、金運アップや邪気払いなどさまざまな良い効果をもたらします。

しかし、ユッカのその力強さから、残念ながら相性の悪い場所も存在します。

ここからは、ユッカを置くときに注意していただきたい場所を解説するので参考にしてみてください。

 

リビング

観葉植物といえば、リビングにおいてインテリアのアクセントにするのが一般的です。

しかし、邪気払いの効果があるとされているユッカの尖った葉は、家族や友人との人間関係を悪くしてしまうと言われています。

人が多く集まるリビングには、丸い形の葉をもつ植物を置くことで、リラックス効果が期待できるのでおすすめです。

 

寝室

風水において寝室は、身体だけでなく運気を回復させるための部屋とされています。

そこに強いパワーを発するユッカを置くと気分が高揚し、快眠を妨げるとされているのです。

寝室に観葉植物を置くときには、リラックス効果のある丸い葉をもつ植物を置くことで、落ち着いてゆっくりと睡眠がとれるでしょう。

しかし植物には、睡眠中の人間から良い気を吸い取ってしまうこともあるようなので、横になったときに視界に入らない場所に置くのがおすすめです。

 

トイレ

暗く狭い空間になりがちなトイレにユッカを置きたい方も多いかもしれません。

確かに、トイレには悪い気がたまりやすくなりますが、ユッカも強いパワーを放つので、その2つがぶつかりあい、落ち着かない空間になってしまいます。

しかし、トイレは金運や健康運を左右する場所でもあるので、運気を上げることは大切です。

トイレに観葉植物を置く場合には、悪い気を吸収してくれる効果のあるものを選びましょう。

 

ユッカの風水効果を高めるポイント

ユッカなどの観葉植物は、たくさんの生命エネルギーを発すると言われています。

風水効果を高めるためには、そのパワーを最大限に引き出す必要があるのです。

具体的には、ユッカを元気に育てることや、人工物ではなく自然の素材でできたアイテムを組み合わせること、そして風水の基本である「清潔」も重要なポイントでしょう。

 

適切なお世話をする

元気に育っているユッカは大きなパワーを発するので、風水効果も高まります。

耐陰性のあるユッカですが、定期的に窓際などの明るい場所に置いて日光浴をさせましょう。

また、乾燥地帯が原産地であるユッカは、水やりを控えめにして乾燥気味にさせておくのがポイントです。

さらに、ユッカは根の成長も盛んなので、3〜4年ほどたつと鉢の中で根がまわりきってしまいます。

根腐れを起こすとユッカが枯れる原因にもなるので、2〜3年おきに一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。

枯れた葉は取り除く

枯れた葉は見た目もよくありませんが、「死」を連想させるので風水的にも運気を下げると言われています。

ユッカの葉に枯れているものがあれば、すみやかに取り除き、いつもきれいな状態にしておきましょう。

また、全体的に枯れてしまったユッカをそのまま放置しておくのも良くありません。

このとき、古いユッカを完全に処分してから新しいものを購入することで、悪い気が移りにくくなります。

 

プラスチックの鉢は避ける

風水において、プラスチックなどの人工物は生命エネルギーを発しないので、運気を下げてしまうとされています。

プラスチックの鉢は軽くてカラーバリエーションも豊富ですが、せっかくのユッカのパワーを十分に発揮できません。

ユッカを植える鉢は、木製や、土からできた陶器製のものを選ぶのがおすすめです。

どうしてもプラスチックの鉢を使いたいのであれば、鉢カバーなどで隠しましょう。

 

清潔にしておく

風水の基本は、こまめに掃除していつも清潔にしておくことです。

いくら風水効果の高いアイテムを置いても、たまったホコリや汚れからは悪い気が発せられてしまいます。

ユッカの鉢が汚れていないか、受け皿に古い水がたまっていないか、周りに土がこぼれていないかなどをこまめにチェックしておきましょう。

 

ユッカと風水あれこれ

最後に、ユッカを飾るときによく寄せられる疑問や質問をご紹介します。

ユッカを飾って風水効果を考えている方は参考にしてみてください。

ユッカは丈夫で長期間育てられるので、購入する際には今後の生活や育て方をイメージしておきましょう。

 

子ども部屋はOK?

子ども部屋には「成長運」が宿っているとされており、太い幹や上に伸びる葉をつけるユッカは最適です。

ユッカには勉強運をアップさせる効果もあるので、お子さまの勉強もはかどるのではないでしょうか。

風水効果を高めたいのであれば、できるだけ大きなサイズのユッカがおすすめですが、スペースの問題で難しければ、小ぶりな卓上サイズでも構いません。

寿命はどのくらい?

乾燥した地帯で自生しているユッカは、耐陰性や耐寒性にも優れており、丈夫で生命力あふれる植物です。

病気にもかかりにくく水やりもそれほど必要ないため、初心者の方でも育てやすいのが特徴です。

そんなユッカは、成熟した株になるまで50年以上もかかると言われています。そのため、寿命でいえばそれ以上、かなりの長期間で楽しむことができそうです。

 

屋外でもOK?

ユッカは耐寒性に優れているので、氷点下15℃くらいまでなら枯れることは少ないとされています。

そのため、寒暖差のある日本であっても、屋外で育てることが可能です。

ただ、ユッカは寒い場所よりも温かい場所の方が元気によく育つので、冬の寒い時期には玄関先などの気温が低すぎない場所に置いてあげましょう。

 

ユッカを飾って風水効果を高めよう

丈夫で生命力あふれるユッカは、風水的にも良い効果をもたらします。

金運や仕事運・勉強運などを向上させたいときには、ユッカを飾ってみましょう。

なんとなく悪いことが続いているなという場合も、ユッカの邪気払いの効果で、家全体の運気を改善できるかもしれません。

風水効果を高めるためには、置き場所や方角、組み合わせるアイテムなどにもこだわってみましょう。