結婚記念日にお花を贈るという方は多いかと思いますが、日本には他にも夫婦の絆をさらに深める機会がある日が存在するのをご存知でしょうか。

4月22日は「良い夫婦の日」です。1989年11月の国連総会によって家族問題に関する人々の関心を高めるために1994年が「国際家族年」と定められたことがきっかけで、講談社が1994年に「よい夫婦の日」を制定したそうです。お互いに感謝の気持ちを伝え合う日になることを目指して提唱されたのがこのよい夫婦の日です。「よ（4）い夫婦（22）」の語呂合わせからこの日に決められました。

また11月22日の「いい夫婦の日」も語呂合わせから生まれた夫婦のための記念日です。「いい夫婦の日」は、1988年に財団法人余暇開発センター、現在の日本生産性本部が、夫婦で楽しむゆとりある生活の提案のために制定しました。いい夫婦の日は、改めて伝えることのできない感謝の気持ちや愛情をお互いに伝えあうきっかけになる記念日として親しまれています。近年は一般にも認知されるようになり、11月22日に入籍する有名人なども増えているようです。

夫婦にまつわる日は他にも意外と多いのです。11月23日は「いい（11）夫妻（23）の日」、1月22日は「いい（1）夫婦（22）の日」、などがあります。11月22日の「いい夫婦の日」が一般的に良く知られている日ですので、レストランなどで食事を楽しみながらお花を贈りたいなんて方は少々の混雑が予想される11月22日を避けて他の記念日にふたりの時間を楽しむのも良いのではないでしょうか。

他にもバラにちなんだ記念日があります。12月12日は「ダズンローズデー」です。ダズンローズとは、恋人に12本（1ダース）のバラを贈り、愛を誓い合うという欧米の習わしです。12本にはそれぞれ「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」の意味が込められています。ダズンローズは、この全ての言葉をパートナーに誓うというものなのです。昔一人の男性が結婚を申し込むために女性の家へと向かいその途中で咲いていたお花を摘み取り、プロポーズする際にそれを花束にして女性に渡したのだそうです。女性は「お願いします」という言葉の代わりに、受け取った花束の中から1本お花を抜き取り、男性の胸元に飾ったという話がダズンローズの由来だそうです。

感謝や愛情をあらためて言葉にしようと思うと難しいかもしれませんが、お花を贈ることによって普段相手に伝えられない思いを伝えることができるのではないでしょうか。二人の時間をさらに深めるためにぜひフラワーギフトをご活用ください。