ご自宅やオフィスなどにお花が飾ってあると空間が華やぐだけでなく、心が安らいだり幸せな気持ちになったりしませんか。お花を飾ることで、気分や空間の雰囲気がガラッと変わるのを感じたことがある方は多いのではないかと思います。これは、お花には人の心や身体に良い影響を与えてくれる効果があるため。その効果は大きく、お花に触れて脳を活性化させて心身のバランスを整える「フラワーセラピー」と呼ばれる両方があるほどです。

お花が人体与える影響は科学的にも実証されています。お花を見たとき人体はどのように変化するかを研究したところ、お花を見た人の脳から「幸せホルモン」と呼ばれる3つの物質が分泌されることが判明しました。一つは心を安定させるセロトニン、もう一つはモチベーションをアップするドーパミン、そして幸福感を得られるオキシトシンです。また、お花の色も身体の状態が変化することがわかっており、赤いお花を見ると活動的になる交感神経が優位になり、青いお花をみると精神が安らぐ副交感神経が活発になります。

ちなみに、風水でも赤は「情熱」「活力」を象徴する色のため、活動的になり「ここ一番」という勝負時に力を発揮できる効果があるとされています。一方、青は「冷静」「落ち着き」を象徴する色です。精神を落ち着かせる色で仕事運や勉強運を向上させると言われています。

また、お花を花瓶に活けるときには水揚げをしますし、花瓶の水の雑菌が繁殖しないようお水の交換をします。このようにお花に直接触れることでストレスが緩和されると言われています。お手入れをすればリラックスできるだけでなく、お花への愛情も生まれ、やさしい気持ちになれそうですね。

このように、お花は身体の状態を変える力がありますから、お花をお贈りしたり飾ったりするときには、シチュエーションに合わせてお花を選んでみてはいかがでしょうか。例えば、リラックスしたい、落ち着いた雰囲気で過ごしたいというときには寒色系のお花、ご友人やご家族と楽しくパーティーをしたいというときには暖色系のお花がおすすめです。お花が場の雰囲気作りを助けてくれるでしょう。

お花にはさまざまな素晴らしい効果がありますので、贈り物に迷われたらフラワーギフトを選んでみてはいかがでしょうか。お祝いのシーンを美しく彩ってくれるだけでなく、お贈りするお相手の心も体も癒される素敵な贈り物として喜んでいただけるのではないかと思います。