恋人や奥様、パートナーをお持ちの方で、お花をお贈りしたことがあるという方はいらっしゃいますか。映画や海外ドラマなどで、男性が愛する女性にお花をプレゼントするシーンがよく登場するものの、実際にお花をお贈りするという方は、そう多くはないかもしれません。なぜなら、日本においては、お花はお祝いや発表会、セレモニーなどでお贈りするものというイメージをお持ちの方が多い傾向にあるためです。そのため、欧米のように、気軽にお花を購入してプレゼントするという方は、少数派と言われています。

しかし、近年は、花贈りの習慣が身近になってきています。お花の新たなマーケット創出活動を行う団体が、お花に関する市場調査を実施したところ、20代など若い世代の男性が、恋人や奥様へ贈り物としてお花を購入することが増加していることがわかりました。また、この調査結果では、お花を誰かに贈ることに対して、「楽しい」と回答した方が多く、花贈りに対して、良い感情を持っている男性が多いことがわかります。

お花をお贈りするシーンは「相手の誕生日」と回答した男性が最も多く、その次に多かったのが「結婚記念日」でした。そのほか、「クリスマス」「2人の記念日」「バレンタイン」「いい夫婦の日（11月22日）」と回答した方もおり、何らかのイベントのときにお花をお贈りしているのがわかります。中には、「仲直り」するためにお花を購入するという方もいらっしゃいました。お花をお付き合いしている方や奥様にお贈りしたことがないという方は、まずは、この調査結果を参考にお花をお贈りしてみてはいかがでしょうか。

しかし、中にはお花をお贈りする行為を「照れくさい」と感じる男性もいらっしゃるようです。調査結果では、照れくさいと感じる男性は、すべての世代で見られました。とはいえ、過去の調査結果と比べてみると、お花をお贈りすることに照れくささを感じている男性は減少傾向にありました。日本人にとって、花贈りが身近になってきていることがわかりますね。

一方、お花をいただいた女性はどのように感じているのでしょうか。同じ調査結果では、お花をいただいたことのある女性は、うれしいと感じただけでなく、「相手を好きになる」と回答しました。若い世代の方々は、お花を通じて関係を深めているようですね。

今や、恋人や奥様にお花をお贈りすることは、めずらしいことではないようです。次の相手のお誕生日やクリスマス、結婚記念日などには、お花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。