ポジティブな花言葉や豊富な花の色をもつガーベラは様々なお祝いのシーンで使われています。ガーベラという名前は、ドイツの自然科学者であるゲルバーの名前にちなんで付けられました。ガーベラは南アフリカで発見された後、品種改良されて多くの色と品種が生み出されてきました。可愛い花姿は他のお花との相性も良いので花束やアレンジメントの花材によく使われています。ご自宅で楽しむお花としても定番なのではないでしょうか。

ガーベラ全般の花言葉は「希望」「前進」などがありますが、色によっても花言葉が異なります。ピンクのガーベラの花言葉は「崇高な愛」「思いやり」など、赤のガーベラの花言葉は「神秘」「「限りなき挑戦」など、オレンジのガーベラの花言葉は「冒険心」「神秘」など、白いガーベラの花言葉は「希望」「律儀」があります。花束やアレンジメントにガーベラを贈る際は、それぞれの色別の花言葉を取り入れてみるのも良いかもしれません。

花束やアレンジメントを受け取った側も、せっかくならお花を長持ちさせたいですよね。ガーベラに関しては、茎が水に浸かると腐りやすく、腐ると組織が傷んで水を吸い上げることができなってしまいます。茎の先が2㎝程水につかれば給水できますので、水の量を少なくして飾ると長持ちさせることができます。これはひまわりにも共通することで、ガーベラやひまわりのように茎にパヤパヤと産毛のようなものが生えているものは水に浸かった部分が腐りやすいので、お水を少なめに飾ってみてください。そして毎日少しずつ切り戻しをして切り口を新しくしてあげることでお花の水あげが良くなり、更に長く楽しむことができるはずです。

ちなみにアレンジメントなら陶器やバスケットなどの器の中の水を含ませたスポンジに花を生けてありますので、切り戻しや水替えの必要がありません。忙しい方やご年配へ贈る場合は、アレンジメントを選ぶと良いかもしれません。

そして4月18日は「ガーベラ記念日」でもあります。1958年4月に日本で初めて「ガーベラ」の名称登録が行われたことや、日本で初めて八重咲きの品種が作出され、登録されたのが4月18日であること、「よいはな」(４１８)と語呂合わせが良いことなどから、2005年に全国ガーベラ生産者交流会にて制定されたそうです。

現在では2000種類ものガーベラが存在するそうです。お気に入りのガーベラを見つけて楽しむのも良いですよね。