敬老の日は9月の第三月曜日です。長年にわたり社会に尽くしてきたお年寄り、ご老人を敬愛し、長寿を願う日です。敬老の日の花は、リンドウのほかにもオススメのお花があります。まず「ケイトウ」。鶏のとさかのような花は、イソップ童話にこんなお話があります。ある日ケイトウがバラに、美しさと甘い香りを羨ましく思い、「あなたになれたらどれだけ幸せでしょう」と言います。するとバラはケイトウに「私はほんの数日しか生きられません。私はあなたのように長く生き生きと咲き続けたい」と答えます。つつましく元気にに長生きするというケイトウのイメージは敬老の日にぴったりのお花です。他には、白いダリアもオススメです。花言葉は「感謝」「豊かな愛情」というもので、贈り物にはぴったりです。普段離れて暮らしているおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごすことが、なによりも喜ばれることだと思います。お土産や贈り物と一緒に、お花を飾れば、いつもより華やかなお祝いの席になるはずです。敬老の日に合わせ、長寿のお祝いをしても良いという事になっています。60歳のお祝いは「還暦」、還暦のテーマカラーは赤ですので、赤いお花を贈ると良いでしょう。70歳のお祝いは「古希」、77歳のお祝いは「喜寿」、古希と喜寿のテーマカラーは紫。リンドウやトルコキキョウなどの紫のお花を入れると良いでしょう。80歳のお祝いは「傘寿」、88歳のお祝いは「米寿」、傘寿と米寿は黄色がテーマカラーです。ひまわりやガーベラは元気な印象を与えてくれます。90歳のお祝いは「卒寿」、99歳のお祝いは「白寿」、卒寿と白寿のお祝いは、白いお花がテーマカラーです。ですが仏花のようにならないために、華やかなお花を混ぜると良いでしょう。100歳のお祝いは「百寿」といいます。百寿はピンクがテーマカラーです。ピンクのバラやカーネーションで可愛らしく長寿をお祝いしましょう。