青いバラの花束(30本前後)

商品ID: 2880

青いバラの花束(30本前後)

花束 ラウンドタイプ
(長さ約45cm×幅約35cm)
本数:30本前後
バラはMサイズを使用しています。
※ラッピングは多少、変更になる場合があります


青いバラを30本前後まとめた花束です。

バラの歴史は約7000~3500万年前とも言われる長い歴史のある花ですが、長年青いバラを作り出すのは不可能とされていました。研究・開発が進み、青いバラが流通し始めたのは2000年代に入ってからで、日本の研究者たちによって誕生しました。そのため、花言葉は「夢かなう」という、希望に満ちた意味を持っています。

仕事や学業、スポーツなど夢や目標に向かって頑張る方へのプレゼントや、これからの輝かしい未来を願って就職祝いや昇進祝いなどにと、幅広いシーンにおすすめです。珍しい色味ですので、デザイナーや芸術家、アーティストなどのクリエイティブなお仕事をされている方へのハイセンスなギフトとしても喜んでいただけるのではないかと思います。

価格: ¥21,120 (税込) 送料無料
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存在自体が奇跡とされる青いバラの誕生ストーリー


青いバラを見たことがあるという方はいらっしゃいますか。バラは赤やピンク、白などが定番で、青いバラはめずらしい存在です。目にしたことがあるという方はそう多くはないかもしれません。青いバラはアジサイやトルコキキョウなどのように自然界には存在しません。あらゆる人々が何度も品種改良を行いましたが、誰一人として青いバラを創ることはできませんでした。そのため、かつては、青いバラは「不可能」の象徴でした。しかし、研究を重ねた結果、2002年、ついに青いバラが生まれたのです。

青いバラが誕生したのは日本。サントリーグローバルイノベーションセンターの上席研究員である田中良和氏が中心となって実施した「青いバラプロジェクト」で開発されました。青いバラプロジェクトが始まったのは1990年。青いバラを咲かせるためには2つの課題を解決しなければなりませんでした。1つは青い花に含まれる遺伝子の中から青い色素を合成するために必要な「青色遺伝子」を取り出すことでした。青い花は数万種類にも上りますから、気の遠くなる作業だったことでしょう。もう1つの課題は、青色遺伝子をバラの細胞に入れ、その細胞から遺伝子組み換えバラをつくる方法を開発することでした。

プロジェクトが始まってわずか1年で、青いバラプロジェクトは青色遺伝子を抽出することに成功。この青色遺伝子の特許を取得したことで、他の青いバラの研究チームと一気に差をつけることとなりました。当時は、世界中に青いバラを創る研究チームが存在していたのです。1994年には、赤いバラに青色遺伝子を入れることに成功。しかし、何度も実験をしても青い色遺伝子が入っているにもかかわらず、お花の色は赤いままでした。

その後も青色遺伝子をバラの細胞に導入する方法を探すべく、さまざまな実験がなされました。1998年頃には、バラの葉になるか茎になるかも決まっていない状態の細胞に青色遺伝子を導入する方が開発されます。1998~1999年頃には、ようやく青みを帯びたバラが咲き始めるように。さらに、遺伝子導入をつづけたところ、2002年に青色色素がほぼ100%のバラを咲かせることに成功。世界初の青いバラの誕生です。

このように、不可能とされていたものを可能としたため、青いバラには「奇跡」「夢かなう」という花言葉が付けられました。青いバラプロジェクトと同じように、大きな夢や目標に向かって尽力している方や達成した方には、青いバラをお贈りしてみてはいかがでしょうか。励まされる、素晴らしい贈り物になるのではないかと思います。

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