みなさんは、どのようなときにお花をお贈りしますか。多くの場合は、ご家族やご親戚、ご友人、お知り合いの方などが何らかのお祝いを迎えたときにお贈りするのではないでしょうか。お取引先の企業へ企業からお花をお贈りするというケースもありますし、恋人の誕生日やクリスマスなどにプレゼントするという方もいらっしゃるでしょう。お花のプレゼントは、何らかのイベントやお祝いでお贈りするという方がほとんどではないかと思います。

しかし、欧米では日常的にお花をお贈りする風習が根付いているのをご存知でしょうか。男性が好きな女性とデートへいくときにお花を持っていくという方は多いですし、ホームパーティーの手土産にお花を持っていくという方も少なくありません。日本のバレンタインでは女性が男性にチョコレートをプレゼントしますが、欧米では、男性が好きな女性に赤いバラを贈っています。また、日本人観光客がフランスのホテルに滞在したときに、ホテルからウェルカム・フラワーをいただいて驚いたというエピソードもあります。

ときには、このような欧米の習慣を真似てみるのも素敵ではないかと思います。例えば、ちょっとしたお礼をしたいときや誰かを励ましたいときに、お花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。友人宅に招かれたときには、ワインやビールなどのお酒やスイーツ、デパ地下のお惣菜などを持っていくという方は多いですが、欧米のようにお花を手土産にするのも相手の方に喜んでいただけそうです。

日常的なシーンでお花をお贈りするなら、カジュアルな雰囲気の花束やフラワーアレンジメントをおすすめいたします。高級感のあるものですと、相手の方が恐縮してしまうかもしれないからです。ガーベラやヒマワリ、チューリップなどの可愛らしいお花が喜んでいただけるのではないでしょうか。オレンジ色や黄色のお花も親しみやすい雰囲気を持っていますし、場を明るくしてくれる効果があるとされていますので、飾っていただければ一緒に楽しいひと時が過ごせるかもしれません。

近年、お花を自宅に飾るという方が増え、以前よりもお花が身近な存在になりつつあります。しかし、欧米の国々と比べると、お花は特別なシーン以外で贈られることは少ないでしょう。その分、お花の贈り物は特別感があり、いただいたときの感動はひとしおではないかと思います。だからこそ日常シーンでお花を気軽にお贈りすると、ちょっとしたイベントや出来事が特別な時間になるかもしれません。お花を気軽にプレゼントして、日常の一コマに感動を加えてみてはいかがでしょうか。