すっきりとした茎に色鮮やかなお花をつけるガーベラ。たった一輪飾っただけでも、お部屋の雰囲気を明るくしてくれる存在感を持っています。親しみやすくキュートな姿で、多くの方々から親しまれているお花の一つです。フラワーアレンジメントや花束に使われることも多く、フラワーギフトにはなくてはならない存在だと言えるでしょう。

ガーベラの歴史は比較的浅く、発見から100年ほどしか経っていません。19世紀に南アフリカで発見され、イギリスやフランスなどで品種改良がなされました。発見当時のガーベラは赤いお花のものしかありませんでしたが、現在は、ピンクやオレンジ、黄色、白などさまざまな色のガーベラが生産されています。

そんなガーベラを大切な方への贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。ガーベラ全般には、「常に前進」「希望」といったポジティブな花言葉が付けられていますから、あらゆる方に喜んでいただける贈り物になりそうです。また、ガーベラは他のお花と同じように、色ごとに異なる花言葉が付けられています。例えば、黄色いガーベラの花言葉は「究極美」「究極の愛」です。明るく活発な見た目とはうってかわって、ロマンチックな葉言葉が付けられていますね。恋人や奥様にガーベラをプレゼントするなら、黄色のガーベラをお贈りしてみてはいかがでしょうか。「燃える神秘の愛」という花言葉を持つ赤いガーベラも、恋人の方への贈り物におすすめです。感謝の気持ちを伝えるなら、「感謝」という花言葉を持っているピンクのガーベラが、うってつけだと言えるでしょう。

お花をお贈りする相手の方に愛情や感謝の気持ちを持っていても、なかなか伝える機会がないという方は多いかもしれません。ご自身の気持ちを言語化するのが苦手だという方もいらっしゃるのではないかと思います。そういったときには、花言葉にご自身の気持ちを託してお贈りしてみてはいかがでしょうか。口にせずとも、美しいお花が相手の方へ気持ちを伝えてくれそうです。こういった風習は、18世紀から行われており、トルコのイスタンブールでは、貴族たちがお花に自分のメッセージを託して恋人に贈り合っていたと言われています。

日常生活では、花言葉を気にしないという方は多いかもしれません。しかし、贈り物としてお花をお贈りするときには花言葉を意識してみてはいかがでしょうか。ガーベラにはすばらしい花言葉が付けられておりますので、メッセージ性のある素敵な贈り物になるのではないかと思います。