みなさんは、どのようなときにお花を贈りしますか。多くの場合は、お誕生日や母の日、父の日、敬老の日などの記念日、ご友人の結婚祝いや出産祝い、引っ越い祝いなどなど、何らかのおめでたい出来事があったときではないでしょうか。ビジネスシーンにおいては、上場祝いや就任祝い、移転祝いなど、やはり何らかの良いイベントがあったときにお花が贈られています。

しかし、「お花は特別なお祝いでないとお贈りしてはいけない」といったルールはありません。「お見舞いには鉢植えは不向き」といったマナーはありますが、基本的に、いつお花をお贈りしても良いものです。そこで、特別な日でなくでも、ご友人やご家族にお花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

例えば、会社の同僚に仕事を手伝ってもらったり、ご友人にモノを借りたりしたときには、お礼の言葉を伝えると思います。そのようなときには、小さなフラワーギフトをプレゼントすると、より喜んでいただけそうです。また、ホームパーティーに呼んでいただいたときに、お花を手土産にするというのも素敵ですね。イギリスでは、花束とチョコレートはホームパーティーの定番の手土産となっていますから、それを真似てみるというわけです。パーティーに集まった方々と過ごす場所にお花があると、より楽しく素敵な時間が過ごせるかもしれません。大切な人をはげましたいときにも、お花のプレゼントはおすすめです。仕事で失敗してしまって落ち込んでいる方や、恋人と別れてしまったご友人にお花をお贈りすれば、相手の方の心が癒されるかもしれませんね。

このように、特別なときでなくてもお花を気軽にプレゼントしてみると、関係性がより良いモノになるのではないでしょうか。海外では、日本よりも気軽にお花を贈り合っており、特に、お隣の国・韓国では、お花がとても身近な存在です。カップルでなくても、感謝の気持ちを伝える手段として、お友だち同士でお花を贈り合っています。韓国ドラマや映画で、登場人物が花束を手にしているシーンをみたことがあるという方は多いかもしれませんね。

お祝い以外のときにお花をお贈りするときには、カジュアルな雰囲気のものがおすすめです。あまり上品な雰囲気なものですと、高価に見え、お贈りする相手の方が恐縮してしまうかもしれません。天然素材のバスケットにお花を入れたフラワーアレンジメントや、小花をメインに用いた花束などなら、可愛らしく受け取りやすいのではないかと思います。

お花を気軽にお贈りして、より良いリレーションシップを築いてくださいね。