お付き合いをしている女性や奥様にお花をお贈りしたことがあるという方は、どのくらいいらっしゃいますか。既にお贈りしたことがあるという方や、定期的にお花をプレゼントしているという方は多いかもしれません。しかし、その一方で、お花をプレゼントすることに対して、照れくささを感じており、まだ一度もお贈りしたことがないという方も少なくないかもしれません。お花をプレゼントしたいけれど、どのようなお花を選べばよいかわからないという声もよく聞きます。

欧米では、お花をプレゼントする風習が古くから根付いており、男性が女性にお花をお贈りすること対して、抵抗があるという方は少ないようです。そのため、お祝いや記念日などでなくとも、好きな女性にお花をプレゼントするという男性はめずらしくありません。日本でも、近年、若い男性を中心に、恋人や奥様にお花をプレゼントするという人が増えてきているものの、外国に比べると少ないようです。日本においては、お花を贈る習慣が根付いて100年とたっていないことも原因かもしれません。もともと、日本人は、お花を神仏へのお供え物としたり、華道で自分の世界観を表現するためのものとして用いてきたりしていました。お花を贈る風習が根付いたのは、戦後、欧米の文化が入ってきてからです。

このような背景がありますから、男性が女性にお花を贈ることに対して、躊躇してしまうのは無理もありません。しかし、「好きな男性からお花をいただきたい」と考える女性は多いものです。実際に、あるマーケティング会社がお花に関する調査を実施したところ、男性からお花をいただいたほとんどの女性は「うれしい」「相手を好きになる」と回答したそうです。お花をお贈りすることで喜んでもらえ、自分のことを好きになってもらえるのですから、積極的にお花をお贈りしてみてはいかがでしょうか。

お花をお贈りするなら、女性の好みを反映したものや、相手の方の雰囲気を感じさせるものがおすすめです。例えば、優しい性格の女性なら、やわらかい色合いのピンクやクリーム色などのお花をお贈りしてみてはいかがでしょうか。元気で明るい方なら、鮮やかな黄色やオレンジなどビタミンカラーのお花がおすすめです。

恋人や奥様に愛情を表現するのが苦手だという方は、多いかもしれません。特にお付き合いが長くなると、愛し合っていることが当たり前になり、あえて愛情を表現しなくなるという方も多いと言われています。ときには、お花をプレゼントして恋人や奥様に愛情を示してみてはいかがでしょうか。