母の日の赤いカーネーションのほか、クリスマスやバレンタインのプレゼントには、赤いお花をお選びになる方は多いのではないでしょうか。情熱を意味する赤は、強い愛情を表現するのにぴったりの色ですから、恋人と過ごすクリスマスや、愛情を伝えるバレンタインに赤い色のお花を選ぶという方は多いと言われています。しかし、それ以外にも赤いお花はさまざまなシーンでお贈りできるのではないでしょうか。

例えば、赤は強いエネルギーを表す色とされており、身に付けているとここ一番というときに力を発揮できる色です。そのため、勝利を連想させることから、何かを成し遂げたという方にお贈りするとお祝いする気持ちが伝わりそうですね。就任祝いや当選祝いのほか、合格祝い、就職祝などにも喜んでいただけるのではないでしょうか。仕事に打ち込んでいるビジネスパーソンの方や受験勉強中の方にお贈りするのもおすすめです。なぜなら、赤い色はやる気を促す効果があるためです。赤い色を見ると、自律神経の一つである交感神経が活発になり、血流が良くなり、体温が上昇します。そして、ドーパミンが分泌されますので、モチベーションが向上するという仕組みです。

また、赤い色は大変目を惹く色でもあります。広告の中で、注目してほしい情報は赤字で書かれていたり、赤い図形で囲まれていたりしますよね。注目を集める色ですので、「多くの方に見てほしい」というときにも、赤いお花は役だちます。例えば、開店祝いに赤いお花のスタンドフラワーをお贈りしてみてはいかがでしょうか。お店の入り口に赤いお花が飾ってあれば、多くの方がそれに気づき、「ここに新しいお店ができた」と知ることになるでしょう。

お祝いのムードを高めたいときにも、赤いお花はおすすめです。古くから、日本では赤い色は「太陽の光」や「炎」を連想することから、特別な色だと考えられてきました。慶事で紅白の垂れ幕が飾られているのを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。「赤はおめでたい色」だとされてきましたので、赤いお花をお贈りすれば、お祝いの雰囲気をより一層盛り上げてくれるかもしれません。

赤い色が持つ効果や意味を掘り下げていくと、赤いお花はさまざまなシーンでお贈りできることがわかりますね。赤いお花があると場が華やぎますし、性別や世代を問わず、多くの方に愛されている色です。赤いお花の贈り物は、どなたにも喜んでいただけるのではないでしょうか。